2009年【有馬記念】見解

中山「有馬記念」3歳上G1 芝2500M

以前ほど左回りが苦手という感じはしませんが、やはり一流のメンバーが揃うG1では明らかな着差となって現れます。

やはり4コーナーではモタれていたという天皇賞(秋)のドリームジャーニー。同じく府中のジャパンカップを見送って、ここ有馬記念にピタリと照準を合わせてきました。今秋一番のデキ。

秋緒戦のオールカマーではスローの展開で届かずの2着。久々で59キロ、もちろん本気の仕上げではありませんでした。ジョッキーも目イチのレースはさせていません。

しかし422キロの馬体に59キロを背負い、グンと伸びた直線の脚はさすが。力は見せ付けたと思います。

今回はさすがにスローはないでしょう。3コーナーあたりから先行・中団の馬が前を捉えにかかってペースが一気に速くなる宝塚記念と同じ展開。

オールカマー、天皇賞(秋)ともにスローで泣かされましたが、最後にまとめて差し切ることを期待します。

オールカマーでドリームジャーニー、シンゲンの追撃を寄で付けなかったマツリダゴッホ。コース的にも時季的にもここが最高の舞台。

オールカマーを勝って天皇賞(秋)でボロ負け。グランプリホースとなった一昨年と全く同じ臨戦パターンです。

超ハイレベルのジャパンカップを0秒2差で激走した後遺症が残っていた昨年とは、もちろん違います。

フォゲッタブルは3600メートルのステイヤーズSから中2週。本来なら評価を落とすところですが、菊花賞でハナ差2着の吉田からルメールへの鞍上強化は見逃せません。

エリザベス女王杯では上がり32秒9でも届かなかったブエナビスタ。力負けではありません。ジャパンカップ3着のレッドディザイアとは秋華賞で差のない競馬。53キロなら上位入線の可能性もあります。

◎ドリームジャーニー
○マツリダゴッホ
▲フォゲッタブル
☆ブエナビスタ
△セイウンワンダー・イコピコ・アンライバルド

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