サウジアラビアロイヤルカップ2020【予想】|最終追い切り後の勝ち馬のサイン

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サウジアラビアロイヤルカップ2020【予想】|最終追い切り後の勝ち馬のサイン

読了までの目安時間:約 14分

 

2020年10月10日(土)東京競馬場11R「サウジアラビアロイヤルC」(giii)の最終予想です。
外厩情報や血統、追い切り、ラップ適性などから分析していきました。

重馬場となりコース攻略が心配される本レースですが予想オッズ的にも荒れる可能性が大いにありますので
穴馬を見逃さず過去以上の配当を狙っていきたいと思います。

 

コース:東京競馬場 芝1600m(左回り)
グレード:重賞(giii)
発走時間:2020年10月10日(土)15時45分
賞金:3300万円

 

サウジアラビアRC2020の出走予定馬(枠順確定)

サウジアラビアロイヤルカップ2020出馬表
枠順出走予定馬騎手斤量前走の馬体重
1枠ピンクカメハメハ三浦 皇成55.0kg458 kg
2枠ジャンカズマ戸崎 圭太55.0kg454 kg
3枠ビゾンテノブファロ原 優介55.0kg470 kg
4枠スペシャルトークM.デムーロ55.0kg458 kg
5枠インフィナイト北村 友一54kg490kg
6枠セイウンダイモス内田 博幸55.0kg484 kg
7枠キングストンボーイC.ルメール55.0kg492kg
7枠ダディーズビビッド大野 拓弥55.0kg476 kg
8枠カガフラッシュ江田 照男55.0kg446 kg
8枠ステラヴェローチェ横山 典弘55.0kg488 kg

 

 

サウジアラビアRCの過去傾向データ

上位1~2番人気のキャリアが新馬勝ちのみの馬
1着2着3着4着以下
3回4回1回1回

※近3年の勝ち馬に共通

→今年はインフィナイトとキングストンボーイのみ該当馬になり得る

 

 

これまでの歴史を振り返ると、もう少し古いところで重賞を経験した馬が勝利した記録が見つかるくらいで
今はそこで負けたような馬たちが登場するような舞台ではない。

 

ただ、旧いちょうSの出世レースとしての機能をさらにパワーアップさせたような近年の勝ち馬の豪華さこそが、このサウジアラビアロイヤルCの魅力でもある。

 

よって、ここ2年は1番人気馬ばかりが勝利。

 

おまけに、その全てが翌年以降にG1馬になっている。

 

東京と札幌で連対実績がある馬
1着2着3着4着以下
1回1回1回0回

※ブレイブスマッシュ ・・・今年はジャンカズマ

 

 

 

2017年は人気の2頭がそのレース間隔とオープン実績の違いで、力と比例しなかった面はあったが
どちらも結局はマイルのタイトルを勝ち取る結果に。

 

都合、重賞格を授かった2014年から、その勝ち馬は5頭がG1馬になったことになる。

 

古馬になって、籍をオーストラリアに移してから大活躍したブレイブスマッシュにしても、それ以降の勝ち馬は、みんな古馬のタイトルに縁があったか、惜しいところまで行っているので、早熟性を問われるだけではないことも重要。

 

サリオスが今後、ダノンプレミアム以上の迫力を手に入れるためには、父のハーツクライというより一昨年優勝のグランアレグリアや同期のコントレイルのように、いつ見ても違う馬に見えるという成長の軌跡を是非肖って行きたいところだ。

 

奇しくも、ここを勝って一年後、今度は古馬のビッグタイトルに繋がる重要戦の毎日王冠に堂々挑む若き挑戦者になったサリオスの未来も、また明るいのである。

 

それらと比べたら、ちょっと小粒に見えてしまうのは仕方がないところ。

 

まだ比較対象になるかどうか、それを図る機会さえも得ていない若駒たちであるから、まずはここを走ってみてからということになる。

 

