神戸新聞杯2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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神戸新聞杯2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 17分

 

神戸新聞杯の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第69回 神戸新聞杯(GⅡ)
(菊花賞トライアル)
グレード重賞(G2)
日程2021年9月26日(日曜)
発走時間15時35分
開催場所中京競馬場
距離芝2200m
コース左回り
賞金5400万円
レコードタイム2:09.9

 

神戸新聞杯予想2021 - 過去10年のデータ傾向

 

何はさておき、まずはダービー出走馬を買う一戦

 

ここ10年で、秋まで無事だったダービー馬は実に8頭いたわけだが、その次走に選んだのが、

 

・神戸新聞杯 5頭… <オルフェーヴル、ワンアンドオンリー、レイデオロ、ワグネリアン、コントレイル>

 

・キングジョージ 1頭… <ディープブリランテ>

 

・ニエル賞 2頭… <キズナ、マカヒキ>

 

 

英・アスコットの超ビッグタイトルであるキングジョージⅥ&クイーンエリザベスCは、本国のダービー馬もたまには登場するが、日本調教馬として3歳時に挑んだのは、ひと悶着どころではなく、皐月賞を人災で回避したあのシリウスシンボリ以来27年ぶりのこと。

類例は皐月賞馬のエアシャカールが2000年に挑戦したというくらいで、まず目指すことはないレース。

シリウス以降2頭の管理調教師は、森秀行、矢作芳人両師であるから、納得できる面が大いにある。

 

問題は、その他の元気なダービー馬。

残りは全てG2戦であるから、どれも人気に推されるわけだ、その7頭の戦績は【7・0・0・0】だから驚愕に値する。

ちなみに、その次走についてまとめると今度は、【2・1・1・3】となる。

つまり、誰でも知っている三冠馬以外は、皆どういうレースを選択しようと負けているのだ。

これがずっと昔から続く傾向。

皐月、ダービーと難なくクリアした馬が、足慣らしにプレップを勝ち切って、ようやく次が菊花賞だろうが古馬の大レースだろうが、最後は負けてしまうのだ。

オルフェは三冠達成の2走後、昨年のコントレイルもJCで敗北を喫している

 

シャフリヤールはダービーが初のG1レース。

近10年では、故障のロジャーバローズと渡仏したキズナしかいないから、上がり目が大いに気にかかる。

軽視するという考えがあってもいいし、阪神外回り→東京中距離戦のローテは濃い繋がりを持っている以上、中京2200の適性を疑う手はある。

東京から阪神の逆パターンはハマり続けている。

セントライト記念を使ったダービー馬は、何と昭和最終盤の1987年のメリーナイス以来いない。

古馬戦となると、前記馬の他には秋に使えたということではオープン特別のフサイチコンコルドと、宝塚記念を使った2頭くらいしか挙がらずこれらは全敗。

何を普通とするかは、変則開催だけに難しいが、本来のトライアル開催場でないと、コントレイル以前はみんな負けていたことは間違いない。

ナリタブライアン、メイショウサムソンは大レースに強かったが、三冠目前で一旦躓いた。

さあ、どう見るか。

 

来ないところから狙う手はない、条件戦勝ち上がり組の拾い方

 

ダービー馬が5頭制し、クラシック連対馬があとの4頭で、ダービー出走馬9勝分は全て埋まる。

あとひと枠の勝ち馬が、春に園田の兵庫チャンピオンシップで2着した後、古馬相手に準オープンを勝ってきたリアファルだけ。

都合芝で2戦2勝とした上がり馬は、上昇力を一気に使い果たしたように、以降は活躍しきれずに終わってしまった。

 

そこまで来ないのであれば、ダービー組だけを狙えばいい。

連軸になりそうなダービー出走馬は、阪神外回りの神戸新聞杯誕生から13回連続で連対中。

その他の組が絡むしても、筋読みに変化をつけるには前走でよっぽどの何かがないと苦しく、もはやダービー出走の目標を達成した時点で、はっきり格差として出てしまっているとも読み解けるわけだ。

 

 

それでもヒモ荒れなり、どうしても別路線組を押さえたいなら、

 

・近走道悪で好走実績のあった馬… <リアファル、トーホウジャッカル、ロバートソンキー>

→今年はなし

 

・なんだかよく来る毎日杯出走組… <キセキ、マウントシャスタ *同じ1800ワンターン戦の白百合Sとかならトーセンバジルの好走例もある>

→シャフリヤールだけ *白百合Sは今年中京2000でコーナー4つのレース

 

・とりあえず初距離で怖い追い込み型… <ロードアクレイム、マジェスティハーツ、ミッキーロケット、ワールドプレミア>

→今年の差し追い込み型は、むしろ主流路線組ばかり

 

正直、あまり買う気がしてこない。

 

 

1番人気が負けた理由

 

