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アメリカジョッキークラブカップ2024の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 18分

 

アメリカジョッキークラブカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第65回アメリカジョッキークラブカップ(GⅢ)
グレード重賞(G2)
日程2024年1月21日(日)
発走時間15時45分
開催場所中山競馬場
距離芝2,200m
コース右回り
賞金6200万円
レコード2:10.1

アメリカジョッキークラブカップ予想2024 - 過去10年のデータ傾向

基本的に1番人気は飛ぶという前提でもいい

最後に1番人気で勝ったのは、ルメール騎手がほぼテクニックだけで持ってきた<毎年、ルメール騎手のお目覚めは決まって、次開催の東京からだから、今年はどうもご機嫌な様子で…>不良馬場のアリストテレス。

 

前々年のフィエールマンは、断然支持も鞍上のそうした事情も影響したのか、長期休養明けのシャケトラ<どう考えても絶好調はあり得ない>に不覚をとったが、本番の天皇賞は勝った。

シャケトラとの再戦は、不慮の事故により夢絶たれたわけだが、その前年がまた似たような感じのミッキースワロー敗退のダンビュライト本格化のお報せというレースであった。

他の騎手より倍以上は中山の重賞を勝っている横山典弘騎手が、力及ばずという感じで完敗に終わったこの一戦ひとつとっても、昨年はまさにそういう感じのガイアフォース<ルメール騎手>でもあって、わざわざ、人気勢から本気で狙う手はないというところ。

 

昔は4歳馬のためのレースになっていたが、その辺りのことは日経新春杯に譲ってしまって、今や、明け6歳はまだ若い論法<後述する基本傾向>に乗って、4歳のワンツーが、その不良馬場の年とダンビュライトの年だけという珍妙な傾向からも、人気になる若手には要注意。

5歳馬も3勝だから、決して多くない。

弱い馬が来るのではなく、ピントがずれたレースに臨む牝馬が単純に少ないというだけの話

昨年はオークス優勝から適鞍をずっと探していたようなところのあるユーバーレーベンが、ほぼ力だけで押し上げてきたという3着。

ソダシ以外横一線という感じのオークス勝ちは、時計面があまり特筆すべきものではなかったから、スタミナ任せの1勝だったことは否めなかったが、今のスピードトレンドの中距離カテゴリーは合わなかったゴールドシップ産駒、という理由だけで、このレース好走の予測は立ったとも言える。

10F級で不甲斐ない結果が多かっただけと、今にしては思うところもある。

 

で、その前に牝馬が来た例がほとんどない。

前出のアリストテレスとヴェルトライゼンデで決まった、コントレイルに完敗だったメンバーが主力の一戦には、直後の日経賞を制する後のG1馬・ウインマリリンもいたが、力及ばずということと、馬場も厳しすぎて完敗。

言い訳できる馬場だったからこそ、アリストテレスとのその後の逆転現象は、見事に顕在化していくのだが、ユーバーレーベンはオークス好走馬であり、同じく連対している前年2着のウインマリリンは、強い牝馬時代を象徴する存在ではあった。

また雨が降るようだが…、アリストテレスはエピファネイア産駒で、今年出走のモリアーナと共通。

そういうバイアスの狙いで、荒れ馬場になればなるほど…、高速の雨馬場となると、紫苑Sの再現も不可能ではないが、マイラーの可能性もなくはない…。

本命までは難しかった。

半分は6歳以上が勝っている特殊枠のG2競走

6歳馬が近10年で4勝し、驚くべきことに、7歳馬同士のワンツーも含め、同期間で4頭が連対。

8歳のマイネルミラノも、スローに乗じて逃げ粘った記録がある。

 

4歳馬というか、5歳でもいいのだが、斤量を少しだけ背負わされて、かつ、ここを春の始動戦に選択するグループは、フィエールマンが菊花賞もそもそも休み明けでの参戦であり…、という逆説的論法で、天皇賞を目指すなら、6分くらいの出来でここを使って、本番に備えようという作戦は、今では3歳のエース級が古馬撃破に使う戦法<エフフォーリア、イクイノックスだけでなく、北米遠征が結果的に春以来の実戦となったデルマソトガケのブリーダーズCも同じ>となった状況で、そもそも、古馬のためのレースになりやすくなっている環境にあるとできる。

