競馬予想ブログ

JUST競馬予想ブログ

敵情視察<美浦の秘密兵器に栗東調教師軍団が…>

読了までの目安時間:約 2分

 

一時期よりは、東西格差という文字が躍ることもなくなったが、今春のGⅠでも7勝-5勝と、関西馬が優勢。
例によって、交流GⅠは圧倒的な栗東所属馬の天下であり、唯一の例外は、今回は地方馬のヒガシウィルウィンが勝ったジャパンダートダービーであった。

そんな中、昔から調教施設の新開発に一歩も二歩も先んじていた栗東トレセンにとっては興味深く、また変化の兆しをもたらしかねない美浦の最新施設導入の効果のほどを、自ら赴いて、半ば敵情視察のような格好で確認する機会が、先月あったとのこと。
橋田、谷、川村、中竹4調教師は、22日美浦に乗り込み、諜報員としての役目を果たそうとそれを舐めまわすように?凝視するのであった。

「ウォーキングマシンの導入」
水でも坂路でも、競走馬の基礎を培い、また維持管理に欠かせないソフト、ハード両面の質の違いにより、その差は埋め合わせようがないところまで一時は開いてしまった力量差は、今盛り返しつつある美浦に真打ち登場と相まって、栗東勢の脅威になろうとしている。
最大のメリットは、馬乗りが必要ない上に、運動量の確保とスタッフの労力を他の作業に割けるという、日々馬に追われる厩舎関係者の救世主となっていることだ。

「後れをとらない道筋をとっていかないと」
定年まではまだ大分先の中竹調教師は、この新兵器にとてつもない可能性を感じたようである。
まあ、すぐに建設工事は始まるのだろうが…。

 

ニュース   コメント:0

ヒガシウィルウィンが激闘を制す<南関東二冠達成>

読了までの目安時間:約 2分

 

最近、戸崎騎手が南関のGⅠに出てきても、全くらしさを見せていなかったから、ちょっと不安ではあったのだが…。

12日、大井のナイターで行われた第19回ジャパンダートダービーは、良馬場の下でレースが行われ、前走の東京ダービー<大井2000M>を圧勝しながら5番人気に甘んじていた船橋・佐藤賢二厩舎所属のヒガシウィルウィンが、森泰斗騎手の負傷で手綱を任された本田正重騎手の冷静な判断で馬込みから抜け出し、こちらは川田騎手に替えて勝負懸かりの4番人気サンランズソアがスムーズに内から粘り込みを図るところを、ゴール寸前で捉えきり、奇しくも戸崎騎手が10年マグニフィカで制して以来の地方・南関東所属馬の勝利、佐藤調教師は01年のトーシンブリザード以来の当レース制覇を果たした。
勝ちタイムは2:05.8。本田騎手にとっても嬉しい、交流GⅠ初勝利となった。
1番人気サンライズノヴァは6着。

父サウスヴィグラス、父も同じく叔母にあたるタイニーダンサーは昨年の関東オークスを制している、生粋のダート血統で、母系のブライアンズタイムとアサティスはちょっと前に交流GⅠの覇者を出している種牡馬。
中央馬に負けない底力型の配合馬であるヒガシウィルウィンは、門別でタフに使われた後、今年から南関東に転出するという理想のステップアップで、この栄冠を勝ち取った。

中央勢はキャリアの差と同時に、順応性という部分で勝ち馬に後れを取った印象は拭えない。
ヒガシウィルウィンはかなりの勝負強さを秘める才能ということも、今回明らかになった。
素晴らしい3歳王者の誕生を歓迎したい。

 

ニュース   コメント:0

セレクトセール2017

読了までの目安時間:約 3分

 

今年も里見がやってきたぁー!である。しかし、それだけで終わらなかった今年…。

10日<1歳馬セール>
・リッスン16<牡> ディープインパクト×サドラーズウェルズ(全姉タッチングスピーチ)
落札額/者 27000万円/里見治<敬称略>

・シルヴァースカヤ16<牡> ディープインパクト×シルヴァーホーク(全兄シルバーステート・5戦4勝)
26000万円/(株)キーファーズ

・サミター16<牡> ディープインパクト×ロックオブジブラルタル(母は12愛1000ギニー勝ち。2番仔)
25000万円/(株)ダノックス

・ガールオンファイア16<牡> キングカメハメハ×アグネスタキオン(従兄弟レイデオロ)
18000万円<非ディープ産駒最高落札額>/小笠芳央

11日<当歳馬セール>(えっ!?)
・イルーシヴウェーヴ17<牡> ディープインパクト×イルースヴシティ(母は09仏1000ギニー勝ち)
58000万円/近藤利一

