シリウスステークス2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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シリウスステークス2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 15分

 

シリウスステークスの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第25回 シリウスステークス(GⅢ)
グレード重賞(G3)
日程2021年10月2日(土曜)
発走時間15時35分
開催場所中京競馬場
距離ダート1900m
コース左回り
賞金3600万円
レコードタイム1:54.7

 

シリウスステークス予想2021 - 過去10年のデータ傾向

 

小倉を使ってきた馬が多いの当然としても、最近は小回りのリズムに乗り切れなかった伏兵が、ゆったり回れるコースで巻き返すケースが増えた

 

逃げ馬であるメイショウワザシが、通常開催の2019年に、捲り合いにもめげず、前に行った強みで3着に粘ったという例が印象深い。

もうしばらくは中京でやることもないだろうが、昨年のように前が崩れるケースはダート戦では小回りでは見られるパターンなので、今年はあの展開を踏襲することはないだろう。

流れに乗れずに敗れた馬は、頭数が14頭と手頃で、前走の阿蘇Sより断然スムーズに立ち回れた差しタイプのトウシンイーグル<2014年・3着、7人気>も来ていて、あとは連軸期待の阿蘇Sの勝ち馬と、条件戦勝ち上がりの2頭。

うち一頭は、3年前に強引に後方から馬群を縫うように末脚を伸ばしてきたウェスタールンドだ。

 

今年は除外、回避馬も多めだから、オープンキャリアの浅い馬などに出番はない。

しかし、プロキオンSが1700M、それも小倉での開催であったから、何頭かは目ぼしいタレントが登場する。

当然、阿蘇Sのレースレベルの比ではないし、このレースを勝ったメイショウカズサは、今やJBCクラシックないしチャンピオンズCへの参戦で人気になって不思議ないスピードスターへと急成長である。

揉まれ弱さよりもスピード負けのサンライズホープとダノンスプレンダーらは、ある程度スタミナも問われるジャパニーズダート<砂競馬と同義>のステークスウイナーとしてなら、いつでも活躍の余地がありそうな、スピード寄りの高水準血統馬。

昨年の優勝馬はスピード優先のフェブラリーS勝ち馬にもなったカフェファラオ<後に芝重賞に挑戦>だから、雨を頼らずとも、出番はある。

3着はやけに多いが、前出阿蘇S組ばかりであるから、その辺りも柔軟に考えておきたい。

 

ハンディキャップの問題は、前走がどこだったか以上に案外重要

 

牡馬で重賞を勝っていれば、57くらいにはなってしまうのがこの手の重賞の大まかな基準。

複数回重賞好走であれば、それはほぼ確定。

かつ、56以上の馬が3勝しかしていないということは、即ち、3歳馬か古馬のオープンキャリアが浅い、もしくがその実績に乏しい馬ということになるから、本来は幅の広い解釈になるのかもしれないが、超例外のハードローテをものともせず勝ち切ったメイショウスミトモは、毎年何故か秋開催の頃に勝ち星を重ねた不思議な馬で、前年にはオープンクラス連勝をしていたような馬。

 

まあ、いちいちこんなタレントを探し出すべきなのは、夏の北海道などで特殊能力を発揮するスペシャリストを発掘したいと考えるべき場面に限られるが、夏の続きでもあるこの開催は、こういう傾向もないわけではない。

G1などで突如穴をあける馬でも、芝のハンディキャップホースらとも違い、有力馬が様々な理由で自在に動けず敗れた場面で、こうした視野の広げ方も重要であろう。

 

そのメイショウスミトモも後のタイトルホルダーであるアウォーディーも、交流重賞で力を発揮しきれずにここで全力を出したロードゴラッソも、55で勝っている。

勝った前後のキャリアが様々で、年ごとにレースのレベルにも差があることを踏まえると、大まか線引きとして、56以上の馬はやはり苦戦しており、重しとして実績上位馬を絡める形が合っている。

若い馬もどんどん伸びてくる時期というのもあるのだろう。

6歳以上は初ダートのヤマニンキングリー、ここで注目のメイショウスミトモしか勝っていない。重い馬は古馬が多いから、この線で穴狙いの筋立てをしていきたい。

 

1番人気のリスクとは?