 

ずっと前からそうだったわけではないが、近走まで条件戦を使っていた馬が半分出てくるようなら、若手にもチャンスだが、それが全て5歳以上というのだから、現4歳世代の芝のグループがパッとしない<各々の路線で崩れなかったタスティエーラ・ダービー制覇とリバティアイランド・牝馬三冠に深く関わるが、彼らはそもそもクラシック級の才能の持ち主だった>こともあって、主力はどうしても大半を占める6歳以上に絞り込まれる。

 

高馬のショウナンバシットが意地を見せる<一応のJC出走馬>可能性もあるし、モリアーナが別格であって不思議もないわけだが、ボッケリーニが8歳でも57で3番人気以内は確約されたような組み合わせ。

5歳はラーグルフ、この6歳はまず以ってチャックネイトを買って、その後に何を拾うかというレースになってくる。

筆者の中では年長組と年少組の各1頭ずつしか、選びようがなかったという部分が正直ある。

何を買っても、儲けを考えるようなレースにはなりそうもないし、穴狙いも結構リスクがある上級G2であったりもするから厄介だ。

 

アメリカジョッキークラブカップ予想2024 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

『人馬それぞれ紅一点の才能を巡る、距離の壁に挑んできた戦いの答えが、今回またひとつ出される』

チャックネイトの血統

特に説明はいらないとしても構わないだろう、サンデーサイレンス晩年の活躍馬であり、また名種牡馬となったハーツクライの産駒。

男としての在り様を、昨春において、ひと区切りつけた去勢馬・チャックネイトは、思う存分走る道を突き進めるか、今回が本当の試金石となってくる。

 

母のゴジップガールは、北米の基本距離となる芝の10F以下で5勝し、日本でもおなじみとなったアメリカンオークスを制したのだが、その後はどうも散々だったようで…。

早熟ではないが、ロベルト系の種牡馬のエピファネイアがそうであるように、ヘイルトゥリーズン系特有の燃えやすい性質が、どこかで急にエンプティマークが灯るように、下火になってしまう怪しげな本質も、多少なりとも影響をしているのだろう。

エピファネイアは完全晩成の非天才型・ブローザホーン号の大出世を何より誇らしく思っているはずだ。

 

そのロベルトの血を引くチャックネイトは、下級条件で【4・1・6・2】という、何とも鈍らというか、着外も4、5着という、典型もいいところの善戦マン。

騸馬になったとて、内面的な部分は何も変質してしないように感じるものの、年明けデビューの父が2戦目に選んだきさらぎ賞で3着だったように、初のオープンが、古馬には少しハードル高めのアルゼンチン共和国杯3着なのだから、中身は伴っている好成績とできなくはない。

 

そうした部分は、晩成もいいところのトニービンの血を引く馬特有の成長曲線と同時に、母母父キングマンボも本質はゆったり成長のレモンポップタイプが理想の型であるように、それ以前に入る5代母が抱えるエイトサーティ<北米で主要競走含む16勝>の2×3に代表される、北米傍流系の多さからも、この騸馬の活力はまだまだ衰えを見せることはない。

トニービン直系のカンパニーは、3歳で1800時代の京阪杯を制したが、G1を漸く勝ったのは、8歳秋の天皇賞とマイルCSだった。

そこまでは2着もなかったG1で、未だ衰え知らずの横山典弘騎手さえベテランになった時代<鞍上もようやくダービーを制した2009年のこと>に入り、思わず、そのワンダフルなパフォーマンスを絶賛したようなことは、この5歳で凱旋門賞を制した血を持つオープン馬なら、誰でも再現が可能。

ハーツクライ産駒の良血・フェイムゲームも、京成杯を勝った5年後に、同じG3格のダイヤモンドSを勝っている。

芝において、欧米の競馬サイクルに合わせてそれなりに成功のロベルトの血を持ちながら、このチャックネイトは、堂々とその道から外れて、フェイムゲームであり、ブローザホーンと同じような立ち位置に今入りつつある。

アメリカジョッキークラブカップ予想2024 - レース展開と最終予想

キング過多、ルメ違いに苛まれるカタカナ慣れしていない日本人のなんと多いことか。

いや、今回はそんなくだらない話に時間を割いては勿体ない。

大事な結末が待っている、そんな一戦でもあるからだ。

 

