名古屋グランプリ2020【予想】|枠順確定!過去傾向と最終追い切り

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名古屋グランプリ2020【予想】|枠順確定!過去傾向と最終追い切り

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名古屋グランプリ予想と最終追い切り後の出走予定馬分析をしていきます。
過去10年のデータから見た今年の傾向を歴代の勝ち馬と共に振り返っていきましょう。
予想オッズをチェックつつ、過去結果を超える狙い目の払い戻しに期待していきたいと思います。
 
レース名第20回 名古屋グランプリ・指定交流)JpnIIAオープン
グレード交流重賞(JpnII)ダートグレード競走
日程2020年12月10日(木)
発走時刻15:45発走
開催場所名古屋競馬場
距離ダート2500m
コース右回り
賞金3200万円
レコード2:40.3
 

名古屋グランプリ2020の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)

 
枠順出走予定馬騎手斤量(負担重量)馬体重(前走)
1ミツバ和田竜二(JRA)58474
2メイショウオオゼキ浅野皓大(愛知)56479
3キーグラウンド宮下瞳(愛知)56515
4グランドサッシュ加藤聡一(愛知)56463
5サウンドトゥルー森泰斗(船橋)58477
5ロードゴラッソC.ルメール(JRA)56466
6スパークルメノウ村上弘樹(愛知)56472
6サクラアリュール武 豊(JRA)56467
7ダイシンインディー岩田康誠 (JRA)56544
7マスターフェンサー川田将雅(JRA)56502
8サザンオールスター大畑雅章(愛知)56461
8シンボ赤岡修次(高知)54462
 

名古屋グランプリ予想2020 - 過去の傾向を振り返る

 
先日行われた中京のチャンピオンズCでは、前走が大井<JBC諸競走を使っていた組>というグループから直線で突き抜けたチュウワウィザードが登場。
 
注目すべきは、その次に入った組で、実は10月の盛岡、南部杯において、あまりにも激烈な時計勝負になってしまったために、先行して目標になったインティ<中京は3着>、明らかにステップレースに思えたゴールドドリーム<こちらは一変して2着>が相次いで上位入線ということで、全てが地方の主要競走でほとんど見せ場を作れなかった組が力を示す結果となった。
 
一方、グリグリの人気で、みんなデータを参考にしている割に、ヴァーミリアンくらいしかJBCからの連勝を決めた馬がいないことを忘れてしまったかのように、勝つのはクリソベリルしかいないと思わせてしまった方はというと、慣れないローテだけではなく、稀に見る超大型の活躍馬であるせいで、下手に一般的なルールに適応させようとしたら、作戦ミスなど何一つないのに、坂の途中辺りではもうギブアップ状態だった。
 
問題は、そんな中京や大井にも、その前の盛岡だってあまり縁のない馬たちが活躍するのが、この独特の形態でグルグルとコースを回り続ける名古屋GPというレースの特性。
 
第一、東京大賞典と両睨み<今年は間隔があるから、無理をすれば両方参戦も不可能ではないが>という馬は存在しないから、ほとんどもう、川崎記念かその後に開催の佐賀記念に向けたリスタートの雰囲気漂うレース。
 
格はJpn2というグレードを頂戴しながら、川崎記念に繋がっていたのはちょっと前までの記録が大半で、実質的にはその下に近くて、古馬重賞初勝ちという馬もいれば、一線級からは退きつつある馬など、ここでどうにかしてから次を考えるというステップであって、繋がりをその後に求めるためにあるというよりは、単純な現状の己の格を再確認するレースであって、実は、20年ほどの歴史で伏兵と呼べるような馬は2回しか勝っていない。
 

名古屋グランプリ予想2020 - レース展開を予想

 
今年もそうなるとは限らないが、岡部誠騎手3勝、三冠馬後見人の岡部幸雄騎手最後の重賞勝ちもこのレースと、小回りの2500Mがいかにも合っていそうなオカベ<騎手>たちの出番にもなっている。
 
