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どこにも頼れるものがない<3歳牡馬戦線予測>

読了までの目安時間:約 3分

 

春のクラシック二冠路線で、大幅な上位馬の入れ替えや新興勢力の登場というのは、決して、レベルが低いから起きるものではないとされる一方、3強が3強と確定された状況で、伏兵の台頭を許した場合、突如として、その世代の勢力図が一変し、生き残りを懸けたサバイバルの様相を呈するということは、歴史上何度となく起きてきた。

おまけに、距離不安を匂わせた皐月賞馬・サートゥルナーリアと凱旋門賞参戦予定だったロジャーバローズが引退してしまったという状況なのだから、あとは2、3着馬の方から…、とはいかなさそうな今年。

ダノンキングリーは早々に、東京への適性なども含めて、毎日王冠から古馬との戦いに挑むというローテを発表している。

ヴェロックスだけで勝負になるのか、否か。

それも神戸新聞杯次第だし、ある意味、サートゥルナーリアを完封すれば、ほぼリーチとなることは見えている。

今そのことを考えても仕方がないから、例えば、福島で快勝のブレイキングドーンや条件馬ながら3勝のオセアグレイトなど、脈ありの別路線組の選定を本格化させていった方がいいのは間違いない。

近年3勝以上で馬券になった上がり馬は<非重賞連対馬の意>、

18③ユーキャンスマイル<10人>

17③ポポカテペトル<13人>

14③ゴールドアクター<7人>

13③バンデ<3人・11.5倍>

10①ビッグウィーク<7人>/③ビートブラック<13人>

09①スリーロールス<8人>

上がり馬では2勝馬でも、フォゲッタブルやレコードホルダーのトーホウジャッカルなど、見どころのある馬はいるが、純粋に、トライアル以外から来た面々は、3勝していないと、そもそも出てこられない。

しかし、抽選さえ突破してしまえば、今後の出世の足掛かりとなる。

その代わり、関西圏のローカル開催か阪神、そうでなければ新潟や札幌を経ていないと来ていない。

中山はセーフだろうが、福島組はラジオNIKKEI賞好走というのが、一つのファクターになるわけだが、勝ち馬の戦績は振るわない。

 

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コラム

グッドチャンスとバッドケース

読了までの目安時間:約 3分

 

北村友一、D.レーン、浜中俊

奇跡的に出くわした運命の展開利。

しかし、ダミアン君の6月末の再ブレイクは、完全に日本競馬を理解した中でのジャックであるから、日本の騎手には、海外遠征などが長期に及ぶ場合の利点であると、このことはしっかりと理解すべきことだろうと思う。

北村、浜中両騎手には、期待の裏返しで、失望が伴う評価が何度となくされてきたが、たまには、いい思いをすることもある。

自分を見失わないことで、名誉を浴したのだから、よくなかったことをいい糧にするチャンスが再び、彼らに与えられたのだ。

アーモンドアイとダノンプレミアム

果たして、安田記念でよかっただろうか。

アーモンドアイは急な方針転換、ダノンに関しては、本当の意味での力試しだったわけだが、ダノンのメンタル面から来る僅かな死角が、連続東京のダメージが明らかに影響したようなロジクライのスタートで全てがおかしくなった。

みんなが傷ついたのは、本当は主役級だった1、2着馬に正攻法で挑めなかったその状況にある気がする。

どうしても、納得できないことがある時、そのほとんどは臨戦過程が妙に出来過ぎであることが多い。

なぜ勝てたのかは強かったからに他ならないが、なぜ負けてしまったのか、はないに越したことはないが、少頭数で勝ちすぎると、案外ダメなものである。

宝塚記念/リスグラシューとその他の構図への違和感

臨戦過程は余裕のローテで、こちらは既存勢力が有利だった気もするが、その違和感でレース史を彩ってきたのが宝塚記念だ。

リスグラシューが勝つための条件が揃っていた、とも言い換えられる。

違和感が宝塚記念の個性なのだから、リスグラシューだけが目立つのが普通で、その他が負けるのもまたいつも通りだった。

唯一、牡馬が勝ち切れない状況も牝馬にガッツがあることも、ずっと前の2歳当時から分かっていたから、これだけは勝負の綾ではないと言える。

とっくの昔に、その辺のラインは曖昧になっていたはずなのだが…。

 

