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毎日王冠2026【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 14分

 

毎日王冠2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第77回毎日王冠(GⅡ)
距離芝1,800m
コース左回り
開催場所東京競馬場
グレード重賞(G2)
日程2026年10月4日(日)
発走時間15時45分
賞金6,700万円
レコードタイム1:43.9

毎日王冠2026 予想 - 過去10年のデータ傾向

オークスで燃え尽きていたソウルスターリングのみ消えた1番人気という近年傾向

怪しい馬も何頭出てきたが、ルメール騎手がそうした馬に乗っていたことが多かったせいか、過去10年では7勝。
ちなみに、唯一3着外しのオークス馬・ソウルスターリングも、ルメール騎手のお手馬。
すぐに乗らなくなってしまったが…。
 
3歳馬が人気に応える、古馬が手薄の組み合わせになりやすいレース傾向からも、主要レースを経ている馬ならば、人気にも応えられる傾向。
ソウルスターリングだけは、完全な欧州配合であったことも影響したのか、春までの秋以降で別の馬になっていた<=夏にもビッグレースが多く組まれる欧州圏では、G1をそこでも獲れるから、実績十分で古馬戦を使わず、早期引退という流れが近代競馬の常識として定着していった>のに対し、サンデーはもう少し燃え尽きるまで時間が残っているから、ここ10年ほどは全く崩れていない。
 
リアライズシリウスか、ファンが考えすぎた時のライヒスアドラーが人気になる組み合わせで、母父サンデー直仔の底力が証明されなかった時は、きっと、穴党に手が届くかどうかの大波乱が起きるが、人気に応えた他系統の2頭は、リアライズシリウスと同じノーザンダンサー系の馬だった。
抵抗は無駄であるように思う、とは、あくまで傾向分析からの感想であり、昨年はサトノシャイニング<キズナ産駒>が連外しであるから、考え所ではある。

サマーシリーズの体たらくも影響して、近年不振の札幌記念組ながら…

昨年のホウオウビスケッツが、10年ぶりの札幌記念組の快走だった。
前年2着→本番も好走のリズムがあったから、2番人気に推されることになったこの馬は、前走では混戦の中で1番人気。
結果的には、守備範囲がそっくりでも、本質ではワンターン専門のようなところがあるレーベンスティールに屈したものの、しっかりと渋とさを活かすような2着粘り込みとなった。
 
その前が連続好走のディサイファ。
この馬も前年のエプソムC覇者であり、連覇を狙った当該年も好走していた。
位置を取った組の中で、唯一粘り込んでいたレディネスは、秋の復帰戦ほど直線ギブアップであったが、東京で新馬戦とプリンシパルSを勝っている馬。
いずれもが、鞍上の底知れぬテクニックによるところ大なのだが、雨馬場や道悪でなければ、2000Mの高速レースになった白富士S以外は、
基本的には頑張れる馬。
妙なポジションにつけることはあるだろうが、1800ベストの印象も残した前走の後だから、人気にもならないこの馬は、しっかりと押さえておきたい。
高速展開のレースほど、騎手の腕は実力通りに現れることがある。
雨なら、ごめんなさいというシーンになるだろうが…。

どういうわけだか、ダービー→東京続戦の流れは、コロナ禍以降のスタンダードに

昨年のサトノシャイニング、その前の年のシックスペンス、古馬になっても好走のダノンキングリー、サリオスらが、主なダービーからの東京続戦組。
安田記念に挑戦のシュネルマイスターも東京3連戦の組で、当然、秋緒戦の共通項を持った。
 
ソウルスターリングも秋華賞への適性よりかは、3歳秋の目標を古馬制圧にシフトしたことで、ここからの始動。
これが2017年なのだから、ほぼ、この流れはこのレース傾向そのものになりつつある。
故に、ダービー組3勝、3歳馬による勝利は5勝、という結果となったわけだ。
 