有馬記念では毎年のように馬券に絡むルメール騎手が、今絶好調であり、春の名古屋でも勝っているロードゴラッソに乗るから、これも当然注目なのだが、帯に短し襷に長しという馬ばかり。
 
実はスケール感で、交流重賞の常連と大きな差はない印象のサクラアリュールのフレッシュ感をここでは買いたい。
 
しかし、スタート直前でいつもゲート内でゴソゴソするタイプ。
 
この大いに怪しい5歳馬に、このレースは10戦以上参加しながらわずか1勝の武豊騎手で、絶対視も禁物。
 
ただし、たかがG3の2着みたいな馬での参戦は珍しいレジェンドの力添えで、最近まともにスタートを切れない死角を補いたいところだ。
 
ここ2戦は、前走がJBCクラシック、前々走シリウスSと、中京の人気馬が大いに人気を集めるきっかけとなったレースであり、注目レースによく選ばれていたものばかり。
 
あまりその人気2頭は気にも留めていなかった筆者だから、サクラアリュールが両方出ていることなど後から気が付いたのだが、シリウスSでは出は甘かったが、それを藤岡康太騎手が知っていたからなのか、平均ペースに対し、カフェファラオさえも動かない3角手前辺りから動き出し、スムーズな進出で素晴らしい抜け出しから大きく見せ場を作った。
 
大井のレースでも同じようなスタートで、こちらはエース級集うメンバー構成で、置かれた時点でアウトだったが、4着以下の争いの中にはしっかりと加わっていて、オープンキャリアを踏まえれば、十分な内容だった。
 
渋馬場で高速決着の中では、条件が楽になった時に怖いと思わせるものは少しはあった。
 

名古屋グランプリ予想2020 - 出走予定馬を血統予想

 
適性に関しては、ナスルーラやロイヤルチャージャーなど、世界の競馬を語る上で重要な役割を果たすその大元となった根幹種牡馬が輩出のマムタズマハルの母レディジョセフィーヌから発展の名牝系であり、どこかに水が湧き出るポイントが隠されている品質保証のなされた血統だから、妙なところにツボがあるタイプ。
 
ここ2勝は、京都の1900と東京の2100という、普通の条件で強烈に弾けるような舞台ではない場所でのもの。
いずれ弾けるなら、こういうところを勝ってからというタイプか。
 
チュウワウィザードだって、筆者失念ですっかり書き損ねたが、2年前にチャンピオンズCを制したルヴァンスレーヴの従兄弟という関係。
 
元を辿れば、何かスゴイ能力を持った馬に出会うのが血統というものだが、三冠馬トリオが一挙登場のG1などまず出くわすことなどないように、今ここで一番の馬が走っているとは限らない競馬の世界の常識の中では、不思議な縁も大事だったりする。
 
チャンピオンズCなど、どうしたって賞金不足で除外のオープン2戦の5歳馬は、武豊と出会った頃から、いや、ゲートが怪しくなってきてからコンビを組むようになった縁で、何かを期待するには十分なシチュエーションとも捉えられる。
 
器用さは前々走で示したが、そもそも、好位の後ろにつけることができる馬。
 
ロングスパート型が台頭するレースだけに、多様な才能よりも適性が重要とされるが、ミツバがここでチュウワウィザードに敗れてから、川崎記念を勝ったというのはつい最近の話。
 
結果的に、どちらも川崎記念は勝っている。
 
ゴールドアリュールらしさは微塵もないが、サウンドトゥルーという武騎手には因縁のある相手が再登場の一戦。
 
大井ではわずかながらに先着。
 
さっぱり実力が測れないホッカイドウ競馬のシンボも押さえつつ、どうしたって買わないといけないけれどあまりいい繋がりはない白山大賞典組も買って、実力伯仲のレースを未知の魅力で制してもらいたいと考え、連軸サクラアリュールの、対抗と単穴を絡めた3連複で攻めるのが、点数の面からもいいだろう。
 
クリソベリルのようなこともある。釣られてルメールも…、というようなスタンスでは息が続かない。



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