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マイルに懸ける

読了までの目安時間:約 2分

 

GⅠ昇格元年の大阪杯で、いつも以上に積極的なキタサンマークのポジションから、器用な立ち回りでは初めてに近い形で2着と健闘したステファノスが、次走では戸崎騎手を鞍上に再び迎え、安田記念に参戦すると陣営が発表した。

これまでGⅠで何度も惜しい2着を繰り返してきたのは、良馬場の2000Mだ。
東京のマイルは1、2ハロン分長い距離に向く馬の方が、実は適性があるとされてきたが、唯一の重賞勝ち鞍は東京マイルの富士Sであることからも、藤原調教師としても勝算ありという見立てで、早々参戦決定の運びとなったのだろう。

ミッキーアイルが遺恨くすぶる中で勝ち逃げしてしまった状況は残念だが、同期のステファノスは、世代のトップホースである引退したモーリスや皐月賞馬のイスラボニータと何度も対戦し、現役のイスラボニータには何度も先着している。
桜花賞馬を初年度からガンガン送り出したディープインパクトに、NHKマイルC好時計勝ちのクロフネとダート1400で芝並みの時計で走ったことのあるゴールドティアラの掛け合わせから生まれたココシュニックが母という配合。
本来いるべきステージとも言えなくはない。

問題は、何の影響かやたらと2、3着が多い戦績表からも伺える、無類の善戦マンというキャラクターであろう。
そうなると、いつもの状態に戻った戸崎騎手の存在も必要な気がする。
地方所属の頃は、ダービーにも騎乗したし、フリオーソで何度も中央馬を負かし、安田記念を3歳馬で勝ったこともあった。
卒のない競馬で負けても意味はない。度胸のある魅せる競馬に徹してほしい。

 

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金メダルが欲しい

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ソウルスターリング、失意の桜花賞敗戦に続き、今度は、フィギュアスケートの浅田真央選手が現役引退を表明したことで、国内は上を下への大騒ぎとなっている。

女性アスリートの栄光と斜陽の時間には、男子と違い、儚さがつきまとうことがそのコントラストをより引き立てるせいなのか、誰もが前のめりになって、後から振り返ると何だか必要以上に一喜一憂していたなと、皆が思い出を語り合うことが多い。
今週は大丈夫だろうか。

1948年ヒデヒカリ以来の牝馬による制覇を懸け、3戦無敗のファンディーナが皐月賞に挑む。
2度手綱を執った岩田騎手は語る。
「2000も全く問題ない」

オリンピックとGⅠレースは、どことなく雰囲気が似ている。
でも、ワンチャンスしかない競馬のクラシックレースの仕組みは、実に鮮烈で、かつ過酷である。
どうせ、一度きりなのであれば…。
挑戦することの意味と、常に上を目指すことのリスクとのせめぎ合いは、どのような戦いの形であっても、その全てに共通するものだ。
罪なき罪を背負ったようなプレッシャーという名の怪物は、プレイヤーの本質をとても分かりやすい形で引き出させる。

しかし、圧勝までもが至上命題であった女王たちに比べて、ファンディーナに掛かる期待は、いくらか軽い。
中山皐月賞を制する初の牝馬は、全てを魅了する走りが簡単にできるファンディーナであって欲しいと、多くのファンが思っている。
実像か幻影か。皐月賞の一番の楽しみは、それがはっきりと見えてしまうところだ。

 

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泰然自若

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「クラシックは王道路線を着た馬が強いと痛感したよ」
シンボリクリスエスとゼンノロブロイで挑んだダービーのことを思い出しながら、ファンディーナ回避の件を訊きたくて仕方のない記者の質問をいなした藤沢和雄調教師。

牝馬の王道である阪神ジュベナイルFから続く阪神マイル3戦を、きっちり戦い抜くことが何より重要であると、師はよく理解しているように思う。
あのローテはダンスインザムードと同じですよね…。言葉の裏にある本心を看破するがごとく、今度は自分たちが常に主役として戦うことこそが、ソウルスターリングの進むべき道だと胸を張る。

「牝馬でいろいろな競馬場に行って、レースの質も違う中で、いい結果を出せている」
今度は彼女の最大のアピールポイントについて語った。
気性面の問題も、ひとつ最大の壁になり得たデビュー3戦目の初の長距離輸送後のGⅠを、ものの見事に完勝してしまったから、もはや心配の種は脚元だけとなっている。

