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アルゼンチン共和国杯2026【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 18分

 

アルゼンチン共和国杯2026の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第64回アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
距離芝2,500m
コース左回り
開催場所東京競馬場
グレード重賞(G2)
日程2026年11月8日(日)
発走時間15時30分
賞金5,700万円
レコードタイム2:28.2

アルゼンチン共和国杯2026 予想 - 過去10年のデータ傾向

最近、1番人気が安定してくるのは、明らかに欧州系外国人騎手の影響と考えてよし

消えたのが、2016年にレース当日に6勝だか7勝だかした時に、筆者の期待も裏切ったルメール騎手のモンドインテロと、その後の長距離G1の叩き台に使ってきたユーキャンスマイル<勝ったのはルメール騎手のオーソリティでこれも春以来で故障明けだった>、長期休養前で覚醒するのもずっと後だったテーオーロイヤルなどのラインナップ。
 
ルメール騎手も毎年のように人気を背負っては、大体は期待通りに来る傾向で、モレイラもオドノヒューも絡んで、ついでにミルコも、といった具合。
デムーロ兄は、色々あって、西海岸で身にこびりついた錆を大方太平洋にふるい落として、再度、見せ場を作れるところまで戻ってきたが、大体は、芝の競馬のフィールドで活躍している騎手が、身体的な特性で、掛かる馬を抑え込む技術を持っている、日本人よりも得意というタイプがよく来る。
ブラジリアンのマジックマンは、南米というより香港のイメージもあり、また地元の南米の競馬は、北米とも違って、芝とダートのタイム差があまりない世界の育ちで、日本への適性も当然あったという騎手。
 
妙なところから追い込んで勝ったゼッフィーロも、過剰人気もいいところだったが、当時は日本で乗る気でいたから、ノリノリだった。
それ以外の要素を探ると、休み明けでも来る来ないが当然あって、人気のあるなしに関わらず、菊花賞でもクローズアップされた騎手の腕も試されるから、特に、西の所属騎手はうまい人以外用なしの印象。
若くて乗れているだけでは、菊がそうであったように、末を失う。
昨年の岩田望来騎手<ディマイザキッド>のような、関東馬との組み合わせでは、意外性を見せ、また継続の要素も手伝った好走だが、これは1番人気ではない。
ルメールを買うかどうか、というところから始めるという、単純でライトなスタンスが適当だろう。
今年は元気ではあるが、休み明けの古豪のドゥラドーレスで参戦。
うーん、何とも言えん。(笑)

よくわからないレースから変わりを見せることの多い組は限られるが…

旧朝日チャレンジCが、朝日杯フューチュリティSの阪神移設に伴って、改称された上で、鳴尾記念との幾度となく行われてきた開催日程トレードの末に、元の形に戻った近年、ケフェウスSがオープン戦として、チャレンジを代替してきたが、サマーシリーズの低調さと、中央場所開催の始動戦に相応しいレースとして、格が戻っただけの形でも、質が高くなることは、重賞戦線を戦う中では意義深いものがある。
 
チャレンジCの好走は叶わず、レースを止める形をとったものの、人気にもなっていなかったことで、調教としての価値があったと位置付けておきたい期待のグランヴィノスは、同レース昨年の2着馬であり、暮れの鳴尾記念は時計が速すぎて、まるで勝負にならなかったが、友道流の叩きは、京都大賞典で4着のシュヴァルグランが、一気に本調子で戦える態勢でジャパンCを勝ったことで、十二分に証明されている。
こうした特殊なケースの場合、往々にして、不利や雨の影響で、目ぼしい前哨戦<オールカマー、京都大賞典が代表格>でそうした敗戦から巻き返す馬は思い当たるが、この手の馬だと、ケフェウスSが中京開催だった時に、掲示板外の不発から巻き返したラストドラフトなど、あまりレース内容を重視する意味のないケースが多い。
 