1番人気はほぼ完全連対。

皐月賞馬のエポカドーロは、大いにスタートでへまをして追い込んで4着。

2番人気のワグネリアンが代わりに穴埋めし、しかし、両者ともこれが最後の輝きとなってしまった<そうなりそうなワグネリアン…>。

 

では、もう一頭いた最上位人気馬についてその理由を考察してみると、

 

〔2015年 2着 リアルスティール〕

主な重賞実績

 

1着 共同通信杯

 

2着 皐月賞、スプリングS

 

4着 東京優駿

 

 

ダービーと距離が同じなのだから、シャフリヤールと同じように、或いはワグネリアンも重賞は1800しか勝っていなかったが、長いところに行ってせめて3着に入りたいところ。

でなければ、皐月賞は極めて惜しい結果の2着とかでない限り、ゴールドシップのように勝ち切っていないと苦しい。

共同通信杯でエフフォーリアに大いに水を開けられながら、高速阪神で立て直し、高速上がりの勝負で大逆転のシャフリヤールは、少なくとも1800ののスペシャリストではない。

ただし、この時期までなら、ゴールドシップもオルフェーヴルも1800重賞勝ち馬という並びになるから、ダービーで結果を出せていないと基本的には苦しい。

それでも、リアルスティールは同じ馬に敗れていた。

 

一度は共同通信杯で敗れたエフフォーリアを、別路線を経て、ダービーで負かしたのがシャフリヤールで、共同通信杯を勝ったことでドゥラメンテにいいように負かされたリアルスティールとでは、出来上がりの過程がまるで違うのだろう。

ただし、勝っても負けてもダメージはあるはずのダービー。

二冠戦ともに出走の1番人気馬は、近10年全てに該当。

阪神2400移行後は、NHKマイルC経由のディープスカイは人気に応えたが、あと12頭は全てが王道路線組。

 

トライアルパスの馬も前走は勝っていたという馬ばかりで、その括りの1番人気馬を阪神2400以降から昨年の変則開催分まで混ぜ込んで、皐月賞の前走を勝っていた馬という縛りを与えると、驚愕の【6・2・0・1】であり、規定の10年と限れば、【6・0・0・0】となり、今は余裕ローテでトライアルを使わない時代だからこそ、前哨戦はトライアル以外という馬が狙い目でもある。

 

皐月賞パスにより、キャリアはこれまで4戦でもG1で一度頑張ったというだけにも映るシャフリヤールは、負けたフサイチホウオー<皐月賞に至るまで4戦無敗>、リーチザクラウン<きさらぎ賞勝ちから直行>、エイシンフラッシュ<京成杯から直行>とダービーを目指したローテを結果に繋げたが、どことなくまだ完璧になり切れていないこの敗退組と似た面は感じてならない。

中京2200という距離を味方につけるか、急坂の4つコーナーを回るコースを忌み嫌うか、どちらかに振った狙いを立てるべきであろう。

案外難しい一戦のように思う。

 

神戸新聞杯予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

 

ダービーを経て強くなったルーラーシップ、クラシック不参戦で凱旋門賞制覇のバゴらが、ディープの孝行息子に歯向かうシチュエーションとなっている!

 

ワンダフルタウンの血統

 

 

 

ざっくり近親を見渡してみても、欧米のG1でいいところ止まりだった牝系の活躍馬を除き、一族に国内での大物は見当たらない。

ドイツ経由のフランス牝系といった位置づけだが、ディープをつけたら牝馬からこの馬の母シーオブラブ、オークス3着のビッシュが出て、ハーツクライの牡馬では菊花賞前に3勝したホウオウサーベルが登場している。

 

サンデー系とは合うが、超大物までは出ないのであれば、むしろこの辺の条件が合うスペシャリストの道が似合う配合の特性があるのだろう。

ルーラーシップはサンデー直系の繁殖牝馬を際限なく配合的できる特長があるので、走っているのもその配合がほとんど。

ディープ肌の重賞勝ち馬はキセキだけだが、あとは母父サンデーのメールドグラースがコーフィールドC<豪G1>を勝ったくらいなもの。

ワンダフルタウンは枠にとらわれることなく、<父の唯一のタイトルは香港のQEⅡC>ただ、実力だけはそれに足りることを今まで通り、タフな条件で見せつけていきたい。

 

ステラヴェローチェ

 

父のバゴは、言わずと知れた名牝・クロノジェネシスで評価を再び高め、この馬の早期からの活躍で、国内におけるブラッシンググルーム系では最も成功を遂げた種牡馬として、きっと母系でよく見かける存在になっていくだろう。

バゴの父であるナシュワンは、ステラヴェローチェの母父であるディープインパクトとは近親となり、ディープの母であるウインドインハーヘアとナシュワンが祖母ハイクレアで共通。

 

極めて重厚なキングジョージ勝ちのバステッドのクロスを有し、ミスプロ、ヘイローらの北米圏でライトなイメージのスピード補強のそれをやや食っている。

ただし、そのクロスがあったとて、ディープの牝系や母系の奥の方に入った同系の大種牡馬・ロベルトを除けば、快速ゴスホークケンの甥っ子らしく、仕上がり早の北米血統という牝系のイメージ通りにここまでは仕上がっている印象。

