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産経賞オールカマー2026【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 19分

 

産経賞オールカマー2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第72回 産経賞オールカマー(GⅡ)
グレード重賞(G2)
日程2026年9月20日(日曜)
発走時間15時45分
開催場所中山競馬場
距離芝2200m
コース右回り
賞金6700万円
レコードタイム2:10.1

産経賞オールカマー2026 予想 - 過去10年のデータ傾向

ここ3年はまともな実績最上位の馬がきっちり結果を残したものの

トリッキーな印象の中山2200重賞の割には、比較的、安定した成績の1番人気馬という傾向は出ているが、新しい順に、今年も出てくるレガレイラを筆頭に、同じように中山重賞で好成績であったレーベンスティール、タイトルホルダーら、キャリアの中で充実のG1級が3年続けて、明らかな実績上位馬として出てきたことを思えば、レース史上でもそう多くはないのだから、今年は…。
その前に人気に応えたレイデオロは、気性的な問題を抱えたのだろうが、5歳シーズンのこのレースで、伏兵陣に翻弄されるだけの4着に終わったことからも、単純ではない。
 
また同じように、宝塚記念からの休み明けローテということでも、他の馬が、では、違う馬が人気になって…、ということはあり得ない組み合わせだけに、ソウルシャンパン暴発オジサン<戸崎騎手がまたやってしまった>以外の元気なおじさんを追いかけるための後ろ盾として、危険ではないのかというフラグは一応立っていると、黄色信号が灯っているということだけは、ここに記しておきたい。

やっぱり、絶対視は禁物というグランプリ組

玉石混淆ということはない、日本競馬の中心をなすエース級が集う中距離部門のG1から、休み明けというだけで、変な負け方をする馬が定期的に現れる状況は好ましくない。
 
昨年は勝ち馬を出し、レイデオロが飛んだ年も、同じローテのスティッフェリオが穴埋めしたが、ここ最近は、エリザベス女王杯が本番想定の周到なローテで自滅したレイパパレ<本番はルメールに乗り替わりも6着>、翌年の同期・デアリングタクトのトラックバイアス<内が極端に有利の馬場で外差しがハマらず>による掲示板外しに、その昔はマヤノトップガンも敗れたほどで、安定感のある馬が宝塚記念で健闘する場合はあっても、本質を見極めていけば、陰の部分にあたる本性がそうしたことに影響を及ぼした可能性など、レガレイラや人気になりそうなジューンテイク<2200重賞2勝で無駄に人気になりそう>らを、ここで狙うには、いくらか無理がある。
 
それならば、今年は王道ローテで、何なら、来年も頑張ってくれそうなコスモキュランダが、少しだけ、やる気を取り戻すかのように、横山武史騎手で少しだけ進展の結果が有馬記念での激走、宝塚記念でのあっと言わせる逃げであったのだから、一族の中山適性<札幌競馬同様に、この中山でも馬の適性を軽く上回ってくる特殊な技術が確実に継承されている>を踏まえれば、こちらを立ててもいいくらいのところがある。
才能がある馬がある馬が集まるG1ならともかく、G2以下の場面で、武豊の圧倒的な技術でも歯が立たないというようなシーンを、幾度となく目撃してきた以上、あの宝塚の内容なら、ここはタバルは出てこないのだから…、という理由づけは無理筋ではないだろう。
宝塚の内容うんぬんではなく、適性を買うべきことだけは間違いない。

その他とは言っても…、来た理由があった連中のフォローは抜かりなくいきたい

ここ最近では、準オープン勝ち直後のロバートソンキーが2着<脚部不安で何度も休養のあった神戸新聞杯3着馬の主な古馬になったあとの競走実績>であったりだとか、よくわからないところから飛び出てきたかつての2歳重賞勝ちのグレイルだとか、中山と北海道で計5勝の右回り巧者だったツクバアズマオーは年明け早々に金杯を勝ったが、ここに出てきて好走した際は、オープン連対もない段階。
 
ロバートソンキーは左回りだけで主な実績を積んでいたというだけで、ローテを理想的な形で組むことの難しい馬だったから、新馬、休み明け、G1という右回りの実績に目をつぶってしまえば、神戸新聞杯、前走日本海Sでスルーセブンシーズ<翌年凱旋門賞で快走>を人気を背負って破った内容からも、相手には少なくとも選べたという馬。
 
