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もう引退!?<ジャスティファイ、三冠達成後初お目見え>

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まさかの大地震発生により、週末の阪神開催に不安が燻る週最初の日。

世界的に見ても稀な無敗のクラシック三冠馬に輝いたジャスティファイが、レースでもないのに競馬場に現れるという、何とも珍しいニュースが飛び込んできた。

場所はアメリカ競馬のコアスポット、ケンタッキー州・チャーチルダウンズ競馬場。

言わずもがな、東海岸における三冠レースの初戦であるケンタッキーダービーが開催される地である。

実は、西海岸を本拠地とするB.バファート調教師がこのチャーチルダウンズを三冠制覇の拠点とし、プリークネスSのピムリコ、ベルモントSのベルモントパーク各競馬場へ輸送させる形で、激烈にして刹那の3歳クラシックを戦い抜いたのだ。

ベルモントS後も当地に滞在するジャスティファイは、GⅠレースが行われたナイター開催の16日(土)のチャーチルダウンズでの2Rと3Rの間にパドックに登場、集まった2万人を上回るファンがいるスタンド前のウィナーズサークルに次は移動し、シアトルスルー以来2度目の無敗での達成、都合13頭目となる三冠馬の雄姿を前に、大きな拍手、歓声が送られた。

日本ではまずあり得ない話なのだが、西海岸の馬はこういう事情でもない限り、他の地で滅多に生で見ることはできない。

ただ歩くだけ、ただ人のいるところでちょこっと顔を出すだけ。それでも盛り上がってくれるのであれば…。

実は、彼はもうサンタアニタのおうちに帰ったとのこと。ただ、また週末の開催日に、地元ファンにまた顔を出すようだ。

まるでオリンピックの金メダリストである。

引退後も大忙しだろう。

 

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良血の行方

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アメリカではシアトルスルー以来40年余りの時間を経て、ようやく登場した無敗の三冠馬に歓喜の時間を世界で共有することになった。

そのジャスティファイの母母父プルピットの祖父がシアトルスルーだ。

彼と同時代には、同じボールドルーラー系のボスキャラ的存在であるセクレタリアトやアファームドなど、アメリカのスター三冠馬がいて、セクレタリアトの血もジャスティファイは持っている。

おまけに英三冠馬のニジンスキーがクロスした配合。

それらの血がパートⅠ国の血統馬に散りばめられている今、彼だけが特別な配合ではないことを皆知っている。

一方、そんなスターにはなれそうにない、日本の敏腕トレーナーに育てられながら、大きく才能を開花させることのなかった三冠馬・ディープインパクト産駒の産駒、ジェニアル(牡4)、シアトルスルーとアファームドのライバルであるアリダーの血を持つラルク(牝5)らのフランス遠征が、この度決まった。

7月22日メゾンラフィット競馬場で行われるレースにそれぞれ参戦する。

前者はGⅢのマイル戦・メシドール賞、後者は牝馬限定の特別戦であるペピニエール賞(2100M)へ挑む。

管理するのは名手にして名伯楽の評価を得た松永幹夫調教師。

「フランスでは2、3戦を予定しています。ジェニアルの母サラフィナはフランスで活躍した名牝なので、現地のファンに喜んでもらえるかもしれません。ラルクは現役を終えた後、欧州の種牡馬と種付けをする予定もあります」

ふむふむ。

ディープインパクト主戦、彼らのパートナーでもある武豊騎手は語る。

「今までにないケースでチャレンジとしては壮大」

正しく、血の進化の過程だ。

 

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来た来ない来る?

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三か国制覇の懸かったディープインパクト産駒によるダービージャックは、○×○、肝心のザ・ダービー完敗により、残念な結果に終わってしまった。

東京優駿<日本ダービー>はご存知の通り、福永騎手の気合いの入り方が有力馬潰しに直結し、ワグネリアンらしくない正攻法の抜け出しの勝利で終わった。

一方、評価では断然だったダービーステークス<英ダービー>のサクソンウォリアーは、中団から伸びあぐね、日本とは真逆の最内枠死に目説に則した内容で、4着に敗れている。

連勝が止まり、万全の態勢も勝利には繋がらなかったが、月末のアイリッシュダービーか、距離などを考慮した10F路線への転戦を踏まえたエクリプスSなどが、次走の候補とのこと。

