七夕賞2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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七夕賞2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

七夕賞の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第58回七夕賞
グレード重賞(G3)
日程2022年7月10日(日)
発走時間15時45分
開催場所福島競馬場
距離芝2000m
コース右回り
賞金4300万円
レコードタイム1:57.3

 

七夕賞予想2022 - 過去10年のデータ傾向

目黒記念組の取捨ポイントは、本質がどうかという一点に絞られる

ここ数年で馬券に絡んだのが、2015年の2着馬・ステラウインドだけ。
少し前では、ミヤビランベリが目黒記念からの連勝を決めた<レース連覇達成>という例があるくらい。

当たり前に繋がる同距離の鳴尾記念や新潟大賞典、エプソムCを叩き台に使ったオープン馬などを除くと、出走数が少ないだけでなく、全く求められる適性が違うことで、前哨戦として機能する理由が存在しない関係性にある。
だから、連続して人気になり、当たり前に負けたのが翌年の古馬チャンピオン・ラブリーデイということでも、買いたくないグループにポイ捨て同然の扱いとなりやすい。

その代わり、ステラウインドやミヤビランベリらには2500M以上での勝ち鞍があり、大きく敗れた面々とは一線を画している。
モズナガレボシは父グランプリボス<マイルG1で何度も好走>のイメージを脱した時、小倉の皿倉山特別・2600Mを勝っている。
中京2200に妙な走るツボを持つプリマヴィスタより、軸で狙うのに適しているが、当然、重賞実績の差でプリマの方が軽くなる。
前走比同等の2kg差で、前々走がオープン馬として同等レベルのパフォーマンスと仮定した時、ここで2馬身以上の差があるのだから、入れ替わらないという考えがあっていい。
目黒記念に出走し、好走の可能性もあった実績を秘める両者が、本来働くべきは消耗戦の小回り中距離。
そう考えれば、人気が集まらない理由を作った前走の着外の結果は、両者ともプラスに捉えられる。

 

王道のローテは一体何かと問われれば、春の福島オープン出走馬であると今は言える

ハンディキャップ重賞なので、昔は条件馬もよく勝っていたが、降級制度がなくなった影響で、ここ数年はオープン出走歴のない馬に勝てるチャンスはない。
ギリギリそれによって拾えるプリマヴィスタは、一応、オーソリティの勝った青葉賞にも出ているが、古馬重賞で一度くらいは揉まれていないと、特殊なレースになりやすい七夕賞ではプラスアルファが出せない。

という伏線もあるのだろうか、昨年は春の福島開催がまるまる消えたのに、急こしらえの新潟で行われた福島牝馬S惨敗のロザムールが、福島で通常開催の七夕賞で快走したことで、前走福島の馬がずっと馬券に絡む現象が続いてきた。
今年はいの一番に、開催日だけは予定通りだった福島民報杯を独走しているアンティシペイトが挙がってくる。

昨年は札幌で追い込んで快勝の馬であり、激しい捲りを父ルーラーシップの豪快さが引き継がれたと解釈すると、消す要素がなくなったに等しい。
条件戦組が出走しづらい状況にあるわけだから、より、ヴァンケドミンゴのような福島巧者に出番があるとなってくる。

ちょっと前はゼーヴィントであり、パンサラッサの覚醒と共にクローズアップされるようになった暴走型福島野郎のツインターボも、ここで重賞を2つ制している。
福島重賞好走馬は、昨年好走のキングマンボグループ以外にも、まだ福島重賞を勝っていないヴァンケドミンゴに、そもそも人気なるだろうことが判然としていたヒートオンビートまで含め、みんながキングマンボ直系という異常事態。
飛ぶ鳥だからこそ捕まらない男になったタイトルホルダーに限らず、牝馬二冠のスターズオンアースまで含めて、時代の潮流はこの系統優勢のトレンドと言える。
逆らえそうなのが、クロフネ×サンデーなのではないか。
筋読みとしては、穴からどうしても入りたいということで、逆説を用いるとこういう組み立てになってくる。

1番人気は走らないが、10倍以上の馬だけが上位を占めるという年はまずない、そこまで荒れない七夕賞

速い馬を狙うべきレースではないことは、平均的な勝ちタイムが道悪のレースを含める2分をわずかに切るかどうかくらいになってしまうことからも、似て非なる小倉などよりも、時計がかかる分のタフさが要求される特徴がある。