こうした記録をさらっていけば、ほとんどの馬が買えるとなるが、重賞実績でエセルフリーダ<ロバートソンキーで通用するならスルーセブンシーズも通用の理屈、また、レガレイラなどの牝馬が比較的穴で買える傾向>、ツクバアズマオータイプのパンジャ、キャントウェイトのゴールドシップ兄弟<同一産駒という意>らも匂う。
 
きさらぎ賞3着馬ながら、今更オープン入りなのに障害でも2戦というメイショウゲキリンは田辺騎手、昨年何もなさそうなところから結構な追い込み脚を見せたワイドエンペラーは北海道で一番目立っていた<いや、二番目くらいだったか(笑)>とも言える小林美駒騎手が乗って、理由もなく来るという、結婚して無双の荻野極現象に警戒する意味でも拾っていくと、訳の分からないローテの組が、宝塚記念組の不発によって、台頭の可能性は十分にあり得る。
 
ということであれば、武豊、息子というキーワードで奮い立つ傾向のあの男の騎乗馬・キャントウェイトは気になってくる。
どうもあの競馬、快騎乗を連発するロイド騎手や、最高の逃げ込みパターンを決めた川田騎手らをダシに使って、自分が一番目立っていたようなレースなのだが、その後がもっと凄まじいことになるという、肩慣らしのレースだったことが何とも恐ろしいと今更思う筆者。
あの瞬間から、無敵状態に入った札幌から継続騎乗をする以上、パワーワード・ゴールドシップの挿入により、キャントウェイト自体もブレイクするきっかけを得たような奇縁に、ここが実力以上の快走を期待したいと願うような気持ちで、あの日の父の走りを思い起こすのであった。

産経賞オールカマー2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

因縁の白い奴と紡いだ友情が破綻した夏から10年後の札幌での邂

キャントウェイトの血統

父は言わずと知れた豪傑・クラシック二冠の後の方が、むしろ、インパクトを残したゴールドシップ。
何故か、今の方が人気があるような雰囲気もあるが、こじらし始めたあとの彼のパフォーマンスを全て目撃してきた筆者からすると、関係者の苦労を思えば、苦笑いするばかりである。
頑丈な白いモンスターであった。
顔はとてもハンサムであったのだが…。
 
気に食わないことがあると、持ち前のパワーで制御不能のレベルまで暴発するようで、わがままというよりかは、ある種の感情表現の形に変わった部分があることを理解した横山典弘騎手が、知る限りでは、3度は殺されかけたようだが、最終的見解として、お願いする形で走っていただいたら、ふたつのG1<5歳時の宝塚記念、6歳時の春の天皇賞>を取ることに成功。
丈夫なのだから、走ることそのものに負担は、健康なその他の馬と大差ないわけで、想像を超えた気性難を世に知らしめたあの伝説の宝塚記念<6歳時>を経て、秋の2戦の彼のパドックの姿は、どことなく、生気が失われてしまったかのように、優しい表情だったことが印象深い。
 
その仔であるキャントウェイトは、スカーレットインク<ダイワメジャー、スカーレットの母>と一緒に、クラシックを戦ったノーザンドライバーであるから、その父のノーザンテーストが5×3という変則的な強いクロスとなっている。
ハイペリオンの娘であるレディアンジェラが3×2という極めて歪で強烈な形でインブリードとなっているノーザンテーストは、同じくノーザンダンサー産駒の大種牡馬・ヌレイエフがハイペリオン系を母父に抱えることで、同じようにその5×3が作られた馬の中から、パワーワードに等しいG1を9勝の金字塔を打ち立てたあのアーモンドアイとよく似たクロスを抱えるとも言い換えられる。
横山典弘騎手と言えば、急逝の名伯楽・萩原清調教師の管理したロジユニヴァースでダービー奪取の悲願を叶えたことは、皆が知るところだが、これもヘイローが3×5となっていた、当時珍しい配合の馬。
 
4代目にクロスする奇跡の配合は著名に過ぎるが、激しい近親交配の歴史が成功の形の一つと理解されてきたこの世界にあって、エフフォーリア<息子の武史騎手の存在を世に知らしめたコンビで2021年躍進>の産駒に、サンデーサイレンスの5・4×3が意図して掛けられている馬が、やたらと多く、初年度の新馬戦からあのような活躍であるのだから、こうしたとトレンドは、古馬戦線にも影響すると感じ、穴狙いであるなら、こうした配合の馬から狙いたいとなった時、同じ父を持つパンジャよりも、こちらの方が上ではないかと考え、よくわからない理由で流されていって本命にしてしまった筆者なのである。