日曜日はジョッケクルブ賞<仏ダービー>が行われ、パスキエ騎手鞍上のスタディオブマンが勝利し、これで同年での日仏ダービー制覇をディープ産駒が達成した。

ただ、もう2100Mになって久しい仏ダービーは、一昨年までのルメール騎手の意識にも見られるように、ややステータスの面で形骸化している部分も否めない。

牝馬が強い凱旋門賞の傾向や英愛GⅠとの格差も、その辺りの本質的課題として、今後もくすぶり続けるのだろう。

さて、宝塚記念に向け、鼻出血明けのワーザーが、沙田のGⅢ戦で復帰。

が、前がつかえたとの陣営のコメントもあったが、マイル戦とはいえ、完敗の6着に終わった。

オセアニアではよく見かける完全なるプレップだと胸を張るが、斤量60だけが敗因ではないだろうし、香港組は前走好走でないと、なかなか買いづらい面もあり…。

登録はしそうな様子らしいが、果たして。

 

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初制覇の因縁

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福永祐一騎手のダービー初制覇に、多くのファン、関係者が感嘆に浸ったのも束の間、ダービー同様、波乱の結末に終わった東京最終レースのGⅡ・目黒記念で、2つの初制覇が同時に達成された。

一つは、まだ開業3年目の杉山晴紀調教師の初制覇。

師にとっても滅多にない経験である重賞参戦は、ウインテンダネスにとっても久々の重賞戦になったが、内田博幸騎手の好判断によるインからの抜け出しで、見事、ゴール前で顔一つ前に出た。

ダービーのタイムフライヤーでは、何とも言えない地味な負け方で存在感を示せなかったが、その後の条件戦と目黒記念の騎乗は素晴らしかった。

まだ30代の調教師が最近増える中、40代のダービートレーナーも増加している近年の傾向から、この勝利をいいきっかけにしてもらいたいところだ。

もう一つの初制覇は、重賞を狙える馬の少ない種牡馬・カンパニーの初タイトル奪取という結果。

1月の京成杯で、後に皐月賞、ダービー3着馬となるジェネラーネウーノ、コズミックフォースらに続く3着に入ったイェッツトが、初めて重賞で馬券に絡んだ以外、GⅠ出走馬すら1頭のみで、まるで見せ場を作れていなかった産駒たちから、5歳の急進勢力であるウインテンダネスが登場し、鮮やかな勝ち姿を多くの競馬ファンが見守る中で、披露するのであった。

父が重賞馬になるのは4歳秋、1800戦として最後の年になった05年の京成杯だった。

そこから地道に力をつけ、8歳の秋、歴史的高齢馬によるGⅠ初制覇からの連勝で、大団円を迎える。

その時、福永騎手がライバルとして臍を嚙む思いに苛まれた、思い出深いお手馬とこの日は一緒に喜びに浸ることになった。

 

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弔意 オペラオーの急死に際し

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今週はダービーのことだけを考えていればいいと思ったのだが、オークスデーに急な訃報が競馬界にもたらさせた。

「今年も予定していた5頭のうち2頭に種付けが終わったばかりでしたから…」

とは、繋養先の白馬牧場からの悲報を受けた竹園オーナー。

17日午後、放牧中に倒れたテイエムオペラオーは、そのまま息を引き取ったという。

「初めてのGⅠをプレゼントしてくれた皐月賞が今でも一番の思い出に残っています。」

こちらは、騎手時代にバンブーアトラスでダービーを、調教師としてはオペラオーで4連勝で皐月賞を制した岩元元調教師。

師の勝ち運は、意地でも若き和田騎手の乗り替わり案を呑まなかったことで、4歳シーズンにおける強烈なワンマンショーに繋げた結果からも垣間見えた。

「まだまだ元気でいて欲しかった」

今やベテラン騎手として仕事人ぶりを発揮する和田騎手は、ひと際、寂しさを隠せずにしんみりとした表情でそう語る。

唯一無二のパートナーへの感謝を直接伝えに、花を手向けに行くとも話した。

通算26戦14勝で、重賞は繰り上げ優勝の01京都大賞典も含めて12勝。

無事是名馬を体現したテイエムオペラオーは、18億円余りの賞金を稼ぎ出し、半ば反則的な1勝10億円程度のレースも登場した最近は、日米で記録更新を成し遂げた名馬が登場しているものの、3年丸々一線級として戦った芝のトップホースという点で、世界の競馬史上に残る名馬であることに、一点の疑う余地もない。

