武豊騎手 騎乗停止処分

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

ユタカ、騎乗停止余波

読了までの目安時間:約 2分

 

問題の事象が発生したのは、日曜京都の芝1200M戦。

8レース、古馬500万下条件でのことであった。

平均よりやや緩めの展開から、最内枠スタートのサイモンゼーレがやや行きたがるところを、スムーズに外に出せればよかったのだが、流れもあって、武豊騎手も前と左方の各馬の動きを見ながら進出しようとする中、アドマイヤジャズとの間に挟まれてしまった鞍上加藤祥太騎手のシアンの進路を塞いでしまい、その際に、かなり加藤騎手が手綱を引いたことにより、直後にいた和田騎手騎乗のプレシャスロードが煽りを受け、結果的に一番大きな不利を受け、レースにならず…、というのが、このレースの概要。

7位入線のサイモンゼーレ号は降着にこそならなかったが、鞍上の判断、御法に関し、アンフェアな騎乗をしたとして、武豊騎手には4月28日からの9日間、中央開催分では実効4日間の騎乗停止処分が下された。

これにより、春の天皇賞で人気になることが予想されたクリンチャー、NHKマイルCで初コンビを組む予定だったケイアイノーテックら、GⅠでの参戦予定だった各馬への騎乗は不可能となり、ケイアイノーテックには藤岡佑介騎手が騎乗することが決まったようだ。

平成初期の4連覇以来の春天3連覇も懸かっていただけに、記録の面でも大変残念な騎乗停止となった。

まだ1kgもらいの加藤騎手とすれば、まさか天下の武豊があんな乗り方をするとは…、というところだろう。

春天の有力馬陣営の差し金では、という意見に乗るつもりはないが、主催者の裁定に関しては、少々厳しすぎる気もしないではない。

 

ニュース   コメント:0

ウィンクスは止まらない

読了までの目安時間:約 2分

 

先日14日、豪の女傑・ウィンクス(牝6)が25連勝を達成し、平地GⅠ最多勝記録を18にまで伸ばしたのと同時に、先達たる短距離女王・ブラックキャビアが記録した連勝記録に並んだと、ほぼ時差のない南方の島国から、実にめでたいニュースが伝わってきた。

日本ではダートGⅠを10勝した馬は登場したものの、7勝の壁を突破できないシンボリルドルフ以降の芝の名馬の激闘史を振り返ると、いつもどこでもアーモンドアイ状態のこの名牝が、いかに抜けた存在であるかが理解できる。

テイエムオペラオーを評価できない人には理解できない面も孕むこの手の連勝馬なのだが、オセアニア独特の「なぜこんなレースを」というようなプレップも含めて、きっちりの25連勝。

おまけに6.5~10Fにかけて幅広い距離に対応していっての記録であるから、ある意味で日本の王道路線を進んだ馬のようで、幸か不幸か、全て斤量57で戦えるという側面を完全に味方につけた圧巻の戦績に、改めて偉大なる存在であることを実感させられた。

昨年に引き続き、ウィンクスが大記録達成と同時に連覇を決めたQエリザベスSには、当地に移籍してまだ日の浅いアンビシャスが参戦していたが、お馴染みのウィリアムズ騎手を背に、8着に敗れている。

半年早生まれのウィンクスとは一応同期になるが、アンビシャスが戦ってきた同期の強烈なライバルにも伍して強いこのお姉さまの迫力の走りに、何を感じたのだろうか。

今の彼女には、ドゥラメンテとキタサンブラックの合体バージョンのような凄みがある。

 

ニュース   コメント:0

過去現在未来

読了までの目安時間:約 2分

 

桜花賞を快勝したアーモンドアイ。

その名前の由来は、普通は名前負けしてしまいそうな、クリクリお目目の別嬪さんというような意味である。

ラッキーライラックも、人馬とも容姿端麗と松永調教師が盛んにアピールしていたが、その誰よりも説得力のあるビジュアルクイーン対決は、初戦完敗という結果に終わった。

夢の広がる勝ち方で、まず一冠目を制したアーモンドアイだが、生産牧場の寡占どころか独占状態の近況に、ファンの多くは大あくび状態かもしれない一方、久々にGⅠで躍動する勝負服が目に留まった。

ああ、シルクの勝負服だ。

その昔は、ブライアンズタイム産駒でターフを沸かせた早田牧場との強いコネクションにより、そのワンセットでサンデー軍団に挑んでいった記憶が、オールドファンになりかけの20年前後競馬に参加してきた人々に強く刻まれていることだろう。