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コラム

新馬戦<8/10・11>ショウリュウハル、エカテリンブルクほか

読了までの目安時間:約 3分

 

札幌近辺はよく雨が降り、本州や九州では競馬場のそばで小雨もなく…。

そういう中で、北海道は芝、以南でダート戦の新馬では、荒れるのは仕方ないか。

札幌1500戦は稍重の競馬。

ポンと出た人気のジャスタウェイ×ショウリュウムーンのショウリュウハルが、しっかりと直線でも伸びきって押し切り。

良血の追っ手を封じた牝馬だけの上位争いは、勝ち馬の1強だった。きっと、差し馬だろう。

ダートは難解な決着。

一騎打ちを制した小倉のサウスヴィグラス・コパノマーキュリーも、直線で豪快に伸びてきた新潟のタガノビューティー<ヘニーヒューズ>も、人気馬の完成度やレースメイクの能力で快走した格好。

時に圧勝馬の飛び出す夏のダート新馬だが、今年は例年以上に、そういう才能との出会いが貴重だ。

日曜は何となく、細かいことが気になる新馬戦ばかり。

良回復の札幌では、恐らく、初めての2000M戦が行われ、人気の武豊騎手騎乗のエカテリンブルクが勝ったのだが、妙に競り強いブラックタイドを印象付けたと同時に、この馬、吉田勝己氏の個人所有馬なのだ。

ざっと調べただけだが、少なくとも中央ではこのコンビで4年半ぶりの勝利となる。

ディープ引退後色々あったはずだが、最近の札幌は、この手の話題が多い。

小倉1200は人気のルーラーシップとカナロアが飛んで、ジャスタウェイのグランドデュークが押し切り勝ち。

父が夏デビューと暮れデビューでここまで違うかというパフォーマンスの差があった。

新潟で注目は、藤沢厩舎のディープ牝馬。

1800のカトゥルスフェリスも、マイルのサンクテュエールも、父似のコンパクトボディーでいささか頼りなさが目立ったが、両者とも、期待に応える仕事を全うできるようになったルメール騎手と共に、無事初戦突破。

スケール感はまだまだ完成に程遠い感じのサンクテュエールということになるわけだが、2頭とも大枠では似た配合であり、使った距離に適性がそのまま表れる可能性も感じられた。

 

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レース回顧

来年の新種牡馬がGⅠ 3連勝

読了までの目安時間:約 2分

 

現役馬を買いつけるような形で、翌年以降にスタッドインさせることを条件に、共同馬主になることや譲渡してもらうというのは、国内でもたまに起こることで、びっくりすることはない。

しかし、アメリカで芝のGⅠを勝ちまくる米産馬を名伯楽チャド・ブラウンが管理し、ダート馬より価値が低めと理解しつつも、それに目をつけて、来春日本での種牡馬入りを取りつけてくるというのは、なかなかに珍しいニュースである。

その名はブリックスアンドモルタル

日本でも活躍馬を出し、日曜日のエルムSで果敢にハイペースを作ったドリームキラリの父でもあるジャイアンツコーズウェイの産駒。

何の因縁か、いや、それがあったからかもしれない。

昨年日本産の米調教馬として当地のGⅠを制し、BCクラシックにも登場したヨシダと好勝負を演じた馬。

が、暮れに1つ勝って、同じガルフストリームパークの新設GⅠ・ペガサスWCターフを返す刀で連勝し、ヨシダを返り討ちにし、アエロリットを沈めた後、未だに勝ち続けているのだ。

GⅡを一つ挟み、東海岸のクラシックコースにおける芝タイトルを連勝し、土曜日のアーリントンミリオン<アーリントンパーク・芝10F>で、ペガサスWCTで負かしたアイルランドのマジックワンドを再び撃破。

これでGⅠ3連勝を含む6連勝。

エクリプス賞獲得へまっしぐらのブリックスアンドモルタルは、ブリーダーズCのどのレースに挑んでくるのだろうか。

ストームバードの3×3というフサイチコンコルドに似た濃厚な配合を施されたこのグラスホースが、本当に日本の芝に適性のある種牡馬になれるかはともかく、興味の尽きない馬と言える。