 

カフェファラオとマスクゾロなどが、近走のオープン実績の通りに走ったほか、重い57.5でも重賞3連続連対としたクリノスターオーらが、ここで初めて阪神2000、中京1900を使われて、勝ち切ったという記録が印象的。

もちろん、若い3歳のダノンリバティ<2015年の2着馬>のような番組がないから仕方ない問題が発生する未知の馬が、アウォーディーと距離適性の差で勝負をつけられてしまうケースもある。

 

で、ほとんどの馬はあまり経験がない条件なのだが、今はこの中京1900ならば3歳のうちに経験することもある条件なので、昨年は京都1900で前々走勝っていたサクラアリュールが2着、中京でもこの距離を勝っていたエイコーンは3着と、勝ち馬以外で適性を見せた。

後のG1馬、前走はその舞台でかなりの一本被りとなっていたカフェファラオが、余裕残しで勝ったくらいならば、もはや小さな違いのようなものは問題にならないが、他の年の人気馬は、阪神2000のオープンよりもいくらか条件広く、様々なクラスに存在する距離だけに、使っていた馬は勝っていた方がいいと思える。

 

問題は格の違いが存在するのか否か。

G1好走歴もあるウェスタールンド、怪しげな展開でネコだましに遭ったような2着に終わったゴッドセレクションらが人気になりそうだが、パターンで行けば、変わった設定距離に適応できる経験も結果も十分にある2頭いずれもが、自信を持って戦える状況。

中では、古式ゆかしき叩き3戦目のウェスタールンドが、オジサン型の予想スタンスで推挙するなどあっても、いくらかは対応してきそうな実績があるので、こちらが人気でも崩れないだろう。

斤量が買い材料になるゴッドセレクションは、強気の先行がここぞの場面で目立つ中井騎手のお手馬だけに、速い展開までは作れないから、サンライズホープのうまくやり合えれば好勝負にはなるだろう。

 

シリウスステークス予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

 

改めて期待したい、快速ダート型の実力を見せつけられる左回り中距離戦に向くサンライズホープ。

 

 

わざわざ左回り適性に固執した表現をしたのには、実は浅い理由がある。(笑)

前走の結果に対する疑念なり、前々走の中京というのは、格上がりの場面でその次走がタフになるという傾向の通りと思いきや、案外、回りの適性である可能性について、ちょっとしたことでもなかなか興味深い性質がこの馬の母系と縁がある活躍馬から判明した。

 

彼の一族には、日本で種牡馬になったプリサイスエンドがいる。

カナダのウッドバインを中心に、主にクラシックシーンが始まる前に走ったよくみる早熟の傾向で、アケダクトのダート7Fの重賞を一つ勝っているという程度の戦績しかない一介のスピード型。

その父であるエンドスウィープは、フォーテナイナーの血を北米圏からスピード優先の日本などに広め、我が国では芝を得意とする決め手がある馬が活躍したが、芝のエース・アドマイヤムーン、ダートの帝王的存在だったサウスヴィグラスとも、主な産駒の活躍場所はマイル以下に絞られている。

 

プリサイスエンドはその中でもB級に等しいランクだが、日本では自身よりスケールの大きな完成も遅いG1好走馬を出している。

一頭は、ジャパンCダート2着、その他東京のダート重賞である根岸Sと武蔵野Sを勝っているグロリアスノア。

今よりもっとギラギラしていた矢作調教師が、脚元の戦いで苦闘を強いられた中、小林慎一郎騎手に多くの手綱を任せた初期の活躍馬の一頭だったが、そのJCダートの内容で馬主をやり合い、どうぞでは他の厩舎へやってくださいと追い出したあの馬である。

素人考えの馬主になど興味もない、その熱意がうまいこと周辺に浸透していかない「石破さん」状態の頃の話だが、この馬の左回り適性を見越したドバイ遠征は、全体では格下の割にはよくやったゴドルフィンマイル・G2で4着と、まずまずの結果だった。

その翌年、件の事象が発生する。

 

思えば、最近まではよく走っていたカフジテイクも、このプリサイスエンドの産駒で、フェブラリーS1番人気の3着が大レースの主な戦績。

その直前の根岸Sしか勝っていないから、常に人気になりすぎたが、グロリアスノアよりもっと切れ者のイメージで、今でも人気がある馬だ。

極端な追い込み向きの性質のせいで、直線が長い東京や中京しか活躍期は走らず、間に仕方なしという感じで盛岡やメイダンを使っていたような馬。

北米圏でもそういう競馬場は少ないから、捲れないタイプのダートでの出世はやはり難しいものだと感じた。

 

