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狙うべきは本番型

読了までの目安時間:約 3分

 

チューリップ賞勝ち馬前走

09111718JF①

16紅梅S①

15<重>JF③

1314JF②

12500万下①<東1400>

10<重>未勝利①<京1600>

うち、クラシックレースの勝者になったのが、

09 ブエナビスタ<春二冠>

14 ハープスター<桜花賞>

16 シンハライト<優駿牝馬>

17 ソウルスターリング<優駿牝馬>

*全てオークス連対馬。

弥生賞勝ち馬前走

18FS①

17京2歳①

1416若駒S①

15<稍>東スポ①

13500万下①<東1800>

12<稍>共通杯⑤

11FS④

09<稍>10<重>ラジN①

うち、クラシックホースになったのは、

09 ロジユニヴァース<東京優駿>

10 ヴィクトワールピサ<皐月賞>

16 マカヒキ<東京優駿>

*父は春二冠か三冠馬、2000M無敗で皐月賞へ。

大一番で信用に足る馬を探りたい。

ここ10年だけでも、

チューリップ賞

②101416

③1315

④12

⑤ -

弥生賞

②1418

③ -

④13

⑤13

と、人気に推されて敗れた面々の本番での巻き返しがあったわけだが、弥生賞はヴィクトワールピサしか近年では皐月賞馬を送り込めていないので、なかなか難儀。

皐月賞馬になれそうな馬を、まずはここで頭から、というのがいい。

チューリップ賞だと、負けた馬は10、13、15、16と、マイル重賞連対馬が本番で巻き返し。だから、人気のある方を押さえた方が、こちらはトライアルとしての見解としてあり。

また、弥生賞よりは当該距離での重賞実績が重要ではないことの証明になるから、ブエナビスタ以来阪マイル3重賞コンプリートがない点からも、2勝で上がりという捉え方が正解。

やはり、阪マイルは姫君には厳しい舞台設定なのだ。

参考:日本ダービー予想 特集ページ

 

コラム

藤田菜七子騎手、3kg減の重み

読了までの目安時間:約 2分

 

藤田菜七子騎手への注目が、再び集まっている。

既に発表されている通り、3月から適用の騎手に対するセックスアドヴァンテージの実施により、その時点で2kgもらい、ここまで通算勝利数も100勝に達していない見習い騎手の扱いも手伝って、これまでの主戦場であるローカル戦では特に有利な1kg減と合わせ、合計3kgの減量が可能となるからだ。

騎乗数やそのパートナーの質は、確実に上がるだろう。

加えて、師匠である根本調教師は語る。

「3kg減から2kg減になっても、そこまで影響はない。(中略)1kg減(になると)は堪える」

「暫く菜七子も勝てなくて苦しんでいたね」

ダービージョッキーの言葉は重い。

続けて、

「手綱の持ち方とかを色々工夫して、ようやく1キロ減の乗り方に対応できるようになってきた」

「そうして培った技術で3キロ減になったら、絶対に成績は上がる」

即ち、今までより重要な役割を果たすべき立場に、特別な経験をせずとも、自然となっていくだろうというのだ。

現在では珍しく、内弟子のような所属騎手を多く抱える根本厩舎にあって、これまた説得力のある論理だ。

当の本人は、日々精進というスタンスを曲げず、第三場でコツコツと経験を積んでいるわけだが、一気にワープしたかのようなビッグステージでの騎乗経験は、同年代の男子が武者修行を経て評価を一変させたようなスキルアップの証明と、明らかに同質の意味合いを持つように思う。

フェブラリーSで騎乗を依頼した小林オーナーは、3kg減の需要まで見込んだキャンペーンに一肌脱いだことは間違いない。

しかし、結果としてまずまずのものをそこで残した藤田騎手だから、皆が期待を寄せるのである。

 

ニュース

平成の出世レース・そんなもんかねの重要前哨戦

読了までの目安時間:約 3分

 