「健康だし、頭もいい」
曰く、1レースで馬の3レース分の競馬を覚えてしまう、ほどの優等生とのこと。
走破時計も速いし、短期間で関東馬が3度も関西遠征することも、一見死角のように映るが、走りに無駄がない分、体重の変動があまり大きくないことも長所であると、師は自信をもって話していた。

渋馬場濃厚の予報。
それでも、誰よりも重厚な血統でありながら、最も簡単にレースを勝てるソウルスターリングには、雨が雪に変わるくらいの非常事態でも起きない限り、それをも味方につけてしまいそうなオーラが漂っている。
自滅を望むように、己の普通の競馬に徹した方が逆転の可能性がありそうだ。

 

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来年こそは

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意外な結果や展開も多かったドバイの夜会。
ただ、UAEダービーだけは期待通りの内容に思える。

英愛で芝を使っていた馬が、いつの間にかブルーを基調とした勝負服の騎手が似合う当地にやってきて、ダートで今まで以上の底力を見せるというのはよくあること。
快速エピカリス、本当もそれよりも速いだろうアディラートの先行で、今年も胸騒ぎのするレース展開を作った日本勢。
チームジャパン連覇寸前のところで、驚異の勝負根性を発揮したのは、ルメールと同じ名前のスミヨン駆るサンダースノーであった。

ダービーの名に恥じぬ、素晴らしいマッチアップ。
敗者のクリストフは語る。
「最後だけですね。状態は良かったし、直線は凄く頑張った」

無傷でいて、それ以上に負けそうな気配のないレース内容でここまで来た馬が、5連勝を目前に苦杯を舐めた。
しかし、そんな風に思っている人は本当に少数派であろう。
熟成することで味わいが深くなるワイン同様、このメイショウナルトの弟は、父ゴールドアリュールの意外なまでの完成の早さを見せながら、成長力溢れるコランディア系の良さも内包する未来のエース候補である。

負けた後に強くなる。
ディープインパクトもそう、その仔のサトノダイヤモンドが父のように弾けなかったダービーを経て、以後4連勝である。
ゴールドアリュールは大井と盛岡のダービーを勝っているが、その前に門外漢で挑んだ日本ダービーは5着。
エピカリスは、主役候補としての仕事をしっかりして、わずかに敗れた4戦馬だ。
しっかりとリフレッシュすれば、もっと上を望める馬になれる。
アロゲートを正攻法で負かすことも、決して夢ではない。

 

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リアル鼻出血、回避

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日本時間の土曜深夜に行われるドバイ国際競走。
今年、ドバイターフの連覇を懸けて出走する予定であったリアルスティールの回避が、主催者から発表された。
鼻出血発症が原因の無念の退散。
最終追い切りを前に、思わぬ形での不戦敗と喫してしまった。

昨年は中山記念3着から、ムーア騎手を鞍上に迎えて、適距離と目された1800Mのドバイターフで見事な初GⅠ制覇を成し遂げたリアルスティール。
ドバイには珍しく、ここ最近は雨の日が多いそうで、おかげで絶対不可欠な散水を実行せずとも、理想的なコンディションを保てていると当地の関係者は語っていたが…。

軽い芝でもタフすぎる芝でも力を出し切れない日本馬には、香港であるとか、ここドバイのような「固いけど異常な時計の出ない馬場」を得意とする馬は多く、香港で大活躍したエイシンプレストンやモーリスなどは、国内でこれといった持ち時計がなかったことがよく知られている。
デビュー2戦目で、4戦目であったドゥラメンテを自滅に乗じて、共同通信杯を無敗の箔付きで制したリアルスティールにとってのオアシスは、この場所であったはずだ。

しかし、昨年のここで勝ってからというもの、あまり惜しい敗戦すらない連敗のただ中であり、中山記念の内容は特によくなかった。
だからといって、そこで先着をしていたヴィブロスが彼の回避によって、即座に有力候補になるということもない。
日本にいながら<日本にいるからこその珍しいケースでもあるが>、馬券に参加できるレースで、こういう展開は頭が痛いファンも多いことだろう。

 

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舞い戻る男

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一昨年の夏競馬終了後、男・藤田は、実力勝負ではなくなった中央競馬におけるエージェントシステムに異を唱える格好で、電撃引退を決め、鞭を置いた。

