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悪いことをしたわけじゃないけど…/ドバイ中止の予後

読了までの目安時間:約 3分

 

競馬関係者は、競走馬の特に、脚部に故障を発症した際に獣医師の診断を見聞きするから、予後という言葉には過敏に反応してしまう。

無論、レースの格に関係なく、その体調の良し悪しも両面で影響を及ぼす大きな故障に、関係者ならずとも、ファンだって心を痛める結果を予期する言葉でもある。

 

その予後という熟語は、不良と続かなかければ、悪いことを指す意味合いを持たない。

あえて、この言葉を使っていこうと思った。

医療に携わる人にとっては、ごく当然に、特に大きな手術の後などに用いられる言葉。

頑なに目と耳を閉ざすような、危機を感じさせる予言めいたものではない。

 

敢えて…、というならば、ドバイWCを開催しなかったという大手術は、結果的にでもないにせよ、その予後は現状マイナス面は大きく見当たらず、関係者がコロナウイルスに感染し、その特殊な症状を呈したという話も聞かないから、良い悪いならば、良い方の類に入るだろう。

いつまで経っても、状況がいい方向に進展しないから、パンデミックの主な原因については政治決断と民度の悪辣な順に、予後が明らかに悪化の一途を辿り、よからずと結論付けるしかない。

 

譬え、大ナタを振るっても、悪いことが起きそうな確信めいた根拠があるからこその措置である以上、犠牲者はつきもので、死ぬことはなかったが、ルメール、古川両騎手は、個人商店を休業する羽目になった。

また敢えて…、本来の予後不良の適当な表現に相応しい状態である、にっちもさっちもいかない最終局面のまさに瀬戸際と言えるものは今何かと考えたならば、それは至極単純、客商売の競馬興行が全く機能していないがために、利用者側に一方的にかかるコロナストレスだ。

騎手だって罹患の可能性は大いにあるから他人事ではないが、最善策が最良の選択となるのかさえも見通せない状況で、高松宮記念までは開催できたが、クラシックレースはおろか、開催をできるという保証さえまだ何もない。

予後は経験則の下、客観的に判断した結論となり得るが、この事の展望は何も見通せていない。

中央、地方の組織体系がこれを機に、劇的に変化する可能性もある。

 

コラム

苦渋の火曜順延【注:出馬表の内容を変更】日曜中山の続行競馬

読了までの目安時間:約 2分

 

3回中山2日目の無観客競馬は、2Rの前から降り出した雪が強くなったため、3Rの発走に遅延が発生すると同時に、芝コースにも積雪が確認されたことで、通常の開催も難しい上に、視界があまりにもひどくなったために、残る10レースの施行を中止。

事前の前売り総停止の時点で、様々、その施行の方法を準備していたはずだが、結果的には最悪の展開となり、続行競馬は月曜日ではなく、翌々日の31日(火)に、投票をし直して出馬表の内容を変更した上で、行われることとなった。

 

続行競馬は冬季に多いが、昨年春の雹による特別戦と最終レース中止の東京競馬のようなこともあるから、中山牝馬Sの時のように、何とかなってしまう場合もある一方で、今後こういうケースは頻発する可能性も感じさせた。

中央競馬の主要4場における、春の雪による順延は異例。

98年3月1日の2回中山2日で2R以降が順延、翌2日にメインの中山牝馬Sなどが行われた時以来ではないだろうか。

 

おまけに無観客での競馬が行われるような状況。

一斉にスタッフやバイトなどなどをかき集めての雪かきなど行わなければならない状況にしてまで、レースを施行するというのも難しいから、絶対にレースができるだろう火曜日に移行することが決められたのではないだろうか。

3日間開催が金土日と極めてイレギュラーに組まれた翌週、今度は急遽、火曜日の開催が発生。

 

もはや有事下にあって、変則開催も同時進行となれば、感染蔓延による開催不能を防ぐべく、騎手を金土缶詰めにする従来の手法を、一旦分散しての管理とする等の策に切り替えるくらいの柔軟性が主催者には求められる。

 

ニュース

高松宮記念 2020 回顧【モズスーパーフレア】意外過ぎる舞台設定での戴冠

読了までの目安時間:約 5分

 

全くもって、よくわからないレースになってしまった。

また挟まれたのではなく、今度は自分が挟まれたダイアトニックには、何とも言えない部分があって、ご愁傷様としか言ってあげられないわけだが、クリノガウディーだけが見事な幻惑の逃走劇を決めたモズスーパーフレアを、ただ唯一追い詰めてきたという構図は、もはや、重馬場でなければありえなかった展開だろう。