第一に、日本で平地競走に騎乗した女性騎手は、JRA所属の藤田菜七子<コパノキッキング>、今村聖奈<テイエムスパーダ>両騎手が、芝とダートの1200重賞を勝ったきり、国際重賞格のグレード競走を勝った記録がない。

過去最もそれに近づいたのが、2015年に新潟大賞典で2着だったナカヤマナイト騎乗のリサ・オールプレス騎手。

中距離重賞の常連でクラシックでも期待された馬だったが、7歳、当時は重い方だったハンデ57に加え、見慣れない女性騎手が騎乗したということもあって、混戦模様ではあったが、13番人気だった。

奇しくも彼を管理したのは、堀宣行調教師が助手時代に仕えた二ノ宮敬宇元調教師であった。

乗れるというよりも、勝たせる力を夏の札幌で見せつけたレイチェル・キング騎手は、全世界の女性騎手の中でもトップクラスの実力者。

 

歴史が閉ざしてきた女性活躍の時代、その大逆襲劇を有能にも程がある牝馬たちが如何なく大暴れをすることで体現しながらも、これも一段落しようというところで、再び、リバティアイランドとブレイディヴェーグ<今春ドバイ遠征が濃厚>という、ワイルド系なり、線が細かったことばかり気に掛けられていたナミュールの藤岡康太・ムーア化現象による劇的初G1制覇があったばかりでなく、ホープフルSをついに牝馬のレガレイラが勝ってしまった<同レースにおける快レコードのおまけつき>のだから、もうこの流れは抑え込みようがない。

いい時代を作った功労者でもある藤田菜七子騎手が生んだとして相違もない、女性騎手の減量特典を受けられないキング騎手は、しかし、リーディング級の争いに食い込めるだけの4つの勝ち星を、芝を中心に挙げている。

女性らしいたおやかさもあるのか、日本のオープン初勝ちとなったジュニアCは逃げ切り勝ちで、腕っぷしの強さでひと稼ぎを目論む外国人騎手らしい面々よりも、ずっと柔軟な乗り手として、その後見人たる堀調教師などは非常に評価している様子。

チャックネイトは少しズブいが、彼女の技術に相応しい優勝候補となり得るパートナーである。

 

一方、東海Sにもお手馬がいる中で、匠の技で今年も乱戦必至の牡馬クラシック戦線にお手馬を一頭送り込むことに成功した横山典弘騎手は、知られるように、アメリカJCCを他の追随を許さぬ記録的な勝ち星である7勝目を一昨年挙げたばかりで、武豊も岡部も1勝したきりなのに…、ということをそうですか…、くらいの感じで今年8勝目にしてしまうほどに、少し乗ってきた雰囲気がある。

 

わがまま坊主ばかり14頭の争いだった京成杯を見返すうちに、まるで言うことを聞いていないようで、意のままとは言わないまでも、デビュー前から才能を秘める逸材と手放しでその可能性に言及したとされる子息の武史騎手と、結果的には腕比べとなった一戦は、コーナーワークと直線に入るまでのスムーズさで、ほぼ勝負ありだったが、才能互角と見えた両パートナーの実力に対し、位置をとる準備の部分で、決定的な差が出てしまったというだけで、腕でも見劣りしなかった。

全く偉ぶらない父に対し、今週末もまた対決する構図<武史騎手はマイネルウィルトスに騎乗>になるが、父が少し手の内に入れるのに手間取ったところもあるモリアーナは、2度目のタッグであった紫苑Sで、驚愕の末脚を発揮し、勢いでも恐らく総合力でも上だったはずのヒップホップソウル・横山武史コンビを、凄まじい決め手で撫で切ってみせた。

 

ペースに対し、武史騎手は少し強気すぎたスパートだったが、何度見直したところで止まったわけではないことは明らか。

一頭だけ、あり得ない伸びで馬込みそのものを切り裂くように、中山名物の謎の追い込み大逆転を決めているのだ。

京成杯ひとつとっただけでも、典弘騎手は最多勝ということらしいが、基本的な勝ちパターンと非常脱出の手段を巧みに使い分けしながら、その上で馬の走る気に任せて戦ってくるので、相手が手を読むことは不可能。

