アルゼンチン共和国杯2025の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
 過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
 歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
| レース名 | 第63回アルゼンチン共和国杯(GⅡ) | 
| 距離 | 芝2,500m | 
| コース | 左回り | 
| 開催場所 | 東京競馬場 | 
| グレード | 重賞(G2) | 
| 日程 | 2025年11月9日(日) | 
| 発走時間 | 15時30分 | 
| 賞金 | 5,700万円 | 
| レコードタイム | 2:28.2 | 
アルゼンチン共和国杯2025 予想 - 過去10年のデータ傾向
安心して買える上位人気馬
1番人気馬のここ10年の複勝内率は、実に7割。
2番人気と3番人気は2勝ずつ。
ハヤヤッコは重賞勝ち馬であったわけだから、その波乱の要素というものは、ヒモ荒れに限られてくるという見立てでいい。
さすがは、近年屈指の出世レースである。
ジャパンC、もしくは有馬記念へと繋がる主要レースに組み込まれているから、ハンディキャップ競走らしく変なことはたまに起こっても、ハヤヤッコは目立つ存在でありながら、あり得ないほどの生命力の強さで復活してきたように、立派な東京のG2らしさというか、底力が優先的に求められる競走になってきたのだと、昔は波乱ばかりの時代から見て来たものとすると、流れ着いた先がハッピーであったという数少ない長距離重賞ということでも、感慨深いものがある。
今週はもうブリーダーズCもJBCも終わっているから、東西に名手が振り分けられるが、必ず、いい騎手が乗ってくるレース。
この中で戸崎騎手や鮫島克駿騎手が、フランスに縁のある騎手と伍して戦えるかどうかという構図になりそうだが、馬はある程度の支持を集めたものの中で、かなり拮抗しているはず。
騎手人気になれば、穴党が相応の技巧を見せる場面が出てくるはずだ。
熱すぎる、札幌直行便
スティンガーグラスやシュトルーヴェを推した理由は、ハヤヤッコに代表されるような、荒れ馬場の札幌で好走したタフなステイヤーが混じっているという点。
長いところで勝ってきたスティンガーグラスや、トンデモない乱戦になった札幌記念で期待された組のシュトルーヴェなどは、斤量抜きで面白い。
オープン特別から斤量据え置きのハヤヤッコがここで駆けたのは、元気だったからだけではないだろう。
元気すぎた有馬記念は、ダービー馬が逃げる異例のスロー展開の影響もあってか、少しスタンド前で張り切りすぎたわけだが…。
近年ほどよく来る傾向だから、少しローテに余裕が生まれる夏競馬からの流れもあって、京都大賞典組の復活も昔ながらの流れで生じる可能性は大いにあるものの、札幌記念と同レベルの印象。
道悪まで似ているから、人気の盲点になりやすい、コネクションが薄そうな札幌の組は買いであろう。
サンプルは少ないが、モーリスの祖母も勝っているアルゼンチン共和国杯
メジロモントレーが横山典弘騎手と共に直線一気を決めたのは、もう35年前のこと。
以降、鞍上については、10年以内には1つ勝つ傾向で、現役最多の5勝を挙げる。
父富雄騎手も後の天皇賞馬・メジロタイヨウなどで2勝。
まだ孫は勝っていないから、3代制覇も懸かっているということになる
が、絶妙なパートナー・ボルドクフーシュを得た武史騎手は少し怖い。
この大記録を作り始めたことをきっかけに、実は、とある記録が途絶える。
郷原洋行騎手がダービー2勝目を挙げた年に勝ったクリロータリー<マックスビューティが勝ったオークスの2着馬>との連勝を決めた牝馬が、以降ご無沙汰だったのだ。
近年ではそれこそ、昨年のタイセイフェリーク3着が久々の快走。
実は、ほぼほぼそれ以来の出来事というか、掲示板外の馬がたまにいるくらいで、エリザベス女王杯の古馬解放でレースが変化した1996年以降でも初めて。
歴代の関東の名手たちが、決まって複数回勝ってきたレースで、
牝馬のコネクションはかなり薄まっているのだが、
ヴェルミセルもダイヤモンドSで好走していたように、
ウインキートスも
目黒記念で2度馬券になったりもしたから、
牝馬が来ないわけではない。
きっと、レガレイラが出てくれば人気になる。
代わりにホーエリートになったら…、彼女たちより上だろうし、重賞を結局4勝したビッググランマに勝るとも劣らぬ実力がある目黒記念2着馬。
きっと、馬券を外さないと思うので、頭から、ルメールに勝ち星は抜かれているかもしれない戸崎を熱く推すのである。
アルゼンチン共和国杯2025 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
大目標の設定変更を余儀なくされながらも、意外な大魚を得られる好機を得た牝馬の長距離砲
ホーエリートの血統
大種牡馬リファールが出たファミリー。
ホーエリートから見て、5代母のグーフドがその母にあたる。
従って、日仏G1勝ちのUSA産・シーキングザパールも近親にいるという良血。
生まれながらにして、繁殖牝馬として期待をされた存在でもあろう。
ルーラーシップ×サンデー系<特に母父サンデー直仔>という配合からは、同期にして、配合が全く同じステイゴールド肌のヘデントールが、この春に天皇賞を制した以外に、母母父サンデーサイレンスと括れば、長く活躍したものの、最後の勝利が大道悪の菊花賞だったというキセキがいるなど、どうも、偏りが生じている。
