血統予想・コラム

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グリーンカル騒動~事態は収束の方向へ

読了までの目安時間:約 2分

 

中央競馬の3場・土日の72レース以外にも、地方競馬の出走予定馬からも対象馬が発見され、挙げ句の果てには、帯広・ばんえい競馬にまで波及した「グリーンカル騒動」だったが、使用停止後も、今週末の中央競馬にもその摂取による影響が考えられる状況は大きく変化していないこともあり、今度は徹底した対象馬の検査が行われることになった。

ほぼ全ての22・23日に行われれる中央競馬への出走予定馬は、当然のことながら、先週末の競馬には参戦していないこともあり、すでに対象とされる365頭<美浦・74頭、栗東・291頭>の検査検体の採取は終了しており、20日(木)の出馬投票までは、検査結果に則った判断が下され、そこをクリアした馬が出走可能となる。

また、15・16日に出走予定だった除外馬に対しては、今週末の競馬にできるだけ優先して参戦できるような特別措置をされる見込みだ。

当然、一度はパスした抽選などを理不尽な形で弾かれた経緯を慮った優先出走権であり、格上挑戦や芝・ダートの大幅な参戦条件の変更などには採用されないわけだが、特別戦などでは、大きく定員割れしているレースもあるから、リスクを取って条件を変えてきた馬の逆張りも、意外と面白いか。

さて、上を下への大騒ぎが収まりつつある日本競馬界は、やはり、曲がり角に差し掛かっている。

海外遠征は目先のビッグレースから、身の丈に合ったレース選択へと変化した。

この問題。関西馬が関東馬の3倍以上対象になっている点や、2歳戦の除外対象馬は少なかったことからも、競馬に対する本質的な考え方が、より進化するための事件と捉えることが、実は重要なのではと思う。

 

ニュース

【緊急】今週の中央競馬の競走除外について

読了までの目安時間:約 1分

 

JRAは15日、今週の中央競馬(東京、阪神、函館競馬)の出走予定馬の中に、禁止薬物を含んだ飼料添加物を摂取した可能性のある馬が判明したため、それら全ての馬を競走除外としたことを発表。

当ブログで予想掲載していた函館スプリントS・G3(16日、函館・芝1200メートル)では、出走予定の13頭のうち、3番シュウジ、4番ライトオンキュー、5番リナーテ、6番ダノンスマッシュ、8番トウショウピスト、12番タマモブリリアンの6頭が競走除外となり、7頭立てで行われることになった。

http://www.jra.go.jp/news/201906/061504.html

 

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13週連続重賞勝利<ノーザンファーム産馬の勢い止まらず>

読了までの目安時間:約 2分

 

大阪杯のアルアイン優勝を皮切りにして、オークスまでのGⅠを立て続けに制していったノーザンファームの生産馬。

GⅠのない2回東京1週目もフローラSを、ダービーの週は葵Sを制し、安田記念は密かに一発を狙っていたインディチャンプが勝利。

そして、社台ファーム産のサラスが豪快な直線一気を決めた直後に行われたエプソムCは、社台ファーム産の本命馬を破って、4歳馬のワンツーで連続重賞勝利の記録を13週にまで伸ばした。

その間制した重賞は18。

ダービー以外の芝の主要タイトルは誰にも渡さなかったことになる。

一方、コントラチェックがフラワーCを制した週は、日曜日も阪神大賞典を勝っているわけだが、これを皮切りに…、ということは、その前の週は勝てなかったのである。

中山牝馬S フロンテアクイーン

金鯱賞 ダノンプレミアム

フィリーズレビュー ノーワン・プールヴィル

フロンテアクイーンは父メイショウサムソンと同じ、林孝輝氏の生産馬。

金鯱賞はディープ産駒だが、意外にも、ケイアイファームの生産馬であるダノンプレミアムが優勝。

この馬がマイラーズCを制したことで、数では勝負出来ていたフローラSも、実は危なかったのである。

セラピアは社台ファーム産だった。

プールヴィルはサラスとも同じ吉田照哉氏の持ち馬だから、同じところの生まれ。

そして、衝撃の序章を演出したのが、ロジャーバローズと同じ飛野牧場のノーワンだった。

ディープ産駒の絶対数が減れば、当然、他の牧場のチャンスは増すわけだが、キングカメハメハだって、ノーザンファーム産の馬が一番強いことが多い。

この流れはまだ続くのだろうか。

 