古馬相手に好走のシュネルマイスターのミニマムバージョンであるライヒスアドラーは、普段は来ない、非重賞戦参戦組の中で、皐月賞3着の金看板で、東京スポーツ杯も3着で…、という理屈でねじ込むことは無理筋でもない。
リアライズシリウスは東京ではダービーしか崩れていない。
スローだったからこそ、持ち味半減だったという部分で、実は、このレースの適性に不安を抱えるが、そういうレースばかりで結果を残してきた馬でもあるから、キレ馬が出現した際の死角を、同型のライヒスアドラー<キレキレの馬ではない>がつける感じもないから、アドマイヤクワッズ<NHKマイルC直行の組は、昔から、時計勝負だった年も含めて、極度の不振>は総合力を再び証明する必要がある状況<皐月賞不参戦であったらこうなっていなかったかもしれないが、この一点で一歩後退>で、毎日王冠から期待する感じもあまりしない。
トレンドに乗って、人気馬を買って…。
生え抜きの2世ではない騎手が期待馬に乗っていることでも、推しの材料は少しだけ足されるから、その期待の部分を彼らに懸けるレースになるのかもしれない。

毎日王冠2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

格上かつ、斤量利もあるリアライズシリウスの走りが、秋の勢力図に大きな影響を及ぼす

リアライズシリウスの血統

毎年欧州系の血を少し多めに持つ馬が、時計勝負で底力を求められた時に、決め手比べの中で、勝負強さを見えることが多いレース。
3年前のエルトンバローズは、ディープブリランテ産駒らしからぬ器用さを武器に、1800重賞を連勝し、東京ワンターンG1の制覇者であるソングライン、シュネルマイスターらをわずかに封じ込めていたが、この馬の中には、リヴァーマン直仔のルーソヴァージュ、ブランドフォード→ブレニム直系であるアカラッドなどの欧州系の種牡馬がベガ一族の活力と合わさって、刹那の輝きを見せたと思っていたら、この夏に復活勝利。
 
成長力が伴う欧州系は、極端な晩成であることも多いから、血は残らないこともしばしばだが、ルーソヴァージュの代表産駒であるラヴアンドバブルズがディープブリランテを送り出したのだから、東京のスピード勝負にある程度示すことのできる下地は、エルトンバローズというより、父の走りを見ていれば、ある程度のところまでは推察できる部分があったのかもしれない。
 
早熟ではないが、父父ドーンアプローチと母父ジャイアンツコーズウェイらと共に、ロイヤルアスコットのセントジェームズパレスSを勝ったポエティックフレアの仔であるリアライズシリウスは、古馬になって完成したルルーシュの甥だから、東京への適性はある程度予測されるにしても、即戦力としての役目を十分に果たしてきた。
早期完成には変わりない、欧州トップサイアーの傾向からも、ステイゴールドやダンシングブレーヴの血を受けて、バランスより、前進気勢をうまく取り込んだことで、大型でもワンターンならば自在の戦法を取れる馬になったリアライズシリウスは、少なくとも、血統の構成上も、リヴァーマン、リファール、サンデー、複数のノーザンダンサー系が混じりながらも強くクロスしないなどの共通する配合から、軽めの馬にはシフトしないが、何となく、G2で幅を利かせるタイプに育ちそうな雰囲気があって…。
 
昨年のウイナーであるレーベンスティールは、父リアルスティールと守備範囲がよく似ていることを証明するように、毎日王冠の親仔制覇を果たすのだったが、新潟2歳Sで強い勝ち方をした芝血統=欧州寄りの配合の馬は、そこのフィールドでまず若い内は外さない。
晩成と勘違いされがちな配合だが、しばらく沈んでいたとて、必ずや浮き上がってくる活力の再証明への期待からも、ここではまだ負けてはいけないような雰囲気がする。

毎日王冠2026 予想 - レース展開と最終予想

美浦村主催と思われるファンフェスタに登場した際、眼帯をつけて、痛々しい姿を見せていた津村騎手は、芝の塊が飛んでくる不運もあるくらいで、春の勢いが少し陰っている印象もある。
 
付き合いも長く、いかにもタイプが似通った田辺騎手<まさに、名手・柴田善臣の正統な後継者といった2人、こちらの大先生とみんな仲良しらしい>が、昨秋の怪我で骨を固定するために埋め込んだものを除去した後の存在感が、飛ぶ鳥を落とす勢いの岩田望来、手綱冴えわたるダービージョッキー・松山弘平両騎手らにも、全く見劣りしないくらいの快調ぶりも手伝って、弟・妹弟子の躍動も重なり、すっかり平場で魅せるくらいの存在感しか示せていない状況に戻ってしまっている。
彼これ、東京開催以降の夏競馬を経た今までの勝利で、オープンクラスの記録は、実は、新馬戦から連勝の期待馬・ルークウォームと制したダリア賞を除けば、カウスリップとアイビスサマーダッシュから継続騎乗で実力勝ちを決めた稲妻Sだけ。
 