他の好走例は、3歳で休み明けのラジオNIKKEI賞優勝から連続好走したセダブリランテスや極めて稀なローテとなった毎日王冠組のディマイザキッドなど、これも、見極めるための前走成績を字面上から測りかねる組だから、競走中止そのものが問題でなければ…。
色々と頑張らないといけないが、プーシャン騎手と見せ場を作ってもらいたいと思えるような、期待馬には違いない。

京都大賞典組は、昔から好走馬が負けて、真ん中くらいの着順の馬が巻き返す

記録上は2頭だが、ゼッフィーロが勝った年に、大接戦のレースの2、3着がまとめてこの組だったというだけで、近年のトレンド通り、長いところを立て続けて使われる馬の辛さのようなものが、よく現れていたりもする。
 
簡単な話、今でこそジャパンC、有馬記念に繋がるアルゼンチン共和国杯だが、位置づけとすると、G2の中でも、京都大賞典とここは少し差があるという色分けには、多くのファンが、ハンディキャップ競走であるなしということ以上に、感じるものだが、京都大賞典には間に合わない、夏というか、9月の調整の難しい組というのは、昔からいたから、冬に長距離カテゴリーのレースが多く組まれる、一連の天皇賞チャレンジの関連競走に合わせ、ここから動けるようになる馬というのは、ずっと前の時代から多くいた。
 
今は、京都大賞典が変な感じのバランスになって、今年のように、雨が降って、荒れることも不思議ではなく、そもそも、近年ほど、人気馬がゴールドシップ化<4歳時に5着、ここから本格的な拗らせが表面化した>することが増えたので、安全に人気馬を買える11月のアルゼンチン共和国杯は、京都大賞典負けでは普段は足りないことも多いのだが、オールカマーも不穏な馬場で、障害帰りのメイショウゲキリンが逃げ勝ったほど、危険な気配を漂わせたから、レガレイラも天皇賞は怪しかったが、オールカマーで頑張った分だけ、良馬場でしっかり着順は上げてきた。
 
今年は普段よりかは、選り取り見取りというより、団栗の背比べ状態の組み合わせが濃厚。
春の2400戦を勝っているウエストナウ<メトロポリタンS勝ち、京都大賞典6着>、キングスコール<3勝クラス勝ち、同じく休み明けの京都大賞典は道悪で惨敗>らが、手が合う関東のベテランを乗せてきた関西馬同士で、他とは一線を画す。
調教師との相性では、断然、パンサラッサとのコンビ結成の遥か前から、ドバイ遠征に際し、太っ腹のG1ジョッキーらしさで男を見せた吉田豊騎手と矢作調教師のギャンブル&逃げ馬大好物コンビの方が、オーナーがらみのノリ手戻りのウエストナウよりも濃厚な組み合わせ。
そんなことでは強い推しの根拠にはならないが、危ない馬を乗りこなしてきた仕事人と、フレンチコネクションに凱旋門賞制覇を願掛けしているようなアドマイヤテラの友道厩舎が送り込むグランヴィノスとの、危険なトライアングルに、ここは面白いものを

アルゼンチン共和国杯2026 予想 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

そろそろ、この馬を東京で、渋った馬場ではないところで、吉田豊とのセットで狙ってみたい

キングスコールの血統

数少ないドゥラメンテの良血後継種牡馬として、早くから期待された才能だけに、どんな形でも、まずは名の通ったレースを勝ち鞍に加えておきたいところ。

母系はコジーンが入って、アリバイ直系のハイペリオンから連なる北米のラインが目立つ、その手の気性を裏付けるものを秘める血統。

その成り立ちからして、ドゥラメンテ×フランケルの配合でこの世に生を受けたキングスコールが、優等生に育つわけがない。

管理調教師の開成中学入学後のそれを想起されるキャリアに、馬が合うというのは、全体の育成プランの中でも、重要なポイントであるような気がする一頭でもある。

父のドゥラメンテは言わずと知れた、キングカメハメハの代表産駒の一頭。

競走能力で古馬のスプリント王者<香港スプリント連覇はその手の専門で、BCスプリント連覇級のインパクトがあるキャンペーンではあるが…>に一歩も譲ることはない印象もあり、自滅を繰り返すキャリア前半から、クラシックに向けて、堀宣行調教師は的確な策を講じては、暴れまくる春二冠で、時計=能力を示した一頭。

