2017年日本ダービー ニュース

JUST競馬予想ブログ

アドミラブル好調キープ

読了までの目安時間:約 2分

 

青葉賞レコードウイン。
休養たっぷりで挑んだ阪神芝1800Mの未勝利戦は、1:45.8で駆け抜けた。
皐月賞も高速決着ではあったが、同じ距離の毎日杯は1:46.5の決着。
アドミラブルは青葉賞を勝つ前からすでに、クラシック級という評価であったわけだ。

「先週が軽めだったので、今週はラストをしっかりやった」
騎手時代も縁のなかったダービーに、今年は管理馬を3頭送り込む音無調教師。
皐月賞3着馬をエースとしない陣容は、異例のローテからダービー史上初の青葉賞1番人気の可能性を孕む時点で、池江厩舎よりも俄然勝負気配といった趣だ。

ダービーで1番人気に2度応えている名手は言う。
「馬自身もどんどん強くなっている」
今週もミルコは心強い。
雨が降っても、速い時計の決着でも結果を残しているこの天才騎手だが、今回策が全く読めない。

音無厩舎には馴染みの福永騎手や、悲願で言えばもっと口惜しい思いをしてきた藤沢&ルメールコンビのレイデオロなど、ダービー適齢期を過ぎたスターたちが、落武者になってはたまらんと、牙を研いでいる。
縁のなかった面々と比べれば、アドミラブルの鞍上にはメンタル面の不安以外に、殊ダービー制覇への死角となると、これと言って見当たらない。

正攻法を選んだ藤沢師のレイデオロと関東馬では成功例の多い青葉賞ルートを驀進してきた音無厩舎のアドミラブル。
例年にも増して、激闘を予感させる東京優駿を今年も楽しみたい。

 

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ヤマニンゼファー死す

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92、93年安田記念の連覇に加え、セキテイリュウオーとの一騎打ちが語り草となった93年秋の天皇賞優勝など、輝かしい実績を残したヤマニンゼファーが、16日朝、老衰のため死んだ。29歳だった。

「今年の冬に体調を崩し、見学を制限していましたが、最近は落ち着いて、前日まで変わった様子もなく、突然のことに驚いております」
ヤマニンでお馴染みの錦岡牧場で余生を送っていたが、当牧場の引木晶則氏も急な出来事に、少々戸惑いも混じったコメントを出している。

同期には顕彰馬のトウカイテイオーなどがおり、本格化前のサクラバクシンオーを封じた時はニシノフラワーに敗れ、引退レースで今度はバクシンオーに初タイトルを献上したスプリンターズSも印象深いレースであった。
カミノクレッセの安田記念参戦の際、田中勝春騎手の初戴冠を誰が予想したかというような勝ち方から始まり、紆余曲折を経て、最後まで乗ることになった柴田善臣騎手の名を上げることに大いなる貢献を果たすなど、ゼファーにまつわるサイドストーリーは枚挙に暇がない。

そういえば、ラストイヤーの93年は、ビワハヤヒデとの年度代表馬論争でかなり盛り上がったことでも、長く競馬を見てきたファンの記憶に刻まれているだろう。
この時期から、短距離型の名馬が客観的な視点で評価される機会を得たのも間違いない。
98年、最後のスプリンターズSでよもやの敗北を喫したタイキシャトルは、短距離馬としては初の年度代表馬に選出された。

ヤマニンゼファーには、父内国産馬としての誇りもあった。
もはや死語となったその言葉も含め、思い出の実に多い馬である。
さようなら。

 

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サトノチョイス

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「次走については、現時点で未定」
サトノアレスは皐月賞11着の後、美浦トレセンそばのミホ分場へ放牧に出されていたが、大きな問題を抱えているような様子もないのに、帰厩後の藤沢調教師は、前走の疲れもあるだろうし…、などと、奥歯に物が挟まったような話しぶりで、悩み事があると暗に語るのであった。

NHKマイルCへの参戦は、2走続けて見せ場なしに終わっている点でほぼなくなっていたから、次の舞台は少なくとも5月28日の東京10R以降ということになるわけだが…。

一昨年は、ついにチャンス到来という好機を得て、弥生賞までは順調であったサトノクラウンという才能を抱えていた里見オーナー。
昨年はもっと注目される存在となったサトノダイヤモンドで、過去最大の大勝負に挑んだものの、落鉄とやや気落ちしていたルメール騎手のお上品すぎるアプローチで、鼻の差だけ栄冠を逃している。

