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アーモンドアイにまつわるエトセトラ

読了までの目安時間:約 3分

 

ドバイターフ優勝馬の未来は明るい

これは日本馬に限った話ではあるが、一昨年優勝のヴィブロスを除くと、唯一のGⅠタイトルだったリアルスティールを除き、アドマイヤムーンもジャスタウェイも、よりハイグレードなレースでその後好走している。

豪華メンバーが集えば集うほど、その迫力は増すという意味では、リピーターになったディープの2頭も含めて、日本馬には縁起のいいレースと言える。

故に、勝たないといけないという至上命題が、アーモンドアイ陣営には課されているのである。

 

強烈な追い込みの牝馬は時代の象徴

現豪チャンピオンであるウィンクスもそう。

豪快に凱旋門賞を差し切ったザルカヴァも、アメリカの誇りになったゼニヤッタもそうだった。

ああ忘れてはいけない、ヒシアマゾンもそこには含まれる。

今に始まったことではない、牝馬のキレ味伝説の継承者たちは、ビッグレースにおける引き立て役ではなく、歴史的快挙を成した牡牝の壁もない名馬であるのだ。

アーモンドアイは既に、歴史上の名馬である。

故障さえなければ、ディープ以上の存在になれる可能性もある。

ただ、もう追い込みタイプではないことも、JCで示しているから、それもまた恐ろしい。

 

東西の壁も破壊した功労者

ダート路線はともかく、芝のビッグタイトルにおける東西格差は、その質において、全くのイーヴンであろう。

東の総大将であるアーモンドアイとレイデオロが、日本トップホースとしてドバイに挑む。

別に、西の若手筆頭株のダノンプレミアムやワグネリアン、ブラストワンピースたちだって、その気になれば行けたのだろう。

でも、今年は出番はなかった。

坂路革命から四半世紀以上の時を経て、平成最後の季節に、真の意味での日本競馬の隆盛を世界に示すことができたのなら、栗東組が歯ぎしりするような結果、などという小さな抵抗をも凌駕する、本質的な世界的信頼を勝ち得るシーンとなるはずだ。

 

みんなが幸せになれる気分を味わえるドバイ戦にしてもらいたい。

震災の年の奇跡とは違う形で、また喜び合えたら最高ではないか。

 

コラム

種牡馬になる前から

読了までの目安時間:約 2分

 

日曜日の高松宮記念は、3歳3強の構図があっさり崩壊した直線で内から渋とく伸び、ベテラン勢を競り落としたミスターメロディが初タイトルをゲットした。

有名になった途端、親戚と友達が急に増えたなんて笑い話をするスターはよくいるわけだが、ミスターメロディの陣営もまた、例外に漏れずのようだ。

 

「GⅠを勝つのは初めてですし、とても嬉しく思います」

馬主である、グリーンフィールズ株式会社代表の清水一功(かずとし)氏は、思わず大声が出てしまった直線での自身の振る舞いも交え、終始頬を緩ませながら、質問に応えていた。

「海外からの種牡馬のオファーもあるくらいですし、GⅠを勝たせたかったのでほっとしています」

 

父は3年以上前に若くして天に召されたスキャットダディ。

不思議なもので、その年に生まれたジャスティファイは、2018年に米三冠馬に輝き、今年から種牡馬になる。

それと同期のミスターメロディは、リローンチとデピュティミニスターの血が共通しており、日本で思われているよりも、ずっと需要がある血統馬なのである。

 

また清水氏は、英GⅠのジュライC<アグネスワールドが00年優勝>へのオファーが届いており、厩舎サイドと話し合いをしてから判断するとも、語っている。

前哨戦的位置づけのGⅠを2つゲットしながら、肝心のBCジュヴェナイル、ケンタッキーダービーでは、ストリートセンスや後にチャンピオンになるカーリンらを相手に、見せ場さえ作らせてもらえずに敗れた父が、ストームキャットの血を繋ぐ重要な役目を果たすことになるとは、競馬は奥が深い。

 

ニュース

未来を変える力 【騎手論】

読了までの目安時間:約 3分

 

藤岡佑介

驚きのシーン

ケイアイノーテックでの初GⅠ勝ちと、復活なったスマートオーディンとの阪急杯が印象深い。

昨年の重賞勝利は全て3番人気以下でのもので、この2頭も例外に漏れず。

裏を返せば、1番人気には応えられていないということで、6年以上も1番人気での重賞勝利はないのだ。

その驚きについて、本人がどう考えるか。

出会いにまだ恵まれていない点は、北村友一騎手と似ている。

 