ブラッシンググルーム系には熟成に時間がかかるタイプと、北米でも活躍したアラジや3歳で欧州圏の覇者になりかけたバゴのように、早くから走る馬もいる。

ダートが得意なのもいれば、サクラローレルのような完全芝向きの古馬王者も出す。

ジャパニーズセントレジャーを前に、迷いが出るような結果だとあとで困ったことになる。

 

シャフリヤール

 

バゴが入っていないこと以外はステラヴェローチェとほとんど同じ。

より洗練されたハイバランスのスピード血統であるから、2000Mまでが守備範囲で、その前後はあまり冴えないところは10F絶対主義に近い淘汰のUSA方式であるから、2200M以下で負ける雰囲気のなかったディープインパクトの良さを全て引き継いだ印象。

 

兄より軽快に運べる父とほぼ同体重の強運は、ダービーで活かされた。

母母父がヒムヤー系×インテント系、母母母父はリボー直仔とハイペリオン直仔を父に持つ繁殖牝馬の組み合わせで、まるでネアルコを寄せ付けない孤高の底力配合。

全く影響力がないようで、大舞台でこそ能力全開の方式は、極めてこれに近い配合のフジキセキが秘めた競走能力を小分けにして、その産駒に伝えていったように、同じ配合でも当たりの出方がまるで違うディープの一族とその産駒の傾向とそっくり。

別の適性になるような組み合わせだから、きっとシャフリヤールは誕生したのだろう。早熟ということもあり得る。

 

神戸新聞杯予想2021 - レース展開と最終予想

 

この神戸新聞杯でダービー馬は、確かに近年で5勝もしているが、その過程に重複はあるにしても、

 

・皐月賞勝ち馬 4勝… <オルフェーヴル、ゴールドシップ、サートゥルナーリア、コントレイル>

 

・どちらか2着の馬 2勝… <エピファネイア(両方)、サトノダイヤモンド(ダービー)>

 

・残りのダービー馬 3勝… <ワンアンドオンリー、レイデオロ、ワグネリアン>

 

 

とりわけ、2歳重賞の勝ち馬である「残りのダービー馬」3頭は、2000Mの勝ち星はあったが、皐月賞が皆馬券外で、ダービーが3歳時の初勝利。

どこにも当てはまらない感じのシャフリヤールは、完全なる新人類的ポジションに入るニューカマーに違いないから、1800以下で負けることはあったが、2000M以上未経験で勝利したグレード制導入後初めてダービー制覇を果たした牡馬として、この一戦で篩にかけられることになる。

 

一方、青葉賞の勝ち馬は藤沢和雄厩舎のシンボリクリスエス、ゼンノロブロイの他に、勝ち負けに加わったことはなく、ウインバリアシオンは最初から本番逆転を狙ったアンカツプランで大人しい2着止まりだった。<勝ち馬はもちろんあの後の三冠馬>

このワンダフルタウンもまた、休み明けでそれも年明け初戦で青葉賞を制した稀有な存在。

朝日杯連対から、皐月・ダービー連続3着以内はロゴタイプ、キャプテントゥーレも出来なかったことで、サリオスはチャンピオンになって連続2着とした3歳春だったが、ステラヴェローチェは実に、ビワハヤヒデ<3歳春までG1全て2着>以来の快記録を作った。

 

20年も前となると、前世紀くらいの扱いとなるサラブレッドの生産サイクルの流れからして、どれにも当てはまらない彼らという存在は、暗にデータで分類できるような価値観では妥当な評価を下せない、という懐疑的な視点も重要な気もする。

中でも、見たこともない休み明けで青葉賞を勝ったワンダフルタウンは、シャフリヤールよりもずっと1800適性があって、距離不安はあまりない中型馬でも、才能だけで2000M以上の重賞を勝ってきたようなところがある。

ルーラーシップはキセキの父である一方、1200重賞勝ちの後1800重賞を古馬になって制したディアンドルもターフに送り込んだ。

 

ルーラーシップ自身が、2400M以上では【1・0・3・4】、その他7勝は1800~2200Mという競走馬としての適性があった。

パロクサイド系特有の運動神経が、ワイルドすぎるキングカメハメハの筋繊維の太さのようなものと合わせて、両方の長所を早い時期にマックスで出そうとすると、3、4歳の秋シーズンはいつもほぼ全休状態に陥ったその姿は、ディアンドルの競走生活にも反映されている。

体ができれば、もう中距離専門に方向性が固まる。

新潟で弾けた初勝利時のワンダフルタウンは、菊花賞制覇前夜のキセキとも似ているが、歳はひとつ若い。

距離が2200であれば…、また全力で走れるワンダフルタウンこそ、このレースがベストの条件のように思う。

以下の評価は、各々の適性順としたい。




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