皆が騙されたような展開で

これまでずっと、軽いレース向きに思われていたモズスーパーフレアは、34秒台の先行策であまりにも簡単な競馬にできたというか、皆が騙されたような展開で、実力派のセイウンコウセイらが後続を封じるような番手追走をしたことで、完全に外差しのイメージで乗っている差し馬勢の騎手には、追っていく手はないという隙を生んだ。

よく考えると、筆者の読み通りだったという展開ではなく、スプリンターズSで示した絶対的能力を踏まえていれば、誰かが追いかけていくだけでは到底及ばないスピードスターであることからも、雨上がりというファクターさえ、目くらましには役に立った感はある。

 

しかし、冷静にレースを振り返ると、まずセイウンコウセイが今一つの追撃だったのに対し、最高の強襲の流れを作ったクリノガウディーの伏兵の競馬に対し、しっかりと準備を整え、前走から挑んだ好位抜け出しの策で万全の競り落としの形を作ったダイアトニックは、ようやく前の2頭に追いついたところで、外から内に併せに行ったクリノガウディーの気の焦りに翻弄されて、モズにさえも絞られて、一旦ストップ状態だったから、ダイアトニックに加え、恐らくイメージ通りに乗れたと思う池添騎手のグランアレグリアとの際どい争いに展開していたことが推測される。

 

見たまんま、前日の日経賞の両者真っ直ぐ走らずで降着なしとは違い、惜しくも何ともないスライドアタックだったから、勝ててもいないし、2着でも本当はなかったはずのモズはゴール寸前まで粘らずとも勝ったことは分かっていたし、相手がダイアトニックに代わった時には、歴史的豪脚での戴冠もあっただろうグランアレグリアも残念。

勝ったのに残念、上々の古馬初戦の桜の女王も切なくなって、ダイアトニックはもっと哀れに思えるGⅠである。

それも降着の持つ無念の情があふれる結果の究極形を、この如何ともしがたい史上初の大舞台で目撃するのが、どことなく、自然な流れなのだと悲しささえ覚えた。

戦い続けることによって培われたタフさの積算

しかし、言い換えねばならないのもまた真実。

実力の通りに走ったモズスーパーフレアは、本来の実力を消してでも、戦い続けることによって培われたタフさの積算により、意外過ぎる舞台設定での戴冠となった。

もっともっと評価されるべき天才的なスピードの持ち主であるグランアレグリアの底力は、桜花賞を勝つだけのものに止まらないことが証明された。

ダイアトニックは、そうした名牝たちに伍して戦える、ロードカナロア産駒史上最強の牡馬となれるチャンスを今回得た。

クリノガウディーには、至上命題である上手に競馬をするテクニックがようやく備わってきたが、グランアレグリアがいると燃えるだけの男でないことを、今後は示さないといけない。

世相を反映するような理不尽な結果も、競馬ではよく起こる

こういう不思議なレースがときたま展開されるのが競馬である。

誰も何も自由にできない時に、そうした世相を反映するような理不尽な結果も、競馬ではよく起こる。

感動のGⅠ初戴冠がモズにもガウディーにも訪れなかったから、今回は見た目よりずっと凡戦と結論付け、またこの豪華な組み合わせでのマッチアップに期待である。

今回走らなかった5歳のトップホースは、半端な馬場と外差し馬場の影響で楽逃げできたライバルに翻弄され、持ち味の総合力勝負向きの才能を全く発揮できなかった。

どうせなら、雨が降った中での競馬の方が、もっとまともな結果だったのかもしれない。

それもまた、世界の空気感と驚くほどに比例したものである。

 

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当ブログの予想
◎モズスーパーフレア→△グランアレグリア
単勝3,230円(9番人気)
馬単26,540円的中

 

レース回顧

高松宮記念 2020 予想=道悪実績を重要視せず【モズスーパーフレア】を推す理由

読了までの目安時間:約 5分

 

4年前は、雨が降るはずがどんどん予報が上方修正されたため、信じられないほどの高速馬場になった。

馬場質はその時と大差ないだろうが、今年はしっかりと事前に雨が降る上に、開催日前日の土曜にも芝のレースが多く組まれる。

これに合わせて、ルメール以外フル参戦となって、三浦、ヒューイットソン両騎手のレース参戦が取り消しになったとか、コロナ関係のゴタゴタも影響し、意外と混戦模様を呈している。