で、もう一丁。

サンライズホープの母の半兄にあたるサンライズベガも意外な性質を持っていた。

母のオーパスクイーンは、東京のG1で3勝のスペシャルウィーク。で、サンライズベガはその名の通り、その翌年にダービーを制したアドマイヤベガ。

実は、小倉大賞典が唯一の重賞勝ち鞍であるサンライズベガは、それに隠れて、新潟記念を2、3、2着と3連続好走した記録を持つ。

まるでナイスネイチャ<有馬記念3年連続3着>のようではあるが、条件馬の頃は東京でも走っていたし、オープン入りを決めた準オープンは、新潟記念直前の日本海Sという隠れ巧者なのである。

小倉では当たり外れはあったが、新潟は比較的得意。

ボールドルーラーのエースであるエーピーインディの直系子孫であり、それに絡む三冠馬のシアトルスルー、セクレタリアトのクロスが分厚く覆いかぶさった配合。

何だか歯痒かった小倉に比べ、今回は相手強化でも、もっとその前進気勢が活かせる可能性が大いにある。

 

シリウスステークス予想2021 - レース展開と最終予想

 

前回の小倉・プロキオンSは、先行型のライバルに有利な馬場状態により、不完全燃焼の結果に終わった。

道悪も本質的には快速決着も望むところと、筆者、推挙理由に大いに自信を持っていたのだが、突然、G3マイスターへと変貌を遂げたメイショウカズサに一段前のインで折り合われてしまい、その他のメイショウ軍団らも、1200で2勝していたトップウイナー相手に、雨が降って馬場が渋れば芝と同等の快速決着になる小倉戦で、さすがに本質的なスピード能力なり、現状の経験値の差をまざまざと見せつけられた一戦と見る。

 

ついていくのでやっとという感じで、幸騎手もさぞや大変だったことだろうが、その時と斤量据え置きの56は、条件戦時代に勝って負けたというライバル関係のドスハーツ<除外が濃厚も買っておきたい中京巧者>が54と考えると、重賞負けの一頭だけに苦しい面もあり、またこのレースの傾向からも妙味があまりない存在でも、立て直しにはベストに近い前々走圧勝の中京戦なので、その点はかなり強気に推せる材料となる。

 

重賞1番人気、実績では二枚以上は上のウェスタールンドを抑えての最上位支持で、それが今度は叩かれ人気になり、まだ謎の部分を秘める3歳馬であるゴッドセレクションがそれと競う状況は、力負けに見えた前走の後だけに、妙味がこちらで出てきそうだ。

快速のレースが小倉並みに連発した、開催激増の中京で、派手ながらも地味な展開で大きく差をつけたサンライズホープは、本来はもっと強いはずの馬。

昨秋から少々使い詰め<計8戦、これで9戦は近年では多め>の点は差し引く必要はあるが、小倉2戦はともに完敗で、叩き2戦目も完全なる二走ボケ惨敗。

 

いかにもボールドルーラー系らしいいい加減なところが、馬体重の大幅な増減なしに繋がっているはずと考えた時、適鞍で外す手はない。

大きく自信を持って、今度は自分の展開を幸騎手と共に作っていきたい。

正しく、前走で自信を打ち砕いたくれたあのメイショウカズサも、次走同じ小倉で酷い負け方をしている。

これも同じ系統のカジノドライヴ産駒。

 

似たような感じではないが、3年振りの当レース参戦となったウェスタールンドは、厳しい58もチャンピオンズCをその年に2着と快走。

ここに至るまでに、函館→小倉→シリウスSと来てみな連対だった。

今年は立場大違いも、小倉→函館→というローテで、休み明けからの3戦目と全く同じ。

レース場も距離まで違うから、直接比較はナンセンスだが、ダービートレーナー・佐々木晶三がその辺りを意識していないはずはない。

ゴッドセレクションも重賞を勝っていないのに54は少しもらいすぎで、後に東京大賞典3年連続制覇のオメガパフュームは、ちょっとの差でも53で勝っていたし、そもそも彼は古馬とは2戦目だった。

昨年のカフェファラオと同格とまではまだ言えず、ランク付けではひとまず先輩を立てて、無難に直下の▲としておく。

 

穴はやはり軽い馬。

レパードS惨敗からすっかり立て直されたと思われたライトウォーリアは、オープンで再び三度の完敗を喫してここに至るものの、勝ち星は京都と阪神に限られ、関東のローカル場の新潟、福島の戦歴と、あまり相性がいいようには思えない中山を差し引くと、【4・0・1・0】であり、母父サンデー系まで共通の本命馬と同様、同期のタピット産駒・アメリカンシードと同じように、広いコースを好む可能性がある。

東京ほどは先行型の単調さは死角として現れないから、4歳の不器用4勝馬のどちらかの出走は、是非ともお願いしたいところである。

 

 




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