しかしながら、それと人気馬が来ない理由とは別個であり、一流馬が小倉より少ないということもない。
ましてや、もっと荒れる函館記念と比べれば、立地が極端とは言えない福島競馬場に、出走意欲を示した実力者はある程度は集まってくるはず。

ところが、1番人気が1979年〜2004年までずっと勝てない<注:1979年はその後福島開催になるカブトヤマ記念の10月開催の時期にはめ込まれ、東北記念の名称で一時期のみ開催の最終年。今とは趣が大分異なっていた>という歴史が続いたのは、北海道が滞在競馬になるとのは違い、オープン馬だとピンポイント参戦になってしまう死角があったからに他ならない。
トレセンからは距離があるし、雨馬場の年も多かった。

印象がしっかりと波乱含みに固定されていった結果、そもそも、斤量が実績に伴い振り分けられるハンディキャップ戦でもあることで、皆が思う荒れる福島重賞のイメージが浸透したのであろう。
だから、意外な面でもあるが、1番人気も上位5番人気内の馬もみな消えるという破綻に近いレース結果というのは、時計も速くなった今は、ほとんど出くわす理由そのものがないのである。

殿人気とブービー人気が1、3着の2018年でさえ、間には福島民報杯勝ちのマイネルサージュが挟まることで、単勝オッズ一桁台の上位人気馬総崩れは回避されている。
それでも当てにくいのが七夕賞であり、波乱は織り込み済みでなければいけないが、道悪でもないのに、ハイペースなので荒れたというその年のイレギュラーさを分析すれば、スローではあまり極端に荒れないことからも、馬鹿みたいに誰も買わない馬を買い目のほとんどにする意味はない。
オープン馬を狙いつつ、リセットすべき条件を明確にしていきたい。
このレースでは、特に中央場所で高速の上がりの実績が近走にある馬ほど崩れる。
前走の成績はどの馬もあまり芳しくない今年は、あまり波乱にはならない可能性さえある。

 

『黄金の七夕賞穴血統・サンデー×クロフネを持つ伏兵が、やけに気になる一戦』

 

七夕賞予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

プリマヴィスタの血統

牝系を辿ると、名種牡馬のノノアルコ<直仔に有馬記念レコード勝ちのダイユウサク、母父として超A級牝馬となったG1・2勝馬のヒシアマゾンが輩出>が登場するのだが、七夕賞のレースコンセプトに適した血統解釈ではない。
得意とする馬のパターンを、血統の中から見つけるということでいえば、当然、穴を運んでくるサンデーサイレンスとクロフネの合作が、まずもっているかいないの確認から始めるべきレースなのである。

昨年と一昨年は、馬場状態もいかにもという感じの梅雨時の福島らしい雨の影響を受けた馬場で、少し早く流れた3年前が2分をわずかに切ったが、これも稍重で力勝負だった。
しかし、その前の数年は、ほとんど1分58秒台で安定して決着したローカル重賞というフォーマットを、そのまま体現したような安定の決着。
七夕賞に堅い決着などあり得ないが、血統傾向にはそれが出ていた。

近年で最も速いタイムが、レースレコードである1:58.2で決着の2015、17両年であり、その間の2016年が歴代3位・1:58.4の勝ちタイムだった。
2017年にはサンデーサイレンスのほか、母方にダンチヒの入った馬で上位を占め、2015、16年には、3着が同じクロフネ×サンデーサイレンスという伏兵が入っている。

狙いに合った良馬場想定の伏兵を挙げていくとき、サンデーサイレンスとクロフネ組み合わせはこのレースでは特に注目であり、歴史的波乱である2018年優勝馬・メドウラークが、タニノギムレットの産駒なのであるが、母アゲヒバリはそのクロフネ×SSの配合だから、切っても切り離せない組み合わせ。
前々走で壮絶なレースをのびのび突き抜けたプリマヴィスタは、目黒記念敗退でまた人気にならないが、ハーツクライ×クロフネ、もっと言えば、ダービー馬のドウデュースと白毛のプリンセス・ソダシというエネルギッシュな日本が誇るトップホースにまつわる配合馬が世界の矢作の管理馬なのである。
適当な理由をつけてでも、ぜひ買いたい。

今年の登録馬で、もっと変則的な父母父サンデーサイレンス×母父クロフネのモズナガレボシが、同じ目黒記念組でまた昨年の小倉記念勝ち馬。
一年経って、また別のローカル上で快走のあるあるパターンにも載せて、血統的見地からはこの2頭を推さざるを得ないと、無理筋の論理で妙な絞り方に成功してしまったことが、幸なのか不幸なのかはわからない…。

