小倉大賞典2021【予想】|過去データから分析した有利な枠順と最終追い切り

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小倉大賞典2021【予想】|過去データから分析した有利な枠順と最終追い切り

読了までの目安時間:約 12分

 

小倉大賞典の予想と出走予定馬の最終追い切りデータになります。
過去結果を見ても荒れる傾向がある中、有力な登録馬の中から本命である鉄板軸馬や消去すべき馬、そして激走が想定される穴馬をご紹介!

過去のデータベースを見ながらレース展開もシミュレーションしてみました。

予想オッズを見ながら歴代優勝馬の勝ち馬のサインを見逃すことなく、過去配当を超える払い戻しを狙って早速予想していきましょう。

 

レース名第55回 小倉大賞典
グレード重賞(G3)
日程2021年2月21日(日曜)
発走時間15時20分
開催場所小倉競馬場
距離芝1800m
コース右回り
賞金4100万円
レコードタイム1:44.1

 

小倉大賞典2021の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)

 

枠順出走予定馬騎手斤量(負担重量)馬体重(前走)予想オッズ
1ヴァンケドミンゴ藤岡 佑介56.0kg472kg14.9
1カデナ菅原 明良58.0kg480kg4.7
2アドマイヤジャスタ吉田 隼人56.0kg510kg15.5
2テリトーリアル石川 裕紀人56.5kg476kg95.9
3アールスター長岡 禎仁56.0kg508kg14.5
3ヴァンランディ杉原 誠人55.0kg460kg49.5
4トーラスジェミニ吉田 豊56.5kg488kg18.6
4フェアリーポルカ和田 竜二55.0kg506kg4.6
5ドゥオーモ藤岡 康太53.0kg472kg58.2
5バイオスパーク内田 博幸57.0kg478kg23.0
6デンコウアンジュ蛯名 正義56.0kg478kg8.2
6ロードクエスト西村 淳也56.0kg466kg125.2
7ショウナンバルディ岩田 康誠54.0kg444kg190.5
7ベステンダンク横山 和生57.0kg520kg90.8
8ディアンドル団野 大成53.0kg504kg106.9
8ボッケリーニ浜中 俊57.0kg468kg2.4

 

小倉大賞典予想2021 - 過去10年の傾向

<1番人気の馬>・・・ きっとボッケリーニ
【2・1・2・5】

 

川田将雅騎手が手順を踏んで、正しい選択を重ねた結果が、連対馬は全て鞍上川田の記録と符合している。
よって、いるかいないかは大きな問題となってくるわけだが…。

この話の肝は、4歳馬の場合は、

【2・1・1・3】

5歳以上であると、
【0・0・1・2】

荒れることを前提としたレースであり、出走馬を送り込んだ馬主以外は、ほぼ全てのベッターが波乱を期待するハンディキャップ重賞なのだから、期待に見合った結果であろう。

若い馬ならば、当然余計に背負わされるような重賞実績に乏しくて当然。

昨年のヴェロックス<単勝1.4倍の断然人気も9着>のように、重賞を勝っていないのに57を背負わされたにっちもさっちも行かない迷える子羊状態の過剰人気馬は、まず登場しない。

 

この馬が小倉の新馬戦を独走した影響が、オッズにも反映され、かつ陣営の最後の一手にもなったわけだが、小倉実績を買われた馬ほど信用ならないという傾向は、昨年2着のドゥオーモを見れば一目瞭然。

2勝クラスを勝って連闘での出走。いかにもの、ローカルあるあるだった。
無論、人気は全くなかった。

 

Mr.小倉大賞典・川田騎手が不在の影響・・・ 難解さがより際立つ最大の要素

 

フェブラリーSの裏開催に組まれるようになったのは、2013年から。

当然、そもそもトップジョッキーが少ない第3場であるにも関わらず、よりその傾向が顕著になるG1開催の裏なのだから、理由がない限りはG1で人気馬に乗るような騎手は出てこないが、たまには東京に行くけれど…、という川田騎手が先述の人気に応える仕事でファンを納得させてきた近年の傾向に合わせるように、いなかった時の直線のドギマギ感はカオスの様相を呈している。

 

