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レパードステークス2026【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

レパードステークス2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第18回レパードS(GⅢ)
距離ダート1,800m
コース左回り
開催場所新潟競馬場
グレード重賞(G3)
日程2026年8月9日(日)
発走時間15時35分
賞金3,700万円
レコードタイム1:49.2

 

レパードステークス2026 予想 - 過去10年のデータ傾向

アヴェレージの割には、あまり来ている印象のない1番人気

まさにヨシトミ専用機と化したメイショウムラクモ<この頃から、メイショウの馬も再び目立つ活躍をし始めた>や、一昨年の1800専用機になっていったミッキーファイトの快勝以外にも、4頭が馬券内に好走しているものの、ほぼ毎年馬券に絡んでくる10番人気以下の単勝30倍超えの伏兵の台頭により、完全に打ち消されている印象。
 
裏を返すと、1番人気は好走するものの、2~5番人気の10倍以下のオッズの組が、全部合わせても、それと同じくらいしか好走していないことも影響している。
変に1番人気ばかり馬券に絡むと、相手の抜けの印象だけ残って…という連勝式馬券壊滅の本命党の恨み節を代弁している傾向でもある。
 
結果として、1番人気馬の力がなかっただけという結果が続いているが、雨が降ると不良馬場まで悪化する謎傾向が、悪影響を及ぼしていないことから考えても、波乱前提で組み立てる方がセオリーであったりもする。

悩ましい実績を誇るパイロマンサー

来てはいるが、ベルモントS取り消しのエピカリスやUAEダービー取り消しのサトノフェニックスらが、中東からの転戦叶わずに、ここで好走するという構図。
一昨年にサトノフェニックスと一緒に走った、前走UAEダービー6着のバロンドールが、結果的に4着なのだから、走った3頭すべてが掲示板内に走ったことになる。
 
パイロマンサー<=サウジダービー3着>は前走で、デビューからの連勝がストップしたのだが、勝ったワンダーディーンとは適性の違いもあった感じで、普段のルーティーンで走れなかったとの陣営コメントもあった。
乗り替わりもあったし、当然、海外初挑戦。
 
ただ、その前に勝った全日本2歳優駿が、超スローの展開とはいえ、国際競走のカテゴリーになってからの最遅記録で決着したように、マイラーのイメージではないにしても、この距離でも少し、新潟特有のスピード決着に不安が残るので、岩田ジュニアに手戻りでも、大手を振って凱旋の確勝級ではないという評価にここはとどめたい

1勝クラス組は勝ち切れないが、好走の割合は、条件戦全体で平均的位置づけ

昨年は特殊な馬場状態だったこともあって、ただ、古馬の2勝クラスを経験していたという馬ではなく、すでに重賞実績のあったドンインザムード<前々走のUAEダービーでアドマイヤデイトナと大差ない3着に入って健闘>に、これに前走の阪神で先着していたルヴァンユニベールが追い詰めてくる内の馬ばかり残る結果になった。
主力級を今後も送り込むであろうユニコーンS組のヒルノハンブルク<2年前快勝のミッキーファイトも同じローテ>が穴快走。
左回りでないとダメという特殊キャラのドンインザムードが、東海Sで敗れてしまったのも、この時ほどの高速馬場ではなかったことが要因だったような気がする。
 
いくらか、特異な条件になりつつある新潟のこのレースで、前走条件戦負けの2頭が、いささか普通ではない馬場状態であったとはいえ、ここに穴のヒントがあるのは間違いない。
とはいえ、ダートで負けている馬を買えるのは、基本的には2勝クラス以上の特別戦組に限られる。
1勝クラスで負けていた馬は、基本的に抽選になってしまうから、厳しい気象条件もあって、無理を嫌う風潮が後押しするというのもあるし、いつもフルゲートでも、この手の馬の穴は発生しない。
 
