しらさぎステークス2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
| レース名 | 第2回しらさぎステークス(GⅢ) |
| 距離 | 芝1,600m |
| コース | 右回り |
| 開催場所 | 阪神競馬場 |
| グレード | 重賞(G3) |
| 日程 | 2026年6月21日(日) |
| 発走時間 | 15時30分 |
| 賞金 | 4,100万円 |
| レコードタイム | 1:31.1 |
しらさぎステークス2026 予想 - 過去10年のデータ傾向
米子S時代は荒れてばかりだったが、昨年のように、連は堅調となるかどうか
リステッドの米子Sと決定的に変わったのが、当然のことではあるが、メンバーの質。
第1回目だった昨年は、チェルヴィニア参戦で盛り上がったが、ここで復調気配ったのに、未だ勝てていないという辺り、クラシックで勝ち運を全て使い果たしたような、燃え尽き症候群に似たところもあるのかもしれない。
普通の状態で、裏路線から力をつけて強くなった同期生とはいえ、キープカルムの強襲に屈するほど、やわな牝馬ではないのだが…。
その前の5年分の米子Sで、1番人気に応えたのは、当時まだ5歳だったウインカーネリアンだけ。
故障から立ち直って、本当の意味でのキャリアの再スタートが始まった頃でもあった。
昨年のチェルヴィニアのようなキャラが今後出てくるかは不明でも、今年は出てきたNHKマイルC組であるとか、同時期開催のヴィクトリアマイルという大目標レースの中で、完全燃焼することのなかった組は、当然、使ってきたレースの格からも人気になる。
それで人気になり、格もあるから耐えきれると思ったチェルヴィニアは、カモではない2着馬で評価も難しいが、ある意味、他ではウインカーネリアンしか勝ち切っていないのだから、JRAの思惑通りか、夏競馬の刺激剤である波乱要素満点の組み合わせになった今年、3歳が斤量で売れすぎるならば、古馬マイル重賞を勝っているのに殿人気だったコレペティトールの同類タレントを呼び込む準備を進めたい。
3歳馬は、本当は買いであるという可能性に賭ける根拠
重馬場の桜花賞3着の後、オークス惨敗を挟み、昭和の競馬を見ているような、夏前にもう一つ使われたスマイルカナは、ここを勝ち切って、秋緒戦の京成杯オータムHでも2着、秋華賞を使わない代わりに、適距離で2つ使った後、暮れにはターコイズSでフェアリーSと同年制覇と果たした。
小柄でもタフな先行粘り込みのタイプで、勢いがあれば、しっかりと結果を出せるタイプだったが、ここでの好走理由は斤量50の恩恵も大きかった。
今の斤量設定では、恐らくはプラス1kgだろうか、ベテラン騎手では乗り手を選ぶ厳しい設定とも言える。
思えば、柴田大知騎手は障害でタイトルを得ているような両刀使いの乗り手あるわけだが、一昔前には、熊沢元騎手がグランプリエンゼルで、数年前には、ナムラクレアのスプリント戦本格参戦という理由で浜中騎手が、それぞれ、函館スプリントSの過酷な斤量設定<人間の側がという意味>で、期待に応えていることもある。
平地G1のジョッキーだって、根性はあるのだ。
浜中俊はダービージョッキーになった後に、この英断の末、夏は北海道に拠点を置く九州男児へと宗旨替えしている。
桜花賞発走直前のアクシデントによる外枠発走で力を発揮するに至らなかったリリージョワに、その浜中騎手が騎乗して挑むという図も見えていたが、セキトバイーストとの兼ね合い<府中牝馬Sの前年覇者で連覇に挑む>もあって、エントリーはしてこなかった。
これとエコロアルバの共闘にも期待したが、夏季休養を先延ばしした後者にここは期待するとしよう。
7月いっぱいまでは、古馬が強いことは知られるが、短い距離から順に、3歳が侵食を始めることもみんな分かっているから…、人気になりすぎてるのは困り者である。(笑)
案外、出てくるだけ無駄というタイプが、今後は減ってくるきっかけとなりそうな大チャンス到来
何故、こんなに狭い範囲に括ったのかと言われれば、極めて単純が理由が存在するから。
賞金や格の関係で、条件戦上がりの組や少し疲れていて不思議のないG1を経ている3歳馬<=斤量面でも売れる要素があるから、ジョーカーという扱われ方が大半>が、本来の力を発揮できないことも想定される中で、たかがG3でもあっても、経験が重要であるから、勢いのない新規参入組では、大概は、弾き出されるという傾向があるというわけだ。
ところが、転戦組の好走馬となった初代1番人気馬のチェルヴィニアは、マイル重賞勝ちは2歳時にあったものの、無茶苦茶な負け方であった桜花賞以来のマイル戦で、しっかりと能力をちょい見せしただけでも、連は外さなかったのだ。
ここに今も煮え切らない1800王のレーベンスティールも出ていた。
こちらは惨敗というよりは不完全燃焼の敗戦で、先日の安田記念も似たようなものだった。
スローに向いていれば、レーベンスティールのようなキャラも台頭可能だが、その手の展開だった昨年は、むしろ、差し馬勢の台頭であった。
