共同通信杯2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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共同通信杯2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 15分

 

共同通信杯の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第56回共同通信杯
グレード重賞(G3)
日程2022年2月13日(日)
発走時間15時45分
開催場所東京競馬場
距離芝1,800m
コース左回り
賞金4,000万円
レコードタイム1:44.2

 

共同通信杯予想2022 - 過去10年のデータ傾向

朝日杯組は2着ばかり

ほぼ隔年のリズムで登場してきて、その半分が飛ぶといった感じ。
昨年は消えたが、その前のアドマイヤマーズは、堂々の2着で、勝ったダノンキングリーにクラシック路線の適性を斤量差・1kg増の死角以上の差を見せつけられながらも、結果としては、両者とも東京のマイルG1を勝ち取ったのだから、あの日の敗戦を悔いる必要のなかったアドマイヤマーズに、昨年のステラヴェローチェと重なるものを感じる。
言わずもがな、完封された相手はその年の年度代表馬となったあの馬である。

 

朝日杯組がステラヴェローチェだけでなく、その前のアドマイヤマーズ、ゴットフリート、イモータルら立場はちょっと違うけど同じ結果に終わったのは、先週の東京新聞杯で再度下から上がってきたイルーシヴパンサ―が、人気の秋華賞2着馬・ファインルージュに完勝の構図からも簡単に読み解ける。

いくら前走が条件戦でも、勝ち切るのは結構エネルギーはいるものの、結果格上だったとすれば余力は残る。

間隔が開いていたエフフォーリアは、よりタイトで高速戦も不良馬場も経験のステラヴェローチェよりも、単純に仕上げが簡単で、少しくらいなら追い込んでも問題なかった。
ところが前走がG1で好走馬となると、上がり目をもう一度生む必要があるから、完全に作り上げることは当然不可能。
こんな所でしっかり仕上げてしまうと、むしろ、肝心の本番で凡走、故障するような原因ともなりなねない。
成長期にある中でクラシック前哨戦の有力馬となった時、前走G1か否かの判断基準は、実力以上にシビアな視点で取捨する勇気は求められる。

 

隠れお宝枠の京成杯組を密かに交えるか、堂々と東スポ杯組をど真ん中で狙うかの選択が重要

まるで毛色が違うレースのようで、今年はついに、東京スポーツ杯から皐月賞直行のローテをイクイノックスがとってきたから、すでに直行組好走例のある京成杯勝ち馬の立場と同じで、かなりの重要度がある出世レースに数えられるわけだ。

しかしながら、共同通信杯と同じ東京スポーツ杯の施行条件である東京1800Mというのは、もはや、2000に耐えられるか1600までの馬であるのかを分類するために機能する条件ではなく、単純な競走馬としてスケール感を具現化するための舞台設定であるということは、昨年の結果を踏まえるまでもないところがある。

 

今年は京成杯組が有望という構図ともならず、また勝ったオニャンコポンから離された着差でゴールの馬しか参戦してこない。
東スポ杯組にしても、イクイノックスとその他で着差ほどの力差がないとできるかと言われれば、総合力勝負の東京中距離重賞でスローに展開するも、最後は完全に置かれてしまったから、もはや何着だったとしても大差ないだろうという見立てが大勢を占めるだろう。

 

ただし、東京スポーツ杯組で最先着のアサヒ、京成杯7着のサンストックトンは、それぞれが前々走の未勝利勝ちが東京1800でまずまず中身もあったから、軽視まではしたくない。
言い換えると、他の馬は買っても仕方ないだろう…、という消極的選択ともできる。
彼らは、関東圏の出走歴がないダノンスコーピオンに先着の可能性は大いにある。

 

 

条件戦といっても、負けて好走してしまうような馬を後で狙っても仕方ないから、素直に好走してきた有望株を買っていきたい

中山の葉牡丹賞組は、基本的には同コースの京成杯に向かうのが通例だから、負けていたダーリントンホールが接戦を制ししたのみ。
一方、百日草特別から間隔はちょっと開くこともあって、そこから直行の馬というのもまたちょっと少ない。
休み明けで天皇賞を勝つエフフォーリアだからこそ、ここでも能力全開だったと決めつけても問題はないか。

すると、暮れの阪神、中山の1勝クラスから、その相手関係というよりは自身のパフォーマンスがなかなかよろしかったという感じの伏兵評価の面々が、ボチボチ人気の同様ローテ組なり、オープンキャリアで人気になった面々らに伍してた戦えるようになるという、ごく一般的な解釈がこのレースの条件戦組にも当てはめられる。

 