古馬相手の1勝クラス平場戦勝ちか、その2勝クラス負けの馬を狙っていくと、強い相手に健闘の実績が欲しいところだが、東京ダービーを勝ち切れなかったものの、春二冠なったかなりフィンガーを追い詰めていた
シルバーレシオ相手に重馬場で濃密な攻防を演じたチェリヴェントは、相手関係からも、現2勝クラスの1頭という枠には括れない。
これ以上の実績がある組は、オープン実績があるので、人気にもなるが、そこそこのメンバーになったから、この辺りが隠れ蓑になるチェリヴェントが狙い目。
これを軸に、あまり来なくなったOP特別組の中から、似たような実績がある青竜S勝ちのドンエレクトス<サトノボヤージュ、ダノンバーボンら、後の海外遠征組相手に善戦>を相手筆頭とし、これにパイロマンサーが強かった時の保険も掛けつつ、パラパラと暑さしのぎの小さな喜びを得ようと、汗をかきながら、期待をしてみたい小市民ぶり全開の筆者なのである。
メルカントゥールはシルバーレシオとの関係で、チェリヴェントとのオッズの対比が大きい時ほど、怪しい存在となりそうなので、少し評価を落としておく。
両方とも来る、というパターンも少し押さえるが…。

レパードステークス2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

9年前のエピカリスが連を外して以降、荒れるレースになったので伏兵から入る

チェリヴェントの血統

母はミスタープロスペクターの5×3を内包するUSA産で、日本で繁殖入りして、最初の産駒がキズナの初年度世代であるフィオリキアリが、ここまでの代表産駒。
同じノースヒルズの生産馬であるコントレイルの初年度の世代にあたるチェリヴェントが誕生したことに、少なからず、縁を感じるファミリーでもある。
ここでステークスウイナーになれば、途端に、ブラックタイドで記される代表産駒が登場したことにもなる。
 
同じ清水久詞厩舎の活躍馬として、アネモネS2着を主な実績とし、JRA計4勝を挙げたフィオリキアリは、2000Mで2勝をしながら、桜花賞前までは、芝の1600と1400で勝っていたという馬。
変化のある性質を示すように、芝で結果を得られなかったチェリヴェントが、ダートで重賞に出られるようになるくらいに走ったというキャラ付けは、偏に、ユニークな北米血統の積み重ねが影響しているものと思われる。
 
母もインテンショナリー直系のサクセスフルアピールで、ミスプロ系のアレンズプロスペクトとの組み合わせでも、ダート向きのスピード能力を示しそうなキャラであるが、その奥は、ほぼほぼ、主流と縁のない北米らしい血統構成。
リボー系のコーモラントはロードカナロアの母母父にも入るから、よく見かけるものの、以降のファミリーに配された母系に付随する種牡馬は、著名な存在は皆無に等しく、60年以上前に生まれた競走馬であるからというだけでなく、明らかに、意図して違う血を入れようという試みが見て取れる。
 
というような背景もあって、安定感に欠ける戦績は、ある意味で、この路線で渋とく活躍できる活力の衰退と縁遠いキャラクターの本質を体現しているよう思う。
フィオリキアリがアネモネS連対後、2000Mで2勝はしているものの、10戦以上のキャリアを要しながら、2、3着が各1回ずつ。
キズナからコントレイルに変わったところで、その部分のキャラ変は恐らくはないはずだから、クラス慣れは必要な血統でも、北米血統の強みである左回りへの絶対的な適性を引き継いでいるならば、新潟芝で結果と出せていなかったというだけで、人気が更に集まらない時こそ、実は狙い目である可能性は大いにある。

レパードステークス2026 予想 - レース展開と最終予想

過去10年取ってみても、決して、人気馬が崩れていないのだが、前述したように、10万円以上の払い戻しとなった3連単の結果という年ばかりであるせいで、むしろ、荒れる印象しかなかったりもするのが、今のレパードS。
昔と変わらず、夏の上がり馬のような3歳の勇ましい挑戦者は何時の年も現れているが、東京ダービー、羽田盃<少し前まではジャパンダートダービー>の組が、堂々参戦の流れでもなく、秋には一応、大井の大一番を控えて、盛岡の不来方賞もJRA所属馬に解放されて、トライアルの位置づけになっているから、図らずも、ダート路線の充実が、レパードSの軽量化のような構図も生んでいるような気がする。
 
夏以降は古馬としか戦う道のなかった3歳の有望株は、もう少し時間をかけて、しっかりとした大人の競走馬にしたいという願いに適った3歳限定戦を活用する中で、成功の形を模索することはできるようになったが、今や、本場のダートに挑んでもクラシック戦線の段階で、ある程度の目途を立てられる存在が安定して輩出可能の生産レベルからして、個体の能力に特化した、言うなれば、先物買いで才能を一本釣りするも馬券作戦としてがありのように思う。
 