中山記念

<17⑤ヴィブロス>

14③15②16③リアルスティール<⑦ロゴタイプ>

14<①ジャスタウェイ>

<12③13⑧リアルインパクト>

<11①ヴィクトワールピサ>

10③ショウワモダン

05②06④0809①カンパニー

<09②ドリームジャーニー>

98①サイレンススズカ

96①サクラローレル

 
阪急杯

18②モズアスコット

<15②16①ミッキーアイル>

14①コパノリチャード⑨ダノンシャーク

<13①ロードカナロア>

11①エーシンフォワード

08①09②ローレルゲレイロ

04①サニングデール

 
ここからGⅠ初制覇に繋げた面々は、

リアルスティール

ショウワモダン

カンパニー

サイレンススズカ

サクラローレル

モズアスコット

コパノリチャード

ダノンシャーク

エーシンフォワード

ローレルゲレイロ

サニングデール

 
すでにGⅠを勝っていた馬の場合、

ヴィブロス

ロゴタイプ

ジャスタウェイ

ヴィクトワールピサ

ドリームジャーニー

ミッキーアイル

ロードカナロア

何となく、レースの格と求められる資質に関係するものが影響しているのか、今後を展望するためには、すでに大きな舞台における好走実績があった馬が、足慣らしに使ってくるレースという雰囲気になってきた。

いずれ、大阪杯の重要ステップに今後は落ち着くだろう金鯱賞も、そうなっていく。

それは阪神大賞典であり日経賞という、重鎮のための前哨戦群から連なるレース傾向に同じである。

そうではなかった馬を探っていくと、中山記念では、道悪3着のショウワモダンや才能開花直後のサイレンススズカ。

阪急杯はエーシンフォワードと若さと勢いで拙いレース内容をカバーしていったモズアスコットなどがそう。

彼らは、早い段階で期待されていた馬だから、関東のオープン大将だったショウワモダンは除き、初めてオープンに上がった段階ですでに人気になっていたか、好走している。

才能の再確認という意味では、完成度を優先する実績馬のためのレースだから、快走する伏兵の未来に過度の期待はできないと言える。

 

コラム

クラシック展望③ ダノンチェイサー、ダノンキングリー、クロノジェネシスほか

読了までの目安時間:約 3分

 

主要重賞をしっかりと回顧する。

 
きさらぎ賞 ダノンチェイサー

好位抜け出しでディープが勝ったという点以上に、母系のヨーロピアン配合に対し、例年よりもタフなコンディションでありながら、人気によりなったヴァンドギャルドよりも、柔軟な対応力を示したことが、最大の強調材料。

その他が案外だった面は否めないが、潰しが利くレースだから、見せ場を作れなくても、ダービーを目指すための準備を始めたい。

 
共同通信杯 ダノンキングリー

現時点における、クラシック直結の最高レベルのレースだったが、ダノンキングリーのキャリアから見て、1馬身と1/4という着差は、アドマイヤマーズに展開面における距離への順応性の限界もはっきりした印象で、脚質的な死角は展開によるものは大きいとしても、皐月賞の重要戦という近年位置づけから考えると、高速馬場への適応力がアドマイヤマーズにそこまで見られなかったから、サートゥルナーリアの2番手は、キレのダノンキングリーという評価が固定されるように思う。

 
クイーンC クロノジェネシス

結果は大方の予想通りだったが、脚の使い方がイメージと真逆。

結果がイメージ通りだったのだから、脚質面での差異は、パフォーマンスダウンに繋がらず。

2番手グループながら、血統がほとんど同じだから、これからも仲良しのはずだ。

 
エルフィンS

スローで出負けの後方一気。同父ジュエラーのような形は、若き日の姉・クイーンズリングそのものだったアクアミラビリスが、35秒台中盤の時計を作っての差し切りで、力が違った印象。

 
クロッカスS

ジュニアCの反省を活かしたマーフィーが、総まとめのような週末にディキシーナイトを駆って、見事に抜け出し。過剰人気の中の勝利には一定の価値はあった。

 
ヒヤシンスS

勝ったオーヴァルエースは…、どこかでタイトルを獲ると思います。2、3着も強力。

 
その他

春菜賞で好時計勝ちのココフィーユは、東京1400では相当な能力を秘めるロードカナロア。

新馬勝ちでは、ジャスタウェイのアイワナビリーヴなど、相変わらず牝馬が良質に候補となっている状況。

牡馬勢は…。力はあっても、成長途上の印象。キレが今一つ。

 

コラム

強敵エグザルタントは健在

読了までの目安時間:約 2分

 

