輸送で分かる危険な人気馬

8月に入りました。ある意味、夏競馬の折り返し地点です。夏バテ、消耗などには注意が必要ですが、これが人気馬なら、消えて高配当を狙えるということになります。

この点から、輸送で分かる危険な人気馬の例を2つ。

  • 新潟・小倉への中1週使い
    滞在させているのであれば気にはなりませんが、輸送だとレース当日に消  耗で惨敗というケースも。タフな馬なら走りますが、人気なら見送りたい  パターンです。
  • 北海道への直前輸送
    少なくとも追い切りは当地で行いたいもの。水曜に美浦で追い切り、木曜  に出発、金曜に函館に入厩、土曜にレースではキツすぎます。こちらは、最近の実例も。
    例)
    7/30(土) HTB杯 2番人気トムディアマンテ→11着
    7/23(土) 駒ケ岳特別 2番人気セイレーンズソング→7着

ご存知かとは思いますが、直前の追い切り(通常はレースの週の水曜日)がトレセンで行われたのか、それとも当地(滞在)で行われたのかは、調教欄でご確認ください。

でも、こうして危険な人気馬を見送って、危険じゃない人気馬を厳選しておりますと、予想が堅くなってしまいます。

軸は人気を選んでも、このように危険因子を見つけて人気の相手馬の評価を下げる方法なら、人気ウスのヒモを本線で狙って高配当ゲットという手もありでしょうか。

※このコラムは、2005.08.03に発行したメールマガジン「馬券名人養成プログラム」に掲載したものです。