少なくとも3頭いる手駒。
が、賞金面に不安のないアレスが今年不振なのに対し、高馬のアーサーは何とか賞金加算して調整期間もとれたから万全だが、似たように勝ち味の遅いクロニクルが京都新聞杯を勝ち切れなかったのに勝ち馬が出られなくなったことで、出走のチャンスを得られそうな状況に。
どうも会議でもして、優先順位をつけないといけなくなってしまったようだ。

アレスを管理する藤沢師とて、10数年前、7年前の口惜しい思い出を秘め、ダービー制覇への意欲を最近はあまり包み隠さず、しかし穏やかに語ることも増えた。
勝ちたいからこそ、名門厩舎にいい馬を預けたオーナーの心情もよくわかる。
幾度となく繰り返されてきたおじさんの悲願成就。今年は果たして。

 

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ネオ初GⅠ制覇<香港・QEⅡC>

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キタサンブラック驚愕のレコード樹立&レース連覇となった春の天皇賞から、およそ2時間後。
日曜の最終レース。香港・沙田競馬場で行われたクイーンエリザベスⅡ世Cに参戦していたネオリアリズムが、見事、モレイラ騎手に誘われ、嬉しい初GⅠ制覇を果たした。
日本でも人気になっていたパキスタンスター、特に、断然の支持を集めていたワーザーら地元の強豪を凌ぐという、かなりタフな競馬を強いられた中での先行押し切りなので、この結果は誇れるものとなった。

気性の難しさがあり、昨夏の札幌記念は休み明けの上に、堀厩舎の僚馬のモーリスにとって重要な一戦であったから、ルメール騎手は逃げるという禁じ手にも近い策を選択し、ものの見事に押し切ったものの、脚元を考慮すると使い詰めることもできず、また間をおいてマイルCSを使われ3着。
例によって、香港国際競走のステップとする馬の多いレースで、自厩舎の成功パターンに倣った使い方をしながら、香港マイルは9着と力を出し切れずに敗れていた。

中山記念は作り上げずとも、ミルコマジックで難敵を下し、中8週で万全のローテを組んで挑んだQEⅡは、兄リアルインパクトがそうであったように、本格化したことを改めて世に知らしめる意味でも、重要な一戦であった。

抑えながらの追走の選択をすると思いきや、我が庭を知り尽くしたモレイラの日本の経験を加味した「彼らしい」競馬をするための向こう流しからの先手主張は、簡単には任せない地元勢を負かすための勝負の策となった。
かつて、あのライスシャワーが復活した時のように…。
まだ若いネオリアリズム。この勝利が終わりの始まりになるはずがない。

 

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戸崎騎手、シャーガーC出場

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ヨーロッパの秋シーズンが始まろうという頃に、王室開催でも有名なアスコット競馬場で騎乗することの意味。
同時期、今は夏競馬の最終盤に世界騎手戦が行われるが、ある種のステータスでは、シャーガーCの比ではない。

8月12日、イギリス・アスコット競馬場で行われる「ドバイデューティフリー シャーガーカップ」に、世界選抜チームの一員として、実績申し分なしのミスターMVJ・戸崎圭太騎手が選出され、初の参戦が決まった。

世界選抜、欧州選抜、英愛選抜、女性騎手選抜の4チームによる対抗戦。
それぞれキャプテンに選出されたK.マカヴォイ(オーストラリア)、L.デットーリ(イタリア)、J.スペンサー(アイルランド)、E.ウィルソン(カナダ)ら、トップジョッキーに加え、日本でもお馴染みのR.ムーア騎手も加わり、見応えのあるレースが展開されること請け合いである。

これまで数多く参戦し、世界選抜のキャプテンを務めたこともある武豊騎手の健闘はよく伝えられてきたが、いい加減、30代のトップ騎手が日本の代表として国際舞台に挑むことが増えてこないと、今後が心配になる。
意義ある当然の選出であるから、戸崎騎手の今後にとっても、とても重要なのだ。
日本や香港でやるのとは、少々勝手が違う。
大いに刺激されてもらいたいところだ。