ダービーのレースレコードをコンマ1超えたが、それを堅持していたのは、父キングカメハメハと三冠馬のディープインパクト。

最低でも、そのスケールがあった。

その二冠戦にリアルスティールで挑んだのが矢作厩舎。

何かと因縁深いこの2大勢力は、コントレイル対サリオス以来、久しく、並び立つことはなかったが、両者が産駒を出す時代に移り、リアルスティールの後継・フォーエバーヤングの大事な終盤の締めの部分で、これまで積み上げてきたものが一気に崩れる、よもやの5着で事実上の終戦を迎えたわけだが、厩舎の勢いはいまだ健在。

キングスコールには、母父の不敗・フランケルの爆発力も眠っているはずだが、開放すべき才能の大半を、無駄にすぎる邪心よって、上手に引き出すことの難しいキャラであることは明確だから、実は、本当の距離適性もどこがいいのか、それこそ、芝馬っぽいフォーエバーヤング<日本生まれの馬で、時計勝負の北米ダートに通用するのは芝馬だけ、いい加減、この辺のサーフェスに対する理解が一般的になることが望まれる時代である、彼は日本の多くのファンが思っているよりも、ずっと凄まじいパフォーマンスを披露し続けてきた>のように、本場のダートへの相性がいいという可能性も内在する部分は、狂気で共通した走る過ぎる優駿両方の良さが出た時のみ、面白いものを見せてくれるような気もする。

そんな馬に乗りなれた吉田豊騎手と、相性が良かったとしても、何も不思議はない。

アルゼンチン共和国杯2026 予想 - レース展開と最終予想

変なキャラクターは、調教師試験再度挑戦→無事に試験合格となる直前の藤岡佑介現技術調教師のキモい発言で、その本質が凝縮されているようなところもあるキングスコール。

何を隠そう、3戦目の皐月賞で、クロワデュノールはどうせ叩きだろうから、何か、アップセットで一泡吹かせそうな面白いタレントを選択する中で、ほぼ、迷いなくこの馬を選んだ手前、どこかでまた…、という気持ちもあった。

気付けば、4歳の秋。

無事、オープンクラスにまで上がってきたが、その流れを作っていった理由は、その全てにおいて、彼自身の気持ちのムラが影響しているのは明らかである。

3走前の3勝クラス・六社Sでは、パンサラッサの手綱をキャリア後半で握り続けることになった吉田豊騎手を背に、テン乗りとは思えない、落ち着いた捌きで、直線ではグイグイ伸びてくるという結果になったのだが、その直線の2戦は、前だ後ろだと、賑やかな戦略なきポジショニングで連続二桁着順。

またその前に、先行して連続連対であったから、全く当てにならない。

2勝クラスを勝った後、3勝クラス昇級初戦の3000M

戦2着だから、その後のレースで流れに戸惑ったということもあるが、実は、骨折を挟んだ新馬→スプリングSの時も、連続好走。

高速決着の皐月賞もクロワデュノールとは大差のない7着だった。

デビューの地である札幌でも連続好走しているから、ムラというよりも、どこかピンポイントでファンとしても狙っていくのがいいのかもしれない。

きっと、これはドゥラメンテとフランケルにも、どこか共通する部分があったような気もする。

クラシック二冠戦は異様に強かったドゥラメンテは、その前後のレースでは崩れはしなかったが、やりたいことはほとんどできていなかった感じもする。

目黒記念はダービーデーということもあり、チームの主戦である坂井瑠星騎手が再び騎乗することになったが、見せ場十分の逃げのようで、最後に、一度は差されたミラージュナイトに食らいついて、少しだけ差を詰めて、交わせはしないが、粘り込んで5着。