香港の中距離馬にとって、シーズンの締めくくりへ向け重要な一戦と位置付けられる香港ゴールドCが、17日沙田競馬場で行われ、香港ヴァーズでリスグラシューを差し返して、地元勢による国際競走完全制覇に大いに貢献したエグザルタントが、豪快な捲りを決めてGⅠ2勝目を挙げた。

お馴染みのZ.パートン騎手がパートナーを馬群の後方に誘い、かつてのチャンピオンであるグロリアスフォーエバー、パキスタンスター、タイプワープといった骨太のメンツを子供扱いするように、タイトな沙田の3角から一気の押し上げで、彼らのプライドもろとも木っ端微塵に粉砕してしまった。

2:00.87で2000Mのタイトルをゲットしたとなると、当然のことながら、4月末のクイーンエリザベスⅡ世Cでも有力の一番手に挙げられる。

層の薄かった長距離カテゴリーとも認識される香港の12F戦線で、ローカルタイトルではないヴァーズを制したエグザルタントが新たに底力の示した場面が、いくらかメンバーの揃う2000Mの重要戦だったとなると、本来は強力な外国勢に有利な条件と言えなくなってしまう。

否、もうチャンピオンディスタンスにおける王者が、昨秋カップを制したグロリアスフォーエバーではなく、こちらに代わったのだとすれば、今度はエグザルタントが2000Mを制する道を歩み出すのだろうか。

日本馬にもかなりタイトルゲットの可能性がある香港GⅠの位置づけが、もう一段高くなったことを、我々も認識しないといけないのかもしれない。

 

ニュース

平成の出世レース・ハンデGⅢをなめるなよ!

読了までの目安時間:約 3分

 

共同通信杯

17①スワーヴリチャード

16①ディーマジェスティ

15①リアルスティール②ドゥラメンテ

14①イスラボニータ③サトノアラジン

12①ゴールドシップ②ディープブリランテ③スピルバーグ

10②ダノンシャンティ

09②トーセンジョーダン

01①ジャングルポケット

 
京都記念

<17③レイデオロ>

16④17⑦ミッキーロケット

16、17①サトノクラウン

15①ラブリーデイ

13①14②トーセンラー

11③ヒルノダムール

10<①ブエナビスタ>②ジャガーメイル

 
☆ダイヤモンドS

13①アドマイヤラクティ

11④12⑥ビートブラック

03(中山)①イングランディーレ

 
京都牝馬S

16①クイーンズリング

13①ハナズゴール

08④ブルーメンブラット

94①ノースフライト

 
☆小倉大賞典

16③ネオリアリズム

98(中京)①サイレンススズカ
 
 
 
【フェブラリーS】
 
根岸S組

18①→①ノンコノユメ

17②→②ベストウォーリア①→③カフジテイク

16①→①モーニン

12③→①テスタマッタ

 
平安S・東海S組

15①→①コパノリッキー③→②インカンテーション

13①→①グレープブランデー

 
その他の勝ち馬

JCダート・チャンピオンズC組

17⑫→①ゴールドドリーム

11①→①トランセンド

10①→①エスポワールシチー

14フェアウェルS⑨→①コパノリッキー

09川崎記念③→①サクセスブロッケン

 
フェブラリーSに関しては、前走左回りでの結果と合わせて、スピード傾向が顕著な特性として見られる。

その裏でハンデGⅢが同週に多く組まれるようになったわけだが、似たカテゴリーの別の舞台でで大激走する馬が、ときたま登場する。

ビートブラックがダイヤモンドSに挑むと、決まって立ち遅れた上に、決め手比べになってしまい、出番なしだった。

アドマイヤラクティは豪快な競馬でダイヤモンドSを制した時は、すでにGⅠ馬となっていたジャガーメイル相手の完勝。

ネオリアリズムは消耗戦の小倉大賞典で、出負けをカバーする早仕掛けも最後は競り合いで3着まで。

ただ、オープン2戦目で初の小倉なら、上々の結果。

イングランディーレになぞられるように、ここはあくまでステップだった。

 

コラム

第三の男が快勝<佐賀記念>

読了までの目安時間:約 2分

 