クリストフ・ルメール

今年のベストライド

オーシャンS モズスパーフレア

11.4-21.5-32.3-43.7-55.1→1:07.1

武豊が前走で、

32.8-34.2→1:07.0

という能力を示したことが、彼らの指標であり、目的意識がテンのハイラップを生んだのだろうが、無理に行ったわけではないので、位置取りの厳しさが出た分の勝ち時計の誤差が、極めて小さかった点は、騎手として誇れる。

この日はその前後で色々なことが起きすぎたが、今週からはちゃんと働いてもらいたい。

 

武豊

リーディングを2か月間守った要因

ペース判断と折り合わせる技術は語るまでもないとして、トップランナーになった理由の一つが、ローカル騎手並みに逃げ切りが多いということ。

正月の7日間で、8勝中6つが逃げ切り。

逃げない方がいい馬がお手馬だったのが、逃げた方がいい場合が増えたと考えることもできるが、本質的に、上手に乗れないと逃げ切れないもの。伏兵での逃げ切りは、今年は一つしかない。

 

坂井瑠星

野中悠太郎

藤田菜七子

藤井勘一郎というジョーカー的ルーキーの登場で、例年より層の厚い新人世代が出現するも、2月の東京開催辺りから、この若手3人の評価が上がっている。

洗練されただけではなく、坂井の人気馬での好走率、野中の穴馬の馬券内率、藤田のキレの引き出し方の安定感が、それぞれ増加の印象。

異世界の経験値だけによるものではないだろう。坂井君に、皆早く追いつきたい。

 

川田、岩田がまずまずなのを褒めても仕方ないから、追記では西村淳也騎手を挙げておく。

小倉での大活躍を機に、勝率がトップテン内レベルに上昇。50勝したら、再度分析したい若手である。

連対率、勝率とも1割台の時もあった。

 

コラム

反転する血統

読了までの目安時間:約 3分

 

ロードカナロアとハービンジャー、ノヴェリスト

弥生賞のハービンジャー・ニシノデイジーは、人気馬の中では最先着の4着も、1番人気だったから、極めて残念な結果に終わった。

直前の雨で、フォームの印象から人気を落としたノヴェリストのラストドラフトも、直線で脚が上がって7着。

道悪も良くなかったが、何となく、距離適性もここまでが限界という印象を残した。

まあ、ラストドラフトは本当に道悪が苦手な感じもしないではなかったが。

 

ロードカナロアの産駒・ステルヴィオが、昨年のスプリングSの優勝馬。

彼はダービー参戦を機に、秋からは古馬路線における中距離主要のレースに参戦し、結果を出した。

そして、中山記念でも好走。

肉弾戦を選択した同期のラッキーライラックの気合いの入ったレースに、まだ器用さで古豪らには見劣る死角が出たから、中山巧者のウインブライトに体半分以下の差で同タイム入線なら、上々の結果である。

 

ハービンジャーは初めてのGⅠがキングジョージ。ノヴェリストはドイツの2400路線で成長力を示すと同時に大成を果たした、血統のイメージ通りの晩成型で、共に、古馬になってからキングジョージをレコード勝ちする快挙を成し遂げた。

ほぼ時を同じくして、日本から誕生したチャンピオンスプリンターのロードカナロアも、4歳秋からトップホースの仲間入りを果たすと、1年余りで6つのタイトルをゲットした。

 

スプリンターズSをレコード勝ちしたロードカナロアは、世界レコードでJC快勝のアーモンドアイも、ステルヴィオと共に、初年度から輩出。

しかし、2歳時はズブさの方が目立ち…。

ハービンジャーもノヴェリストも、取っ付きやすい血統ではないけれども、サンデー系繁殖牝馬とは配合しやすい。

それはロードカナロアも同じだが、似たような配合が可能な中で、本質はともかく、印象よりもカナロアは長めをこなせ、欧州型2頭は、中距離以下に合うタイプを出す。

 

日本向きではないから、サンデー系の良さを引き出されたら、欧州型は走るのか。

20年以上日本競馬を支えるキングマンボの血が、改めて偉大なのだと、逆説的に証明している2頭だと、筆者は思う。

 

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コラム

主要戦を一冠、二冠目へのコネという観点で精査 クラシック展望④

読了までの目安時間:約 3分

 