このレースと相性抜群の福永騎手など、ディフェンディングチャンピオンとのドバイ参戦が立ち消えたら、今度は秋の王者への騎乗依頼が舞い込んだ。

しかし、このようなビッグアーサー的鞍上強化の実績は、案外はかばかしくはない。

その日競馬場にいる騎手からの変更で成功した例は、特にテン乗りではこれ以外に見当たらなかった。

 

ダノンスマッシュのような奇遇も、馬場読みでのフィット感も、かえって、GⅠを勝っていないという死角が相手の多角化により、どう影響するのか。

少なくとも、スプリンターズSよりタフなマッチアップである。

だからこそ、基本的なスピード能力を問うべき一戦という解釈の方が、しっくりくる。

あえて、道悪予想でも快速中の快速であるモズスーパーフレアから入りたい。

 

いっぱい道悪の歴史があって、スプリンターズSとも合わせて、スプリントGⅠにおけるこの手の事象の分析を行ったが、結局、GⅠになったらそもそもプラスアルファの能力が求められるから、道悪実績などあまり重要ではないのである。

実質的な道悪の経験も遅い時計の決着に対応したような好走実績もないモズスーパーフレアは、直ちに用なしの貧弱な女馬とはなりえないのだ。

 

昨年は連続して快時計を叩き出した上に、中山で勝って中2週後の競馬。

同じ歳のアーモンドアイがそうであるように、毎度全力で走れる能力のある牝馬というのは、得てして、休息を要する性質を孕む。

自慢の全速力を前半から繰り出しつつ、上がりが掛からないことも条件という馬だから、結果として、勝ちタイムが速い時こそ自分の出番となるわけだが、実は単純で、上がりが掛かってしまえば、いくらでも差し馬にチャンスを与えてしまうのだから当然の事。

モズスーパーフレアだからダメなのではなく、先行型の馬に、遅い時計は不利なのだ。

 

にも拘わらず、このレースのコパノリチャード、スプリンターズSのカルストンライトオ、アストンマーチャンらが、あれだけの極悪馬場で逃げ切ってしまったのか、粘り込んで見せたのか。

理由は全く同じ。自分も走りづらいが、みんな走り切れないから、本物の先行型を追い込めないのだ。

モズスーパーフレアは不利な条件でこそ、本当の実力を発揮できる。それが、スプリント戦の本質なのだろう。

故に、道悪の実績が重要とはならない。

 

そもそも、左回りの実績と血筋の根幹部分を成すゴーンウェストやダンチヒの存在など、死角ばかりが目立つ馬。

消す理由など山ほどある牝馬には、それと同じくらい、ここに出てくるだけの存在価値を感じさせるに十分な記録がある。

12.0-10.5-10.7(33.2)-11.1-10.9-11.8(33.8)→1:07.0

中山1200<稍重> セプテンバーS

 

コパノリチャードは厳密には逃げ切りではないが、前走で33秒台の3F通過から、1:20.7で阪急杯を逃げ切り圧勝。

カルストンライトオやアストンマーチャンも、平坦ながら、歴史的快速タイムを刻んだ実績の持ち主。

どの馬にもそれ相応の持ちタイムというのはあるが、タワーオブロンドンが復活して、ダノンスマッシュも中山で一気に時計を短縮したところで、そこには必ずモズスーパーフレアがいて、その記録がついてきたという経緯がある。

戦略が淡白なようで、潔くまた爆発的な才能は、GⅠでこそ本領発揮だろう。

前走の外差し馬場で、今までになく、遅い時計の決着で粘り込み、ゴール寸前での先頭交代であった。

実は、道悪への適性を秘めた馬なのだろう。

前述の記録は稍重。金鯱賞の週の馬場を考えたら、同じ稍重となれば、セプテンバーSの再現も可能かもしれない。

 

◎モズスーパーフレア

○タワーオブロンドン

▲ステルヴィオ

注ダノンスマッシュ

△ノームコア、グランアレグリア、シヴァージ、ナックビーナス

 

レース予想

日経賞 2020 回顧【ギリ良馬場なら長い距離OK】を証明したミッキースワロー

読了までの目安時間:約 3分

 

馬場が悪い上に、ヤマカツライデンやガンコという先行型に加え、ソウルスターリングという本質ではもっと短いところに向く馬が登場したから、勝負所も緩みがなく、少し行儀のいい競馬を出来過ぎたエタリオウも本質は長く、渋馬場向きのタフなタイプが上位を占めることになった。