尚、白馬牧場の長浜氏はその功績を称え、記念の石碑を立てる予定であることを、JRAを通して発表している。

また、献花台は既に設けられているとのこと。

 

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ギベオンは回避

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NHKマイルCで2着と健闘を見せたギベオン<牡3・藤原英昭厩舎>が、日曜日に発表された東京優駿(日本ダービー)へのエントリーをせず、今後は休養に入ることが明らかになった。

「様子を見てダービーとも思ったが、少し疲れが残っているので」

と藤原師は語り、同厩舎からは皐月賞馬のエポカドーロのみが参戦することになる。

藤原調教師は今年の好成績だけではなく、無駄なレースを使うことなく、馬をじっくり育てることで知られる名伯楽だから、もうダービートレーナーでもあるし、師には珍しく、オーナーやファンに対し妙にポーズしてくるなと思っていたが、心のどこかに、これが彼のベストローテという気持ちがあったのかもしれない。

それでも、賞金は重賞2戦で十分に加算し、秋のローテーションに自在性を持たせることができたのは、大きな収穫か。

その意味で、エポカドーロと同様にシメシメというこの好結果が、現在の厩舎の充実ぶりを雄弁に物語っている。

この結果、ディープインパクト産駒は3頭のみの登録となり、賞金十分の弥生賞ツートップと、今年から久々に皐月賞5着でも優先出走権を得られることになってその恩恵を受けたキタノコマンドールが、世代の頂点に挑むことになった。

産駒デビューから、ダービーで馬券に絡まなかったのは2回だけ。

3頭で上位独占、また2頭絡んだことも1回ずつあり、3頭しか登録していないとなると、初年度のあの不良馬場となった11年以来となる。

陣容はかなり厚いが、その他の組もかなり充実しているので、相当厳しい争いになること必至。

意外や意外、ギベオンの回避により、全部消えてしまう可能性もなくはない状況にある。

 

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3歳馬の奇妙な共通点

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英2000ギニーは、ディープインパクト産駒であるサクソンウォリアーが、素晴らしい決め手を繰り出し優勝。

ノーザンファーム産ながら、母は欧州2歳女王に輝いたメイビーで、かつてのパターンとは真逆の展開で、日本産馬の価値を大いに高める偉業を果たす結果となった。

一方、NHKマイルCはディープ産駒のケイアイノーテックが衝撃的な追い込みで初タイトルをゲットした裏で、クラシック候補筆頭に推されていたオルフェーヴル産駒のロックディスタウンが、パドックであらぬ姿を晒した上に不発という結果が、極悪馬場で行われた米・ケンタッキーダービーともリンクした。

日本時間の日曜早朝に行われたレースは、3歳デビューも無傷の3連勝で挑む名門バファート厩舎が送り込んだジャスティファイが積極的な競馬で後続を封じ込め、見事に2世紀ぶりの年明けデビュー馬によるダービー制覇を果たした。

影で注目を集めたオブライエン厩舎のメンデルスゾーンは、UAEダービーを世紀の圧勝で制して注目されたが、こちらはお釣りが残っていなかったか、馬場も酷かった影響で20頭立ての殿負けに終わった。

実は、その直前のチャーチルダウンズの芝のGⅠを、日本産のハーツクライ産駒・ヨシダが制している。

また、メンデルスゾーンはお馴染みムーア騎手が騎乗したのだが、見事にサクソンウォリアーとバッティングしてしまい、サクソンは19歳のドナカ・オブライエン騎手が騎乗するも、明暗くっきりの結果。

藤岡・武両騎手に生じた乗り替わりの縁と酷似する。

ちなみに、ジャスティファイ、メンデルスゾーン、マイルC4着のミスターメロディは、父が同じスキャットダディ。

 

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日本勢完敗<香港GⅠ結果>

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今年も恒例の春の総決算的GⅠ、香港・沙田競馬場で行われたクイーンエリザベス2世Cとチェアマンズスプリントプライズは、日本馬計3頭を含む、香港勢中心のメンバー構成となり、地元勢が圧倒する結果に終わった。

2000Mのクイーンエリザベス2世Cは、直前のビュイック乗り替わりもありながら、好位につけてインからアッという間に抜け出した昨年の2着馬・パキスタンスターが圧勝。

勝ち馬が強すぎたとはいえ、日本勢の皐月賞馬であるアルアインは5着、いつもの形に持ち込めなかったとはいえ、人気の中心になったタイムワープが殿負けで、その前で入線したのが7着のダンビュライトという結果だったから、春の天皇賞とは大分違って、難しい組み合わせの馬券が発生することになった。