とりあえず、主要戦を一冠、二冠目へのコネという観点で精査する。

 

チューリップ賞

掛かりそうになった分を内枠を利して抑え込み、ややコース選択を厳しく外に求めた分、川田騎手鞍上の割にスリリングな直線となりながら、最後はなんてことはない雰囲気の末脚炸裂で、後続を完封のダノンファンタジーのクラシック制覇が、現実味を帯びてきた。

ブエナビスタ以来の未勝利勝ちからの春二冠ストレートを決めてもらいたい。

 

フィリーズレビュー

血統の雰囲気の通りの適性であるプールヴィルに対し、ノーワンは母がカーリアン×サドラーズウェルズで、あのレッドディザイアと同じ。サンプリンセス系だし、メイショウマンボやクイーンズリングのような展望が見込まれる。

 

フラワーC

コントラチェックの完成度が、スタートで出たという結果。もっと先行力のあるエールヴォアだって、この辺の距離ではトップクラスだろう。

 

アネモネS

まあ、ハイペースで正攻法抜け出しのロードカナロア・ルガールカルムを褒めるしかないか。

ただ、1400的な勝ち方にも思えるし…。

 

弥生賞

雨が降ったとはいえ、勝手に消耗した印象の人気馬に対し、勝ったメイショウテンゲンと不利からの豪快巻き返しで2着のシュヴァルツリーゼの末脚は見どころがあった。

どう考えても高速皐月賞向きではない一方、ツボのある馬は距離延長で怖い。

人気勢とのフィールドの違い、棲み分けのようなものは明確に示されたが、例年のレベルではない。

 

スプリングS

ええ、クロフネ-カナロア-Dメジャーですか。

ローカルリスト-マイルC向きorダート向きの2頭、かな…。

 

すみれS

時計はともかく、サトノルークスだけが万全の競馬だったというだけで、レースの質があまり高くなかった。

 

若葉S

ヴェロックスが後傾ラップでじっくりコーナー4つの競馬でエンジンをかける展開で、強いということを再証明。

皐月賞のスピード勝負には向かない。

 

ファルコンS

レコードペースのバランスラップから、ハービンジャーが抜け出してきたが、カナロア×SWのグルーヴィットの方が先は明るいか。

 

コラム

今日のアーモンドアイ

読了までの目安時間:約 2分

 

トライアルシーズンを迎え、新人騎手たちが続々勝ち上がるなど、若手の活躍が意外なほど目立っている状況で、もはや、日本競馬のためだけに走るわけではないという立場になった我らがアーモンドアイの、ドバイ遠征前最終調整が、美浦のウッドチップコースで行われた。

 

「(早朝で)暗くて気を使っている感じはあったけど、よかったですよ」

国枝栄調教師も、順調さをアピールする。

4F56.2秒はいささか軽めにも映るが、

「順調に調教できているし、概ねいいんじゃないかな」

と、出国検疫と現地調整まで見据えた作りであることを、暗に示した。

20日の水曜日に出国の予定で、30日のドバイターフに向け、ここまでは大きなアクシデントなく、臨戦態勢は順調に整っているようだ。

 

かつての小回りだったドバイデューティフリー<ナドアルシバ1777M>では、ウオッカが散々苦しめられ、東京での彼女の姿とはまるで別の馬にも見えることがあった。

ところが、メイダン競馬場に移ってからの10年。

欧州や南半球の猛者が集うハイレベルレースであることに変化はないものの、ダートの外に敷設される、日本と同じ芝コースの作りに変化し、1800Mのワンターンの競馬になってからというもの、日本から年々、当たり前のように上位好走馬を送り込むようになっていった。

 

ジャスタウェイの衝撃的圧勝から数えること3つの勝利は、各馬の前後の実績から見ても、誰も疑う余地のない必然の結果であった。

もちろん、ワンターン専門家の出番となったからこその好相性とも言えるわけだが、今は日本馬のターンである。

ジャスタウェイ級かそれ以上のスケール感を誇るアーモンドアイならば…。

 

ニュース

牡馬クラシック裏展望 新馬回顧<3/16>

読了までの目安時間:約 3分

 

<牡馬クラシック裏展望>

この世代最後の新馬戦も、また対照的な展開に。

力勝負で小柄な2頭が叩き合った阪神1800戦は、わずかに外から来たキャノンバローズが先着。

2着のダイワメジャーの女の子がどうこうということはないが、勝ち馬に関しては、エンパイアメーカー×ディープで、伯父がオリエンタルロックという背景も含めて、ダート馬と決めつける段階ではないだろう。