要するに、人気馬の動きによって、展開が変わるということ。
それを味方につけられるような馬は、変わり身ではないにせよ、今までのイメージ以上にいいレースを出来る可能性がある。
阪神マイル戦は、暮れに朝日杯も行われるから、案外、NHKマイルC不発の馬には、それなりの脈あり参戦が見込まれ、普通の競馬で不発の朝日杯、やっぱり出なかったマイルCという具合に、なかなかリズムをつかめないままG1で不完全燃焼だったエコロアルバが、朝日杯好走馬というだけで、実は、かなり有利な状況にある。
今、阪神マイルの舞台はリゲルSや六甲Sなどのリステッドを除くと、それ等はすべて京都の重賞に繋がるレースであるため、ここでの適性を見極めることが難しい。
マイラーズC京都移設で、しばらく、古馬の牡馬が出られる阪神のマイル重賞は、京都不開催の時期を除けば、かなり限られるというか存在しない。
米子Sがそれであれていたわけではないは、マイル重賞勝ち馬を退けて、昨年はダービー卿3着のキープカルムが結果を出した。
阪神で条件戦連勝のロータスランドが、準オープンを飛ばして、ここも勝ち切ったこともある。
阪神のキャリアが未勝利戦の1回のみも、そこで勝ち上がったから、長期休養明けでも中央で走れているカズミクラーシュも含め、古馬オープンのキャリアそのものがあまり重要ではないレースを仮定した時、若手やこうした遅れてきたタレント候補にも、肩入れしたくもなるのは間違いないところだ。
スイープアワーズやスマートワイスも、
前走オープン昇級を決める勝利を挙げているが、
距離適性や京都への適性も含め、
不思議とスマートワイスが人気面で妙味十分、かつ、
カズミクラージュのように使えない時期があって、
こちらは微調整や教育の段階での惨敗があることで、出てくれば、
ここ数戦、
G1で渇望しても叶わなかった波乱の高配当にも期待でき、
スイープより
血統的魅力で見劣ることのない阪神牝馬S連覇のスマ
ートレイアー産駒<オークス本命のスマートプリエールの半兄>
ということもあって、リリージョワ不参戦の枠を、
別のオープンキャリアの浅い組で埋め合わせる作戦で行く。
しらさぎステークス2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
昨年の好走馬をその時二桁着順馬が負かした安田記念の結果を踏まえれば、3歳馬に十分チャンスはある
エコロアルバの血統
3代母スカラシップは、ウイニングチケットがダービーを勝つ直前にパワフルレディと交配され、誕生してきたトニービンの娘だから、正真正銘の完全同血兄妹。
兄みたく長くいい脚を使うタイプという印象ではなかったが、
洋芝のレースを中心に4勝、
血統馬らしく、
断然支持に推された2倍を切る単勝オッズに3戦全勝ということは
、さすがのスターロッチの末裔らしい底力を見せた部分と言える。
サンデーサイレンスにフレンチデピュティも加えられたスターアクトレスは、母として順調に産駒を送り出していって、その5番仔がこのエコロアルバ。
ヒットが今後もあり得る、ドラマチックな系統だから、父モズアスコットの芝連闘使い、晩年のダートぶち込み→大成功の東京マイルG1両獲り成功のモデルに流されるまでもなく、得意な舞台での爆発を期待したい一頭にもなる。
早熟ではない配合的特性はあるものの、ところどころで、その血を抱えるが故の才覚というものが、どことなくにじみ出ているような、母と母母のキャリアではなかった<=いずれも中央未勝利馬>から、新馬勝ちしたエコロアルバは立派なものだが、パワフルレディの仔では、ウイニングチケットは2戦目勝ち上がりで、弟のロイヤルタッチが新馬から3連勝でクラシックでも見せ場を作った馬だったから、変な具合に、G1には縁のない馬では困るのだが、ロイヤルタッチと同じく、サンデーサイレンスの血を介しているから、エンジンの掛かりはスムーズな半面、クラシック以降未勝利の嫌なパターンが頭をよぎるようになりかねないエコロアルバの現状は、一族の共通課題である成長力という部分で、父に大いに肖りたい部分ではある。
モズアスコットは4歳馬とは言え、重賞未勝利で安田記念を勝った馬である。
ここに似るかどうかが、この先を占う今回の一戦で、ある程度判然としてくる部分がありそうだ。
しらさぎステークス2026 予想 - レース展開と最終予想
NHKマイルCで本命に推したエコロアルバということではなく、様々な観点で古馬相手にでも、ある程度の優位性をもって戦えると感じ、今回もスリリングな攻防になること請け合いながら、継続の推しを敢行すると決めた。
その問題の前走。
出が甘いのは、ここまでの左回り戦でずっとそうだったから、何も問題ではなかったのだが、こういう時に問題になるのが、結局のところ、ゲート内駐立という、どんなタイプであっても浮き沈みのあるキャリア競走馬にとっての永遠の課題が、この馬の場合も、敗因になってきた部分をまず認めるしかないような気もする。