 

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ニュース

エルムS 流れが向いたモズアトラクション

読了までの目安時間:約 3分

 

グリムが勝負所で上がって行けないとは…。

タイムフライヤーは上手に流れに乗りすぎて…。

モズアトラクションがうまく内を捌いてきたから…。

リアンヴェリテは上手に競馬はしたけれども…。

グリムにはきっと高速競馬すぎたのだろう。

逃げることに成功したドリームキラリを、見事に、動き出しのタイミングで封じ込めたリアンヴェリテと国分恭介騎手は、やれることはやった。

それで負けるのは仕方がない。如何せん、この馬には縛りが多すぎる。

が、よく考えると、3走前の栗東Sで1:22.9で駆けているのだ。

1400以下出走が一度しかないマルターズアポジーだから、逃げ負けするのは仕方ないか。

菱田騎手が怯んだわけでも何でもない。馬の名誉にかかわることだから、これも納得するしかないだろう。

そういう展開だから、筆者推奨のモズアトラクションや不器用すぎる巨漢・サトノティターンなどにも勝負の流れは向いていた。

しかし、スタートはまともで、追い上げもスムーズ、尚且つ、縦長になることは見えていたけれども、ここぞの康太騎手の度胸は、やっぱり頼りになるなと思った。

高速馬場だから外に出さなかったのではなく、いつも以上にスムーズに事が運び、眼前のグリムの手応えが怪しい。

それでも、自分が勝てそうな流れを他に奪われないために、器用ではないけれど、思われるほど揉まれ弱いわけではない彼の良さを理解しながら、スムーズに馬込みを捌いて勝ち切ったのだ。

展開上もそうだったが、人馬一体の競馬で、先行型があまりに多すぎたこのレース。

結果は1:41.9で、そう乗らないといけなかった思える流れに見えるが、敢えてそうしなかった勝ち方は、実に価値がある。

ようやく差せる馬になったハイランドピークと共に、この夏の得た経験を、今後もフルに活かしていきたい。

馬単で 14,490円 的中した当ブログの予想記事はこちら

 

レース回顧

関屋記念 ~ ミッキーグローリー、重厚な終いの脚で制す

読了までの目安時間:約 4分

 

完全にソーグリッタリングとミエノサクシードの競馬になっていたのだが、あの脚は一体なんだろうというくらい、ミッキーグローリーの重厚な終いの脚は圧巻であった。

グイグイ攻める逃げを決めたマイネルアウラートと野中悠太郎騎手のガッツも見事だったが、そんなことなど気にも留めずに、悠々後方からの競馬。

今更ルメール騎手を褒めても仕方がないが、200勝が当たり前だったころの武豊騎手の姿が、3角のポジショニングから思い起こさせれた。

直線で必死にミッキーグローリーの壁になり続けたディメンシオンの戸崎騎手も、外に出されてからあんなにいい脚を使われてしまっては…。

それはサラキアもキレなかったケイデンスコールも同じだろう。

実は持ち時計のアドヴァンテージが結構あったミッキーグローリーのことを、仕上がりはまだそれほどではなかった中でも、ルメール騎手はファンの期待した以上に、勝機濃厚と見ていたのだろう。