一方、中山では今週も圧勝馬が登場も、伏兵のルーラーシップ・ブラックヘイローの快勝で、断然人気馬が馬券外。

芝デビューからオープン連続好走後、ダートに転じて、道営札幌時代の北海道スプリントCを制したハリーズコメットの近親だから、こちらは専門家に育つだろう。

 

さて、2月辺りとは一変、コース特性もあってか、牡馬の注目馬が急増の3歳路線。

ただ、伏兵候補が多すぎて、昔取った杵柄で偉そうにしている輩が、本番でひどい目に遭いそうな展開は織り込み済みという状況に、まだ変化はなし。

 

早い段階での期待よりは、ブラストワンピースタイプの選別が、この時期に目立つ馬では吉と出るはずだ。

まずは、中山で2勝目を挙げたフォッサマグナ。

掛け値なしでも期待の大きかった共同通信杯組ではあるが、それを差し引いても、ポテンシャル同格のタニノミッションに自由をさせなかった勝ち方は、評価できる。

バランスラップで適当に時計がいいというのも、血統背景からすると、むしろ条件問わずの箔がついた。

 

アルメリア賞勝ちのランスオブプラーナは、きさらぎ賞の3着馬でもある。

1800で連続好走。ケープブランコで渋いエスサーディ系では人気馬にはならないが、平坦巧者に転ずるのが遅れただけでも、価値ある勝利だ。負かした相手も、今後伸びてきそうな血統馬だった。

また、ホエールキャプチャの近親で中京マイル連勝のピースワンパラディも面白い。

 

あとは、トーセンラー産駒の2勝馬ザダルと、2戦目で楽勝のトーセンスカイは魅力がある。

前者はワグネリアンに似た配合、後者もステイインシアトルの下と、追いかける価値が出そう。

トライアル組では、猛ペースでの激走追い込みはありそうな若葉Sのワールドプレミアを挙げる。

 

レース回顧

地元勢から新星誕生

読了までの目安時間:約 2分

 

日本時間の30日深夜に開催のドバイワールドCデー。

芝のメインであるターフ<芝1800>には、日本の女傑軍団が大挙参戦。

中でも、ワールドレコードホルダーとして最初のレースを迎えるアーモンドアイに対する関心は、既に全世界レベルのものがある。

日本馬はこれまで、アドマイヤムーンの快勝に始まり、ジャスタウェイなどが胸のすくような勝ち方を見せてきた、比較的お得意のレース。

1777Mという園田競馬でも刻み込めなかった距離で、長く芝中距離路線の欧州馬などの始動戦に使われてきたデューティフリーから、ナドアルシバ→メイダンの開催場所とレイアウトの大幅変更に伴い、ターフに改称されて1800戦になったこのレースは、今まで以上に日本馬に馴染みのある重要戦に位置づけられるようになった。

ただ、はっきりとワンターンでスピード競馬をすることが見えている以上、目先を変えてきた他国の候補も、案外侮れない存在になったりする。

その一頭が、地元で重賞連勝を決めたドリームキャッスルだ。

日本でよく知られたスミヨン騎手を背に、ターフ前哨戦のジェベルハッタでは、明らかに敵を見定めたような後方からの競馬で、大外一気を決めている。

当地では戒律が厳しいので、馬券の発売はないものの、世界の主要戦におけるオッズの指標となるブックメーカーでは、アーモンドアイのオッズが少し上がって2.25倍で1番人気をキープする一方、所謂スーパーサタデーを経て、4.5倍の2番人気に推されているのがドリームキャッスルなのだ。

フランケル×ドバウィの5歳騸馬が迎え撃つドバイターフは、アーモンドアイの世界初戦としては、かなりタフな競馬になる。

 

ニュース

牝馬路線(裏)展望&新馬回顧<3/9>

読了までの目安時間:約 3分

 