それから2度目の春が訪れようとした時。
生まれ故郷である北海道で、地方所属の騎手として復帰するという情報が、漏れ伝わってきた。
本人の意図したところかどうかわからないが、言ったらなんだが、半分遊びの感覚でイベント参加したばんえい競馬の騎手としてではなく、しっかりと門別競馬場をベースとしてホッカイドウ競馬に身を置くということのようだ。

ある意味、中央以上にコネクションの強い地方競馬での復帰であるから、厳しい面がある一方、地元の騎手と交流する中で、勝負師なら誰もが抱える後ろめたき残滓を、しっかりと処理しておきたいという思いに駆られたのかもしれない。

藤田伸二という人は、直接関わりを持った者でなくても、このような報道がなされたならば、はっきりとした意思表示をすることは容易に想像できる。
誤報であればもちろん怒るだろうし、事実ならそうだと明言するはず。
昨年の募集要項に倣えば、8月に応募は締め切られ、翌月に1次試験という運びだ。

正確な表現とはならないが、近年のパターンと逆の流れでの移籍というのは、今回が2度目だという。
遠い昔に、故郷の上山競馬に移籍した松本弘騎手以来の、異例の再挑戦の道となるのか。
人生の黄昏にはまだ早い45の漢が、またスポットライトを浴びる日がやってくる。
そう信じさせてあげるだけでも、ファンへの恩返しになるからこそ、ある種のけじめをつける行動に出るのは、間違いないように思う。

 

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来秋はJBC京都

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2018年のJBC諸競走は、JRA主催、京都競馬場での開催が決定した。曰く、
「今般、JBC競走の魅力をより広く、多くのお客様に伝えることが何より重要との共通認識から、平成30年に限って、お客様への訴求力の高いJRAでの実施を要請すべきとの結論で一致し、この結論を、地方競馬主催者の総意として、実施競馬場を選定するJBC実行委員会に提案しました」
それぞれで討議した結果、JRAはこれを受けた。

全く別の団体が主催する競馬の仕組みが歪みを生み、一定の同調性と実質的な統括機構の発足に向けた足掛かりとするには、絶好の機会とも言える。
それは狙いではないのだろうが、ジリ貧の公営競技が再分配の仕組みを改革する好機にしないといけないのは事実だ。

ただ、誰もが指摘するだろう、主催者としての利益を得る意味における開催地の持ち回り制のメリットを、ほぼ放棄したに等しい奇策に関しては、中央の馬が強いとしても、その悪影響の面を無視することはできない。

南部杯の東京代替開催は大いに盛り上がった。
日本の芝王道路線を形成する重賞が開催される週の月曜祝日に、場所を貸す形で、洋行帰り初戦のトランセンドらが白熱の攻防が繰り広げた。
その逆で、地方の馬が2勝するようなシーンも見たいところだが、地方にやはり役者が少ない。

一点、京都での開催は合理的だ。
人が来ることは歓迎だし、利便性も問題なし。
平坦馬場での先行力を競う傾向は、ダート競馬の本質に適う。
ある意味、中央でも持ち回り制で、JRAの主要場全てでダートGⅠが開催されることにもなる。
やると決まった以上、開催後に検証するのが筋だろう。

 

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ホワイトマズル逝く

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数々の個性派をターフや砂に送り込んだ名馬が死んだ。
1993年にイタリアダービーを制し、以降も主要競走で好走を繰り返し、翌年の凱旋門賞に武豊騎手とのコンビで参戦し、良くも悪くも鮮烈な印象を残したホワイトマズル。
今年で27歳になったが、寄る年波には抗えなかった。

「昨年から種付けを中止し、今月に入ってからは脚元もおぼつかず、26日に起立不全となりました」とは、最後を看取ったレックススタッドの前田常務取締役。
獣医師とスタッフの懸命の介護もあったようだが、力尽きた。老衰で天寿を全う。
人間も肖りたい、実に見事な大往生である。

名馬たる真価は、種牡馬になってから発揮された。
初期の活躍馬には、キレ者ビハインドザマスク、オークス快勝のスマイルトゥモローなど牝馬が多かったが、そこは超名馬・ダンシングブレーヴの直仔。
イングランディーレがサンデー軍団を天皇賞で一蹴した後は、シャドウゲイト・アサクサキングス・ニホンピロアワーズなど、正攻法で芝のチャンピオン距離を戦う本格化をコンスタントに世に送り込むなど、00年代の競馬を大いに盛り上げた。