本来ならば、建国記念の日の重賞は佐賀記念だけだったはずだが、東京開催が順調に消化されず、月曜日の開催が急遽発生。

クイーンCには使命を課されたビーチサンバがいたため、福永騎手は佐賀に行くことはできず、そこに乗る馬がいなかった松岡騎手は、東京での騎乗をパスした。

テーオーエナジー断然人気の構図となった第46回佐賀記念は、11日佐賀競馬場で行われ、注目を集めた元中央馬・グレイトパールも人気になる中、3番人気の4歳馬・ヒラボクラターシュが、粘り込みを図るリーゼントロックを競り落とし、初重賞制覇を果たした。

重馬場の2000M戦は、2:05.7で決着。

馬場を意識して、テーオーエナジーにけしかけたところのあるリーゼントロックの頑張りはあったとはいえ、ホッコータルマエらと並び、歴史に名を残すレベルの高速レースを制したヒラボクラターシュ。

そして何より、岩手競馬の冬季休業により、山本聡哉騎手が佐賀競馬に参戦していたことで、縁ある交流重賞初制覇となったのは、何とも印象的。

やや太りすぎの感も否めないグレイトパールや、佐賀でジャパンDDより速い決着に対応しきれなかったテーオーエナジーなど、福永騎手以外にも、今回のチャンスをモノにできなかった面々は多数いる。

例年は、勝ち抜き戦の雰囲気漂う佐賀記念だが、そういったことも考え合わせると、今年はちょっと違う気がする。

この日の佐賀には、グレイトパールの雄姿を見ようと川田騎手も来場していた。

ただ4歳の期待馬が、人気馬を封じただけではない。

ダート路線は今後とも、充実の時代をより極めていくことになる。

 

ニュース

3歳快走記

読了までの目安時間:約 3分

 

マイルCSも有馬記念も普通だったが、別の3GⅠで輝いた前3歳馬は、ちょっと違う。

 
マイルCS南部杯

ルヴァンスレーヴ

挑戦者が報われてこそのスペシャルマッチ

そこにはゴールドドリームがいて、人気も当然、そちらの方が上。

フレッシュさで3歳馬が上回っていたのは間違いないが、連戦に耐えられるタイプではないゴールドが、戦前の評価上位はごく自然な流れであったはず。

それを正攻法の抜け出しのイメージがないルヴァンスレーヴが、自分をマークさせて、最後は突き放したのだ。

見た以上の楽勝であり、中京の勝利に一点の疑いなどない。

これまで以上に完璧な競馬ができるようになっていた。

 
菊花賞

フィエールマン

キャリアの問題よりディープが勝った意義

どんなにスローでも、レースの上がりが33秒台にはならないが、出走馬の半数近くが33秒台の上がりを繰り出していた。

1800のみのキャリアもその圧勝馬やその重賞勝利馬が勝ってきた歴史を考えると、サクラスターオーの例を取り出すまでもなく、休み明けが軽視の対象になるのもまたおかしい。

だから、散々これまで蹴散らされてきたディープ産駒が勝利したことの価値を、再評価すべきなのである。

ダンスインザダークが誰も使えない脚で抜け出してきたように、フィエールマンもまた、ディープの万能性と底力を示したのである。

 
ジャパンC

アーモンドアイより父ロードカナロア

アルカセットはキングマンボ直仔

ホーリックスの2着オグリキャップはネイティヴダンサーの孫

日本の看板レースたるジャパンCの権威失墜は、語ることさえ憚れる惨状ではあるが、質が低下したわけではない。

面白くないだけなのだ。

それに引き換え、ネイティヴダンサー系が輝いたこのレコード決着の3戦は、JCらしくて魅力的である。

誰かと誰かを引き合わせるためのレース。

ハーツもオグリも、あの負けがあるからあの有馬があるのだと思う。

キセキに期待するは、今年の快走だろう。

同時に、そんな才能を同時に送り込んだ祖父キングカメハメハとその仔ロードカナロアにルーラーシップを讃えようではないか。

特にロードカナロアは、母父ストームキャットさえも凌駕する凄味を醸し出している。

 

コラム

ざっくり比較

読了までの目安時間:約 3分

 

ルメールにあってデムーロ兄にないもの。またその逆は。

様々データをひっくり返して調べ直してみたのだが、主だって2つ、相違点のようなものが見つかった。

重賞勝利数 9・13・14・20/11・13・18・15

GⅠ勝利数     1・4・4・8/ 4・4・6・4

<ルメール/デムーロ>(左から順に'15・'16・'17・'18の成績)