ただし、このレースは東京スポーツ杯がまさにそうであるように、1戦1勝の正確な評価不能であるほぼノンキャリアに近いうぶな少年たちにもチャンスを与えてきた。
昨年は2着馬が皐月賞トライアルを制し、3着馬は西のオールカマーレース・毎日杯を快速レコード勝ちした後、ダービーもレコードで勝ち切った。

実は、それを含めてここ5年で4頭が馬券内。
バタバタ状態のドゥラメンテをインからセンス良く差し切ったリアルスティールの登場から、急に馬券内に取り込まれるようになった異例ローテの組は、とりあえず、彼らに共通の新馬1番人気勝ちは例外扱い、むしろ買いなのでは、という説に倣って、しばらくはトレンドであるから買い続けた方がいいか。

今年はそれに気づいて、敢えて2番人気勝ちのプレサージュリフト<牝馬はクイーンCに出られるから、除外2頭のみの出走枠漏れの不運がない限り、参戦はないか>を拾うのは、1番人気勝ち・ダノンベルーガ<こちらも新馬戦の内容は優秀>が出走意思がありそうだからより筋違いのように思うが、ハービンジャーなのでマイルよりは合うだろう<産駒のマイル重賞勝ちは28勝中でわずか4つ>という適当な理由で、(笑)決め手のある牝馬がいなくなってようやく台頭の若すぎるハーツクライ牡駒というスタンスで、様子を見ておきたい。

 

共同通信杯予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

本当は東京の1800重賞でなんか推したくないレディチャッター系のジオグリフではあるが、母もまた例外的存在だった。

ジオグリフの血統

 

自身のキャリア全てがダート7F以下であったドレフォンの産駒ということもあり、どういうスタイルで初期は展開していくのかと、初年度産駒たちを見守ってきたわけだが、正真正銘の最初の大物となったジオグリフは、出世レースにして、一昨年は無敗の桜花賞馬を送り込んだ札幌2歳S<芝1800?>の優勝馬として、種牡馬・ドレフォンの実績としても積まれることとなった。

ドレフォンは3歳でブリーダーズCスプリント<優勝した2016年はサンタアニタ開催>を制した立派なアメリカンスピード野郎だったわけだが、その父であるストームキャット産駒のGio Pontiというのは、北米では珍しい芝の世界レベルのトップランナーであり、時たま当時流行のオールウェザーコースでもG1ならば登場してきた。

中には、あのヴィクトワールピサが勝ったドバイワールドC参戦の記録もある。

だから、父は中距離型。
初期の活躍馬となったジオグリフは、輸入繁殖牝馬・レディチャッターから発展の社台系の有能なファミリーの中から生まれてきたわけだが、主流であるシャダイチャッター<レディチャッターの曾孫>の妹であるアンデスレディーから血を繋いできたラインの方が今は元気。

現にジオグリフがいるわけだから当然でも、直仔のオーバーザウォール、サンバレンティン、インティライミらが順々にターフを賑わせ、インティライミ・父スペシャルウィークはダービーの2着馬となった。
ディープインパクトの勝った年であるから、その姿はずっと今後とも小さいながらも、映像として再生されるだろう。
インティライミの一つ下のサンデー牝駒が、祖母にあたるナスカ。

母の走れなかった分を3番仔・アロマティコが取り返すように、合計6勝するものの、意外と牝馬の活躍馬が少ない一族にあって、秋華賞とエリザベス女王杯で、ジェンティルドンナ、メイショウマンボらの各3着に入った記録が光る。

重賞を勝つところまでは行くけれども、G1にはなかなか届かない…、という特性はそのままであるが、重賞未勝利で【0・1・3・11】という成績からすると、むしろ、前哨戦向き、ローカル専門の印象があった近親の活躍馬のそれと比べると、ずっと大勝負に向く性質が秘められていたことになる。

母父キングカメハメハの母父としての主な記録は、インディチャンプ<古馬マイルG1同一年連勝>、ブラストワンピース<有馬記念>、ワグネリアン<東京優駿>、ソダシ<桜花賞など>ということでもわかるように、父が全て違う馬から世代のエースが登場しているのだ。

まあ、最初の3頭は皆2015年生の黄金世代なのだが、ここ2年続けて桜花賞馬のBMSとなっている。
そう、エピファネイア最初の重賞ウイナーとなったデアリングタクトがその代表馬であり、流石に重複のある父ディープインパクトでも、アカイトリノムスメが秋華賞を制し、今度は何とも気の毒な形でワグネリアンが病死。