産経賞オールカマー2026 予想 - レース展開と最終予想

前が詰まって、ゴール前でラチ沿いをひょっこり抜け出しにかかったところで、レースが終わって、9着に終わっていただけキャントウェイトは、東京でも見せ場を作るなど、1年以上勝っていない割には、悪いところがあまりない馬という印象があったが、札幌続戦とはいえ、普通は10倍を切る単勝オッズになるような馬ではなかったのだが…。
 
距離短縮でもないのに、馬場が稍重だったものが良に変わったということと、勝負の綾で、今回はきっと悪いことにならないだろうという以外の要素は、国際騎手招待・ワールドオールスタージョッキーズで、厳選な振り分けをした結果、当地で驚異的な実績を残してきた横山典弘が乗っているという以外には、少し考えづらいところがある。
この人なら、何とかしてくれるのはないかと、未勝利戦の伏兵から、大レースの代打騎乗などで、テン乗りでも継続騎乗でも、その何かを起こしてきたというのは事実であろう。
 
ただ、改めてこのキャントウェイトを好結果のレースにばかりフォーカスをして、軽く振り返るようにレースを再確認したのだが、関西遠征の後に札幌に中7週であっても、少し厳しいローテになって、移動で減った分が戻ったという前走は、この馬の本質は全て出ていたような感じもするが、小回りで炸裂する好位インからのスマートな捌きで末脚を最高の形で引き出す例の型にハメこんだ快勝劇は、実は、ゴールドシップはズブい馬で…、というところに、本質のアスリートしての優秀な部分が、むしろ、真逆のモノであると、晩年の主戦騎手として、ゴールドシップとその産駒の何たるかを示したようなところがある
案外、体は父のように大きめであるが、巨漢ではないということもあって、本当は、大またのストライドで不器用そうに走る姿は、体つきが力勝負向きだっただけで、時計勝負への適性はあまりない分、本当は、自在の加速力勝負への対応力に富んだ、本格派の中距離馬だと、鞍上は知っていたのだと、よく理解した筆者なのである。
 
第一、5歳でオープン入りのキャントウェイトであるが、新馬戦で、後の函館記念圧勝馬・ヴェローチェエラを、新潟の内回り2000Mで負かしているのだ。
奇しくも、お互いに洋芝の特殊な馬場質で、好結果を残した馬として成功した2頭となったが、今回狙いたいキャントウェイトも、函館記念でサッカーボーイが昭和最後の開催で作った大レコードを更新したタイムと同じくらいの時計で、札幌と阪神の前の東京の府中Sで、3着ではあったが、自己ベスト大幅更新の快記録を作ったのだ。
 
むしろ、1800くらいの方がいいのではないか。
不思議なほどに、前に行くことに自然な形での助走をするだけで、それもG1級でも、楽に端を奪っていってしまうメイショウタバルが大活躍する中、それと同期のキャントウェイトは、そんな大物に育ったタバルより、遥か前に、未勝利クラスを一発回答で初戦突破したのだから、その潜在能力を疑う余地はない。
走るゴールドシップ産駒が。早熟であるはずはないということもあるが。
また、ゴールドシップであるのだから…、というようなアプローチを少し、その府中で騎乗した石橋脩騎手なども、詰まった時に乗った丹内騎手も、いくらか攻めすぎないように、普通の差しに転じて、いい流れに変わりかけているところがあった中で、特殊な鞍上の選定法で施行されることになる招待競走が、明らかな好機になりそうなきっかけというものを、萱野調教師は、はっきりと感じ取っている可能性もある。
 
丹内騎手に戻すのは、コスモキュランダに乗っていないということでも、チームマイネルの基本方針であるなら、当然、今の立ち位置ならあり得たのだが、そうはしなかった。
ゴールドシップ産駒というファクターは、偶然の産物とも言うべき、キャントウェイトにとっての幸運と重なり、異次元の中山重賞成績を誇るレジェンド<G1を除くと、20世紀中に生まれたほぼ全ての開催重賞を3勝以上している横山典弘騎手>に、本当の能力を見極めてもらうと同時に、レガレイラ以外は横一線ではないか…、という組み合わせで、そのグランプリホースも不発であって不思議ないような宝塚記念完敗後の秋緒戦で、陣営の思惑が、見事なまでに確変状態のもしかしたら…、に変わったような気配もしないではない。
 
