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新潟2歳ステークス2026【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 12分

 

新潟2歳ステークス2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第46回新潟2歳ステークス(GⅢ)
距離芝1,600m
コース左回り
開催場所新潟競馬場
グレード重賞(G3)
日程2026年8月23日(日)
発走時間15時25分
賞金3,400万円
レコードタイム1:33.3

新潟2歳ステークス2026 予想 - 過去10年のデータ傾向

本質的な完成度こそ問われないが、2歳重賞で1番人気馬をノーチェックで買うのは阿呆という証明はされている

馬券外3回のみで、7頭は連対というのは、堅調とも言える傾向だが、15頭以上の組み合わせになると、新潟マイルで連勝のウーマンズハート以外は連外し。
怪しいと言えばそうなるわけだが、先週は中京2000の未勝利戦が解散状態で一つ上の世代の押せ押せ未勝利戦が分割開催<登録全頭が出走叶ったとのこと>になったのがいい例で、このレースでも、少頭数開催が今年も濃厚。
 
8月・小倉開催の時代には、関西馬に重宝された新潟で、2015年までの5年間のこのレースは、いつも18頭立てで行われていたほどで、いかに夏の暑さが異常になってきたのかがよくわかる。
暑いと分かっていて、輸送距離を踏まえて、中京を8月に入れ替えたほどで、新潟も暑くなったから、真っ先に暑熱対策の初手で、企画的なピンポイント薄暮開催復活大作戦が、ここだったのも納得。
ちなみに、14頭以下の組み合わせでは、20世紀の右回り戦時代から、ほぼ1番人気馬優勝、来なくても着は外さないという傾向が続くから、まだオッズが見えづらい組み合わせでも、左回りで売れすぎていると言って、軽視するのは禁物であろう。

新潟組が激減するから、中京が8月開催というのも絡んで、東京組が中心

ここ3年は東京、阪神代替の京都、東京という、余裕ローテの組が快勝している。
東京組のアスコリピチェーノ、リアライズシリウスらは、G1での主役級に育っているから、新潟2歳Sの価値は揺るぎないものがある。
 
速い馬である必要はないが、東京で高速の上がりを使う<東京の芝で、前半から飛ばす例は、成熟度の関係もあって、ほぼ皆無というのもある、平坦コースではこのバランスがいくらか崩れることもあるし、夏になると動きがより陣営が求めるべきレベルに達する馬も増えるから、展開が必ずしも画一的にはなくなってくる>という、競馬のシステムの理解度というよりかは、経験の強みというものが、ここでも活きる格好で、競馬自体の型は違っているケースはあれど、むしろ、新馬戦よりもパフォーマンスを上げている東京組の2頭は、その後もっと強くなっている。
 
牝馬のシャンデヴァーグや乗り替わり濃厚のレッチュベルクらは、ここ数年のハイレベルなウイナーに比肩しうる決め手を、差して示しているということからも、自然な形で有力視すべき状況にある。
たまにマイル戦組は飛ぶこともあるのだが、新馬戦の内容からも、余力も感じさせたほどの若々しさがあるので、教え込む事が多い馬ほど、伸びしろもあるのだから、シャンデヴァーグは完全に遊んでいた感じでもあるが、その手の馬に着目した方が、いいことがあるような気もする。

好走率が高い割には、善戦止まりが多い阪神組

一昨年のトータルクラリティは、久々の非中京戦勝ち上がり組の関西圏前走1着の優勝馬。
実は、左回りに生まれ変わって、今の施行条件になった後は、未勝利から連勝のセイウンワンダー<続く朝日杯・中山時代も快勝>を除くと、路線上にはあるはずなのに、不思議と勝てていない。
もちろん、間にダリア賞を挟むなどの特別2戦目という形が圧倒的に、スタンダードなローテーションとされた時代が長いからこそ、こうした傾向になっている面もあるから、間隔が開きすぎることのリスクも、暑熱順化と同様にありそうな気配もある。
 
インカルナータは飛ぶ鳥を落とす勢いで、生産者・クラブサイドらから、使い過ぎ、走らせすぎへの懸念もあって、自制を求められるほどの結果を出しているエフフォーリア産駒で、話題にもなるが、これだけ勝っていないので、6月阪神の新馬という概念が生まれたのが20年ほど前であることと、走らせすぎないような形に落ち着かせるとすれば、2着か3着か…、ということになる。
1番人気でマイル戦を勝ってきたトップチェッカーも、負かした相手が冴えないので…。
自ずと頭は絞り込めるから、昔から牝馬の強いレースであるので、東京デビューの良血で、また津村というパターンから狙っていきたい。

新潟2歳ステークス2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

新たな天才を創造するためのステップとしたい津村明秀と才気際立つシャンデヴァーグ

シャンデヴァーグの血統

母は桜花賞トライアルのフィリーズレビューを同着優勝したプールヴィル。
その母もフランスで重賞を勝っているが、母系を辿れば、欧州圏のステークスウイナーが枚挙にいとまがないほど出てくる8代母アロエから連なる一大牝系だと気づく。
ダービー馬・タスティエーラの祖父となるマルジュも登場するから、活力は衰え知らずといったところか。
 
