ディーマジェスティが引退、種牡馬入り

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

失意の引退、回避

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最近再び、活躍馬の故障や訃報が増えてきているような気がしていたが、ここに来て、4歳トップホースの残念なニュースが飛び込んできた。

天皇賞(春)6着以来、実戦から遠ざかっていた昨年の皐月賞馬・ディーマジェスティが引退、種牡馬入りすることが決まった。
共同通信杯、セントライト記念など重賞3勝を含む11戦4勝という成績ながら、1年以上未勝利であったことで、陣営の苦心は慮るまでもなく大変なものがあったと想像がつくものの、志半ばのリタイアは残念至極。
今後は新ひだか町のアロースタッドで、新たな道を歩むことになる。

また、ディーマジェスティと何度となく激突した同期の華・サトノダイヤモンドも、JCパスを早々に表明して以降動向が注目されていたが、今期のレース参戦は取りやめ、2月あたりのGⅡ戦を目途に再始動する予定であることが明らかになった。
日本馬には厳しいシャンティイの凱旋門賞で、重馬場にも苦しみ15着と大敗してしまった当馬だったが、目標とするレースの再選定以前に、立て直しに重きを置くことを陣営は決断したように感じる。
さて、この判断がどう出るか。

思えば、4歳世代のGⅠ馬はどんどん現役を退き、若いうちに芝のタイトルホルダーとなった馬はもう3頭だけ、それもろくに走れない状態に陥ってしまうケースが重なり、今ではもう勢いが全くない。
期待のヴィブロスもこの秋は勝ち切れず、マカヒキさんよ…、という状況。
面目躍如とまで評されずとも、自分らしさくらいはせめて取り戻してほしいところだ。

 

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ネオ回避→香港Cへ

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不良馬場の天皇賞(秋)は、足慣らしの一戦ということもあり、直線見せ場なく13着に敗れていたネオリアリズム。
日曜日のマイルCSにも登録していたが、こちらを回避し、12月10日香港・沙田競馬場で行われる香港国際競走のメイン・香港C<芝2000M>に向け調整されることが分かった。

中山記念はお世辞にも上出来という状態ではなかったが、そこで実力派古馬を一蹴し、返す刀で香港Cと同条件のクイーンエリザベスⅡ世Cも制し、GⅠ馬の仲間入りを果たしているネオリアリズム。
縁起のいい舞台で、ロードカナロアや少し前ではエイシンプレストン、同期にして堀厩舎の僚馬であるモーリスのように、当地のファンを再び唸らせる走りを見せられるだろうか。

10月から12月にかけて3、4戦するマイル以上のチャンピオン級というのは、有馬記念が特殊なコース形態ということもあって、あわよくばという狙いで挑む馬は例外としても、基本的には尻すぼみか尻上がりかのどちらかである。
ネオリアリズムは大レースを一叩きして、再び大きなタイトルを狙いに行くわけだが、馬場状態の異常さを考慮しても、選んだレース全てを好走するのは、今のキタサンブラックの充実ぶりをもってしても、容易なことではない。
同時に、最初があまりにも冴えないと、春よりも仕上げ方そのものは楽なので、復活せずということも多い。
最後は有馬、という馬以外には、秋緒戦の内容は結構重要だ。
重馬場重賞の好走馬が、女王杯では良馬場で叩き合いに持ち込んだが、昨年のサトノクラウンのような一変は有り得るのか。
高齢馬だけに、心配はある。

 

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アロゲートは5着<BCクラシック>

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アメリカ最大の競馬の祭典・ブリーダーズカップの最重要レースとされるクラシックは、日本時間の5日朝にデルマー競馬場で行われ、アロゲートに次ぐ2番人気に推されたガンランナーが、これまでのGⅠ連勝の勢いのまま、ここを圧倒的なスピードで押し切り、最高の栄誉を浴した。
S.アスムッセン厩舎の4歳牡馬。良馬場の勝ちタイムは2:01.29。
ドバイ遠征を経て、一気に馬のスケール感がアップした印象の新王者の登場で、時代はガンランナー独占の流れに進みつつある。