何故か、マンハッタンカフェ肌のソウルラッシュは、マイル戦線を主戦場にする中で、地道な努力を続けた結果、ロマンチックウォリアーをどういうわけだかドバイで倒すという快挙を成し遂げたのだから、ホーエリートは牝馬なので、社台系の生産馬でもあるから、クラブ所有でもないが、こうした背景からも、精々1年半も走れば繁殖入りだろうが、それでもまだ先は長そうだ。
キセキはアーモンドアイの3歳時からその引退、同時に登場したコントレイルの初敗戦と最後の一戦となったジャパンCで一緒に走った。
母父ステイゴールドの名馬との邂逅は、
自身が名種牡馬になる前に、
小馬鹿にされたその評価を見事に覆して、
早くからドリームジャーニーを出したから、
何かと伝説を多く作る性質のビッグネームではあるが、
最も凱旋門賞制覇に近い日本の
血統として、
今後も重宝されるだろう。
そうした妄想にも近い目標を設定するためにも、性質はドゥラメンテ×オルフェーヴルのアロヒアリイと極めてよく似たこの配合であるから、もしかすると…。
近年のアルゼンチン共和国杯には夢がある。
グラスワンダー敗退からの復元、その仔であるスクリーンヒーローの超成長の証である勝利に加えて、この馬が物語の始まりにこのレースを設定するとき、皆が嬉しくなる名牝物語がまた紡ぎ出されることになるのだろうが、これは望み過ぎか。
前回のオールカマーと、
目黒記念は組み立ては似たような好位付けながら、
結果は大きく異なる。
それもそのはず。
中8週以上のレースは、新馬含め、条件戦のみの1勝。
好走のレースは全てスローのカテゴリーがなされる、上手な競馬をする、器用な立ち回りが武器の馬だからこそ、ホーエリートは穴でこそのイメージがある。
アルゼンチン共和国杯2025 予想 - レース展開と最終予想
3度の重賞2着はいずれも、8、8、6番人気。
1~3番人気の重賞はいずれも敗れている。
ただ、前回は上がりの時計も速いが、全体のタイムも高速になる中で、1分を超える流れではなかったものの、そうした意識が強く働き、伏兵が一気に勝負所で押し上げてきて、位置を取ったものの、直線では差し馬の方が有利な立ち回りで、後手後手になってしまった。
この時の鞍上はボルドグフーシュに乗る。
この時勝った騎手は、また手が戻り、今回もコンビを組む。
この時2着の騎手は、また有力馬でチャンスを得た。
東京での攻防は、リーディング争いに直接かかわることになるわけだが、勝負所でいつも騎乗しては勝てずじまいの戸崎騎手は、ここは本気であろう。
オールカマーの前に
目黒記念で完璧に立ち回って、
ゴール前で目標になった分、
アドマイヤテラにはお膳立てをするような2着。
差はわずかだったが、渋残りでこその
血統のイメージを、
高速の中山で消し去りたかったのに、自厩舎のこの馬は、
いつも切ない負け方をしてきたことを繰り返すように、
また好走止まり。
ただ、体も膨らんできて、470kg後半で走ることになりそうなホーエリートは、しかし、前回だけ削ったというか、そういう出来になってしまった印象のマイナス8kg。
冬に走った時の分を削ったというには、直線では不利な展開でも、キレ味は牝馬として中庸な部類のこの馬には、厳しいとて、しっかりと流れを意識した動きを見せることは、必勝の絶対条件にもあることを示したところもある。
上がり勝負にもなったオールカマーで、
目黒記念との違いをこれでもかと見せつけたこの馬にとっても、
今は、非根幹距離のパワー勝負は歓迎だろう。
思えば、戸崎騎手はここらあたりで、ルメール騎手の勢いに呑まれて、いつも普通の騎乗を繰り返すようなイメージもあるが、今年も勢いに乗るクリストフに、今度はアドヴァンテージをもって戦いを挑むところが、もう並ばれかけている。
戸崎騎手も関東のエースであるから、未勝利の日はあまり好ましくないが、東京でG1デーでも、異次元の勝ち星を量産する相手に、ここでもう食らいついていかないと、MVJも松山騎手が勝ち星量産でガチンコの状態なので、ノンタイトルに終わる危険がある。
競馬が上手というのは、必ずしも長所とはならない一方、上手に乗れる騎手が不器用な馬をいつも勝ち負けに持ち込めるとも限らない。
ただ、ルメール騎手で中山連勝の後、
目黒記念で人気にも推されたスティンガーグラスは、
大コケで札幌を経験した上に勝ったから、ここは大手を振って、
といきたいところだが小回りに良績が集中する傾向と、
札幌組の好走が続く傾向もあって…。
このガチンコの勝負は、両者の立場上、騎手の争いともなってくる。
必ずしも2強ではなく、京都大賞典からG1好走実績のある6歳の2頭が登場し、ローシャムパークはそろそろ勝ちそうなプーシャン騎手に決まっている。
ただ、この視点で今年のアルゼンチン共和国杯を占うと、ここが勝負のポイント、選択のしどころだと考えられるから、この先を見ていく中でも、面白い部分を抽出したならば、やはり、騎手の対決という構図から捉えた視点は、それに適うだろう。
ホーエリートは長い距離に向くが、本命はオールカマーで賞金加算の上で、エリザベス女王杯であったはず。
ただ、ここもまた狙いの一つだった。
斤量が下手に増えないここで、出世レースを35年ぶり牝馬制覇の副題がついた時に、大舞台へのお誘いが望める。
ビッグレースで続々快走のこのレースのウイナーは、必ずしも、牡馬である必要はない。
時代の要請という意味で、その時は今年のこの場面だと考えた。
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 こちらの指数を使うことにより、前回も中山12Rにて3連単94.4倍がまたも的中しており、2ヵ月検証の間にトータル収支は197万円を超えました。