新潟記念2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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新潟記念2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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新潟記念の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名サマー2000シリーズ
第58回 農林水産省賞典新潟記念(GⅢ)
グレード重賞(G3)
日程2022年9月4日(日)
発走時間15時45分
開催場所新潟競馬場
距離芝2000m
コース外回り
賞金4300万円
レコードタイム-

新潟記念予想2022 - 過去10年のデータ傾向

七夕賞から直行の馬は軸にできる

注目したいのは、一昨年のウイナーであるブラヴァスではなく、それに続いた2着ジナンボーと似た結果に終わった馬たちの存在についてだ。

はっきりしているのは、実績の割に人気にいないということ。
ジナンボーにしても重賞未勝利ながら、唯一に近いその好走実績が前年新潟記念での接戦の2着となったような馬で、母アパパネということを踏まえれば、もっと人気でも不思議なかったが、七夕賞で人気を裏切り、同じキンカメとディープの組み合わせであるブラヴァスの存在も影響したのか、七夕賞の結果を踏まえた支持で着順も似たような感じでブラヴァスが上。

1番人気でも斤量が58にまで上増しされて5倍の支持だったアルバートドックや、七夕賞で全く勝負にならなかったタッチミーノットなどは、このレースに前後して、他の中距離G3に勝ち星のある馬。
実力で来る馬という解釈でいいのであれば、人気で2着のヒートオンビートやプリマヴィスタまで含めた他の3頭まで、実績的に押さえておきたいキャラというか、力のある馬という認識で買わない手はないという存在に思える。

タッチミーノットに近いイメージのエヒトよりは、似たように鞍上を選ぶ後方待機失敗グループ・レッドジェネシスなどが、荒れ馬場の新潟で、今やずっと馬場のいい七夕賞と違うパフォーマンスを期待できるトップグループと感じる。

小倉記念を使ってくる以上は、余力の有無を明確に示さねば、買う理由は見つけられない

勝ち馬は多いが、ここ4年は年々レベル低下という小倉記念<夏の大型連続開催ではなくなった影響が大きい>の立ち位置もあって、サマーシリーズ戦は福島と新潟、函館と札幌、初戦と2戦目の大移動組が多少出るくらいで、わざわざ買うような組ではなくなってきた。

今年はレースレベルそのものは低くなかったが、勝ち馬とその他大勢という組み合わせであり、新潟転戦の意欲がほぼ失せている雰囲気にあったため、小倉でダメージを受けなかったプリマヴィスタのみ<レース回避するくらいなので小さなけがなどではないとはいえ>、こちらに回ることになった。
昨年は小倉開催の中京記念組から、クラヴェルが連続好走していたが、今年はそれさえもなく、七夕賞ではなくて、函館記念組<思われているよりも、交通事情の関係で道内移動より楽とも言われる>が良馬場で買いたいタイプという感じで、むしろ狙い目になっているほど。
今年だけでなく、開催日程の削減と小倉記念そのものの開催時期の繰り下げによりタイトな日程は、今のトレンドには合わないので、しばらくこうした傾向は続く可能性がある。

 

最近、アテになるようになってきた人気馬

ここ3年は1番人気が消え続けているが、コースの設定もあるのだろう、代わりに2、3番人気馬いずれかが連対している。
昨年こそ、走り時を本人がわかっていない可能性さえある穴男・マイネルファンロンの快走が見られたが、彼でさえ、今年は天皇賞、宝塚記念両方で一桁着順と大健闘なのだから、フロックだったわけではない。

人気になることを条件とした狙いの立て方としては、どこかに近走着順の悪い成績があるせいで人気にならない馬や力勝負になりやすいコース形態によってあまり台頭のない軽ハンディキャップの馬に代わり台頭するオープンキャリアの浅い55の牡馬などが面白い存在。

上位に絡んだメンツというのは、いずれもクラシック勝利の実績を持つ名門厩舎の馬ばかりで、重賞レースなのだから当然でも、穴馬の拾い方との兼ね合いで、上位人気馬をしっかりと押さえながら、軸の選択は自由なので、相手には違うタイプを選びつつ、人気馬にはG1、左回り、サマーシリーズいずれかの実績に根拠を持って推せる材料のある馬を、軸にしたい伏兵では、適度な斤量の名門厩舎の隠れた実力者をみつけていきたい。