はっきりいって、ちゃんと走っていない。

若手から中堅のトップジョッキーとなった厩舎のランドマーク的存在を、軽くあしらうかのような動きに、未だ、危うい部分を感じさせるのであった。

そして、出は悪くなかったが、大外のダノンシーマが行く気を見せたから、少しだけ、ロスのある先行ポジション取り<ほとんど、ゴールドシップの宝塚記念を勝った時のパターンのような先行態勢への入り方>で、吉田豊騎手もそれとなく行く気を見せたので、今度は行かせたが、例によって、内で前めの京都大賞典のセオリー通りに進んだ大混戦のレースで、途中までは走る気もあったのかもしれないが、大事な坂の下りから、怪しげな気配を漂わせ、直線は後続に呑み込まれるばかり。

もはや、何着かどうかは重要ではないという内容だから、いつも通りに早めの店じまいといった評価で、これはこれで都合よく無視したらいいのだろう。

評価のしやすい、安定したパフォーマンスを発揮するタイプとは正反対で、G1で合う合わないで走るかどうかが決まるタイプでも待たないが、今の秋だとか春になったときだとか、自分にとって都合のいい季節が存在するようなキャラでもなさそうで、ローカルは得意そうに見えて、東京でぶち抜く荒々ししさは、今年は東京で一発かますシーズンなのか? という、実に適当な解釈で、筆者も推し材料を無理やりこしらえることしかできなかった。

ただ、目黒記念好走馬は、ダノンシーマがその後も路線に乗って、連対こそ果たせなかったが、得意ではないだろう道悪連戦で、2000Mでは好走。

京都大賞典は共倒れだったが、こちらには都合の悪いことが重なったレースだから、再戦でまた着順が下回ったことは問題にしない方がいい。

前々走準オープンで惨敗していた馬が、普通、目黒記念で掲示板に粘り込むことはない。

また、瑠星騎手は前に行こうとしたが、どうも今のところは、差してみた方が脈ありのような感じもある。

流れの読みと明らかなトラックバイアスを意識した、外枠の先行馬らしい作戦が、伏兵であることも手伝って、誰も気にしないところで、普通に不発に終わっただけだろう。

そういう馬は、パンサラッサのように、気分のいいポジションで収めるのが正しい。

思えば、一昨年のウイナーであるハヤヤッコも、古馬になって、今まで以上にムラなパフォーマンスでファンや関係者を悩ましたが、高速の秋の東京で末脚全開の奇跡的復活を遂げる一打で、最後のひと花としたわけだが、これは吉田豊騎手が初騎乗で決めた一戦。

パンサラッサも一頓挫明けの東京で初めてのコンタクトで、開放的な逃げの策を提案し、馬に受け入れてもらったことで、大収穫となったことで、あのドラマを生んだことにもなる。

今回も、その秋のシナリオに従うなら、初めての出会いから生まれるストーリーではないものの、怪しげな気配を漂わせる馬には、師匠の大久保洋吉先生<現役調教師時代は完全にヤ○ザの風情だったのに、この間の競馬中継では、ハロウィンコスプレをさせられていたその変貌ぶりにもすっかり慣れてしまったが、弟子は沢山いるので、その気になれば、テレ東のテレビ中継はなくなります>が多く手掛けてきたことで、ずっと昔から慣れっこである東のユタカは、ハットマンの救済から、鶴の恩返しばりのおもてなしで、ガッポリ儲けて、またひと稼ぎ。

吉田豊騎手も、そろそろ、風の噂では調教師への転身を模索しているとの情報も聞かれる。

技術調教師時代に矢作厩舎で大活躍の前川恭子調教師の躍進でも知られるように、矢作調教師は、指図するということはしないが、アイディアマンの一面を人選や役割の振り分けなどで、遺憾なく力を見せる社長として知られる。

その絶妙なさじ加減で、怪しいまま育った幻のダービー馬が、ここらで大仕事してくれるなら、ここではないのか。

そう思ったら、穴馬であるからこそ、どうしても狙ってみたいという衝動を抑えられなかったのである。

ハンディキャップ競走は、そんな狙い方をすると、たまにいいことがあったりする。

こういうレースで、ベテランがハンデの埋め合せなり、軽斤を活かしきる策を突き詰めることで、あっと言わせることは何度も見てきた。

外国人騎手と、関東の名手には是非とも注意を払っておきたいところだ。




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