思えば、春のGⅠで1番人気になって、それに応えられなかったのは、例の外国出身騎手や皐月賞得意の地方出身騎手など。
生え抜きによる大逆襲も、結構な刺激だろうが、大いに頑張ってきてもらいたい。

 

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マイルに懸ける

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GⅠ昇格元年の大阪杯で、いつも以上に積極的なキタサンマークのポジションから、器用な立ち回りでは初めてに近い形で2着と健闘したステファノスが、次走では戸崎騎手を鞍上に再び迎え、安田記念に参戦すると陣営が発表した。

これまでGⅠで何度も惜しい2着を繰り返してきたのは、良馬場の2000Mだ。
東京のマイルは1、2ハロン分長い距離に向く馬の方が、実は適性があるとされてきたが、唯一の重賞勝ち鞍は東京マイルの富士Sであることからも、藤原調教師としても勝算ありという見立てで、早々参戦決定の運びとなったのだろう。

ミッキーアイルが遺恨くすぶる中で勝ち逃げしてしまった状況は残念だが、同期のステファノスは、世代のトップホースである引退したモーリスや皐月賞馬のイスラボニータと何度も対戦し、現役のイスラボニータには何度も先着している。
桜花賞馬を初年度からガンガン送り出したディープインパクトに、NHKマイルC好時計勝ちのクロフネとダート1400で芝並みの時計で走ったことのあるゴールドティアラの掛け合わせから生まれたココシュニックが母という配合。
本来いるべきステージとも言えなくはない。

問題は、何の影響かやたらと2、3着が多い戦績表からも伺える、無類の善戦マンというキャラクターであろう。
そうなると、いつもの状態に戻った戸崎騎手の存在も必要な気がする。
地方所属の頃は、ダービーにも騎乗したし、フリオーソで何度も中央馬を負かし、安田記念を3歳馬で勝ったこともあった。
卒のない競馬で負けても意味はない。度胸のある魅せる競馬に徹してほしい。

 

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金メダルが欲しい

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ソウルスターリング、失意の桜花賞敗戦に続き、今度は、フィギュアスケートの浅田真央選手が現役引退を表明したことで、国内は上を下への大騒ぎとなっている。

女性アスリートの栄光と斜陽の時間には、男子と違い、儚さがつきまとうことがそのコントラストをより引き立てるせいなのか、誰もが前のめりになって、後から振り返ると何だか必要以上に一喜一憂していたなと、皆が思い出を語り合うことが多い。
今週は大丈夫だろうか。

1948年ヒデヒカリ以来の牝馬による制覇を懸け、3戦無敗のファンディーナが皐月賞に挑む。
2度手綱を執った岩田騎手は語る。
「2000も全く問題ない」

オリンピックとGⅠレースは、どことなく雰囲気が似ている。
でも、ワンチャンスしかない競馬のクラシックレースの仕組みは、実に鮮烈で、かつ過酷である。
どうせ、一度きりなのであれば…。
挑戦することの意味と、常に上を目指すことのリスクとのせめぎ合いは、どのような戦いの形であっても、その全てに共通するものだ。
罪なき罪を背負ったようなプレッシャーという名の怪物は、プレイヤーの本質をとても分かりやすい形で引き出させる。

しかし、圧勝までもが至上命題であった女王たちに比べて、ファンディーナに掛かる期待は、いくらか軽い。
中山皐月賞を制する初の牝馬は、全てを魅了する走りが簡単にできるファンディーナであって欲しいと、多くのファンが思っている。
実像か幻影か。皐月賞の一番の楽しみは、それがはっきりと見えてしまうところだ。

 

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泰然自若

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「クラシックは王道路線を着た馬が強いと痛感したよ」
シンボリクリスエスとゼンノロブロイで挑んだダービーのことを思い出しながら、ファンディーナ回避の件を訊きたくて仕方のない記者の質問をいなした藤沢和雄調教師。

牝馬の王道である阪神ジュベナイルFから続く阪神マイル3戦を、きっちり戦い抜くことが何より重要であると、師はよく理解しているように思う。
あのローテはダンスインザムードと同じですよね…。言葉の裏にある本心を看破するがごとく、今度は自分たちが常に主役として戦うことこそが、ソウルスターリングの進むべき道だと胸を張る。