人気勢ならヒートオンビート、矢作厩舎のプリマヴィスタに、そのプリマヴィスタに負ける前後の3戦は全勝で、計5勝全て左回りのイクスプロージョンといった面々が、斤量面でも厳しいというほどの足かせはないから、絞っても仕方ないが、いっぱいいる買いたい馬となってしまうよりはマシとして、細々した買い目などは馬単などでフォローして、本線はここまで絞り込んでしまいたい。
最近は、1番人気が連に絡むと、妙に人気落ちの隠れ左回り巧者が台頭してきている。
ちょうどその枠を占めそうなのか、3勝クラスを快時計に乗り切った関西名門厩舎の2頭なのである。

『もう勝たないといけない5歳の良血牡馬・ヒートオンビートにとって、この条件はほぼベスト』

新潟記念予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

ヒートオンビート

特長とすれば、言わずと知れた大種牡馬・キングカメハメハと桜花賞馬・マルセリーナという配合にとって生じるラストタイクーンの3×4が、キングマンボ系×サンデーサイレンス系の成功パターンにハマってくるのか、という視点でその方向性を見出していきたい。

キングカメハメハそのものを父と設定した場合、

→ドゥラメンテ/ BMS・サンデーサイレンス
<皐月賞、東京優駿>

この名競走馬にしてクラシックサイアーという血統馬を除くと、JC勝ちが繰り上げ優勝のローズキングダムやトゥザヴィクトリーの仔であるトゥザグローリー、トゥザワールド兄弟やディアドラマドレ、アロマティコといった、G1でも来るけれども、結局勝ち切れなかったという面々が、繁殖要員として役目と血統の力で示しているトゥザグローリー、アロマティコらに代表されるように、牝馬三冠のデアリングタクトの母デアリングバードもこの形で、競走能力を引き出されるようなベストの配合とは言い難い。

→ブラヴァス/ BMS・ディープインパクト
<2020年新潟記念>

実は、この現役6歳馬の獲得賞金を上回る唯一の存在となっている同配合馬が、このヒートオンビート。
獲得額ですぐ下がローズS勝ちのアンドヴァラナウトであり、G1好走馬も彼女とその同期であるアールドヴィーヴルくらいなもの。
無論、まだ直仔のデビューから10年ちょいであるから、母父サンデーと比較などできないが、ディープ×キンカメからは、ワグネリアンとアカイトリノムスメという良血の3歳G1ウイナーが登場しているから、ややスケールダウン。

これを叩き台に、今度はキングカメハメハの孫であるアーモンドアイなどの括りに転じると、母父サンデーではアーモンドアイの他にあのメールドグラース<コーフィールドC・豪G1>がいる。
サンデー系にするとこれに、キセキ<父ルーラーシップ>やサートゥルナーリア<父ロードカナロア>といった血統的価値のあるキングカメハメハ大後継種牡馬の各代表産駒が登場する。

アーモンドアイのファミリーと、ヒートオンビートの中でクロスするラストタイクーンのまた父であるトライマイベストは、極めて近い関係性にあり、ハイペリオン系フォルリの見えづらいところに生まれるクロスもそっくりとなるが、ここはキンカメ×ディープの傾向を踏まえ、何だか血統の割に非力というか、新潟に好走歴のあるキセキやブラヴァスなどの実績になぞられるような平坦適性のようなものを体現してくれないかと期待する。
活躍馬はこの配合の割には少ないとなるが、当然、産駒数はかなりの数に上る。
重賞の一つや二つは軽く勝っておきたい。

速くもなければ、キレ味勝負にもあまり適さないマルセリーナの仔・ヒートオンビートに、適鞍は少ない。
ところが、ハイペースだろうと混戦だろうと雨馬場だろうと、滅多なことでは大崩れしない。
全く勝負になっていない春の天皇賞でさえ、着順だけとってみれば、堂々の4着だった。
おかげで展開がフィットしなかった印象の七夕賞では、1番人気に推されて、割を食った格好で安定の2着。

