血統予想・コラム

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ターコイズS -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 


重賞昇格後、マジックタイムこそ人気に応えたものの、あと2年、3歳馬が勝った時は、軒並み上位人気馬はほぼ総崩れの展開。

ハイペースとスローの違いでこうなったわけではないだろう。

重賞馬でも全く人気にならなかったシングウィズジョイや昨年覇者のミスパンテールらが、ここから後の活躍に繋げた。

格が低いのではなく、多種雑多なタレントらの選別をするためのレースなのだ。

さて、56になったミスパンテールをどう扱うか。

女王杯はどう転んでもスローなのだから、伏兵が下げた後の大一番。

スピードをフルに活かす戦法がいいに決まっている。

1600-1400-1600の重賞を3連勝。

位置を取れたのだから、不振はない。

勝つなら若い馬だろう。

狙いは4歳でも、フレッシュグループの良血・リナーテ。

来週の有馬で引退の決まっているサトノダイヤモンドの妹だが、ステイゴールド替わりでスプリンターに出た。

いや、それも決まっていない。

前走の東京で32.4秒決め手を炸裂させた才女だが、新馬は京都のマイルだから、一概にスピード一辺倒の差し馬とは言えない。

同時に、上記の覇者たちにはヘイルトゥリーズンの同系配合という共通点がある。

彼女はヘイローの3×5×4を含め、そのいとこのノーザンダンサーに絡む多様なクロスが含まれている。

同系配合どころではない近親交配であり、気難しさの根源はまさにここ。

危うい馬だけに、川田、藤岡康、前走の田辺と、騎手は入れ代わり立ち代わりながら、安心できるパートナーは限られる。

三浦皇成。どう考える。

53の古馬牝馬。有利なことは多く、決め手に取られなければ、スロー見え見えのこの一戦。

兄のように正攻法抜け出しもあり得る。

◎リナーテ

○ハーレムライン

▲ミスパンテール

注プリモシーン

△フローレスマジック、ディメンシオン、フロンテアクイーン

どう狙ってもいいわけで、相手も様々。

オープン馬の前走は問わないので、実績の割に人気薄期待のハーレムラインは、狙い目に思う。

 

レース予想

アーモンドアイの倒し方

読了までの目安時間:約 3分

 


キセキやミッキーチャームは正攻法で素晴らしい内容ではあったが…、敢えて、今の川田騎手だから言わせてもらう。

「ナイスファイト!」

この意味をどう解釈するか。それには、現状の自身の立場を正確に把握する必要がある。

自分より巧い騎手は、生え抜き以外にもいっぱいいて、その中では優遇されているくらいの状況でも、決して、いい環境とは言い難い。

そうではないなら、素直に首を垂れることで悔しさを滲ませるだけでいいが、そうじゃない。

まずまずの仕事ができたと納得すべきだろう。

アーモンドアイに最初に牙をむいたのは、新馬戦で破ったニシノウララ。

各世代に存在する新潟内回り巧者で、ちょうど1年後の500万条件で、同じ1400戦を快勝している。

JCこそ、鞍上の言わんとすることを忖度して「気ままに走った」番手追走ながら、テーマがある中で、新馬戦からスピードレースの流れに合わせて乗ることはできなかった。

完敗である。

以降、まるで他を相手にしない怒涛の快進撃を続けてきたわけだが、歴史上、倒され方には一定のパターンがある。

5連勝以上の秋華賞を含めた三冠戦いずれかの勝者が、故障以外の理由で古馬重賞において敗れた例は、グレード制導入後、

シンボリルドルフ 8連勝→JC③<①カツラギエース>

メジロラモーヌ 6連勝→有馬⑨<①ダイナガリバー>

トウカイテイオー 7連勝→春天⑤<①メジロマックイーン>

ファインモーション 6連勝→有馬⑤<①シンボリクリスエス>

ディープインパクト 7連勝→有馬②<①ハーツクライ>

オルフェーヴル 6連勝→阪大②(①ギュスターヴクライ)

ジェンティルドンナ 5連勝→DSC②<①セントニコラスアビー>

これだけの名馬でも、古馬重賞2戦目以内で土がついている。

アーモンドアイは、未勝利戦から6連勝中。

3歳時全勝は、実はこの中にはトウカイテイオーしかいない。

これもGⅠではマックイーンに、全ての面で完敗。

すでに普通ではない。

先行型が有利な流れは、ディープ同様に、彼女には有利。

「追い込み馬を前に行かせろ」

あとは、適距離外で自滅するしか、展開上の死角は見当たらない。
 
 
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コラム

2歳戦総括<牝馬編>

読了までの目安時間:約 3分

 


グランアレグリアは牡馬扱いとし、ホープフルS後に牡馬勢と一緒に評価する。

というのも、それに最もこれまで接近したダノンファンタジーが、かなり手強い強力な武器を持った面々をなぎ倒すように、ジュベナイルフィリーズを1番人気に応えて、見事に2歳女王になったから、そうするのである。

週末の結果如何で、この2頭は永遠に比較対象として共存するはずだ。

シェーングランツが豪快に差し切ったアルテミスSは、言わずもがな、近年の2歳牝馬戦における最初の重要戦だ。

ペースに関係なく、直後に出番のある馬は好走してきたし、桜花賞を展望しても、人気に関係なく、結果を出した馬が生き残る最初の篩になる。

しっかりと結果抜け出しの早かったビーチサンバが今度はシェーングランツに先着し、そちらもまた、何とかゴール前では上位争いに顔を出した。

流れ一つ。しかし、ダノンファンタジーがいなければ、となってしまったのもまた事実。

クロノジェネシスは小倉から東京という異例のローテながら、それは意外なほど大物が出てくる可能性を秘めたジョーカーのためのステップという証明をするために、クロノジェネシスが不甲斐ない牡馬勢を尻目に、32秒中盤の上がりの決め手を見せて、堂々の主役と互角評価の対抗馬として、本番に臨んだ。

結果、自分の武器を利用されるようにして、引き出しの多さが競り合いでの力比べで半馬身と出たが、出遅れなければなどという内容ではない。力を出し切った。

これにアウィルアウェイなどが混じっていれば完璧なオーダーになるが、相手に関係なく、自分が変にらしさを追い求めるように戦わないという万能性を2歳時点で見せつけたダノンファンタジーが、多士済済の面々を力でねじ抜伏せたのだから、きっと、グランアレグリアは後ろのままとかにならない限り、朝日杯で見せ場は十分作れるはずだ。

シェーングランツにはまだ繊細さがあって馬体を減らしていたが、夏を成長期にしたグランアレグリアは、新馬戦から10月の東京戦で20kgほど体を増やした。

何も恐れるものはない。

これ、以前ならチューリップ賞の頃の本戦上位争い組の完成度に思えるのだが。

 

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