一方、ドバイWCでの衝撃のスタート失敗から、世界中をあっと言わせた豪快な巻き返しで、そのガンランナーや日本馬を完封した人気のアロゲートは、この日も、帰国後から本来の姿を見せられずにいた悪い流れをついに大一番でも断ち切れず、後方から伸びあぐねて11頭立ての5着に敗れた。
すでにこのレースを最後に引退するという情報も出ているが、春までの走りっぷりが今のガンランナーとそっくりなのと比べれば、あまりにも切ない末路となってしまいそうな気配である。

今や高額賞金レースが世界中にはびこる中、2日間開催になってより細分化と同時にステータスがやや形骸化しつつあるこのBC競走は、1着賞金330万ドルのクラシック以上の賞金が出るレースが年明けに内外に行われる影響もあり、統一GⅠ的要素もちょっとずつルーズになりすぎた側面をもつ。
アロゲートはその高額条件レースを全制覇し、今がある。
あのタフさが取り柄のアメリカンダート野郎は、どうなってしまうのか。
王者の凋落に思うことは、国家の在り様とやけにリンクしている気もしないではない。

 

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クイーンマンボ出走回避

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筆者はちょうど10年前のある日曜朝のことを思い出してしまった。
ウオッカ、出走取消。
昨年の秋も似たことがあった。
ホッコータルマエ回避。
タガノトネール、事故死。

実に残念なニュースだった。
金曜日、文化の日に大井競馬場で行われるJBC競走の最注目馬とされた、レディスクラシックの大本命馬・クイーンマンボ(牝3、西・角居)が、右前挫石を発症、当レースの回避が決まった。
「先週末に痛みが出たため、様子を見ながら調整を進めてきましたが…」
調教助手の話によると、火曜朝時点で馬の状態に劇的な変化が見られず、追い切りを行うことはできないという結論になったとのこと。
大きな故障ではないので、厩舎内で治療し、再調整されることになるとの旨も語られたが、陣営の無念さは察するに余りある。

芝での2戦こそ全く見せ場なしで、ローズSを以って砂専門の道を進むことになったわけだが、前走のレディスプレリュードは、圧巻の関東オークスを更に上回るホワイトフーガという最大目標に対し、実に8馬身差をつける決定的な着差をつけての圧勝だったために、もはやGⅠ制覇は既定路線とされていた中での出走断念。
みんながっかりの展開の中、良馬場で屈辱的な敗戦を喫したアンジュデジールら後塵を拝した組には、俄然、勝機を望める舞台へと変化したことで、また違った意味での面白みが生まれることになりそうだ。

10月は雨に祟られたために、力を出し切れなかった馬も多かったが、月が替わって最初のビッグレースは一体どんな結末を迎えるのだろうか。
有力馬の動きを注視したいところだ。

 

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6歳秋の血断

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連日の雨に台風禍も重なって、投票日でもあった菊花賞デーは大変な一日になってしまったが、南方で誕生した新たな台風は、11月の日本にも来襲する可能性が出てきた。

21日豪・コーフィールドC<同名競馬場芝2400M>で、低評価を覆して優勝したブームタイムが、予定通り11月初めに行われるメルボルンC参戦後に、ジャパンCへの挑戦を示唆する発言を管理するベイズ調教師がしたという。
アメリカの芝馬同様、オセアニアの中距離路線もまた低調な昨今、欧州組でさえ手を焼くJCへの参戦は実現するのか。
父フライングスパー、母父トムフール直系のスニペッツも、日本では格調高いGⅠに向く血統とは認識されていないが、果たして。

一方、同い年のスプリントチャンピオン・レッドファルクスは、直行ローテでのスプリンターズS連覇達成で意気上がる中、次走について、JC前週のマイルCSへの参戦を目標とした調整がなされることを、グラブオーナーの東京サラブレッドクラブがHP上で発表した。
香港遠征や、ダートで活躍していた頃から得意としていた1400Mの阪神Cへの参戦が主だったところの候補に挙げられていたが、春にあと一歩のところで勝ちを逃したマイルGⅠで短距離路線の天下統一を目指すことになった。
キレるが底力では見劣るスウェプトオーヴァーボードの名を高めた同馬が、ここ1年で見せた著しい進境を混戦模様のマイル戦線でも体現できるかどうか。