勝たれてみれば当たり前でも、レース直後に敗れた側には、最近ほど?が漫画のように、頭の上に浮き上がって見えるような表情が、ノリスペシャル炸裂後の安定の展開にもなっている。

 

奇しくも、今週もエピファネイア産駒に乗る父の方は、必ずしも追い込み一手ではないと内心認めつつ、驚きの5戦連続稍重馬場出走の珍記録が今回も伸びていきそうな<ダートではたまにあるが、芝のオープンでこの記録は何かある(笑)>予報でもあり、必殺の好位インつき<本来はこの型が中山重賞における横山典弘の定番>以外では、極端な策の変更はないように思う。

牝馬の勝利は長くないレースではあるが、先述のように、昨年はついにユーバーレーベンが好走。

実は、典弘騎手最初の制覇の際のパートナーが、ここまで最初で最後の牝馬優勝馬であるメジロモントレーであった。

勘のいいファンなら気付いただろうが、モーリスの母母である。

 

主に関東所属の猛々しい古豪たちが築き上げ、その格を守り通してきたアメリカジョッキークラブCという堅固な山城を、最もふさわしい理由でもって、一矢報いるようにして、火の見櫓くらいにダメージを与える1勝を挙げるとすれば、キングのチャックネイトか、これを得意レースとする横山典弘が駆るモリアーナかのいずれか。

G2戦への期待がそっちにばかり注がれる必要もないのだが、狙うべきは彼らというか彼女たちの反発力であろうとみる。

 

レガレイラが結局1番人気に応えて、ホープフルSを制するということは、戦後リスタート直後の2年で、東京開催の皐月賞を牝馬が連勝した以外勝てていない、事実上、史上初の皐月賞ウイナーの牝馬誕生の可能性、その現実味を示唆する大勝利であるのだから、何かが変わって不思議はない。

最もその手の話の中で怪しい、女性騎手が中距離重賞を勝てない、なんてつまらない歴史は、最も素早く消し去るべき真っ黒なサイドストーリーであろう。

 

キング騎手クラスならば、直線に入るまでは比較的スムーズでも、止まらない末脚の強みを活かし、決して勝負強くはない性質に対し、的確な処方箋を出して善処するはずだ。

こんなもん、ルメールを乗せておけばいいではないか…、ではないところが少し面白い。

堀厩舎と仲違いする理由は全くないが、木村厩舎に面白いほどの才能に溢れた天才が軒並み登場で、タスティエーラの父であるサトノクラウンに跨っていた頃とは、関係性が深まるキーホースがいなくなってしまっただけのこと。

コントレイル世代のサリオスやカフェファラオでも勝っていたが、それでもレイチェル・キング。

 

去勢させたのが約1年前の春だから、ここは準備万端の重賞2戦目。

アルゼンチン共和国杯では、敢えて、剛腕系ではない大野騎手に手綱を託し、何とも言えないいつもの感じで、混戦でいつも上位に来るイメージ通りの3位同時入線の好走。

驚くほど3着が多い、キャリアの半分は連外しも踏ん張ったその着順ばかりというチャックネイトは、もうちょっとは渋とさよりも勝負に行って粘り強さが出たような、少しは大人になったことを示した内容の3着という前走内容。

条件戦の3着ではなく、ゼッフィーロとマイネルウィルトスにうまく走られながら、古豪で左回りでは相変わらず走るヒートオンビートとは同着。

 

同父のハーツコンチェルトとは違い、回りの関係で直線の伸びが変化するようにも思えないから、雨馬場実績が開幕週東京に限定のキャリアに不安も、58で2勝した古馬で追っても魅力ありのキング騎手は、十分に狙い目になる。

それとついでの女性騎手による快挙が見られれば、勝ち負けにばかり囚われない不世出の馬乗り・横山典弘も、きっと祝福のスマイルを見せてくれるはずだ。

馬券的には、どちらが勝っても両方負けても構わないとするスタンスだが、穴から攻めても、人気勢から流す手を取っても、多くのファンの買い目に大差が出るような組み合わせではない。

狙う目線だけ他とは変えて、レースを楽しみたい。




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