・ドナブリーニ17<牝> ディープインパクト×ベルトリーニ(全姉ジェンティルドンナ)
37000万円/DMM.com

・コンテスティッド17<牡> ディープインパクト×ゴーストザッパー(母は12米エイコーンS優勝)
20000万円/里見治

・シャムロッカー17<牡> ロードカナロア×オーレイリー(母新産。10年豪3歳女王)
18000万円<非ディープ産駒最高落札額>/里見治

血統的価値から、牝馬のジェンティルドンナの下は長い目で見れば、十分に回収できる額だろうが、牡馬のイルーシヴウェーヴ17に関しては、かつてトゥザヴィクトリーの仔についた6億に迫ろうという勢いで競り合った近藤氏に、本当の意味での利益を与える存在になるかは疑問。
一応、ヨーロッパで実績のある競走成績が、概ね芝を走るディープとの組み合わせとして理想なのではあるが、ほぼアメリカの一流血統が居並ぶ母系の血統構成から、芝の底力勝負に向く馬になるかどうか、わからないことばかり。
キングマンボ系の2頭の方が、未来は明るいように思う。4代目のサンデーは、いずれ重宝されるはずだ。

 

ニュース   コメント:0

秋も東京で

読了までの目安時間:約 2分

 

先日の巴賞で、2歳王者としての誇りを少し取り戻したサトノアレスを管理する藤沢和雄調教師は、例年通り、手駒の多数を北海道戦で使うため詰める函館競馬場で、厩舎の看板馬2頭の秋のローテーションに関し、決定事項を明言した。

ここまで6戦5勝、この春はオークスを制してGⅠ2勝目を挙げたソウルスターリングは、10/8の毎日王冠を始動戦とし、春までとは異なり、距離に対する適性を重視したローテーションを組み、その後は天皇賞(秋)に挑むことを念頭に置いた調整を進めることになった。
「うまくいかなかった場合は、牝馬同士も考えたい」
師は、距離だけなら同じ秋華賞も選択肢の一つとして含みを持たせる口ぶりだったが、目標とはならないだろう。

こちらも一敗馬、調教師、オーナー、騎手それぞれにとって悲願であったダービーを勝たせてもらったレイデオロについては、
「菊花賞はない」
と断言しつつ、かつてシンボリクリスエスがステップに使った神戸新聞杯<9/24>からジャパンCへの直行が有力視されている。
ある意味、騎手のバッティングを防ぐべく、周到にローテーションを組んだということだろうが、
「菊花賞は距離が長いかもしれない」
というルメール騎手の手応えから、いずれどこかで当たる可能性は十分にあり得る。

女王は宮城県・山元トレセン、王者は福島県・ノーザンファーム天栄で現在英気を養っているが、順調であれば、8月後半には帰厩する予定。
近くて遠いライバル。当初ソウルスターリングが圧倒的に強いとされた評価が、今は横一線。
故に、秋の走りが重要になると、もう一頭のライバルの復活により、その意味合いはより色濃くなってきたことは間違いない。

 

ニュース   コメント:0

まさかの差し切り勝ち<帝王賞はケイティブレイブ>

読了までの目安時間:約 2分

 

連日の雨の影響で、水曜夜の大井の馬場状態は重。
人気に推されたアウォーディー、普通に出れば無難な競馬をできるゴールドドリームらは好位グループにつけたが、有力の一頭とされたアポロケンタッキーは前に追い込み型のサウンドトゥルーを見るような位置取り。
オールブラッシュの逃げは平均より遅く、年末の東京大賞典と似たり寄ったりの展開も、最近好調なところを見せている古豪クリソライトが仕掛けていく男らしい競馬に、ここ1年GⅠ勝利の記録を持つ面々は全く見せ場を作れず、一時は勝負ありの展開に持ち込んだのだが…。

フルゲートの内枠で、明らかにスタートに失敗したのが、逃げることを望んでいただろうケイティブレイブ。
万事休すと思われたが、前述の人気馬が様々敗因となる要素を抱えていた影響がもろに出てしまったレースで、直線では衝撃的な直線一気を決め、クリソライトに最後は1.3/4馬身差をつけて、初GⅠ制覇を果たした。

前回からケイティブレイブに乗っている福永騎手の冷静なアシストも最後は効いたのかもしれないが、意外な決め手を発揮できたのは、海外遠征組の不発といくらなんでも7歳勢に頼りすぎてきた現状で裏の面が出てしまったことが大きかったように思う。
ゴールドドリームは無難に立ち回りながら、中央勢で最下位の7着。
この時期、決して特殊ではない馬場状態で、案外すぎるこの結果は、単なる世代交代というよりは、混沌の時代が幕を開けたことを示す一戦になるのかもしれない。