ソウルスターリングを筆頭に、3歳牝馬は個性派も多く、早速古馬戦線に挑む面々が出てきている中、古豪の活躍で迫力のGⅠレースを展開する可能性に賭けてみるのも面白い。

 

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3歳春重賞が変わる<2018年度変更要点>

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今年同様、11月の最初の開催週はJBC競走とのコラボレーションが図られ、来年は京都での3競走実施が既定路線であることは周知の通りだったが、それ以外にもマイナーチェンジ等の変更事項が、この度、JRAから発表された。

まず、JBCを中央競馬で行う関係で、同週開催されるべきみやこSが1年お休みという緊急措置をとる格好となり、スプリント、レディスクラシックは1200、1800と通常の距離で行われるが、クラシックの基本距離である2000がとれないことで、こちらは1900Mで施行されることが決まった。

興味深いのは春の3歳重賞の変更点。
チューリップ賞が牡馬路線の弥生賞のように、GⅡへ格上げされることになった。
細かいところでは、桜花賞と皐月賞が、優駿牝馬・東京優駿のトライアル的機能の面で、4着までの優先出走権が掲示板の上位5頭全てに拡大され、フローラSが上位2頭、スイートピーSは勝ち馬にのみオークス出走権が与えられる。

更に、短距離路線は大枠を変えず、移動と格上げでバージョンアップが図られた。
・アーリントンC<1阪1→2阪7>来年は4月14日(土)
→これにより、NHKマイルCのトライアル競走となり、上位3着馬に優先出走権が与えられる。
・葵S<GⅢ格の新設重賞として格上げ>(3京11・ダービー前日)

古馬重賞の開催日と重なる部分をどう微修正しているかまでは、まだ判然としない部分もあるが、これにより、裏路線組の苦労が少々和らぐ可能性があり、選択肢が増えるメリットが顕在化するはずである。

 

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史上最多タイに並ぶ 南部杯でGⅠ10勝目・コパノリッキー

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ただでは転ばぬタフネスマイラー。
同時代を生きたホッコータルマエに並び、それを超えられる唯一の存在となったコパノリッキーが、得意の盛岡でまたしてもタイトルをゲットした。

9日盛岡競馬場で行われた第30回マイルCS南部杯は、今年も中央競馬の全レース終了後の4時40分に発走。
得意とする湿り気を帯びた稍重のダート戦を、今年も前を見る外目の好位につけ、再びコンビを組むことになった田辺騎手のゴーサインにスムーズに応え、坂も軽やかに乗り越えると、名だたるGⅠ馬や逃げ粘るノボバカラ以下中央勢の強豪を封じ込め、1:34.9の好タイムでレース連覇を達成。
同時に先述の通り、国内最多GⅠ制覇記録を持つホッコータルマエに遅れることわずか1年8か月でタイ記録となる10勝目を挙げた。

偉業はそれだけではない。
最後のタイトルとなった昨年の川崎記念を制した時のホッコータルマエは、後にチャンピオンズCを制するサウンドトゥルーに直前の初GⅠ制覇の勢いに乗ってかなり詰め寄られた中で、さすがの底力を見せつける内容だったが、今回は結局2着に4馬身差、ほぼ1秒の圧倒的な能力差を示してのものだから、一時期のスランプや故障後の不調などもうどこへやらである。

人間社会も高齢化が進む中で、この7歳馬が今後どんなパフォーマンスを披露していくのか、長くはないだろうが、しっかりと引き際まで見守りたいものだ。
初タイトル制覇時のコンビ復活も、大いに歓迎したい。

 

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若き女帝への道

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「怪物フランケルの初年度産駒で、世界唯一のクラシックホース」
優駿牝馬の称号を勝ちとったソウルスターリング、その馬は、今秋の動向が最も気になる存在となった。

キタサンブラックは宝塚で、サトノダイヤモンドとて大一番の前の大敗で、それぞれミソがついた格好だから、最後の希望たる彼女の臨戦過程には、否応なしに注目されて然るべき状況だ。
東京の大統領による天下獲りは中休み、エネイブル圧倒の凱旋門賞の結果が与える意味を理解した直後、祭りの終焉を実感する秋の気配が漂う中、でも、日本競馬の最高潮はこの後にあることを思い出した。