1歩目そのものはそこまで遅くはなかったが、朝日杯でも相対したアドマイヤクワッズが距離短縮のハードローテにも拘らず、すぐ外の枠から、上々のスタートを決めたことで、半馬身分のロスで本来済むところが、こちらは正真正銘の休み明けの実戦というハンディもあって、ラフプレーではない範囲の斜行を呼び、一旦、控えざるを得なくなった。
その後も順調にレースを運んだアドマイヤクワッズは、新馬戦を勝った東京で実力を示し、皐月賞惨敗の汚名はいくらか返上できるくらいの内容で3着としている。
こちらは半面、その出負けからリズムが狂い続けて、少し落ち着きそうなところで横山和生騎手がリカバリーを試みるが、タイトなマイルのワンターン戦でロスを防ぎたいところで、外から隙を突いて、自分の進みたいところに入り込んできたアンドゥーリルの存在が、実は、大きかったように思う。
多少の接触もあれば、こうした騎手が勝機を見出すための試みは、午前中の未勝利戦から、頻繁にどのポジションでも行われる。
このシーンで、もう一回引かざるを得なくなったことが、最終的には、掲示板外に消えた理由にもなった。
9位入線のエコロアルバに対し、タイム差なしの微差先着したのが、そのアンドゥーリルであったというのが、ツキからも見放された、象徴的な結果ということを如実に示している。
とうのエコロアルバはというと、後方待機策を強いられた不本意な形で、直線は大外に振ったものの、道中のストレスの絶対量が違うというのもあるだろうが、僅差で優勝争いをしたロデオドライブとアスクイキゴミらを前に置きながら、勝ち馬の最速上がりタイムに0.4秒差だったのに、走破タイムでは更に遅れて、0.7秒の差をつけられての完敗だった。
様々な敗因は細かく見ていけば、色々見つかるのだろうが、傍から見て、最も客観的な視点で捉えられる数字の推移に着目した時、この馬の面白いところというか、実は危うい部分として、はっきり見えているものが、誰でも見つけられるところに隠されているような気がしてきた。
馬体重の推移というか、増加の割合の問題である。
若駒が成長することは、どんなタイプであろうとも、皆が歓迎することで、激しい競馬を繰り返すことを運命の中に取り込まれたような、2歳戦での2戦目で重賞勝ちのエコロアルバながら、この馬、一度も体が減っていないのだ。
社台系の生産でなくとも、中間の育成に関わる牧場なり、日高の関係者が中心に運用する外厩の施設は存在するわけだが、ある程度のハードが整備された中で生まれたノウハウや教訓は積み上げられたとて、その馬のベストに近い形、見た目というか、量りにかける乗せてみて初めて認識のできる馬体重などは、どんなに技術が進もうとも、恐らくは、生涯通して、その中のベストは見つけられないことの方が多いはずなのだ。
キャリアの最初は新潟でキング騎手と挑んだ際の464kg。
重賞勝ちの東京が472で、中9週での遠征だから、ほぼ万全の態勢に思えた朝日杯は474だったが、半年近い調整期間を経て、本番と目したぶっつけのNHKマイルCは、自己最高更新の480kgだった。
何も、増えることも減ることもベストを探る中では、必ずしも、どちらが悪いということはないのだが、アスリートとしての慣らしの期間が相応必要なことを踏まえると、余程の能力差が他馬と比べても突出するレベルでなければ、こうしたベストを探り当てることは、調子の問題に加え、明らかに本格化が先のエコロアルバのようなタイプであるならば、そんな簡単なことではないのだ。
たとえ、同じ馬体重だったとしても、馬のやる気が満ち溢れているならば、それは実戦を挟んだ2戦目の方が、絶対にいい。
この馬の場合、わずかな期間であっても、彼自身に進化が見られるシーンがあるなら、ベストであろうとなかろうと、また体重増で走っても、結果はまるで正反対であると踏んだ上の本命。
走り切れていないだけでなく、自分自身の体を使い切れていないタイプに、高速のマイル戦は厳しかったが、叩いた後では変わり身を見せたとて、誰も不思議に思うことはないだろう。
休み明けの部分は鞍上が敗因にも挙げたように、将来ある若駒を慮った田村調教師のジャッジが、和生騎手起用と合わせ、G1タイトルを狙い撃つための戦略図のベースにあることは間違いないのだから、これまで4戦全て鞍上が異なるということからも、この先を見据えた上での、あくまでワンシーンに過ぎないこのしらさぎSであったとて、敢え無く惨敗のシーンでは、脚質面や進むべき路線から、抜本的見直しが必要になってくるから、見せ場は十分に、結果的には賞金加算もしておきたいというところだろう。
そんな状況で今回は、初となる継続騎乗でのレースという点でも、本質的なポテンシャルなどと共に、エコロアルバ自身のパフォーマンスにも注目が集まる。
朝日杯の敗因の一つが重馬場だっただけに、
雨予報の最終日開催への不安がないわけではないが、
東京2戦でのパフォーマンスの差からも、実は、高速レースには、
まだ課題が残る面があるとした時、
血統の字面通り、
道悪で能力全開の可能性にも期待できる。
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