コンスタントに重賞を勝っているのはデムーロで、尻上がりに勝負強さを増してきたのがルメール。

この点はイメージ通りだろう。

ただ、重賞クラスになると、派手に活躍するのがデムーロという印象と、その結果には相違が見られる。

どう考えても、大ブレイクするのはルメールの方だ。

昨年の勝ち方は、どの角度から見てもえげつなさを感じさせた。

平場勝利数 72・124・131・143/75・79・100・98

特別勝利数     31・49・54・52/32・40・53・40

今度はどうだろう。勝ち星は数が違うのだから差は出るが、それぞれの割り合いの違いは、皆の印象通りではないだろうか。

至極単純な話に落とし込むと、午前中から元気なルメールと昼休憩後のデムーロ。

デムーロは3:1の割り合いのはずのレースの絶対数の対比に、'16、'17両年で、明らかな力の入れ具合の違いのようなものが結果に出ている。

ルメールは限りなく、3:1になりそうな勢いなのに対し。

おかげで、収得賞金がデムーロの方が下になるケースが現状で、40億3年連続キープのルメールは、名実とも、日本最高レベルの騎手と誇れる状況にある。

これに地方、海外の賞金と騎乗料以外も雑収入まで含めると、意外なほど、ルメールの方がやる気満々なことに気づかされる。

いや、細かなことは気にしないイタリアンらしいデムーロと、ここはすべきなのか。

でも、これは不変であろう。

4・2・1・1/3・4・2・2

勝ち星の比較で、ここ2年は両者ともに、純国産騎手を突き放している。

勝てないから仕方ないではない。勝ちたいと思う気持ちがに折り合いをつけつつ、結果にどう反映されるかという問題を、我々に突き付けている。

武者修行帰りの若手・中堅に見習うところは、案外多いはずだ。

 

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コラム

赤マムシを見つけろ

読了までの目安時間:約 3分

 

今はとにかく、日本人騎手に活力を取り戻してもらいたい。

例えば、金杯にまつわる元気になる話。

肝心のルメール、デムーロは不参戦だったわけだが、マーフィー騎手以下、それなりのメンツは登場した。

それでも、2014年にベリー・ルメールが同時ジャックし、前年はルメールが、翌年はベリーが、京都、中山で連覇した以外、熱量の度合いもあるのだろうか、外国人騎手が勝っているという記録は、少なくとも、今世紀に入ってからはない。

あとは、あのペリエ騎手が京都金杯で2勝したのみ。

その'95・'98・'13・'14・'15年に、何が起こったかを再調査したのだが、

フジヤマケンザン<香港国際C・GⅡ>

シーキングザパール<モーリス・ド・ギース賞>

タイキシャトル<ジャック・ル・マロワ賞>

ロードカナロア<香港スプリント>

ジャスタウェイ<ドバイデューティF>

ジェンティルドンナ<ドバイシーマC>

モーリス<香港マイル>

何かが起こる吉兆。歴史の扉が開かれるシーンと見事にリンクしている。

では、日本人騎手は1月に何を成すべきなのか。

2001年以降の1月開催の重賞レースで、外国人騎手が1度も勝っていないレースはひとつだけ。

'17年は、近年では珍しく、JRA所属の日本人騎手がパーフェクト。

2回京都開幕週に移ってからのシルクロードSのみ、外国人騎手は勝っていない。

15年前にスボリッチ騎手がキーンランドスワンで勝っている以外、ここは不毛地帯だ。

'04年はキングカメハメハ、ハーツクライのクラシック世代で、ウオッカ、ダイワスカーレットが産まれた年ではあるが、武豊、四位騎手らが後に運命を変える馬に出会うことと、妙なリンクする重賞制覇がこの月はあった。

池江厩舎のグレイトジャーニー、アグネスデジタルとウオッカの間を繋いだシルクフェイマス。

では、'17年は。

和田&ミッキーロケットのコンビで、稍重の日経新春杯を制覇。

根岸Sで、戸崎騎手の馬を差し切ったカフジテイクに騎乗した福永騎手。

オカルト的なようで、競馬の真理が具現化したシーンにも映る。

1月までは、大物の短期免許取得も少ない。

今年は外国人1人1勝で3重賞を制覇。重賞2勝・北村友一は特注だ。

 

コラム