しかし、時代を経て、とっくの昔に消えてしまったバックボーンの影響もあってか、シルクフェイマス、シルクメビウス、シルクフォーチュン、ラストインパクトなどなど、たまに出る大物で出資者を喜ばせていた半面、評価はその時々ながら、肝心の1着が獲れない時間が長く続いた。

奇しくも、18年前のオークス優勝・シルクプリマドンナ以来のGⅠ・クラシック制覇が今回の勝利。

「適鞍があればと思うので、先生と話し合っていきたい」

ロードカナロア×フサイチパンドラという血統のインパクトを遥かに上回る衝撃的な結末に、シルクレーシングの米本代表取締役も、意気が上がるのは無理からぬこと。

国枝調教師、吉田勝己氏のノーザンファームというバックボーンを得た今、海外GⅠ制覇も夢ではない。

 

ニュース   コメント:0

ゴドルフィン祭り<ドバイ国際競走>

読了までの目安時間:約 2分

 

現地時間31日に行われたドバイ国際競走での、日本馬の成績と関係者のコメントをざっと記す。

 
シーマクラシック

④レイデオロ

騎手、調教師とも、道中で引っかかってしまったと振り返った。

⑥モズカッチャン

鞍上は距離面に敗因を求めた。

⑦サトノクラウン

ゲートで隣の馬が立ち上がって…。(モレイラ騎手)

 
ターフ

②ヴィブロス

調教師と鞍上は、馬を労った。

③リアルスティール、ディアドラ

前者はまだ力のある所を再確認できた点を評価、後者に関しては、陣営がこのコースへの適性を感じるとのコメントを残した。

⑦クロコスミア

うまく3、4番手につけて思うような形になったけど…。(西浦調教師)

 
ワールドカップ

⑥アウォーディー

ゲートは出たけど、他馬が速かった。ナイストライ。(武豊騎手)

その他、ゴールデンシャヒーンではマテラスカイがレコード決着の中、5着と健闘。

GⅠ以外でも、ゴドルフィンマイルではアディラートが3着。

ただ、あとのアキトクレッセント、3歳のタイキフェルヴェール、ルッジェーロら着外の組も含め、陣容に自信を持って臨んだ日本勢は、悉く、地元UAE勢に子ども扱いされてしまった。

特に、ターフから3レースの日本でいえば特別戦の結果は、ベンバトルの好位抜け出し圧勝に始まり、ホークビルは楽々の逃げ切り、そしてメインはアメリカの誇りでありバファート厩舎のウエストコーストを終始自由に走らせなかったビン・スルール厩舎のサンダースノーのレコード押し切り勝ちと、圧巻のロイヤルブルーナイトであった。

ただ、お客様として参戦しているようでは、これは無理だと思わせるほどの衝撃を覚えた。

 

ニュース   コメント:0

バルザローナに決定<ドバイターフの騎手変更>

読了までの目安時間:約 2分

 

フランキーマジックにより、一昨年のドバイターフ以来の歓喜を再現してもらいたかったという思いは水泡に帰した、ミスターワンターン・リアルスティール<牡6・矢作芳人厩舎>の鞍上の件が、意外な展開で解決した。

ランフランコ・デットーリに代わりまして、クリストフ・スミヨン、否、ミカエル・バルザローナ騎手でございます。

「ドバイで実績のあるジョッキー。ベストの選択をした。中間に乗ってもらうかは未定です」

一時はスミヨン決定で、何だか嬉しそうな矢作調教師の言葉が報道されたものの、ドバイ到着後の急転で、この乗り替わりで落ち着いた。やれやれ。

ちなみに、当のデットーリ騎手は4歳騸馬・モナークスグレン<英・ゴスデン厩舎>で、ドバイターフ参戦の予定。

上から順に取り合いになるのは、この世界では当たり前とはいえ、どういう経緯だったかどうか、オーナーサイドを含め、交渉の過程や約束の優先度など、多少なりとも検証が必要な気もするが、どうも、リアルスティールはお二番さんだったという雰囲気。

それなりに格のあるタイトルホルダーとはいえ、欧米では特に、契約に基づく騎乗馬決定の過程を踏むのが一般的だから、ペリエだって一時期からめっきりご無沙汰になってしまったように、こういう契約になっていたから…、と言われてしまうと、実は日本のフリー騎手のスタンスが、良くも悪くも自由だということがよくわかる話の流れとなったように思う。

禍を転じて福と為すということなのか。

まだ若いバルザローナとの化学反応はいかに。

 

