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ディープとサマー2000シリーズ

読了までの目安時間:約 3分

 

大跳びの馬が多いディープ産駒だからなのか、得意とする阪神や京都の外回りとは求められる能力がかなり異なるローカル2000Mは、ちょっと鬼門である。

新潟や高速決着の多い小倉では、それ相応の結果を残してきたが、北海道の2場や福島では、あまりパッとしない。
まあ、A級馬があまり出てこないことも影響しているのだろう。
札幌記念はハープスターとディサイファで既に勝っている。
昨年の七夕賞で、アルバートドックが厳しい条件を覆す快走で初勝利を挙げたら、早速連勝である。

近年では、トニービンやサンデーサイレンスしか達成していない「夏の2000重賞完全制覇」は、同一馬ではハンディキャップ競走ばかりなので不可能に近いミッションとなるが、同じように、実質兄弟馬の同一産駒でもそれは難しいのである。
詰まる所、サマーシリーズの開始された12年間で、ようやくリーチを賭けた種牡馬が、満を持して登場のディープインパクトだった。

芝のGⅠで産駒がまだ制していないのは、一番長い春の天皇賞<2着1回、3着1回>と、出走頭数そのものが限られる1200Mの春秋タイトルの3つだけ。
あとはNHKマイルC以外全て、複数回勝利しているという記録がある。
真ん中も真ん中の2000M重賞に関しては、産駒デビュー8年で年5勝ペース。
取りこぼしがあるのは、中京2レースと中山、福島と函館記念なのだ。
ひと癖あるとされるコースばかりで、こちらも複数勝利の記録が目立つが、もしかすると、1800Mなんかより、適性のある馬が少ないのかとも思ったが、傾向は似たようなもの。

ただ、3着以内好走率が異常に低い函館記念は、9場2000M重賞制覇を達成している産駒成績に対して、2、3着1回ずつだけの脅威の逆噴射状態。
今年、洋芝実績のある2頭が登場し、期待もあったものの生憎の大雨で、5、6着に止まった。
斤量面にアドヴァンテージがあったことで、雨が降らなければ…、という言い訳はできそうなものだが、一方はGⅠ馬なのだから、何とかしなければいけなかった。
高速馬場で最大のチャンスを逃してしまったから、今後も…。

 

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敵情視察<美浦の秘密兵器に栗東調教師軍団が…>

読了までの目安時間:約 2分

 

一時期よりは、東西格差という文字が躍ることもなくなったが、今春のGⅠでも7勝-5勝と、関西馬が優勢。
例によって、交流GⅠは圧倒的な栗東所属馬の天下であり、唯一の例外は、今回は地方馬のヒガシウィルウィンが勝ったジャパンダートダービーであった。

そんな中、昔から調教施設の新開発に一歩も二歩も先んじていた栗東トレセンにとっては興味深く、また変化の兆しをもたらしかねない美浦の最新施設導入の効果のほどを、自ら赴いて、半ば敵情視察のような格好で確認する機会が、先月あったとのこと。
橋田、谷、川村、中竹4調教師は、22日美浦に乗り込み、諜報員としての役目を果たそうとそれを舐めまわすように?凝視するのであった。

「ウォーキングマシンの導入」
水でも坂路でも、競走馬の基礎を培い、また維持管理に欠かせないソフト、ハード両面の質の違いにより、その差は埋め合わせようがないところまで一時は開いてしまった力量差は、今盛り返しつつある美浦に真打ち登場と相まって、栗東勢の脅威になろうとしている。
最大のメリットは、馬乗りが必要ない上に、運動量の確保とスタッフの労力を他の作業に割けるという、日々馬に追われる厩舎関係者の救世主となっていることだ。

「後れをとらない道筋をとっていかないと」
定年まではまだ大分先の中竹調教師は、この新兵器にとてつもない可能性を感じたようである。
まあ、すぐに建設工事は始まるのだろうが…。

 

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本格化を阻んだベテラン(敗者たちの激闘)

読了までの目安時間:約 3分

 

ベストウォーリア→カフジテイク
徹底追い込み型の死角は、大一番前の鞍上差し戻しにより、カフジテイク陣営にないGⅠ未勝利という弱点が、結果露呈してしまうのであった。
ベストウォーリアは上手に立ち回れる馬。久しく勝ち星から見放されていたが、ちょっと前よりは揉まれ強くなった分、随分と勝ち味の遅い馬になってしまった。
ハイペースは両者とも歓迎とは言えないスタンス。短い末脚を巧みに繰り出した戸崎騎手の手腕に対し、誰が乗っても芸風は変わらない馬に乗る津村騎手のミスライドのない中での3着は、陣営に新たな競馬観を与えることになった。

ステファノス→ヤマカツエース
結果的に、ダービージョッキーの上位独占となったわけだが、こちらも仕掛けのタイミングに課題のある馬に、一貫してではなくとも、よく乗っていた川田騎手のステファノスに対するアシストが素晴らしかった。
主戦だけに、ヤマカツの良さを知り尽くした池添騎手も誇れる仕事をしたのだが、心の中には一流の決め手ではないという経験値が、位置取りへのリスクのとり方で差がついた気もしないではない。

横山典弘→吉田隼人、松山弘平
勝ったアエロリットは、鞍上が理想とする自分で競馬を牛耳るという展開に持ち込めたから、文句なし。
同時に、リエノテソーロとボンセルヴィーソも持ちうる力は出し切れたが、こちらは展開に逆らうだけの自在性まではなかったから、騎手の手落ちのような評価になってしまいがちだが、勝ち馬が1強であると読めていない状況では、致し方ないか。

ゴールドアクター→シャケトラ、レインボーライン
乾坤一擲の逆転劇を目論んだ春天惨敗組。
みんな負けたから何とも言えないが、彼らの着順はこの2戦では入れ替わっていない。
勝負のポイントは、キャラの理解度だったか。何をすべきか分かっていても、テーマは本命馬の死角を探ること。
若い馬に初騎乗の組み合わせよりは、反省を経た2度目のベテランコンビの方が、違う一面が出る確率は格段に高い。
自分の型を変えてまで挑む以上、根拠がないとGⅠでの好走は難しいということだろう。

勝負手を打った組は納得の2着を奪い取った。

 

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