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悩める名牝の行く末

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月曜の競馬記事は、スタートのアクシデントに巻き込まれた安田記念の有力馬の不運に触れた、太鼓持ちの論評がほとんどだったことに、やや違和感を持ちつつ、その裏で着々と敗戦を重ねる秋華賞馬・ディアドラのロイヤルアスコット参戦が、もう目前であるということにふと気が付いた。

「(次の)競馬が終わってからですね」

19日アスコット競馬場で行われるプリンスオブウェールズS(9F212Y/約1990M)の結果如何では、すでに登録を済ませていた9月のアイリッシュチャンピオンSへの参戦、転戦も視野に入っているという中での、橋田調教師の返答。

使っているGⅠは非常に限定的で、かつ、狙って勝とうという意思を感じさせる理想的なローテーションのようで、秋華賞を勝つまでの間に、軽く10戦以上、桜花賞もオークスも使っている馬が、秋華賞の後は前走の香港までで9回だけ。

条件馬時代からその戦績は堅実であり、今もそれは変わらないが、突き放された勝負圏外の6着という結果が妙に目立つ。

同じハービンジャーの産駒のブラストワンピースも、明けてからの2戦は、恐らくベストに近い条件にも拘らず、スタートの悪さが出ているだけとは思えない平凡な内容に終始している。

段取りが整わなかった3歳時までのハービンジャーとは違い、彼らは本来獲れるだろうGⅠを勝てるだけの準備をしっかりした中で、結果を残している。

昨年の今頃は、どこまで伸びていくのだろうとワクワクさせるものがあったディアドラに、今、そんな期待感は抱けない。

アスコットの結果に拘る背景からは、これで店仕舞いの可能性も含めた、陣営の覚悟のようなものが伝わってくる。

 

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2頭の進路が不透明に

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高速決着では、色々な不測の事態も発生する。

ワールドニューレコードが再び日本で更新された2500Mの目黒記念は、向こう流しの後半は入ったところで、重賞馬のアドマイヤエイカンが故障を発症し、競走を中止。

見た目でも良くない結末が予期できたが、案の定、予後不良の診断を受けた。

その目黒記念。

スタートこそ悪かったが、前年のダービーより遥かにスムーズに巻き返しに成功していた1番人気のブラストワンピースが、坂の辺りではもう手応え怪しく、8着に終わった。

「59キロも多少影響したし、フットワークもいい頃と比べて少し硬かったですね」

結果的にしても、コンビ継続となった池添騎手のコメントだけに、言葉の重みがある。

その1時間ほど前。

レーン騎手との初コンビで、無敗の二冠達成を目指して戦ったサートゥルナーリアは、直前になって、急にテンションが上がったことも災いし、ゲート内の態勢も悪く、スタートで完全に立ち遅れた。

予測よりも道中は流れたこともあり、ロスなくとはいかないまでも、4角で好ポジションを得て、直線も外から伸びていたが…。

「外を回ってしまったからなのか、距離なのか、敗因も断定できないので…」

オーナーであるキャロットファームの秋田社長も、このダービーのレース内容を見て、秋の渡仏を断念すると明言している。

日高生まれのジェンティルドンナの従姉弟にサートゥルナーリアは敗れ、追分ファーム産のステイゴールド産駒が目黒記念を制し…。

ルメール騎手の騎乗停止が急増した3月からの流れが、どこかしかに悪影響を与えているのだ。

中内田・川田コンビや戸崎騎手に、もうそろそろ幸運が巡ってくるのかもしれない。

 

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