土曜にダートの新馬戦が2鞍。

1800戦のみで、いよいよ未勝利戦の方に未出走馬が続々登場するようになった。

そんな感じだから、阪神で人気のカナロア×キャトルフィーユはあっさり飛び、藤井勘一郎騎手に初勝利をプレゼントしたシュッドヴァデルは、単勝76倍の馬だった。

最後に印象的な抜け出しをしたこのトーセンホマレボシ産駒は、由緒正しきアメリカの名牝系であるミスカーミー系であり、評価が低すぎたきらいがある。

一方、同じ伏兵でも中山のアルカイクスマイルは、クロフネの女馬で完成度もなかなか。

こちらも日本に数多く輸入されているアメリカ牝系であり、先行しての新馬勝ちは印象通り。

<牝馬路線裏展望>

さて、今週は牝馬戦線について、裏ルートの検証をちょっとしてみようと思う。

まず、スプリントオープン3連勝中のディアンドルから。

ルーラーシップにスペシャルウィーク、その次がエリシオという順に重厚さを増す配合ながら、祖母は2歳小倉で2勝しただけのシェーンクライト。

案外癖が強い配合ともいえ、得意ゾーンに好走例が集中するところがある。

配合的にも脚質を見ても、マイルの方が良さそうなのだが、鞍上はそれに首肯しない。

初週名物の中山1800の牝馬戦は、こちらもルメールのウィクトーリア。

新馬の内容を絶賛し、札幌2歳Sで筆者も馬もプライドズタズタの結果に終わったが、改めて、逃げることで自分を取り戻した。

2着以下も才能豊かな印象で、例年以上にレベルが高い。

トライアルの負け組からは、フィリーズレビュー3着のジュランビルに魅力を感じる。

派手な仕事をすることの多いディナーパートナー系も、ダンシングキーを経ていない組にはニジンスキーが入っていないので、スタミナ型には出ない。明らかに乱戦向きである。

フラワーCでは、エールヴォア、コントラチェックの肉弾戦を希望。

配合は違うが、雰囲気がよく似ている。

ウィクトーリアとどこかで当たれば、勢力図に変化が出るかもしれない。

あと、父似の群れることを嫌う走りで驀進スタートとなったブッチーニにも期待。

 

レース回顧

戦の始まりは急坂コースから

読了までの目安時間:約 3分

 

・歴史的名牝・三冠+主要タイトル
アーモンドアイ
ジェンティルドンナ
<シンザン記念組>

・東京1800快走組
ドゥラメンテ
イスラボニータ
<東京重賞連対組の初中山で皐月賞勝ち→ダービー連対>

阪神と中山でクラシックの初戦が行われる以上、トライアル組は急坂の経験をそこですることになる。

変則の年に栄光を掴んだオルフェーヴルや、二冠馬メイショウサムソン、東京で二つのタイトルを勝ち取ったレイデオロら全て、中山や阪神で初重賞制覇を果たした後に、広い馬場の大舞台で躍動している。

名馬にして大種牡馬になった彼らもそう。

キングカメハメハ<重賞初戦中山、重賞初勝利阪神>
ディープインパクト<新馬阪神、重賞初勝利中山>

ここ30数年の縛りを設けても、前記例外はかなり少数派だ。

非トライアル組のクラシックホース
毎日杯組
アルアイン
テイエムオペラオー
ヤエノムテキ

2月重賞直行組
ディーマジェスティ<中山未勝利戦②>
ゴールドシップ<ラジオNIKKEI杯②>
ハクタイセイ<きさらぎ賞①/阪神2000>

ダービー2トライアル、皐月賞以外の組/ダービー馬<初重賞制覇のレース>

マイルGⅠ組
ディープスカイ<毎日杯>
ウオッカ<阪神JF>
キングカメハメハ<毎日杯>

京都新聞杯/4歳特別組
キズナ<毎日杯>
アグネスフライト<京都新聞杯(重賞初出走)/若草S①・阪2200>

その他
フサイチコンコルド<すみれS①・阪2200>

桜花賞馬<フラワーC勝ちは以外なし>
キストゥヘヴン
ダンスインザムード

アーモンドアイはちゃっかり、阪神が急坂コースが初めてという実に危うい面を見せながら、三冠通りして最高のパフォーマンスを示したのが桜花賞だった。

こういう例は、東京1800という特別なフィルターを通って、クラシック戦線で活躍した共同通信杯組だとか、無敗とか持ち時計が凄まじいとかいう理由でダービーを制した馬などには見られるが、決まって、急坂のある重賞でかなり破壊的なキャンペーンを行っているか、ギニー競走でそういうことになる。

急坂を前に勢いが殺がれるのか否か。

名馬になるための最終関門は、近年最重要視される桜花賞・皐月賞なのかもしれない。

 

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