父のロードカナロアについては、もはや、説明不要の段階に入りつつある名馬に違いはないのだが、京都や新潟など、直線平坦のワンターン戦に共通項のある大箱のコースについて、ディープインパクトの後釜を担ったということでも、このレースでケイデンスコールの1勝のみというのも不思議といえば不思議。
言うまでもなく、4歳初めまでは、福永元騎手がバランスの取れたスピードスターとして育つように教育を施されていたほどの未熟さが、戦績のエゲなさ<高松宮記念で負けるまで重賞連勝を含め、3歳春から5連勝、その後、3連敗後にG1競走6勝を含む8戦7勝とし、その血が初年度の世代からアーモンドアイに受け継がれた>とは反比例する形で、粗忽な一面として現れたのだが、良い成長期間を与えるべき血でもある。
 
ケイデンスコールは長期のスランプを経て、古馬になってから、いきなり覚醒して見せたが、どことなく、このレースでジャスタウェイは負けたが大出世、反対に、大威張りで完勝のウーマンズハートの方はというと…、と妙な格好でコントラストを生んでしまったハーツクライとよく似る関係なのである。
この両者の組み合わせからは、数多くの活躍馬が出ていて、その最初のヒット作が何を隠そうケイデンスコールなのである。
母方にハーツクライとその多くの産駒たちの成長曲線に大きな影響を及ぼしたトニービンと同じように、グレイソヴリン系のゼダーンの直系であるケンダルジャンを抱えるという点でも、サンデーサイレンス系が必ずしも強くないこのレース<10年で5勝は、マイル以上のワンターン重賞では少ない>で、欧州ベースの血がショックアクション、昨年のリアライズシリウスなど、キレ負けせずに圧勝の傾向からも、この配合は有利な立場にあるのではないかと、強調材料の一つとしても推しておきたい。

新潟2歳ステークス2026 予想 - レース展開と最終予想

新馬戦でも筆者注目していたが、想像以上に、普通に抜け出してきたという内容ではなかったシャンデヴァーグが、この新潟2歳Sで2戦目というのでは、継続騎乗・津村の要素も強気になれると、2戦目でまた人気になるということで自重する穴狙いのスタンスはとらず、3番人気以内確実・筆者のような解釈をする人が多ければ1番人気濃厚 という状況でも、敢然と本命印を打つと決めた。
 
好発も内枠発進から、極端に二の脚が速くなかったこともあって、上手に逃げ馬の後ろ、外にはルメール騎手が乗ったアーモンドアイの姪・ユタライトがいるという絶好のポジションにつけたシャンデヴァーグと津村騎手であったが、当然、戸崎騎手の人気馬が言ったということもあって、牝馬限定でもあり=繊細にアプローチをしていかないとゆくゆく危険な馬になってしまうこともしばしば、当然の超スロー。
 
39.4秒の3F通過から、12.7秒を2回踏んで65秒近い展開で、掛かることのなかったシャンデヴァーグが素晴らしい手応えで上がってきたが、戸崎騎手のジーティーキャリーが止まるわけもない。
高速の11.8→11.0→10.9でフィニッシュ。
体を使いこなせず、直線では伸びきれなかったユタライトは早々に脱落も、これらの間にねじ込んできた津村騎手は、手応え抜群の追走で、いつでも抜け出せる状況だったのだか、そこでも、2着に粘るジーティーキャリー<次戦中京で楽勝>が最も速い脚を使っている中で、伸びそうで伸びなかったが、同時に、馬が本気を出して走る準備が自身にできていなかったという走りにも映るのであった。
 
結果はハナの差だが、そのジーティーキャリーの次走内容も含め、距離そのものは同じという意味での比較だが、新馬戦よりも4秒更新した走破タイム<1:38.5→1:34.4>のことも踏まえても、とてもではないが、能力を全開にさせた新馬戦ではなかったという雰囲気も漂ってきたのである。
疑いの残る走破タイムは、仮にも、逃げたくない馬同士の争いということで、低レベル疑惑を完全に打ち消した2着馬に感謝だが、サンデーサイレンスの血は入っていないものの、配合の形式がケイデンスコールとよく似ていることを強調材料ともしつつ、この馬も持ち時計より1秒遅いタイムでここを勝ち切ったことからも、道悪のフィリーズレビューの勝ち馬であるプールヴィルの仔でもあるし、急に、不安要素が脳裏をよぎる筆者…。
 
ただ、どう考えても、抜かしていくことへの興味が見られなかった割に、最低限の33.4秒を繰り出しただけで、ほとんど楽勝というなら、楽すぎる競馬の中で接戦を制したという強みは、こうしたキャリアの少ない組み合わせの重賞では貴重な経験となっているのではないのか。
前走新馬勝ちよりも、1戦以上キャリアの多い2戦目勝ち上がりの馬が短距離の2歳重賞ほど有利とされるのと同じように、圧勝馬がよく出てきて人気になる割に、少し地味目に勝ち上がった組の方が、同じ新馬勝ちの組でも、いくらか優勢に持ち込めるという定説は、このシャンデヴァーグに当てはまるのだすれば、能力全開の時期にはまだ早いにしても、スケール感の違いで突き抜けてしまって、不思議ない。
津村明秀、再びG1獲りに向け、秋のG1路線を占う意味でも、負けられない一戦になる。



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