「牝馬でいろいろな競馬場に行って、レースの質も違う中で、いい結果を出せている」
今度は彼女の最大のアピールポイントについて語った。
気性面の問題も、ひとつ最大の壁になり得たデビュー3戦目の初の長距離輸送後のGⅠを、ものの見事に完勝してしまったから、もはや心配の種は脚元だけとなっている。

「健康だし、頭もいい」
曰く、1レースで馬の3レース分の競馬を覚えてしまう、ほどの優等生とのこと。
走破時計も速いし、短期間で関東馬が3度も関西遠征することも、一見死角のように映るが、走りに無駄がない分、体重の変動があまり大きくないことも長所であると、師は自信をもって話していた。

渋馬場濃厚の予報。
それでも、誰よりも重厚な血統でありながら、最も簡単にレースを勝てるソウルスターリングには、雨が雪に変わるくらいの非常事態でも起きない限り、それをも味方につけてしまいそうなオーラが漂っている。
自滅を望むように、己の普通の競馬に徹した方が逆転の可能性がありそうだ。

 

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来年こそは

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意外な結果や展開も多かったドバイの夜会。
ただ、UAEダービーだけは期待通りの内容に思える。

英愛で芝を使っていた馬が、いつの間にかブルーを基調とした勝負服の騎手が似合う当地にやってきて、ダートで今まで以上の底力を見せるというのはよくあること。
快速エピカリス、本当もそれよりも速いだろうアディラートの先行で、今年も胸騒ぎのするレース展開を作った日本勢。
チームジャパン連覇寸前のところで、驚異の勝負根性を発揮したのは、ルメールと同じ名前のスミヨン駆るサンダースノーであった。

ダービーの名に恥じぬ、素晴らしいマッチアップ。
敗者のクリストフは語る。
「最後だけですね。状態は良かったし、直線は凄く頑張った」

無傷でいて、それ以上に負けそうな気配のないレース内容でここまで来た馬が、5連勝を目前に苦杯を舐めた。
しかし、そんな風に思っている人は本当に少数派であろう。
熟成することで味わいが深くなるワイン同様、このメイショウナルトの弟は、父ゴールドアリュールの意外なまでの完成の早さを見せながら、成長力溢れるコランディア系の良さも内包する未来のエース候補である。

負けた後に強くなる。
ディープインパクトもそう、その仔のサトノダイヤモンドが父のように弾けなかったダービーを経て、以後4連勝である。
ゴールドアリュールは大井と盛岡のダービーを勝っているが、その前に門外漢で挑んだ日本ダービーは5着。
エピカリスは、主役候補としての仕事をしっかりして、わずかに敗れた4戦馬だ。
しっかりとリフレッシュすれば、もっと上を望める馬になれる。
アロゲートを正攻法で負かすことも、決して夢ではない。

 

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リアル鼻出血、回避

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日本時間の土曜深夜に行われるドバイ国際競走。
今年、ドバイターフの連覇を懸けて出走する予定であったリアルスティールの回避が、主催者から発表された。
鼻出血発症が原因の無念の退散。
最終追い切りを前に、思わぬ形での不戦敗と喫してしまった。

昨年は中山記念3着から、ムーア騎手を鞍上に迎えて、適距離と目された1800Mのドバイターフで見事な初GⅠ制覇を成し遂げたリアルスティール。
ドバイには珍しく、ここ最近は雨の日が多いそうで、おかげで絶対不可欠な散水を実行せずとも、理想的なコンディションを保てていると当地の関係者は語っていたが…。

軽い芝でもタフすぎる芝でも力を出し切れない日本馬には、香港であるとか、ここドバイのような「固いけど異常な時計の出ない馬場」を得意とする馬は多く、香港で大活躍したエイシンプレストンやモーリスなどは、国内でこれといった持ち時計がなかったことがよく知られている。
デビュー2戦目で、4戦目であったドゥラメンテを自滅に乗じて、共同通信杯を無敗の箔付きで制したリアルスティールにとってのオアシスは、この場所であったはずだ。

しかし、昨年のここで勝ってからというもの、あまり惜しい敗戦すらない連敗のただ中であり、中山記念の内容は特によくなかった。
だからといって、そこで先着をしていたヴィブロスが彼の回避によって、即座に有力候補になるということもない。
日本にいながら<日本にいるからこその珍しいケースでもあるが>、馬券に参加できるレースで、こういう展開は頭が痛いファンも多いことだろう。

 

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