【2015年 重馬場】
着順 馬名 通過順 人気

1着 カレンブラックヒル <2-2-1-1> ③
2着 コスモソーンパーク <14-13-8-4> ⑥
3着 ダコール <15-15-13-9> ⑪

3連単:\93,800(ダコールでも単勝19倍の混戦にも関わらず、3連単だけは高配当)

 

 

【2017年 良馬場】

1着 マルターズアポジー <1-1-1-1> ④
2着 ヒストリカル <13-13-9-6> ⑧
3着 クラリティスカイ <8-8-5-4> ⑤

3連単:\141,970(大混戦でヒストリカルも単勝は15倍弱、2015年と似たような展開)

 

共通するのが、何故か人気が落ちていたNHKマイルC覇者が復調して、よく頑張った感を出していることと、実力派の逃げ馬が先行して、相手が溜めに溜めたタイプ。

ファンが最も悶絶する前残りと後ろからドカンの合体パターン。

小倉大賞典では定番だが、この馬が強いと確信が持てない上に、展開がこれでは難しい。

2017年は一応、重賞勝ち馬が上位6着までを占めたが、人気は反映されていない。

 

厄介なのは、川田騎手の人気馬が絡んだ時の方が配当が伸びている点。

要するに、当てるのが難しい上に妙味に乏しいレースになりやすくなっているのである。

1頭わけのわからない馬が絡むというのは、長いスパンで見ても関西圏の中距離重賞の特徴でもあって、ミスター川田に代わって、同じく九州男児も、完全ジモティーの浜中騎手にかかる期待は過度に高まるが、残念ながら、ここまでは彼の騎乗馬の好走実績はない…。

小倉大賞典予想2021 - レース展開を予想

必ず消えるタイプ/川田騎乗以外の1番人気馬を除く

 

15年ほど前の冬の小倉には、絶対的な存在として、メイショウカイドウなりアサカディフィートといった元気なおじさんが鎮座していたしたわけだが、アサカディフィートが3連覇を目指して登場の2009年に殿負けした際に、レース史上初めて1分44秒台で決着したことを契機に、2つの新たな潮流ができた。

 

①単勝20倍以上の馬は小倉開催では未勝利
→単穴頻発の乱戦模様の傾向は平定された格好で、軽ハンデ馬の勝利も激減した。

 

②前走中山重賞着外馬が毎年のように馬券になっている
→アサカディフィートが最初に勝った年は、自身が中山金杯2着で相手が京都金杯2着馬。似た形態の中山の中距離重賞で不発の馬ばかりが、人気を落として巻き返している。

時計が速くなり、連続好走が難しくなっていることが一点。

加えて、走破タイムが高水準のレベルに設定されることで、小倉巧者というだけでは台頭できなっているのもある。
よって、福島記念好時計勝ちのスティッフェリオクラスならともかく、ローカル重賞は例外としても、主要場の重賞の結果で狙いを定めるのは良くないとなる。
イメージとしては、

『バイオスパーク、ヴァンケドミンゴ ≧ ボッケリーニ、フェアリーポルカ』

−似たような配合で馬齢も同じだが、ここではまだ色のついていない方から狙いたい−

 

筆者、大いに失念していたこともあり、

<4歳馬 ハンディキャップが54~56kg>

【3・1・2・15】

ただ、重賞勝ち馬の好走実績はない。できれば、条件戦を4勝して出走の馬の方が有利。
人気になっても、ある程度古馬に揉まれているから<どこかのクラスで必ず負けているというのもある>、この程度のクラスの重賞ならあっさり突破できるタイプは多い。

とか言って、またしても妙味のありそうな4歳馬からどさくさ紛れの中穴を狙ったパンサラッサ本命のレース検討で中身を詰めていたのだが、最終追い切りの情報がくまなく出そろった頃、ふと本賞金のことが気になり、JRA-VANの小倉大賞典の登録馬が載っているページで賞金順のボタンをポチっとな、としてみたところ、見事22頭中最下位であることに気が付いた。

急な方針変更を迫られたので、無理くり、
どうにも掴めないロイコン系の活躍馬には、取捨すべき一定の基準が存在する

などとぶち上げて、体裁を整えたのである。酷い話だ。

小倉大賞典予想2021 - ボッケリーニの血統/成績/タイム

 