極め付きは、逃げてどこまでいけるかをモットーに芝の中距離戦を締めたシルポート。
何度となくGⅠで大逃げを見せ、時に渋とく粘り込み、人気馬を翻弄した。
マイル近辺で強かったこともあって、大きな勲章はないものの、リファール直系の貴重な後継種牡馬として、今後も個性派を出してくれるはずだ。

人の生活を支えるために生まれてきた彼らに、無機質に死んだと表現するのも筋違いのように感じる。
名馬と著名人は、人々に同じような影響を与えてくれる。逝く、でいいと、今回は判断した。

 

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ミスだと思いたい

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「ポジションをとれなかったのは僕のミスです」
今季中央初のGⅠレース・フェブラリーSが終わった。
4歳世代の大駒はゴールドドリーム一頭のみ。しかし、他の15頭は彼のポテンシャルの高さにひれ伏す格好で、完敗を喫するのであった。
こんなはずでは…。

冒頭の一言。
言わずもがな、1番人気のカフジテイクに騎乗した津村騎手の敗戦の弁である。
テンが異常に速く、中盤は決して速くなく、終いは力勝負。
前々走の武蔵野Sよりは、トータルの時計は速くならないことは判っていたので、秋以降の上昇力があれば、ここも勝ち切れるのではと思った、ということだろう。

しかし、うまく乗れたとしてもベストウォーリアみたいなことはまま起こるのが、この力勝負の砂GⅠの常識でもある。
自分のせいにしないとやってられない。
GⅠを戦うということの意味を、津村騎手以下、それまで大舞台に縁のなかった陣営は、この一敗で思い知らされたということがその一言に詰め込まれている。

「結果的に後ろから行った方が良かったかも」
ムーア騎手なりのモーニンに対するフォロー。
石坂調教師も、最近の彼はどうも極端に馬込みに入ることを嫌がっていると感じているようだ。

しかし、ペースを敗因に挙げるムーア騎手というのは珍しい。
よく考えてみれば、フェブラリーSのようなハイレベルダート競走に参戦することはほとんどなかった。内面的なところから気配薄であったモーニンを駆ったムーア騎手は、今後もダート重賞で戸惑うことになるのか。
アルバートを自信満々に駆った前日の彼とは、明らかに違った気もする。
モーニンはペースが緩んだら、そこから積極的に動いた方がいいスピード型である。

 

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大波乱連発 月曜小倉

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殿16番人気馬が圧勝して始まった、月曜振り替えとなった土曜開催分の小倉競馬。
以降も波乱が続き、
単勝万馬券2回
馬連 〃 3回
馬単 〃 4回
1番人気【1335】
と、いかにもローカルの代替開催らしい結果になった。

3~6Rは、2番人気から一桁台の単勝オッズの馬が勝って中波乱で収まっていたのだが、7Rが大波乱。
14ー11ー6人気の順で決着して、3着馬の複勝が580円だった以外全てが1000円以上の払い戻し、ワイド2組を含め、複勝式はことごとく10万馬券超えと大盤振る舞い。
8Rのプレイヤードが唯一人気に応えただけで、9R2着、特別3レースは全て3着と、1番人気の受難は、ついに一日中続くこととなってしまった。

多くのファンの興味は、10Rに組まれた3歳500万の特別戦・あすなろ賞に集まった。
あまり降雪の影響は残っておらず、2分フラットの好時計で、2番人気の牝馬・モーヴサファイアがクラシック出走に向け、再挑戦の権利を得た。
モーヴサファイアが実績面でも、人気になった牡馬勢より上だったといえばそれまでだが、ワンダープチュックや1番人気のロードアルバータも、勢いに乗るハーツクライ産駒やレディアルバローザの初仔であることを考えたら、まだA級ではない牝馬に軽く一捻りされたような今回の負け方は、少し辛い。

特別戦は人気馬同士の決着になったが、勢いに乗り損ねた1番人気馬の悲哀が、より増してしまったかような印象も残った。
キラージョーの2勝目は、一体いつになることやら。15年東スポ杯4着馬も、最終レースで3着に終わっている。

 

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