ただ、重賞昇格初年度に人気になって3着に終わったミッキーユニバースよりも、今年それと同じ前走札幌2歳Sに出走し、見事にいい目標にされ潰されたピンクカメハメハを、ここで見切るのはいくら何でも早すぎるように思える。

 

ピンクカメハメハなど、普通は買わない方が得策だが、新馬戦の内容は秀逸。

 

7/19 2回函6日<芝1800M>
<4F:50.9>→11.9−12.2−12.1−11.8−12.1備考
・5F:1:02.8
・上がり4F:48.2
・上がり3F:36.0
・2着馬のゾディアックサインは、中山の2000M未勝利戦を後方ひと捲りで快勝。

 

 

武豊騎手だからこそ、新馬戦でもこの美しい12−12のラップを刻めるわけだが、ピンクカメハメハは序盤こそは行きたがったものの、外枠からスムーズに先行し、2着馬に一度突かれてはいるが、そこでもラップは乱れず、直線は一気の脚で突き放している。

 

競馬というのは、どちらかのラップが偏っているのが理想とされる面があり、終いのラップを上げる方が、芝の競馬ではより勝機に近づくとされる。

 

しかし、それは軽い馬場での話。

 

函館のオーラス週に当てはめても意味はない。

 

行く気を見せたというより、行った方が理想の競馬に近づけるという予感のようなものが鞍上にあったからこそ、普段はやらない新馬からの先行策をとったもの。

 

おかげで、次戦では同型のバスラットレオンに、師匠からの指示に忠実な坂井騎手の徹底マークの影響もあり、

 

9/5 2回札6日<札幌2歳S>
<4F:47.1>→12.1−12.1−11.9(−12.0−13.0)*最後2つのラップは勝ったソダシの作ったもの
・5F:59.2

 

例年より遥かに先行型が多く、終いの勝負で力を示したバスラットレオンの存在が、ピンクカメハメハの良さを全て消したレース。

 

これをまとめてソダシに潰されたのでは、ラップの差が現れたこと以上に、抵抗するテクニックを持たない先行型の脆さが直接の敗因となった。

 

それでも、いきなりの内枠スタートで2戦目特有の行く気満々ぶりがオーバーペースのもう一方の根拠となりながら、レースの質を落としに行くようなことはしなかったから、酷い結果というより、次戦の巻き返しを大いに期待の特注馬になったとすべきだろう。

 

重賞で逃げたことのある馬
1着2着3着4着以下
0回0回1回0回

初回のミッキーユニバースのみ該当 ・・・今年はピンクカメハメハが登場

 

 

だいたい、一度1800Mの重賞を使ってから、マイルに短縮する登場の仕方は、そこで勝って、いざ本番への流れであれば理想だが、例年のタフさに先行するパワー型の存在が普段より際立った札幌2歳Sは、勝ったソダシ以外にも期待馬はかなり多かった。

 

ピンクカメハメハが復活した途端、それらの評価が上がるとともに、彼自身も力をつけたことを証明する好結果となる。

ある意味で、そういうアドヴァンテージが活かせるのは、ダメージを受けた直後かその次まで。

心理的にマイナス要素ばかりの大惨敗を経て、復活に手間取るほどに、歓喜の瞬間は倍々ゲームの理屈で後ろ倒しになる。

 

 

激走が想定される出走予定馬の血統から予想

 

ピンクカメハメハリオンディーズキングカメハメハKingmamboMr.Prospector(キングマンボ系)
 
マンファスLast Tycoon
 
シーザリオスペシャルウィークサンデーサイレンス(サンデーサイレンス系)
 
キロフプリミエールSadler's Wells
 
タバサトウショウダンシングブレーヴLyphardNorthern Dancer(リファール系)
 
Navajo PrincessDrone
 
サマンサトウショウトウショウボーイテスコボーイ(プリンスリーギフト系)
 
マーブルトウショウダンデイルート
チヤイナトウショウ(セヴァイン系)

 

 