前走も決して悪い内容ではなかったプリマヴィスタは、<目黒記念8着、勝ち馬ボッケリーニとは0.3秒差>前々走の三方ヶ原Sで大いにやってくれた。
1年以上も前、同コースの2200Mを不良馬場で勝っているだけの彼が、ましてや休み明けの一戦でもあって、人気になる理由など全くなかったが、驚異の1000M通過57.2秒なる異常なラップが発生した展開を利して、直線で伸びることのできたもう一頭・イクスプロージョンと共に、生き残りに成功。
結果、衝撃的にもほどがある2:09.0という快時計を繰り出し、イクスプロージョンにも3馬身もの差をつける圧勝で制した。

当然のごとく、同条件で次走も走れるイクスプロージョンは、1F短い高山Sにおいて、人気の一頭となり、今までにない豪快な競馬で前を呑み込み、夏の注目馬の一頭になった。
これがグランプリ3勝の三冠馬・オルフェーヴルの産駒らしさだとすれば、中長距離の消耗戦歓迎のハーツクライとその産駒の特性を示したプリマヴィスタとて、フロックではなかった可能性がある。

ちなみに、高山Sの勝ちタイムは1:59.7であり、前走三方ヶ原Sの2000M通過が、あのジャックドールの金鯱賞独走時に計時された記録よりも速い1:56.9で、事実上のコースレコードでその時点ではまだ先頭のイクスプロージョンは走っていたことになるから、パフォーマンスそのものはダウン。
その先の200Mで逆転があり、また突き放されたのだから、プリマヴィスタが弱いはずはない。

という理屈は高速馬場での再戦では補強材料となるわけだが、案外、プリマヴィスタの好む展開にフィットした七夕賞の上がりが掛かる傾向とは、上がりの速かった目黒記念で着外ということで、むしろ条件が好転したと言えるだろう。

 

七夕賞予想2022 - レース展開と最終予想

突然強くなることの多いハーツクライの産駒だから、同じ距離の宝塚記念で、持ちタイムを2秒以上一気に更新のリスグラシューや牡馬のジャスタウェイが突如として秋の天皇賞のハイペースに乗じて覚醒したといった<以降G1を含めて4連勝>稀有な才能が、このプリマヴィスタにも備わっている可能性は大いにある。
面白いもので、リスグラシューもプリマヴィスタも、きっかけとなる勝利は4歳の時に挙げているのに、皆に注目されるのはその1年後であった。

春開催初日から不良馬場だった昨年の熊野特別は、勝ちタイムは雨の影響で2:19.8だったが、1000M通過は63.3秒であるから、決してスローなどではなく、むしろハイピッチの展開。
次走で挑む今年勝利の三方ヶ原Sが平凡なスローで流れて敗戦というところに、エリザベス女王杯完敗の翌年に快勝のリスグラシューとよく似たものを感じる。

リスグラシューとは異なり、このプリマヴィスタの配合はパワフルさを強化させるリファールのクロス<ジェンティルドンナやキタサンブラックの中長距離での活躍にこのクロスは極めて強い影響を与えている>は持たないから、母系に入るエルグランセニョール<8戦7勝・ダービーはセクレトの2着/アーモンドアイの近親>やアレッジド<凱旋門賞連覇・こちらもダービーに縁はなく>の古馬になってからの活力アップに大いに期待したい。
リスグラシューにはフランスの英雄・シーバード<ザ・ダービー、凱旋門賞圧勝>の血が入っていて、覚醒時に、コックスプレートではなくアークに行っていたなら…、同い年のエネイブルと共にロンシャンの道悪に沈んでいたかもしれないが、皆は挑戦した側のキセキが驚愕の不良馬場で菊花賞を圧勝した実績を信じて何も起きず、一方でそちらは、結果としてG1を3連勝して、最後に競り負ける印象を完全払しょくの全盛期に引退というストーリーで競走馬物語を完結させた。

策士であり燃える男でもある指揮官・矢作芳人が、15人目・これが25戦目の鞍上に迎えたのが、過去2勝が道悪開催時のアスカクリチャン・14番人気、クレッシェンドラヴ・いずれも休み明けでの勝利という内田博幸騎手。
オリオンザジャパンというクロフネ×SSの馬でも、穴の3着の記録がある。
ここ数年は福島専門のような活躍をしている大ベテランが、安定のファイトでまた穴をあけてくれるはずだ。




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