運命を分ける「被らない父親」が成功のカギとすれば、昨年はレジェンド級の活躍馬となったエフフォーリアが制したこのレースで、ジオグリフ自身のため以外にも必要な結果が求められてくるというか、期待させる何かを持っているとなる。
エピファネイアの初年度産駒の一頭がデアリングタクト、父が死んだ後にターフに登場した母父キンカメの活躍馬もやけに多い。
即ち、よく言われる最初の方の産駒かむしろ最後に近いところで登場の産駒のいずれかが、その中でのベストリザルトを出せという一般的認識にもかかるジオグリフは、最初から能力全開のクラシックとなって不思議はないのであろう。

 

共同通信杯予想2022 - レース展開と最終予想

 

朝日杯の内容に関しては、そこに至るまでは1000M通過が58秒台のレースなど全く経験していないところで、自分自身は59.5秒で通過して、そこからの上がりの末脚も上位入線の組と遜色なかったのだから、総合力のマイルでの限界を示したという結果と結論付けられる。

一方、札幌2歳S独走で証明した仕掛けた後の速さ、末の持続力に関しては、エンジンをかけねばならないところで、自身と似たように、マイルとしては平均的な流れに対応しきれずアタフタするドーブネに寄られる不利はあったとはいえ、パトロールビデオを見ていれば分かるが、案外真っ直ぐ走り切れていなかった。
今後、大いに成長して先行する力を身につけないと、この距離のタイトルを得ることは難しいのであろう。

高速のマイルから一転、勝手知る東京の1800Mに戻って、斤量で他馬と1kg増の不利をカバーできるかが焦点のジオグリフには、もう一つの武器がある。
それはルメール騎手が乗ることでも、我が家に戻ってきたもう半年以上経った木村哲也調教師でもなく、前述の血統の中にある。
早熟とは言い切れないレディチャッター系の馬であり、母アロマティコも夏の上がり馬として秋華賞に挑んだ経緯があるから、まだ早いのも確かだが、早熟スプリンターばかり出して不思議ないストームキャット直系で自身は北米スプリントチャンピオンになっているドレフォンを父に持つということも、このレースを制することに強気になれる要素としては弱いだろう。

ただし、アロマティコは1600では【0・1・0・2】で1800だと【3・1・1・7】という偏った戦績の持ち主だった。
重賞ばかり使われているという共通項こそあれど、勝てる条件では落としていないのは1800という馬。
2000M以上では【2・0・4・4】なのだから、キングカメハメハ×サンデーサイレンスの馬として珍しい傾向を示していたことになる。

他の同配合馬には、現役ではエプソムC優勝のダイワキャグニーがいて著名であり、ジャパンC繰り上げ優勝のローズキングダムや何と言ってもトンデモ野郎としてあっという間に天国に旅立ってしまった二冠馬・ドゥラメンテが過去にはいた。
どういうわけだか、キングカメハメハ自身がそうであったように、血統のイメージよりは長い距離の方がインパクトの強い競馬をする。
一方、皐月賞でワープするようにリアルスティールやキタサンブラックを置いてけぼりにしたドゥラメンテは、ようやく今になって、種牡馬しての成功の道筋を、タイトルホルダー・圧巻の菊花賞逃げ切り以降見せている。

1600の総合力勝負が合わないわけではないキングカメハメハの血を持つ馬は、意外なほどにマイル戦の大レースにフィットしないから、恐らく、チャンピオン級に育つ牡馬、牝馬、中には?馬<今は去勢されたダイワキャグニー>もいるが、安田記念やフェブラリーSにあまり縁のないキングカメハメハの産駒の傾向から、そうした大種牡馬の影響をいい形で受け入れる才能があるのだろうドレフォンが、今後どういう形で成功の道筋を立てるかとなった時、この共同通信杯は大きな分岐点になる。

実力も適性も証明しつつあるジオグリフに、この条件での変わり身や上がり目を求めることはできないが、何だかキツネにつままれたように今年重賞レース【0・1・0・6】<うち、1番人気は2着のファインルージュ含めて4度>と、寂しい感じになってしまっているルメール騎手にも、いい加減決めてもらいたい。
前述母父キングカメハメハの名馬たちが輝いた時、アーモンドアイ<インディチャンプ>、レイデオロ<ブラストワンピース>、ファインルージュ<アカイトリノムスメ>に乗っていたルメール騎手だから、この配合の馬にはあまり縁がなかったが、そういう流れにはもうない。
東京新聞杯のファインルージュも、G1好走後の休み明けの一戦と割り切れるから、同じような大幅体重増でなければ…、いや、前走が休み明けだったジオグリフは、仕上げの過程が違うはずだから、この点で結果に差が出るように思う。




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