焦って最後は外に出したのではなく、その前でじっくりエンジンをかけていって、ギャロップに入ってしまえば、誰も敵わないだろうという確信めいたものが見えた。

1:32.1は昨年のプリモシーンほどではない勝ち時計ではあったが、一時期ほどはハイラップにも強烈な決着タイムにもならない関屋記念。

加えて、ようやく馬場が速さを求めるコンディションになってきたくらいの芝の質から、長雨や低温の影響も少なからず、生育面に影響していると考えられる。

ドナウブルーのレコードには及ばないが、時計の価値は例年以上のものがあるだろう。

ステイゴールドの仔ということ以上に、瞬発力勝負に少々不安のあったミエノサクシードは2着。

前走の内からの抜け出しを図った惜しい内容に引き続き、何かがハマると一発のある父の良さを証明するように、接戦ではソーグリッタリングの渋とさを封じて見せた。

阪神外回りが得意な馬というのは、それはディープも同じで、関屋記念で好走しそうな条件は揃っていたのだが、ディープの仔ともキンカメのこともあった。

人気になっていたロシュフォールが、サラキアやケイデンスコールと同様に、上がりや時計面の不安で絶対的な適性に死角があったことを示したのとは反対に、本当は平坦の新潟がベストの可能性を示したミエノサクシードは、遅い段階での新境地開拓に成功したと同時に、一族の一番馬になれたはずのファインモーションが、結局、その血を残せなかった分も、しっかりと仕事することが求められる重要な役割が、新たに生まれたことになる。

6歳の夏。早熟馬ばかりがもてはやされる時代に、一矢報いた元最強世代の面々の執念に、皆が熱くなった。

ロードクエストあたりもいい感じで競馬ができていたが、時計勝負の不安もあったが、31.9秒で追い込んだことなど一度もない。

スワンSのあの強烈な追い込みだって、終いは34秒台だった。新潟2歳Sは、コース取りの妙もあっての32.8秒だ。

どの馬も他場よりは1秒速く上がれるから、時計も更新できるわけだが、キレるロードクエストは案外、末恐ろしいものがある。

言わずもがな、彼も6歳馬である。

 

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レース回顧

関屋記念(2019)予想

読了までの目安時間:約 5分

 

行きたい馬が今年は少ないが、1400ならば平均ペースくらいは作れるトミケンキルカスが、ここに来て平地に再登場のマイネルアウラートに乗っていた柴田大知騎手の騎乗とあって、出てきた以上は形作りに拘るように思う。

その行きっぷりや誰が引っ掛かるかで展開は大きく変化するだろうが、多頭数の競馬になるから、極端なスローもハイペースも考えづらい。

久々登場の実力馬。

かつてはカンパニー、その前は右回りコース時代のブラックホークなどがいたか。

休み明けではレインボーペガサスも勝っている。

中距離戦などでキャリアを積み重ねてきた重賞馬が、満を持して、得意条件(と想定される)のマイル戦・関屋記念に挑む構図は、狙いを定めてここから本格的にマイルのトップグループ挑もうとしつつ、勝ちに来た昨年のプリモシーンのような馬に、実にやりやすい条件が整っている。

直線平坦に魅力の馬もいたりするが、今は、左回りへの適性を重視しての参戦も多い。

プリモシーンも東京で勝ち上がった馬だったから、ヴィクトリアマイルなどを展望した時点で、ここを使うのはそのステップとしてそもそも最有力だったのであろう。

その実力馬・ミッキーグローリー。

カンパニーと同じ、6歳夏に休み明けで、昨秋のGⅠ以来の実戦復帰となる。

スパートのタイミングは、福島でも中山でもペースを考えて合理的な動きで正攻法の差し切りだったことでも、あまり難しいということはないタイプ。

休み明けの新潟で、じっくり動き出しても相応の反応が期待できる馬である上、鞍上に関しても、流石に一時期不体裁続きだったルメールではないことを証明した先週のこともある。

同じく休み明けの東京1800で昨年は負けているが、中山の初重賞挑戦の時でも普通の差しを選らんだのもルメール騎手。

マイルCSの極端な追い込みは相手関係も影響したが、夏に頑張りすぎた後のテン乗り騎手との初GⅠ。

ただ、キャリア12戦ということ以上に、馬は若々しく、その時が自己最高の554kgだった。

同厩の先輩・ブラックホークは、同じく骨折明けのレコード決着で、ベストではないだろう530kgで叩かれ2着後、最高体重の534kgで暮れのスプリンターズSで初GⅠ制覇。

1年半して、7歳春の安田記念も528kgで好時計勝ち。

かつてクマのような馬…、などと形容していたブラックホークを国枝調教師は、名馬にまで育て上げた実績がある。

これほどの強みはない。

デビューは新潟、3歳時もここを使って勝利。今回も含め、ミッキーグローリーは全てマイル戦を使われることになる。

ある種の死角である時計面の不安も、いい頃に1:32.4を中山で記録しているくらいで、昨年の勝ち時計である1:31.6ほどは速くならないだろうし、あのマイルCSでの上がり最速の追い込みもある。