 

直線の伸びは1、2着の2頭が目立ったが、これも馬場適性や中山などローカルチックな右回りへの適性で、本質的な適応可能距離を越えても踏ん張ったスティッフェリオは、田辺騎手にいかにも合いそうなわんぱく君で、中団で折り合った収穫はある。

相手関係で天皇賞(春)も好走の可能性を残した。

 

ふらつきの目立つ人気の好走2頭は、現状は、キャリアや体調面など、競馬に対するスキルだけではない総合力で、ここではミッキースワローがモズベッロを上回ったという感じだったが、どちらも我が強いタイプで、モズベッロはなかなか池添騎手が追いにくそうにするなど、スティッフェリオ以上にまだまだ内面的な課題を残した雰囲気が目立った。

 

ミッキースワローがこれまで長い距離でダメだったのは、単純に、京都の大きな回りでも中山の有馬記念でも、溜めを利かせる競馬に持ち込みづらい雨馬場のGⅠ戦だったことが影響してのペケであったから、ギリ良馬場でこの程度の相手なら、前走の不遇の馬券外敗走の名誉回復には十分な巻き返しは可能だった。

一方、スケール感で恐らく、父ディープブリランテ以上の何かを秘めるモズベッロは、軽いレースではないところで結果をしっかり残してきたから、重賞を制して、3度目の正直と言わんばかりの中山でついに好走したことを自信としたい。

 

こちらはまだどこかにハンディキャップホースの気配があったから、前走の素晴らしい内容に反し、気性面などの要素も含め、課題ばかりだったから過剰な支持は集めなかったが、走らずしての2着である。

気持ちが乗っているうちに、大きな舞台を踏ませてあげたい。

 

レース回顧

日経賞 2020 予想【ミッキースワロー】敢えて、中山2500巧者説を説く

読了までの目安時間:約 3分

 

右回りの中距離重賞ではかなりの頻度で注目してきたミッキースワローが、一昨年の有馬記念以来、久々にコーナ6つの競馬へ参戦。

振り返るとそれは散々だ。

菊花賞では楽々皐月賞馬をパスした圧巻のセントライト記念直後の一戦であり、不良馬場ながら、終始スイッチが入りっぱなし。

馬の気のままに走らせる鞍上が、強引に抑え込もうと必死になる姿が、久しく見られた貴重な一戦。

次がJC激走5着直後の有馬記念で、翌秋の話。

変なところをついたせいで、見事にトラフィックにハマった逆七夕賞現象の札幌記念を経て、諸々展開不適の完敗。

 

雨は苦手というが、エプソムCの壮絶な惨敗も直後に一変となった七夕賞も馬場は同じ稍重。

連勝といっても、デビュー戦5着後に3歳同士での記録であり、実質皆無に等しい。

あの雨のAJCCで、壮絶な死を遂げたマイネルフロストに最も進路を邪魔されたのがミッキースワロー。

毎度毎度、目先を変えていくようなレース選択の連続であり、いつも前走との関連性が薄い馬だけに、中山2200巧者説が尚も燻ぶる中、敢えての2500巧者説を説いてみたくなった。

 

そもそも、中距離重賞で頭打ちになって、ローカルに転戦した馬である。

自慢の決め手はGⅠ入着級で、その実績もあるが、本質はテレンコそのもので、いつも何かのきっかけを求めているような馬。

あのサウスポーのユーキャンスマイルが、進路取りが全ての馬であることが先週の阪神で証明されたように、上手に競馬をしたことが結果に繋がらなかった前走の不遇を何倍にでも取り返せる条件が、この特殊な舞台に詰まっているようにも思う。

一瞬の決め手、気難しさ、捲りの戦略。グランプリハンターとなったステイゴールドの仔とよく似ている。

そうなれば、ノリ騎手が乗っていたエタリオウも、実績から推さないわけにはいかない。

どっちも似た者同士だが、わずかに器用さでミッキースワローが上回っている気がする。

こちらには時に、相手に並ばせない破壊力があるのも魅力だ。

 

◎ミッキースワロー

○エタリオウ

▲サトノクロニクル

△アイスバブル、ウインイクシード、サンアップルトン、レッドレオン

 

レース予想

高松宮記念【データ】乗り替わり / メンバー中最速タイム など

読了までの目安時間:約 3分

 