平安Sでグレイトパールに完敗の組がワンツーフィニッシュ。
コパノリッキーも恋しい、やや不完全燃焼の結末となってしまった。

 

ニュース   コメント:0

愛される馬の実像

読了までの目安時間:約 2分

 

Q.今回、道悪の可能性もありますが。
「競馬で雨が降っても、僕は問題ないと思います」(清水久詞調教師)
「(昨年)馬場状態は重かったんです。(中略)ある程度は問題なくこなせると思います」
武さん。去年は稍重馬場ですよ。
重、不良の経験はないが、稍重は【1010】という成績。

Q.前走を振り返ってください。
「タイムも勿論ですが、非常に力強さを感じましたね」(武豊騎手)
「折り合っていましたので、安心して見ていられましたね。(レース後も)特に痛めたところはありませんでしたので、それが何よりでしたね」
いやいや、清水先生の手腕もあってのことだと思いますよ。

Q.秋には海外遠征のプランもありますね。
「まずは宝塚記念に全力投球ですね」
異口同音。当たり前ちゃあ、当たり前である。
ただ勝ちたいというより、一度は屈服させた相手ばかりだから、負けられないという本音が透けて見えた、両者の記者会見であった。

キタサンブラックの死角について、調教師はローテーションに求め、騎手は体格の大きさをいかにレースで味方につけるかというところで道悪に若干の不安を感じているように思う。
そのニュアンスの違いは、ある意味、互いがプロフェッショナルの仕事を尽くし、名馬の鑑たる健康優良児であるキタサンブラックのいいところをひたすらに伸ばそうとしてきたからこそ、自分の守備範囲においてのみ、その責任を感じるがために慎重さを滲ませる言葉に繋がったのだろう。

しかし、ここまでは人に対して従順であったが、歴史はそういう時ほど危険というシグナルを何度となく発してきている。
今年はどうだろうか。

 

ニュース   コメント:0

今年も夢破れる

読了までの目安時間:約 2分

 

「信じられない。今日は巧くハンドリングできた」
現地時間の10日夕方、日本時間の11日7時台に行われたアメリカのクラシック三冠最終戦・ベルモントSは、人気を背負ったアイリッシュウォークライが終始ペースを握る淡々とした流れから、勝負所からマラージ騎手が引き離しを図ったところを、2番人気のJ.オルティス騎手騎乗・タップリットが徐々に追い上げていき、最後は一騎打ちの構図からゴール前で抜け出し、優勝した。

1700Mまでにしか勝ち鞍はなかったが、日本でも著名馬を数多く送り込むタピットの産駒らしく、勝機を逃さない勝負強さが、この日のタップリットには感じられた。
フルゲート20頭が当たり前のケンタッキーダービーとは異なり、全体の流れから外れた存在となって久しいこのベルモントパークの12F戦は、今年も少頭数の11頭立て。
展開からいって、タラレバを禁じ得ないのは、日本人の共通心理であろう。

当日の朝、獣医師の判断で出走取消が決まったエピカリス。
「ほぼ出走できる状態でしたが、時間が足りませんでした」
萩原調教師無念のコメントに、全てが凝縮されている。
目標がまだ数週先であれば立て直されたはずだが、日本で普通にレースに使いに行くという状況ではなく、粘ってはみたが執念実らず。

跛行での回避は残念ではあるが、帰国に手間取るような大きな故障ではない。
カジノドライヴとラニの良くなかったところが、両方合わさってしまったような結末ではあるが、この遠征の経験は、国内戦のみならず、再びの砂の王国への挑戦の布石になることは間違いない。
まずは、お疲れさまと言ってあげたい。
これでさよならになるわけじゃないんだから。

 

ニュース   コメント:0

エピカリスと人々

読了までの目安時間:約 2分

 

「ドバイでは負けたけど、いい走りをしたし、勝った馬が強かった。2400Mは絶対いける」
心強くもあり、ややイキっているくらいにも感じられるルメール騎手のコメントというのは珍しいが、日本のダービーの重みに触れ、千載一遇のチャンスを3年続けて得られた末に幸運を享受したことで、勝機を逸してはならないという気持ちが、騎手生活の中で今最高潮に達している状況なのかもしれない。
イスラボニータで挑んだ安田記念は、少々不完全燃焼だった。
彼にだけ与えられた7週連続GⅠ参戦の権利なのだから、それを大事にしたい気持ちも理解できる。

