血統予想・コラム

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新馬回顧<8/11・12>

読了までの目安時間:約 3分

 

かなり派手な新馬勝ちの馬が登場した土曜日。

北ではジャスタウェイ、東の新潟ではハーツクライの産駒が独走のゴールを決めた。

札幌は道悪競馬の名物1500M戦。配合からも、父と同じように湿り気の多い馬場は得意そうなトスアップの軽快な走りが目立った。

そこまで筋骨隆々に出そうもないアメリカ血統の母系を味方に、小柄なこの牝馬がどこまでやってくれるか、楽しみは多い。

新潟1800のホウオウサーベルは、ビッシュの半弟。

自分でレースレベルを押し上げ、直線は我が物顔で独占状態にするのは、きっとこの系統の得意技なのだろう。

走りすぎがやや怖いだけに、1:48.4という時計は、上がりの数字よりは少し気になる面になる。

小倉はダート1000M戦。

タイキシャトル×タキオンのエイシンノホシの逃げ切り。芝もダートも、小倉の短距離はヘイロー系の巣窟だ。

日曜日の4戦は、全て牝馬が勝利。

芝からは魅力的な才能が登場した。

札幌1800の渋馬場で勝ち上がったフランケル×藤沢厩舎のミリオンドリームズは、中距離戦を軽やかに駆け抜けた。

母父エーピーインディで、ミスエルテの再来となると嫌な予感もするが、サンデーが入っている2000以下の路線に向くチャンピオン級の候補だろう。

新潟のマイルも、上位がみんな牝馬で、外からグイグイ伸びてきたルーラーシップの仔・アマーディが人気のディープを差し切る豪快な勝ち方をした。

期待ほどは大物に育たない一族だけに、次が大事。

どちらも重厚な系統だけに、1600、1800のスピード勝負には向かないだろうから、早い時期に結果を出して、皆が横並びになった時に、時計勝負で苦しんだとしても、古馬になって得意な条件で復活する可能性もあるから、見限らないことが得策。

小倉1200は人気のジャスタウェイ産駒・タムロドリームが逃げ切り勝ち。

新潟ダート快勝のクロフネ産駒・サルサレイア共々、こちらはちょっと軽い内容に見えた。

血統的には期待できるだけに、スケールアップしてもらいたい。

 

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日曜競馬総ざらい

読了までの目安時間:約 2分

 

日曜日は何と言っても、大井の帝王・的場文男騎手が日本競馬界の頂点を極める7152勝の金字塔を打ち立て、手を痛めながらも、フランスから武豊騎手が祝辞を送るような、大きな出来事があった。

東京ダービー2着10回の屈辱にまみれながら、佐々木竹見を超えた男という称号を得た異次元のタフネスジョッキー誕生。

何はともあれ、万歳。

武豊騎手が参戦したのはドーヴィル競馬場。そのメイン競走・ジャック・ル・マロワ賞は、関屋記念と同じように、斤量有利の3歳牝馬・アルファセントーリ(愛・ハリントン夫人)が快勝する結果となった。

ジェニアル回避が早くから決まっていたのに、早々に馬券発売を決めたのは、日本にも馴染みのある大レースだからというのもあるが、改めて、古牡馬の59.5という斤量に、日本競馬のライトさを感じたことも収穫となった。

日曜の昼間は、札幌競馬場でエルムSが行われた。

勝ったのは人馬とも初重賞制覇となった横山和生騎手騎乗のハイランドピーク。

ハイランドリールと混同してしまうのが筆者だけだが、どんどん活躍して、ハイランドリールの誤記を増やしてもらいたいところだ。

一方、このレースには歴代覇者が2頭登場。

4着 ロンドンタウン

「少しずつ良くなっている」蛯名騎手

6着 リッカルド

「最後は加速できず、同じペースで走っていました」ルメール騎手

このレースを勝利した後、異国や地方競馬で活躍した彼らだが、あの頃の自分にはまだ戻り切れていないのかもしれない。

 

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エルムS -回顧-

読了までの目安時間:約 2分

 

ミツバは最近、競馬が上手になったというか、気性が大人になったと色々褒められていた戦前。

ただ、タフな馬場の方が合うタイプということもあり、ロンドンタウンが今年は外から抜け出してきて、それを最終的には追いかけていく形になり、競り落とすようにゴール。

1700Mが少し短いの同時に、あまりコンスタントに重賞で連続して好走するようなタイプでもないのだろう。

追って伸びたという意味では、結局、この馬が一番だった。

前年と似たような馬場状態。

行く馬も同じドリームキラリ。

それを追い上げるのが、去年大本命馬だったテイエムジンソクと似た雰囲気のあるハイランドピーク。

鞍上への少なからず不安のあった支持が反映され、また、どう乗ってくるかも含めて、しっかりと走れるかどうかわからなかったハイランドピークは、横山和生騎手が最近、きっちり仕事ができる騎手へと成長していることがはっきりわかる、周りの動きを見ながらドリームキラリ一本マークの競馬から、早め抜け出しを図って、人馬とも充実していることを証明するように、見事初重賞制覇を果たした。

昨年は日本レコードに向かって激走したようなレースだったのと比べると、ドリームキラリも少し大人しくなったのか、常識的な勝ちタイムである1:42.0で収まったが、ローカルのGⅢとすれば、超高速には足らない回復途中の馬場状態と考えれば、十分な内容。

おまけに、勝てそうな馬が終盤は前の2頭に限られ、実質的に、手応えからもハイランドピーク楽勝の展開だったから、納得の力勝負だったと言える。

ハイランドピークは目立つような配合ではない代わりに、求められること以上の結果を出してきた馬。

それをお手馬にし、自分が育てた和生騎手の飛躍も、ハイランドピークの成長力次第なのかもしれない。

 

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