乗り替わりでの勝利

GⅠ昇格後24回で、

セイウンコウセイ

ビッグアーサー

コパノリチャード

アドマイヤマックス

サニングデール

ビリーヴ

ショウナンカンプ

シンコウキング

 

全体の1/3は多い方だろう。

ただ、積極的な鞍上のスキルでGⅠで勝負懸かりの縁を断ち切ったような変更で成功したのは、テン乗りに限定するとビッグアーサーだけ。

元に戻っただとか、色々と主戦が乗れない事情があっただとか、微調整などがしっかりと整った形が重要であり、そんなに簡単に安易な鞍上の変更は意味がないという傾向が出ている。

となると、歓迎の材料ではないことは明らかだ。

速さの武器(最速タイム)

①メンバー中最速タイムの持ち主の勝利

ファインニードル

ビッグアーサー

ロードカナロア

キンシャサノキセキ

サニングデール

ビリーヴ

ショウナンカンプ

マサラッキ

フラワーパーク

極端な馬場でない限りは、スプリントGⅠなので時計は大事。人気との兼ね合いがポイント。

 

②重賞を2度以上、前半33秒半以上の展開から4角3番手以内で勝利

なし

ハイペースを作るより、それを追いかける持続力の方が重要。

単調な馬ではなくなったことを証明する舞台と考えたい。

 

③重・不で逃げ切りのあった馬<マイル以下の実績に限る>

セイウンコウセイ

サニングデール

ショウナンカンプ

フラワーパーク

速さを道悪で見せつけた実績は重要ではない。馬場適性はともかく、再現性に乏しい実績。

1200初挑戦<連対>

<19①ミスターメロディはダ1200、1300に連対実績あり>

14①コパノリチャード

07②ペールギュント<①スズカフェニックスはダ1200に勝ち星あり>

06①オレハマッテルゼ②ラインクラフト

00②ディヴァインライト

 

隠れサウスポーやマイラーが大半も、基本的には1400重賞で結果を出していないような馬は用なし。

マイル未満1戦のみのペールギュントは、そこが古馬初挑戦、休み明け、ダービーからの大幅短縮、重馬場のスワンS完敗で、例外中の例外。それも実績と言えば、そうなるが。

 

レース予想

春の悪夢【競馬vs新型コロナウイルス】ドバイ国際競走、マーフィーはどこへ?現象など

読了までの目安時間:約 3分

 

馬にこそ直接の影響はないとされるcovid-19だが、競馬界におけるコロナ禍最初の事件は、日本で起こった。

それは2月の末、地方競馬から始まった無観客での競馬開催の実施であり、それに慣れ始めた頃、歴史に則した権威を誇る欧州圏では未曽有のウイルスパニックへと発展した。

アジア圏から拡大したこともあり、春の祭典であるドバイ国際競走開催の可能性は、これにより、もしかしてなくなってしまうのではという状況にまで進展し、ペルシャ湾の対岸で大流行となった新型コロナウイルスによる感染症の拡大が、UAEでこそそこまでの流行ではなかったものの、行政としての判断は開催に対する極めて×に近い△を提示、救済措置となる特別ビザ発行も競馬関係者に対し、当初はしっかりと実行されていたのだが…。

ダート大国であるUSA組は概ね到着も、本国が大変な状況になり、ニューヨークは街の体をなさなくなった。

元の感染拡大地域に近かった香港でも、出入国に大きな障壁が生まれたため、日本馬にも多く騎乗予定だったモレイラ騎手は、居残りを決めた。

そんなこんなで、あと10日というような時期に差し掛かり、日本からはとりあえずルメールだけは…、と早期現地入りを果たすも、いよいよ国外への移動もままならないとなって、今度は芝競馬の主であるA.オブライエン厩舎の一団の総撤退が決定。

事実上、これでゲームオーバーであった。

変なところでは、マーフィーはどこへ?現象まで発生した末に、日本の中央競馬がひと開催無観客で完走するのを待ってかは知らぬも、とうとう日曜の夜に、正式にドバイワールドカップ等一大競馬イベントの開催そのものを、今年は中止にすると主催者が明らかにした。

よりによって、オリンピックイヤーに賑わってしまったサイドストーリーが、開催意義そのものを左右する事態に至ってしまっては、恒常的に開催が行われている競馬に、少なからず負の遺産を残すことは致し方ないのかもしれない。