存在はちゃんと理解していたヴァンランディは、コディーノ、チェッキーノ兄妹の全弟にあたる良血であり、前走の元町Sはこの際の2着馬がムジカで、愛知杯で狙いを立てた手前、このレースのことはしっかりと再チェックしていた。

無い袖は振れないのだから、傾向的に狙いづらい前走重賞勝ち馬の斤量増<2kg増のボッケリーニが人気の中心>でも衆目の一致した中心馬を軸にはできないし、結果的に配合の似た好レースの3勝クラス勝ちの候補を挙げてみることにした。
まあ、小倉で勝ち上がったアーデントリーでもいいのだが…、小倉連戦組は近年は不振だ。<オープンとの格差を広げた降級制度廃止の副作用だろう>

 

まだ若いヴァンランディは、ここまで掲示板外しもなく、いかにも賢いロイコン系の良さを引き継いだ馬である。

似たようなキャリアのボッケリーニも、兄が5歳になった途端見違えるように勝ち星を重ねたラブリーデイを兄に持つレディチャッター−シャダイチャッターの末裔にあたる名血。

キングカメハメハを父に持ち、母父は本命馬がサンデーサイレンス、対抗がその直仔であるダンスインザダーク。
母系にハイペリオンの血が強くクロスされた、芝向きに強化されたマイルから中距離に向けた適性を全面に出すのに適した配合が施されている。

 

ヴァンランディはあのシンコウラブリイ<マイルCSなど10勝>の半妹であるハッピーパスを母に持ち、その産駒の活躍もつとに知れ渡ったものがある一方、意外とG1に縁がないことが特徴になっている。
シンコウラブリイだって、G1に限れば 【1・1・2・0】 であったから、ボッケリーニの兄であるラブリーデイとも似ていなくはない。

 

両者、直線平坦の競馬は得意なタイプが多く、直線が短いコースほど本領発揮の馬が牡馬の活躍馬ほど多いという傾向がある。

ヴァンランディの前走はまさにそれで、絶妙な中団後方からの福永騎手の仕掛けがあっての勝利とも言えるが、ロイコン系はオープンに上がると、最初の重賞ほど外さない傾向もなくはない。
連闘のG1で世代のエース級相手に3着の旧阪神3歳牝馬S好走の実績があったシンコウラブリイは、春に立て直された後は重賞3連勝だった。

 

実は、この牝系には奥があって、ヴァンランディから見て5代母のアジュラインの娘にコントレイルというよく知っている名があって、この馬を3代母に持つトップランナーが、あの顕彰馬・タイキシャトル。
残り少ない調教師生活となった名伯楽・藤沢和雄師の名を世に広めた超有能な外国産馬のことを知れば、この一族は皆、秋にスイッチが入る連勝なり、その前の時点からの変貌の痕跡があると、戦績を見比べたらすぐに気が付く。

ヴァンランディはようやく体ができてきたのか、4歳秋に3、4勝目を挙げた。

唯一気になる1800Mで3戦未連対の実績も、それ以外は全て2000Mで好走、近年の小倉大賞典は2000M以上からの距離短縮組が圧倒的に優勢となっているため、むしろ狙い目の実績だろう。
ロイコン系も一族の主にも近いタイキシャトルも、完成後の馬体の増減は小さい馬だった。

そもそもが、その変動の小さいヴァンランディに、見た目の変化は少ないとされるが、三冠馬の方のコントレイルもそれはよく似ていて、乗った感触とか調教の動きとかしか、その機微は見て取れないと言われる。

僅かでも変化があるなら、評価がまだあまり高くないこの時期にこそ狙いたい馬。

5歳になって突然変わったラブリーデイの全弟も、さすがに評価を下げられない。
例年以上に時計が出やすいコンディション。

G1でも通用する黄金配合は、当然、このローカル重賞向きとならないという傾向は顕著ではあるものの、重賞競走の縛りとすれば、そんなものは才能の開花を邪魔する要素とならない。
ディープ産駒が強いのだから、同じくフェブラリーSではほぼ出番なしのキングカメハメハも走るだろう。
その代わり、穴3着快走は数度ある杉原騎手の手腕は問われるが、また人気はない。

 

 

 

 




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