ニュース   コメント:0

来年はJBC浦和

読了までの目安時間:約 2分

 

今年は史上初の日曜開催、当然そうなれば中央競馬におけるJBC競走の施行となるわけで、京都競馬場を間借りして、5回2日の特別戦に組み込まれる形で、異例の開催を行うことになったが、来年もまた初めての競馬場での開催になる。

2019年、第19回JBC競走の開催場が、これまで行われなかった浦和競馬場に決まったと、当場の競馬組合から発表された。開催日は11月4日<振休・月>。

最後は結局という形で、過去に7回も行われたのが大井。

その次がお隣の川崎の3回。船橋でも行っているから、現状、南関東だけは何とか経営面にまだ余力を残していることを背景にした、オリンピック的振り分け論理が採用されるのは当然として、かなりの小回りコースである中部以西の競馬場でもちょこちょこと単発的に行われてきたが、それは合わせても4回だけ。

あとは盛岡での3回で、交流重賞というより、実質的にはGⅠ<東京大賞典以外はJpnⅠ>の開催場である4場の持ち回り制になっている。

イレギュラーでもないし、当然のことでもない。

それが浦和開催。

交流重賞は数多くはないものの、それなりの格のレースが行われている。

ただ、南関東にあって唯一、GⅠレースが組まれていないことからも、かなりタイトな作りで、必ずしもフェアに誰でも走りやすいコースではないことは容易に想像がつく。

浦和名物の1400Mで、スプリントとレディスクラシックが行われる。

よって、2000Mのクラシックのには例年以上の好メンバーが集う可能性がある。

地方でもそういっぱいはない2000Mで、どんなレースが展開されるのか。

同時に、門別、高知、佐賀での開催はいつになるのだろうか。

 

ニュース   コメント:0

元サヤ<ゴールドアクターに再び吉田隼人>

読了までの目安時間:約 2分

 

4月1日に阪神競馬場で行われる大阪杯に参戦する予定のゴールドアクターが、再びの鞍上の乗り替わりとなり、昨年の日経賞を最後にコンビ解消となっていた元主戦・吉田隼人騎手に、再度騎乗を依頼する形で、元サヤの格好でのコンビ再結成をした中で、2年近く遠ざかっている勝ち星をもう一度上げることを目標とすることになった。

あのアメリカJCCの結果がある。

勝負の一手はもう打った。

これは終焉が近づいているということなのか…。

かれこれ4年ほどになる競走生活の中で、小兵に屈するような凡ミスをするタイプの馬ではなかったゴールドアクターは、素晴らしい馬体を誇り、4歳秋には強豪を抑えて、有馬記念を実に見事な内容で優勝している。

以後、日経賞やオールカマーは制しているものの、肝心の大一番では、春の天皇賞のゴールデンウイーク忖度の大失敗に始まり、JCでの馬体重急増など、元より使い込むと反動が出やすい性質は知られていたとはいえ、まともに走ったというのは、一昨年の有馬記念と昨年の宝塚記念くらいなもの。

とてもじゃないが、あの格好良かったゴールドアクターではなかった。

そして、宝塚記念で激走2着の後、再びの休養を経て、例年以上に厳しい寒さに見舞われた1月の中山で、誠に悲惨な負け様を晒したのである。

サトノダイヤモンド同様、優等生が自信を失った後は、実に恐ろしい展開が待っているものだと、深く考えさせられるような名馬物語を、一体どうやって完結させるのか。

本当の悩みの種は、まだこの先に待っている。

 

ニュース   コメント:0

テトラドラクマは桜回避

読了までの目安時間:約 2分

 

弥生賞が終わり、当面の軸となりそうな才能、今年に関しては、無敵状態の2歳王者があまりにも完璧なレース内容で今季初戦を勝利して、ギブアップの陣営も出てきそうだ。

牝馬路線も雰囲気は似ている。

ストップザ・ラッキーライラックは、阪神ジュベナイルフィリーズ-チューリップ賞参戦の主力級ではない、というような雰囲気になりつつある。

そんな中、ハイペース逃げ切りでレースの流れを左右しそうな存在として注目の関東馬・テトラドラクマが、ちょっとお疲れのようで、クイーンCからの桜花賞直行のプランを白紙に戻し、レース後放牧に出されているノーザンファーム・天栄で再調整、目標をNHKマイルCに切り替えることが、馬主の吉田勝己氏の口から明らかになり、ファンにとっては少し残念なニュースとなってしまった。