何はともあれ、何でもかんでも他人のせいにするのは良くない。

それくらいのことを人間が学ばなければ、また馬に迷惑をかけるだけである。

 

コラム

2020 クラシック展望~ヤマカツマーメイド、シーズンズギフト、アドマイヤビルゴ、ガロアクリークの可能性

読了までの目安時間:約 3分

 

牝馬に関しては、ハイレベルだった時計の割に、注目度合いがどうなんだという点と、結局、阪神JF組がほとんどいなかった中で、フィリーズレビューのメンバーでは抜けた実績のあったヤマカツマーメイドが中身のある競馬をしていたから、では、その他が特別強いとなったところで、どう考えても阪神JF揃い踏みで異常な結果とも言えなかったチューリップ賞参戦組とやり合えるかとなるわけで、言わずもがなであろう。

中山の2戦は、見た目とは裏腹に、3歳の牝馬には実に厳しい展開だったから、結果とその経験で、ファンの側からすると使い分けのようなものが必要だろう。

 

特に、フラワーCはハイペースの展開からの伏兵の押し切りで、特殊な展開のトライアル的結果。

外枠が活かせた2頭と、シーズンズギフト以下うまく適応できなかった組も、この一戦で途端に変わり身を見せる可能性がある。

正当にトライアルを使われた桜花賞参戦組と、そこには挑む気のなかった昨年のオークス1、2着馬のような馬の出現が、これからの大まかな潮流になりそうな予感がする。

桜花賞の大波乱はなさそう。

 

問題は、牝馬戦線に加わるかよくわからないシャインガーネットがファルコンSを快勝したので、ポジションがよく見えないラウダシオンを撫で切ったこと以上に、牡馬戦線の全体像が歪んでいるように感じてきた。

弥生賞もスプリングSもレベルがとても低下したというほど落ちぶれているわけではなく、必ず、ダービーの辺りから再評価がされることが常の重要戦に変わりはない。

だからこそ、多様なローテが可能になってしまうことで生じる、誰が本当に強いのか問題が、絶対に事前に解けないレベルにまで発達の模様。

 

ディープの2頭は明らかに世代のトップホースだが、サリオスなどの実績のあるグループとその他軍団で最右翼であろうクリスタルブラックやアドマイヤビルゴといったディープB群が、ステイゴールド軍団やハーツクライグループとどの程度の力量差が判然としない。

アドマイヤビルゴはダービーのスピード勝負向きに思うが。

ガロアクリークは1800と2000で動きが変わるいつものタイプでも、秘める底力が無限大か。

 

レース予想

サートゥルナーリア【目標は宝塚】しかし危うさ満点、シーザリオの血を引く馬

読了までの目安時間:約 2分

 

先日金鯱賞で左回りの克服と共に、現状の力の違いを天下に知らしめるような楽勝で、今季緒戦を飾ったサートゥルナーリアについて、次走に関する情報が陣営から発表された。

 

4/5に阪神で行われる大阪杯には向かわず、来月末の香港のクイーンエリザベスⅡ世Cへの登録を済ませていることから、情勢を見ながらの調整を進めつつ、春の最大目標として、6/28の阪神で行われる宝塚記念に照準を絞って、馬を作っていくことになるとのこと。

鞍上の調整などもあり、特に同じ馬主のアーモンドアイの動向や昨年は来てくれたオーストラリアの名手がどうなるかなど、明日はどうなるかわからない状態のコロナ情勢も、サートゥルナーリアにとっては重要なファクターになってくる。

軽いレースで圧倒的に強いサートゥルナーリアの課題は?

散々言われてきた左回りへの疑念は、本質的には、直線が長いと脚の使い方が難しいタイプであるということを、皐月賞以外のスローの展開、有馬記念の超スピードレースなどで示し、キングマンボ系には多いどの段階でマックスの走りをさせるかというプランの通りに行けばいいけれども、必要以上に速く脚を使うと着も拾えない特性のそれもあったり、もっと言えば、シーザリオの血を引く馬に受け継がれる極めて癖の強い危うさ満点の気難しさが、大舞台の歓声等で変にスイッチが入ってしまう死角が、今回は出るわけがないということなど、敗因として事前に挙げるには弱い根拠でレッテル張りをされてしまっただけのこと。

 

軽いレースで圧倒的に強いサートゥルナーリアの課題は、意外なほど単純で、時計勝負に対する真っ向で戦うのに必要なタフさであろう。

距離以上に、この本質的な死角が、より顕在化していくはずだ。

 

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