モタモタしたが、中長距離型の育成にはある程度成功し、その他の分野で活躍する目途を立てられなかった組の失敗はかなり悪目立ちしたコントレイル産駒の中から、人気にはなりづらい、前走1勝クラスの平場戦勝ちのチェリヴェントを推してみたい。
 
斯く言うこの馬もまた、芝路線から脱落の一頭であるのだが、ダート初戦となった年明けのキャリア5戦目での変わり身は、芝で先行したこともある中で結果を出せなかったというところで、鮫島克駿騎手が行く気をうまいこと引き出して、スロー逃げに持ち込んで、人気になっていたスマートグロワール<=次戦は楽勝>に直線で押し込まれかけたものの、坂の辺りで引き離していった内容は、時計が遅かった割に、評価できるものだった。
毎年、30頭くらいはこの手の芝からの路線変更で未勝利や1勝クラスなどを勝っていく存在を見かけるが、使っていくと徐々に馬がいい方向で変わっていくおおまかな産駒傾向を掴んだ陣営が増えた中で、鍛えながら戦い続けたタフネス・キタサンブラックの管理調教師である清水久詞師が手掛けたことが、この馬の場合は、幸運だったのかもしれない。
そのことを最も手っ取り早く、明確な結果で示せる舞台は、打ってつけであろう。
 
中山遠征は色々噛み合わず、途中で止めてしまったが、途中からブリンカーをかけられるようなタイプの馬なので、新潟遠征とは別枠の関東遠征で、ハイペースの展開<メンバーの多くがこのクラスをもう脱している>で揉まれたことが、ギブアップの原因であったことは間違いない。
 
しかし、また阪神で走った3走前は、61秒台中盤のラップを道悪でマイペースを守る外枠発進からの好位付けで、直線は初コンタクトの吉村誠之助騎手が理想の抜け出しで堂々の2勝目となる寸前で、強かに立ち回ったシルバーレシオにインを突かれて、僅差の2着に終わった。
ところが、これが3歳戦ではあまり見かけない1:50.2の高速決着だったということに加え、決して軽くないハイレベルのミドルラップの中で、
 
12.4→12.2→12.0→12.0
 
という、終盤4F<厳密には、5F目の12.8秒から減速一度もなし>のラップで、直線に急坂があることを感じさせない優秀なラップというものは、勝ち切ったシルバーレシオが主要重賞路線で即通用の上で、ダービー獲りも期待された1番人気出走であったことも思えば、終いのラップで0.1秒ほど上回る36.1秒でまとめたチェリヴェントは、同格とまでは言えないまでも、同じレースにコントレイル産駒のスカイストライプス<こちらは個人的には芝に戻した方がよさそうなタイプも、値段の割に走らないポジティブマインドの産駒というのは不確定要素に溢れ…>には、勝負付けを済ましたような着差でもあって、次の京都ではうまくハマらなかったが、似たような渋馬場の阪神で、古馬相手にもいくらか手薄なメンバーということもあって、同じような高速の上がりで終始レースを支配していたから、ここでも堂々立ち回れるだろう。
 
少し繊細なところがあるにしても、砂を嫌がったのは、運にも見放されたような展開のダート2戦目の中山だけで、敢えて、そうした訓練を兼ねたような番手付けで一切崩れていないことからも、昨年の勝ち馬であるドンインザムードと同じような単なる道悪巧者の可能性もあるが、1戦ごとに内容が洗練され、いかにも晩成型のお手本のような良化のスピードは、思われているよりも秘める才能がここでも上位という可能性さえ感じさせる。
 
海外経験のあるパイロマンサーはダート2歳王者、人気ではもっと上にであって不思議ない後のケンタッキーダービー5着馬・ダノンバーボン相手に健闘し、チャーリー、イッテラッシャイといった今後も強敵になりそうな面々を正攻法で抑え込んで見せた青竜S勝ちのドンエレクトスらが当面の強敵であるが、底を見せずも、まだ完全ではない印象のチェリヴェントを青田買いするのも悪くはない。
シルバーレシオもダノンバーボンも、ここに出てくるパイロマンサーも世代のトップランナーであり、アメリカに乗り込む二冠のフィンガーも、条件次第ではかなり強力という印象。
シルバーレシオと十分に戦えたという結果により、直前、中山惨敗の負の記録はほぼ消し去られたことで、新たなチャレンジャーとなってくれる可能性に懸けて、ここは大いに肩入れしていきたい。

 




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