思えば、度重なる大不発と、ゲート内での振る舞いに大きな問題も生じたという過程で、自らオファーをかけたようなところのある横山典弘が<須貝調教師は騎手時代1期上で、人柄からも声をかけやすいし、福永元騎手の代打指名を受けたジャスタウェイの中山記念が圧勝という経緯もプラスに作用していた>、ゴールドシップという個性に悩みを深める海千山千ともいうべき騎手仲間や厩舎サイドに対し、自分の考えを伝えるだけでも、プラスの効果があったことは間違いない。
その年は、二度目のダービー制覇を果たし、橋口弘次郎調教師<今は息子の慎介調教師が面白い馬の開発をしている>が管理したハーツクライの仔で、当時の皇太子殿下<=今上陛下>が観戦される中で、見事な仕事をする、その最中の営業活動で結果を残したという凄まじさがあったことも付け加えねばならない。
 
今、最高のお手馬であるマイユニバースを失い、不振に陥ったヤマニンブークリエや故障による離脱がまた長くなりそうなリトルジャイアンツなど、重賞を勝てそうで勝てない手駒にも、少し物足りない状況で、3歳のお手馬は不足気味でも、昆厩舎<主戦級の扱い>が何頭か、北海道を中心に見所がありそうな新馬を送り出して、結果もまずまずという中で、8月からエンジン点火の兆候と思ったら、ユタカ騎手と共に、札幌開催の内に大爆発で、シリーズ優勝を決めた一戦以降勝てていないわけだが(笑)、2場開催で中堅どころと粋のいい若手に目ぼしい馬が流れる過程で、見せ場が限られることは事実。
 
前週、前々週のお手馬が、やけに太いという感じでもなかったが、かなり休み明けの風情で回ってくるだけに終わっただけとすると、幸運を凝縮させるかのように、見せ場で決め切るキャラが、いかにもハマりそうな雰囲気がこのレースでするのは、変に鼻が効きすぎているだけなのか。
 
そんなゴールドシップとも色々あって、G1を中心に騎乗する<岩田康誠騎手が前哨戦で乗るという流れは同時に出来ていた>関係で、メンタルの状態が危険な雰囲気も醸すこともあったから、ピリピリムードの時に、様々なヤンチャ行動で周囲を騒然とさせ、目に見える形ではあの伝説の3連覇の偉業を自ら辞退するようにゲート内で暴れた宝塚記念や直線の春の天皇賞にやる気がしないとゲート入りをごねて、結局、百戦錬磨の相棒にその気にさせられた上で走らさせてから、悪い流れがもう断ち切れなくなったのも事実。
本当に殺されかけたと感じるほど、嫌々走っていた時代のゴールドシップとの関係性は、実は、名コンビというよりも、正真正銘の綱渡り状態であったように、今となっては思う。
 
その気にさせれば、どんな立ち回りもできて、極端な競馬の形になってしまう状況では、もちろん、持ち味がフルに発揮できないこともある一方、直線に入るまで無理な仕掛けをしなくても、G1でも十分に勝負になるという期待値を現実のものに変えた鞍上ならば、意外と飛びがきれいなキャントウェイトは、丁寧なエスコートで、ペース判断の部分でも変に型にハマらなければ、自在の振る舞いで…、これはゴールドシップそのものの性質でもある。
 
G1級のレースでは、東京、京都の決め手比べは合わないが、そうでないと、他の馬が急坂コースを少し苦手とした時、今度は自分が有利になる立場となる本質を理解しながら、末脚の溜め方にも意外なまでに自在性もあることも知っている鞍上は、ここではかなり強力なアシストをしてくれるだろう。
キレイなフォームでも、新潟内回り、中山外回り、京都外回り、札幌の、それぞれ個性の異なる中距離戦を勝ち切る馬の万能性は、本当は感じられないが、溜めることで決め手比べにも目途を立てたこの馬は、伏兵に止まらない走りをすると期待する。
 
ゴールドシップは共同通信杯で上がり33.3秒を繰り出したことは、後年にも伝えられる、珍妙なエピソードであるが、キャントウェイトは、今まで上がり最速は一度もなし…、その共同通信杯も後の天皇賞馬であるスピルバーグにコンマ1秒見劣っただけで、新馬戦はヴェローチェエラに見劣ったという上がりタイムのこの馬は、メンバー最速級の脚を使えたら、まず好走する。
レガレイラマークのスタイルはあり得ない馬だけに、同じく、WASJで勝ち星を挙げた2頭のパートナーの片割・ミリオンクラウンのように、セントライト記念級の組み立てが、今回はバレバレでも、見事にハマるという、いつもの展開に期待をする。



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