また、1200M戦のチェアマンズスプリントプライズも、好位から抜け出したパートン騎手のアイヴィクトリーが押し切り勝ちし、少し窮屈なところから伸びてきたファインニードルは、少し話された4着に終わっている。

パートン騎手は、直前のチャンピオンズマイルもビューティジェネレーションで逃げ切り勝ちを収めており、トップジョッキーが大一番を盛り上げた。

実は、これら香港の強豪のうち、近年、国際GⅠであることがすっかり忘れられてしまった宝塚記念に、香港では珍しい中長距離王者であるワーザーが参戦予定との情報もあり、朝鮮半島情勢以外でも、極東アジアの趨勢から、目が離せない状況となってきた。

やや線が細いところもある日本の挑戦者では、確かな武器がないと、海外戦では厳しい戦いを強いられることが、今回も露呈した点を皆で享受することが大切に思う。

 

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ユタカ、騎乗停止余波

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問題の事象が発生したのは、日曜京都の芝1200M戦。

8レース、古馬500万下条件でのことであった。

平均よりやや緩めの展開から、最内枠スタートのサイモンゼーレがやや行きたがるところを、スムーズに外に出せればよかったのだが、流れもあって、武豊騎手も前と左方の各馬の動きを見ながら進出しようとする中、アドマイヤジャズとの間に挟まれてしまった鞍上加藤祥太騎手のシアンの進路を塞いでしまい、その際に、かなり加藤騎手が手綱を引いたことにより、直後にいた和田騎手騎乗のプレシャスロードが煽りを受け、結果的に一番大きな不利を受け、レースにならず…、というのが、このレースの概要。

7位入線のサイモンゼーレ号は降着にこそならなかったが、鞍上の判断、御法に関し、アンフェアな騎乗をしたとして、武豊騎手には4月28日からの9日間、中央開催分では実効4日間の騎乗停止処分が下された。

これにより、春の天皇賞で人気になることが予想されたクリンチャー、NHKマイルCで初コンビを組む予定だったケイアイノーテックら、GⅠでの参戦予定だった各馬への騎乗は不可能となり、ケイアイノーテックには藤岡佑介騎手が騎乗することが決まったようだ。

平成初期の4連覇以来の春天3連覇も懸かっていただけに、記録の面でも大変残念な騎乗停止となった。

まだ1kgもらいの加藤騎手とすれば、まさか天下の武豊があんな乗り方をするとは…、というところだろう。

春天の有力馬陣営の差し金では、という意見に乗るつもりはないが、主催者の裁定に関しては、少々厳しすぎる気もしないではない。

 

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ウィンクスは止まらない

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先日14日、豪の女傑・ウィンクス(牝6)が25連勝を達成し、平地GⅠ最多勝記録を18にまで伸ばしたのと同時に、先達たる短距離女王・ブラックキャビアが記録した連勝記録に並んだと、ほぼ時差のない南方の島国から、実にめでたいニュースが伝わってきた。

日本ではダートGⅠを10勝した馬は登場したものの、7勝の壁を突破できないシンボリルドルフ以降の芝の名馬の激闘史を振り返ると、いつもどこでもアーモンドアイ状態のこの名牝が、いかに抜けた存在であるかが理解できる。

テイエムオペラオーを評価できない人には理解できない面も孕むこの手の連勝馬なのだが、オセアニア独特の「なぜこんなレースを」というようなプレップも含めて、きっちりの25連勝。

おまけに6.5~10Fにかけて幅広い距離に対応していっての記録であるから、ある意味で日本の王道路線を進んだ馬のようで、幸か不幸か、全て斤量57で戦えるという側面を完全に味方につけた圧巻の戦績に、改めて偉大なる存在であることを実感させられた。

昨年に引き続き、ウィンクスが大記録達成と同時に連覇を決めたQエリザベスSには、当地に移籍してまだ日の浅いアンビシャスが参戦していたが、お馴染みのウィリアムズ騎手を背に、8着に敗れている。

半年早生まれのウィンクスとは一応同期になるが、アンビシャスが戦ってきた同期の強烈なライバルにも伍して強いこのお姉さまの迫力の走りに、何を感じたのだろうか。

今の彼女には、ドゥラメンテとキタサンブラックの合体バージョンのような凄みがある。

 

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