タイプから言って、新馬戦などの2歳戦で需要のある騎手ではあるが、主要路線にほぼ全方向に期待馬を抱えたことを示す躍進の重賞5勝の勢いにはないから、ここで存在感を、改めて、キレイに乗れる騎手であるということを大舞台に繋がるビッグレースで示しておきたい。
スプリンターズSは惜しかったが、ここらで、最後は勝ち切れることを見せつけないといけない。
 
主戦を務めるリアライズシリウスは、恐らくは、長いキャリアの中でも手駒でかなり優秀な部類の上の方にいるだろう才能。
もしも、彼がG1を勝てなかったとすれば、G1を勝っている状況で、彼の日のカレンブーケドール<主な勝ち鞍・スイートピーSということを皆忘れてしまったくらいの活躍馬>を駆った頃と、同じスタンスで絡めないと踏まえたら、この時の後悔を、引退する時に語るのかもしれないというほどの馬である。
 
ダービーを改めて映像回顧したが、マイケル・ディー騎手のメイショウハチコウが、絶妙にミドルラップに近い1000M・60.7秒で行ったから、もっと前進気勢で粘り込みを狙いたいリアライズシリウスは、津村騎手の判断でもっと前に行くことになったのだが、そこに至るまでに、いくらか11番枠から出負けの位置取り争いでの、いくらか厳しい部分があって、最後はペースの割には、皐月賞で外からいい位置をとって、理想の番手抜け出し<=ほぼ、相手が他の馬ならスピードで押し切れたという内容>を決めかけたという時とは、距離不安の分だけではない、チグハグ感があった。
現に、津村騎手はアクシデントで、騎乗が少々危ぶまれたりもしたほど。
 
自身は万全ではなかったのは確かだが、道悪の朝日杯で何もできないままで、不安が全て的中した時に、連戦でも耐えられそうな前段を整えられなかったことが、幾分、反動という形で、皐月賞とのコントラストを変な形で生んでしまった可能性も頭をよぎった。
二冠達成のロブチェンも同様に、少しパフォーマンスダウンだったが、もう少し気のいいタイプのリアライズシリウスは、もっと辛かったのかもしれない。
ダービーに出たくても出られなかった、きさらぎ賞勝ちのゾロアストロは、新潟記念で骨っぽいライバルをねじ込んで見せた。
それよりも強いと認知されるタイミングが早く、こちらはクラシック本番でも見せ場十分のリアライズシリウスが、ここでこのメンバー<古馬でタイトルを持つ馬がいないどころか、G2勝ちの馬も古い記録がある復活したけど…、というエルトンバローズのみ>に、休み明けのレースも苦にしないタイプでもあるのに、ひどい負け方をするようでは、世代のレベルはついに疑われる。
 
時計勝負になっているということは、考え方次第では、どんぐりの背比べという見立てもあっていいわけだが、抜け出した馬が存在しないということを、二冠どころか、2歳時からG1馬になっていたロブチェン号が、ありのままの現状をこの秋も示したばかり。
ロブチェンには自分の中の敵があるというよりも、父ワールドプレミアの先入観に振り回されているという哀れさも、いくらか、苦闘を繰り返す原因になっている向きがある。
ここに出てくれば、きっとまず間違いなく、リアライズシリウスに再度先着である。
皐月賞の結果に関し、距離延長での面白みを感じさせないトライアルの結果からも、自分の進むべき道を環境を整えてきた上に、あるべき姿をもっと現しやすい条件に出てきて、見どころなしとなれば、ライヒスアドラーの上昇度に危険性は残るとしても、ここでやられるイメージまでは湧かない。
 
あの高速皐月賞は、将来性を確約する類の好結果ではなかったかもしれないが、ダービーで不発でも、いずれは自分に見合った場面で、少なくともその最初のレースでは、十分な実績を持って、余裕を残した形でも勝ち切れるだろうことを類推するために、最も重要な実績を生み出した戦いであったはず。
また、ライバルたちと戦える。
2012年以来、14年ぶりとなる毎日王冠3歳馬ワンツーは、時勢の流れからも、ほぼ確定的な雰囲気にある。
津村明秀にとっても、無様な姿は見せられないレースとなるだろう。



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