その主役がソウルスターリングであって欲しい、と皆が思う。
「もともと神経質な馬」
師は語る。
藤沢厩舎はこの夏お引越しをしていた。
美浦にも最近導入されたトレッドミルで、せっせと汗を流していたのは山元トレセン。
そのせいではなく、精神面の細やかな部分で、慣れるのに時間がかかったようだ。

9月になってからの方がいい天気が多かったせいで、今はもう元気いっぱい。
新兵器の使い方に、今は人間の側も慣れてきたようだから、パワーアップした姿をこの秋見せてくれるだろう。
一定の手応えを得ているとのことだ。

「広いコースだし、速い流れの方が楽」
オークスで緩急の競馬を経験し、それも難なくこなした超良血牝馬が展望するものは、ファンや陣営が期待するそれよりも、ずっとハイレベルなのかもしれない。
まずは毎日王冠。
どんな相手にも勝てることを軽く証明することが、ここでの至上命題。
最近になって、少し本命馬が好結果を残している重賞のリズムも味方しそうである。

 

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復活ならず

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常に真剣に、純粋に競馬に臨む姿勢が、時に軋轢を生み、自らの騎手生活を不本意に終える理由になったのだとしたら、どんな職業においても再チャレンジしたいと思うのが、本物のプロフェッショナルである。
男は、今までとは逆の中央→地方というステップで、引退撤回を賭けた一発勝負に打って出た。

「藤田伸二元騎手、地方騎手免許1次試験突破ならず」
今月15日に挑んだ筆記試験は、引退から2年、27年ぶりとなる大いなる勝負の一戦であった。
「藤田伸二を乗せたい」
そんな馬主が、故郷の北海道にはいるから…。
何とも男らしい一本気の勝負師ならではの、再デビューを目指した経緯には、何事も一回きりという、勝負の世界の厳しさを身をもって体感してきた同氏にとって、生き様そのものが色濃く反映されていた。

「応援してくれた人にはありがとうと言いたい」
電話によって不合格の通知を受けた藤田氏は、競馬に乗ることへの不安はないとの旨もコメントし、引退後2年目の夏は、劇的ながら静かに終わったことを滲ませつつ、後悔の思いなど微塵も感じさせない、義理堅い男の実像そのものがそこにあるとファンに伝えるべく、爽やかな敗者の弁で異例の挑戦を締めくくった。

平等である必要はなくても、必ず誰かが不利益を被るような状況を知っていながら、そこに介在する人間だけが恩恵に与る状況は、レース中のラフプレイに甘くなった主催者に皆が疑問を呈することと、何だか大きく乖離している気もしないではない。
どちらが正しいというものでもないが、自分はこう思うと語る人間が不利になる構造は、やはり間違っている。

 

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ファインニードルの鞍上決定

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先日のセントウルSを制し、スプリンターズS参戦が決まっていたファインニードルの鞍上が、ベテラン・内田博幸騎手に決定し、態勢が整った。
これまで騎乗していたM.デムーロ騎手は、同レースの前年覇者で主戦を務めるレッドファルクスとのコンビで参戦することが既定路線だったため、有力馬の一頭ながら、鞍上探しの行方が関心事となっていたわけだが、これで一段落した形だ。

阪神コースが得意なファインニードルだけに、ここ数年よりは時計が速いように思われる中山でのレースでは、否応なしに期待が集まる。
10月最初の重賞レースであるスプリンターズSは、夏から続くやや不穏な空気漂う本命苦戦の流れを変える、一つのきっかけになるのだろうか。
重要前哨戦の勝ち馬の走りは、この秋のGⅠ路線の雰囲気にも大きな影響を与えそうだ。

有力と目されるGⅠ馬が皆休み明けという状況は、最近のスプリンターズSでは意外と珍しい。
ここを休み明けで制したレッドファルクスやウルトラファンタジーは、その年に初重賞制覇を果たしたような新興勢力で、人気馬の案外の凡走で台頭した部分もある。
実績のある馬こそ、しっかりと使われてから信頼に応えられる状況を作れるという傾向。
ファインニードルは実についているように思うが、果たして。

混戦を断つために必要な条件は整った。
キレるラインミーティアやレッドファルクス、正攻法のビッグアーサー、ファインニードルらの攻防は、見応えのあるものになりそうだ。

 

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