曰く、

「使ってガタッと来てしまいました」

勝己氏にしてみれば、牝馬クラシックはわが牧場の姫たちで今年もやらせていただきます、ということを口にはしないものの、伏兵も本命も対抗馬も…、というほぼ独占状態の路線の様子が変化し、少なくとも他の生産者が手塩にかけて育てた馬にレースを作られる状況には、ちょっとした不安が生じる部分もあるはずだ。

チューリップ賞で逃げたのは、非ノーザンファーム産の馬で最もライラックに迫った日高育ちのサヤカチャン。

それを追ったのがノーザンファームの伏兵・カレンシリエージョだったから、結果的に何も波乱は起きなかったが、波乱は決まって前から…、という格言がこの春見られる可能性が少し出てきたことは興味深い。

ひとまず、テトラドラクマさんはお大事に。

 

ニュース   コメント:0

さよなら、先生

読了までの目安時間:約 3分

 

今年は、去る人多数で新顔はあまり多くはないという年になった。

2月いっぱいで競馬サークルを去ることになった12名の調教師。

濃い面々がこんなにも東西にいたのか、と改めて感じさせた、功労者たちの引き際の言葉を紹介したい。

小島太調教師
あっという間の52年。やるだけやった。

池上昌弘調教師
これからのことは、まだ何も考えられないですね。

尾形充弘調教師
もう少し感傷的になるかと思っていましたが…、競馬サークル全体に感謝です。

二本柳俊一調教師
多大なご支援を賜りまして務め上げることができました。

和田正道調教師
調教師生活最終日を迎えて思うことはただ一つ、感謝の一言です。

岩元市三調教師
騎手として初勝利を挙げた小倉競馬場で引退を迎えられて本当に感慨深いです。

加藤敬二調教師
よいこと、悪いこと、苦しいことなど沢山ありましたが、総じて楽しい調教師生活でした。

佐藤正雄調教師
大過なく最後まで過ごせたことが喜びです。

柴田光陽調教師
最後のレースで結果が出なくて残念でしたが、無事にレースを終えられてホッとしています。

目野哲也調教師
ここまでやってこられて満足していますし、最後は力が抜けました。

インパクト大のラストレースとなったダイアナヘイローを管理する福島信晴調教師は、武豊騎手の「競馬の神様にお願いした」という名コメントにかけて、

「神様より、豊君にお願いした」

と、感涙で有終の美を飾るのだった。

二ノ宮敬宇調教師は、土日の出走馬もなく、表向きは静かな週末となった。

あとは皆、時代錯誤的な定年による勇退。

ある意味、早期引退後も後進の教育に役立てる立場のようなものがあれば、もっと潤滑に世代交代が進むのではと感じた。

 

ニュース   コメント:0

グランシルク骨折、競走能力喪失

読了までの目安時間:約 2分

 

昨年の京成杯オータムHを好時計で圧勝したグランシルクが、中山記念に向けた調教の際、左第1指骨骨折を発症し、競走能力喪失の診断が下り、引退することが明らかになった。所属するシルクホースクラブの発表。

重賞1勝馬ながら、3歳時はNHKマイルCで1番人気に推されたほどの好素材。

惜敗街道に終止符を打ったのも束の間、走る馬だからこその故障による引退は、実に残念だ。

通算成績は24戦5勝。美浦・戸田厩舎、牡6。

キタサンブラックと同期で、ミッキークイーンやルージュバックは、レースを使えない時期こそあったものの、無事、繁殖馬としての役目を果たすべく、ついこの間引退したばかり。

勝てない時期が長く、オープン特別でも取りこぼすことが多かったグランシルクは、昨年の夏頃から、ちょっとずつ自慢の末脚に安定感のようなものが出てきて、先述の重賞制覇に繋がった面があり、6歳馬ながら、ノンコノユメやテイエムジンソクも活躍する中で、彼も芝路線でまだまだ今後が期待されていた馬だった。

もう3年ほど前の話になるが、関東馬はショウナンアデラ、ダノンプラチナ、ルージュバック、ドゥラメンテの他にも、後に中距離王になるサトノクラウンや弥生賞でその2着になるブライトエンブレムなどなど、相当なレベルの陣容を誇っていたのだが、いざクラシックシーズンになると、ドゥラメンテ以外全て、例年通りに関西のトップホースが力を見せていた。

フェブラリーSはグルメフロンティア以来となる関東馬の優勝で終わったが、菊花賞は01年以来、連対もままならない状況。

真のレベル均衡化は、まだ道半ばである。

 

ニュース   コメント:0

1 2 3 15