昨年は猛獣・ラニの三冠戦皆勤賞で、現地メディアも、彼と似た段取りで上陸した今年の侍への興味は、鮮度の高さと相まって、こちらも大きく集まっている様子だ。
「ラニと比べたら?」
「日本はダート、芝どっちが盛んなのか?」
エピカリス応援団と化した日本の報道陣も、現在は取材対象である。
そのうち、アベはどうなんだ、という質問も飛び出しそうな勢いだ。

日本馬は多頭数に脆いというより、そういう競馬に慣れているはずなのに、結局揉まれ弱さを露呈することが多く、馬群から抜け出して勝ったという馬は、アジア圏のGⅠに限られているのが現状だ。
昨年のラニは、国外の良馬場で結果を出していたからこそ、プリークネス、ベルモントSでは見せ場を作れた。

ここまでの三冠部門の勝者は、ベルモントS参戦の意思がないとされる。
強敵は他にもいるわけだが、ケンタッキーダービーと比べたら、20頭立てになるようなレースではないので、勝機はいくらでもある。
だから、自信のあるところを鞍上は示したのか。
11日朝、その答えが出る。

 

ニュース   コメント:0

割を食うのは?

読了までの目安時間:約 2分

 

かしわ記念 5.3倍 3着
京都新聞杯 4.3倍 7着
NHKマイルC 6.3倍 9着
京王杯SC 5.3倍 11着
ヴィクトリアM 13.5倍 1着
平安S 4.8倍 10着
優駿牝馬 2.4倍 1着
東京優駿 5.3倍 1着
目黒記念 19.1倍 1着

同郷の名手O.ペリエ騎手以来となるGⅠ3連勝を達成したC.ルメール騎手。
5月の国内主要競走における単勝回収率は、若干穴男と化した後半の神騎乗の影響もあって、400%を軽く上回っている。

実績と鞍上の好調ぶりから、安田記念の1番人気はイスラボニータで堅そうだ。
が、この男の戦績を見ていくと、なかなかに歯痒くなってくる。
GⅠに限定すると、
~5.0倍【0220】
5.1倍~【1012】
ちなみに1番人気では、【0120】である。

穴男の側面がある一方、ここ4戦連続連対は古馬と戦うまで8戦続けて連絡みした王者だった頃の自分を取り戻したようにも映る。
ルメール騎手と本格的に手を組んだ近走は、3歳時のスポット騎乗も含めて【1310】なので、人気にならない理由はない。
ここ3走全て5倍を切ったオッズで、好調さを取り戻した皐月賞馬は、常に安定した走りでファンの期待に応え続けてきた。

「すこぶる順調。それが何より」
栗田調教師は、勝って自信を取り戻した厩舎の大黒柱について、状態面への自信を口にするのであった。
ダービーに因縁を持つパートナーとの組み合わせでは、ルメール騎手がダービーでも騎乗していた場合、その後GⅠ馬になる確率は100%なのだが、今回はGⅠ馬だからなぁ…。

 

ニュース   コメント:0

アドミラブル好調キープ

読了までの目安時間:約 2分

 

青葉賞レコードウイン。
休養たっぷりで挑んだ阪神芝1800Mの未勝利戦は、1:45.8で駆け抜けた。
皐月賞も高速決着ではあったが、同じ距離の毎日杯は1:46.5の決着。
アドミラブルは青葉賞を勝つ前からすでに、クラシック級という評価であったわけだ。

「先週が軽めだったので、今週はラストをしっかりやった」
騎手時代も縁のなかったダービーに、今年は管理馬を3頭送り込む音無調教師。
皐月賞3着馬をエースとしない陣容は、異例のローテからダービー史上初の青葉賞1番人気の可能性を孕む時点で、池江厩舎よりも俄然勝負気配といった趣だ。

ダービーで1番人気に2度応えている名手は言う。
「馬自身もどんどん強くなっている」
今週もミルコは心強い。
雨が降っても、速い時計の決着でも結果を残しているこの天才騎手だが、今回策が全く読めない。

音無厩舎には馴染みの福永騎手や、悲願で言えばもっと口惜しい思いをしてきた藤沢&ルメールコンビのレイデオロなど、ダービー適齢期を過ぎたスターたちが、落武者になってはたまらんと、牙を研いでいる。
縁のなかった面々と比べれば、アドミラブルの鞍上にはメンタル面の不安以外に、殊ダービー制覇への死角となると、これと言って見当たらない。

正攻法を選んだ藤沢師のレイデオロと関東馬では成功例の多い青葉賞ルートを驀進してきた音無厩舎のアドミラブル。
例年にも増して、激闘を予感させる東京優駿を今年も楽しみたい。

 

ニュース   コメント:0

1 2 3 10