実は今まさに強くなっている状況にあるミッキーグローリーの死角は、今回に関してはとても少ない。

フロリースカップ系の中では、GPホースを送り込んだサンキストの系統は、平坦巧者を数多く出したヒンドバースのラインに今それほど元気はないものの、メイショウサムソンが活躍してからは、母メリッサ、弟カツジなどを出したアイレバースの系統も、存在感はそれなりに示している。

おまけに、母父ホワイトマズル、母母父トニービンが、共にイタリアの軽めの馬場で適性を示した、欧州型のなかでも変わり種の競走馬だったことが、直線平坦の京都やキレが求められる東京で強いなどの種牡馬成績に影響した面は大いにある。

ミッキーグローリーはディープの仔で、それなりの瞬発力はあるが、母だって決め手はピカイチだった。

タイプ的には東京より京都のマイルが合う。

彼と同じく母がスプリント重賞勝ちのロシュフォールなど、何だかちょっとズレてる感じの馬は、多少人気過剰でも、きっちり押さえない。

その反面、上がりがそれほどは強烈ではないケイデンスコールは、適性は買っても、古馬の時計勝負のマイル重賞で厚めに押さえるのは控えたいところ。

◎ミッキーグローリー

○ロシュフォール

▲ロードクエスト

注サラキア

△ソーグリッタリング、エイトシャイデン、オールフォーラヴ

 

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レース予想

エルムステークス 血統予想 ◎はモズアトラクション

読了までの目安時間:約 3分

 

心配の雨はそれほどの量ではなく、回復度合いの方が気になるといった状況。

しかし、蝦夷梅雨が当たり前になっているような最近の札幌開催は、エルムSの週あたりから、毎度雨に降られる。

高速決着も増え、函館とのコネクションは少し弱まっている。

求められる資質が変わってしまうからだろう。

◎モズアトラクション

○グリム

▲タイムフライヤー

注リアンヴェリテ

△テーオーエナジー、ハイランドピーク、レッドアトゥ

ドリームキラリに加え、満を持してダート重賞参戦のマルターズアポジーも登場。

そこに有力馬が先行勢に加わってくる以上、GⅠ級の先行型以外は本命にしづらい。

だからって、突然走るようになったモズアトラクションも過剰人気が怖いわけだが、芝で勝ち上がれず、ダートの古馬の条件戦で初勝利のような馬だから、最初のオープン戦2回の大敗も、阪2000は完敗ながら、京都の方はインから結構伸びていた。

深追いしなければ、という時の康太騎手は面白い。

前回も中身の濃い追い込みだった。

一応、ダンスパートナーの一族で、二冠馬リアルクワイエットと伍して戦ったヴィクトリーギャロップを夏に立て続けに破ったコロナドズクエストが母父に入ったことで、芝のA級馬を配された兄弟はダートでしか勝っていない。

マンハッタンカフェが父で母父同じのアメリカズカップのダート適性がまるでなかったことは、かなりの不思議。

また、それがフォーティナイナーの系統だから、リボーの血がネックになり、母の代ではクロスするものの、セントサイモン色の弱いハイペリオン偏重のジャングルポケットが父だから、癖は強くても、あるきっかけを境に爆発的に能力を発揮したタマモクロスやセイウンスカイも大枠では似た配合であり、豊かなスピードを背景にレースを制する底力型に育って不思議ない。

前述の母系の底力も大きい。また強くなった、そう思わせる晩成型らしい姿を見せてほしい。

 

レース予想

平成の出世レース・結果が全てのローカル最高格競走

読了までの目安時間:約 3分

 