グランプリホースであるスイープトウショウの17歳下の弟になるピンクカメハメハは
エプソムC勝ちでマイルチャンピオンシップで3着の実績もあるサマンサトウショウ、桜花賞3着でダービーにも挑んだマーブルトウショウなど、牝馬たちが男勝りの活躍をする血筋には珍しい期待の牡馬であり、共通して、マイルのG1では足らなくても、重賞までなら勝ち切れる魅力を能力のある馬ほど受け継ぐ。

 

父はその意味でマッチングしそうな、期待すべき条件ではないはずの朝日杯フューチュリティSで勝ち馬となったリオンディーズ。

 

その母は言わずと知れた、新世紀のクラシックラインを形成する上で重要な基礎繁殖牝馬となった日米オークス馬・シーザリオ。

 

祖父がキングカメハメハとダンシングブレーヴ、その次の代も、芝のクラシックホースの名が続々登場し、ある意味では、ミスプロ系の潮目を変えたフォーティナイナー直系のエンドスウィープを父に持つ姉のスイープトウショウより、ずっと進化系のリオンディーズ<芝向きが多いキングマンボ系>という武器を備えたピンクカメハメハの方が、よりハードな芝の重要戦への適応力を持っている可能性がある。

 

 

姉は2戦目からファンタジーSを制していたが、以降はG1で5、5、2、1、5という2、3歳シーズンだから、本格化前のスイープトウショウ同様に、パワーをつけるまでの時間はしばらく必要なのだろう。

 

そんな姉とは違って、どんどん前に行けるのは、芝適性で優位の血筋だからではなく、目方がひと回り以上弟の方が小さいから。

 

気難しさでは歴代の名馬たちのそれの最上位に入る個性派牝馬の下であるから、体の作りで戦法が変化して何ら不思議はない。

 

ダート向きも出したエンドスウィープのこと。

 

スイープトウショウが前向きさを抑えきれなければ、ダートのスーパー牝馬になっていたかもしれない。

 

ノーザンダンサー継続クロスはリオンディーズに多くかかり、そのクロスを両親が持って生まれてきた。

 

和製牝系になっているセヴァイン系のタバサトウショウには、ダンシングブレーヴ直系のノーザンダンサーしかない。

 

サンデーサイレンスがどこにもない馬を探すのは難しいが、その4×3でキレ馬ばかり出すシーザリオ系種牡馬では芸がない。

東京の重賞をまず勝つことから、その本質が有能であると証明できるわけだ。

 

 

逃げ馬を予測していけば消去法で答えは出る!

 

課題の多い若馬に、騎手の乗り替わりは厳しいが、同系ロードカナロアの牝馬の活躍馬・トロワゼトワルで魅せた美しい逃げは、3角までの距離を考えると、あまり不安を感じさせない武器を三浦騎手は持ち合わせていることになる。

 

抑えるのは、どの騎手も考えることだし、そういうことを今後を見据えて試す機会にもなっていくが、ある程度速くても、逃げたくはないというメンバーが多い組み合わせ。

 

行った方がここでは合理的だろう。

そうでない時、森調教師は自己条件や誰も強い馬の出ていないオープン特別に管理馬を出走させる。

 

モンローブロンドの仔にしては、前向きさのコントロールがしやすいところのあるジャンカズマも、好メンバーのクローバー賞で人気なったような馬。

 

前走はタフな展開だった函館2歳S好走の2頭に経験値の差で負かされたが、広い馬場に変わって、末脚全開のハービンジャーと考えた方が、血統馬だけに合理的解釈になる。

 

キャリアの浅い馬に期待したいレースだが、未勝利勝ちの馬の方が有利なレースだったことは、一応踏まえておきたい。

軽いレースにならないから、新馬の勝ち方より、そこからの上がり目が重要だから、時計のある有力馬になった方が案外有利だったりする。

 

時計の速い馬はここにはいないから、今年はキャリアホースを上位に取りたい。

 

 

 

 

 




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