最後に掲示板を外した、昨年阪神で行われた京都大賞典では、重賞競走における56初経験の上に、休み明けで大幅体重増の出来。
これも血統馬の宿命であろう、オープンに上がって崩れていないことで、目黒記念2着の実績を買われすぎた2番人気で、どういうわけだか相性の悪い戸崎騎手<その前の着外時も同じ鞍上>と共に、悲しみの8着でG1参戦は先送りとなってしまった。

以降も重賞で好走していくわけだが、中山の金杯はスローで3着、長距離に希望を求めた日経賞、天皇賞では、強敵タイトルホルダーに対し、常に着差以上の実力差を見せつけられるように連を外してきた。
中ではいかにも好走のようで、勝ったソーヴァリアントに1戦のみで勝負付けを済まされたチャレンジCの2着もあるわけだが、考えてみると、この2000という距離において、先述のスローにハマった3着金杯を除くと、いずれも完敗なのにどれも連は外していない。

わずか4戦の同距離におけるキャリアの浅さは、オープンでこそ価値がある10Fの主要路線であるから、活躍した途端に評価も一変する。
反応が鈍いからいつも長い距離を使われてきたが、理由がどうあれ、着外に敗れたのは全て2200以上の長い距離である。
おまけにキレ負けすることを嫌って、左回りの上がりが速いレースになりそうなコースは今回が初。

いかにも適性で小回り戦での高評価を裏付けられることなく受けてきたうえ、きっちり敗れてきたのとは意味が違う。

新潟記念予想2022 - レース展開と最終予想

今回は前回うまくいかなかったエヒトを追う展開という、謎の負けパターンを自ら演出してしまったことへのリベンジも兼ねている。
恨みつらみも、勝てば消え去る。
同期で似た者同士のポタジェが、最終的にG1を勝つことで重賞惜敗の日々に終止符を打ったように、テーマを一旦ひとつの方向性に収束させるような狙いから外すことで、新たな展望が開けることなどいくらでも例はある。

とりわけ、惜敗を重ねる度に上がりの記録だけは出走馬中でかなり優秀という実績作りだけは抜かりのないヒートオンビートのことである。
初重賞挑戦の目黒記念が、強烈な上がり勝負になって、自身の上がり32.4秒で2着。
配合のイメージから、長いところは堅実でも、適距離になるはずの10F前後のレースでは、高速戦も歓迎。
ただ、極端な差し競馬で末脚比べになることで、格好の目標となる可能性も大いにあり、結果もまた同じく…。

もし、この点で強気になれるとしたら、どの道上がりの勝負になり、使える脚の限界もあるから、似たような数字しか出せないという安定の新潟外回りの展開に対し、一応惜しいという結果になる日経賞がそうであるように、押しなべて似たような上がり3Fで走った馬が上位を占める展開で、絶対に崩れないという特徴がある事か。
もし適性や格の面で見劣る面がないのなら、七夕賞や小倉記念の勝ちタイムがハイレベルになるに連れて、新潟記念でも重めのハンディキャップが負担になっていないという近年傾向からも、力は最上位として、57なら何も問題ないと考えた。
無論、多くのファンは色々拾うべきとは思うが、面白みのないヒートオンビート本命だけに、ワンダフルすぎる三方ヶ原S組の2頭を拾って、馬鹿っぽさをどこか残しておこうと思う。

わかっていても拾い切れないマイネルファンロンのような馬にも、明確なチャンスが訪れるのがローカル重賞。
今年もかなりのスローが見込まれ、それぞれの上がり脚は自分の限界まで引き出されるから、抜けて速い馬は登場しない。
伏兵となると55以下が中心となるので、何かそのマイネルファンロン的な狂気を秘めていそうにも感じるプリマヴィスタ・53以上の裏本命的存在が見当たらなかったことで、うまく絞り込むことができたと、謎の上機嫌となった筆者なのである。




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