エルムS

18③ミツバ⑤アンジュデジール

17①<18④>ロンドンタウン

12①ローマンレジェンド☆<②エスポワールシチー>

10②オーロマイスター

09④トランセンド<新潟1800>

関屋記念☆

14②ダノンシャーク

13②ジャスタウェイ

07①カンパニー☆

北九州記念

17⑤ファインニードル☆

15②ビッグアーサー

札幌記念☆

16①ネオリアリズム<②モーリス>③レインボーライン

<14②ゴールドシップ>

<13⑤14⑧ロゴタイプ>

12④ハナズゴール

11①トーセンジョーダン

10④ヒルノダムール

<09②ブエナビスタ>

06①アドマイヤムーン☆

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札幌記念は特別格のGⅡという扱いなので、当然、斤量設定から賞金まで準GⅠ級ということでハイレベルなメンバーが集まるから、出世率は高い。

そもそも、この辺りから本格的に各路線や世代のトップホースが3歳も含め、ガッツリ当たる場面が増えていく頃。

それは札幌記念だけでなく、たまに3歳馬の期待される注目株が登場する芝の2戦も然り、充実の路線かを判断するに相応しいメンバー構成になるエルムSも、気づけばGⅠを勝てる馬を送り込む重要戦に数えられる。

即ち、中央場所のGⅠ前哨戦などと、この4重賞はあまり違いはないのである。

小回りで1角までの距離は長いというのは、中央場所の非根幹距離戦と同じレイアウトになる札幌記念は、エアグルーヴが登場した時期にGⅡに昇格すると同時に、馬場質もかなりアップした。

かつての函館記念ほどではないが、今は中央場所とも1秒ほどの差しか生じない。

新潟も小倉も、強烈な時計ばかりが出る馬場ではなくなったので、その辺りは補正され、消耗度合いは少なくなった。

春に結果を出せなかった馬にとっては、とても重要なステップになるので、ファンの気持ちの高揚に合わせるように、その内容で秋を占うことは十分に可能だろう。

今年も楽しみな季節が訪れる。

尚、エルムSは少しズレている面が、中央のGⅠより地方交流のタイトル戦に向く適性を求め、その通りの結果を導く傾向はある点は留意したい。

 

コラム

2019サマーシリーズ展望

読了までの目安時間:約 3分

 

ざっと、ここまでの勝利者を列挙しつつ、振り返っていく。

しかし、現状で読み切れる要素が乏しく、何となく今の雰囲気から読み解くしかない状況にある。

スプリント

函館S カイザーメランジェ

CBC レッドアンシェル

アイビス ライオンボス

トップ:カイザーメランジェ 11pt

マイル

中京 グルーヴィット

2000

七夕 ミッキースワロー

函館 マイスタイル

小倉 メールドグラース

3者とも暫定トップ

騎手

江田照男<函SS>

福永祐一<CBC>

菊沢一樹<七夕賞>

田中勝春<函館記念>

松山弘平<中京記念>

田辺裕信<アイビス>

川田将雅<小倉記念>

トップ:福永祐一17pt

展望

スプリント戦線に関しては、函館スプリントがああいう形で消化されたので、アイビスサマーダッシュから本州に転戦する組が事実上の最有力。

しかし、アイビスもライオンボス以外が、1からやり直し状態だから、北九州記念参戦でセントウルS勝ちみたいな馬に有利。上がり馬にもチャンスあり。

2000Mはとりあえず2戦以上して、新潟へ行けという感じで、驚異的なメンバーが集まりそうな札幌記念を函館か福島を使った組が勝てるとは思えない状況で、これも本州組有利。

小倉からはアイス2頭を推したかったが、共に着外で…。

クリノヤマトノオー、タニノフランケルは2戦消化している小倉掲示板組で、今のところはこの2頭が3レース勝者のライバルだろう。

マイルは基本的には中山で勝った馬が有利。

中京記念は例年より力のある馬に有利だったから、グルーヴィット以外は京成杯AH勝ちが条件。上位組は皆有力だろう。

川田将雅の季節になりそうな小倉記念の圧巻の内容から、福永騎手に一歩先を譲るも、GⅡ2戦を前に、再来週から複数の対象レースを当日開催になる前に勝った騎手に、今年も凱歌が上がるか。

面白いのは、関係ないところを勝ちまくる田辺騎手のポイント加算とこの後一気の加算も期待される北村友一騎手やルメール騎手だろうか。

それぞれに独特の爆発力があるので、短期決戦では一気の勝負ができるタイプだ。

 

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