2022年チャンピオンズカップ予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

チャンピオンズカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

下半期のJRAダート王決定戦!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

チャンピオンズカップ2022

レース名第23回チャンピオンズカップ(G1)
グレード重賞(G1)
日程2022年12月4日(日)
発走時間15時30分
開催場所中京競馬場
距離ダート1,800m
コース左回り
賞金1億2000万円
レコードタイム1:47.6

2022年チャンピオンズカップ予想 - 予想オッズ/出馬表(馬柱)/出馬予定馬の馬体/想定騎手/最終追い切り評価(枠順確定)

チャンピオンズカップ2022の予想オッズと登録馬

枠番馬番出走予定馬騎手性齢斤量予想オッズ人気1週前追い切り最終追い切り
11グロリアムンディR.ムーア牡457.07.63栗東・CW・重(亀田)
6F 79.8-65.1-51.5-37.2-11.5(一杯)
栗東・CW・重(亀田)
6F 80.7-66.3-51.5-36.8-11.5(一杯)
12サンライズホープ幸 英明牡557.049.510栗東・CW・良(水口)
6F 83.4-67.2-52.6-37.9-11.6(一杯)
栗東・坂路・重(森裕)
800m 53.0-38.3-24.4-12.0(一杯)
23ハピ横山 典弘 牡356.021.96栗東・CW・重(横山典)
7F 98.0-66.6-52.1-37.0-11.5(直強め)
栗東・坂路・重(横山典)
800m 52.9-38.2-24.9-12.5(馬なり)
24スマッシングハーツ鮫島 克駿牡657.0128.612栗東・坂路・良(助手)
800m 53.8-39.0-25.4-12.9(馬なり)
栗東・坂路・重(鮫島駿)
800m 56.9-39.3-24.4-12.1(馬なり)
35ジュンライトボルト石川 裕紀人牡557.09.34栗東・CW・良(藤岡康)
6F 85.3-69.4-53.7-37.5-11.2(一杯)
栗東・ポリ・良(助手)
6F 81.7-66.6-52.2-38.5-11.2(強め)
36レッドガラン斎藤 新牡757.0165.614栗東・B・良(斎藤)
6F 83.1-66.7-52.1-38.5-11.2(一杯)
栗東・坂路・重(斎藤)
800m 55.2-39.0-24.7-11.8(一杯)
47オーヴェルニュC.ルメール牡657.025.57栗東・CW・良(助手)
6F 79.8-64.9-51.2-37.8-12.6(一杯)
栗東・CW・重(助手)
6F 84.2-67.8-52.4-37.1-11.7(強め)
48サンライズノヴァ松若 風馬牡857.0147.413-栗東・坂路・重(松若)
800m 52.3-37.8-24.3-12.1(強め)
59ノットゥルノ武 豊牡356.011.85栗東・CW・良(今村)
7F 94.2-65.2-52.2-38.4-12.7(一杯)
栗東・坂路・重(武豊)
800m 52.1-37.6-24.1-12.0(馬なり)
510クラウンプライド福永 裕一牡356.06.62栗東・坂路・良(助手)
800m 52.7-37.6-24.0-12.2(一杯)
栗東・坂路・重(助手)
800m 51.0-37.1-24.5-12.7(一杯)
611バーデンヴァイラーD.レーン牡457.039.29栗東・CW・良(C.デムーロ)
6F 83.6-67.6-52.1-36.8-11.5(末一杯)
栗東・CW・重(助手)
6F 83.8-67.5-52.0-36.6-11.6(一杯)
612テーオーケインズ松山 弘平牡557.01.51栗東・CW・良(松山)
6F 82.9-68.2-53.7-38.2-11.6(強め)
栗東・坂路・重(助手)
800m 54.3-39.2-24.7-12.3(馬なり)
713シャマル川田 将雅牡457.032.18栗東・CW・良(川田)
7F 98.4-68.1-53.3-38.2-12.2(馬なり)
栗東・坂路・重(川須)
800m 53.6-38.8-25.0-12.1(強め)
714タガノビューティー石橋 脩 牡557.0115.111-栗東・CW・重(助手)
6F 79.3-64.5-51.2-37.6-12.3(叩き一杯)
815サクラアリュール酒井 学牡757.0241.816栗東・CW・重(亀田)
6F 83.7-67.2-52.4-37.6-11.8(馬なり)
栗東・CW・稍重(酒井学)
6F 85.9-69.0-53.7-38.8-12.0(馬なり)
816レッドソルダード丸山 元気セ457.0214.015栗東・ポリ・良(助手)
5F 67.9-53.1-38.8-11.2(馬なり)
栗東・ポリ・良(助手)
5F 66.1-50.5-37.4-11.2(馬なり)
脚質1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
逃げ馬3回0回3回19回12%12%24%
先行馬7回6回8回49回10%18.6%30%
差し馬8回9回6回94回6.8%14.5%19.7%
追い込み馬2回5回3回93回1.9%6.8%9.7%
枠順1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
1枠1回2回4回30回2.7%8.1%18.9%
2枠3回3回2回32回7.5%15%20%
3枠4回2回5回29回10%15%27.5%
4枠2回3回0回35回5%12.5%12.5%
5枠5回2回4回29回12.5%17.5%27.5%
6枠2回4回3回31回5%15%22.5%
7枠2回4回1回32回5.1%15.4%17.9%
8枠1回0回1回37回2.6%2.6%5.1%
種牡馬1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
ディープインパクト15回6回11回85回12.8%17.9%27.4%
ルーラーシップ14回13回15回138回7.8%15.0%23.3%
キングカメハメハ 13回13回10回96回9.8%19.7%27.3%
ハーツクライ13回12回10回102回9.5%18.2%25.5%
シニスターミニスター13回8回4回78回12.6%20.4%24.3%
キズナ12回10回10回81回10.6%19.5%28.3%
クロフネ10回8回15回70回9.7%17.5%32.0%
ダイワメジャー10回7回7回72回10.4%17.7%25.0%
ダンカーク10回7回7回47回14.1%23.9%33.8%
ヘニーヒューズ9回15回14回99回6.6%17.5%27.7%
人気1着2着3着4着以下勝率連対率複勝率
1番人気7回6回3回4回35%65%80%
2番人気2回0回1回17回10%10%15%
3番人気1回4回3回12回5%25%40%
4番人気3回0回0回17回15%15%15%
5番人気1回2回1回16回5%15%20%
6~9番人気4回6回6回64回5%12.5%20%
10番人気以下2回2回6回125回1.5%3%7.4%

2022年チャンピオンズカップ予想 - 過去10年のデータ傾向

中京に移設してから、連続好走が極めて高いハードルになったという事実

前の年と立て続けに連対したのは、昨年2着に入ったその前年の覇者・チュウワウィザードが代表例。
そのチュウワが勝った年の2着馬・ゴールドドリームも連続連対。

その他は、勝ったことのある馬か3着に若い頃入ったことのあるような、熟成された古豪が再び息を吹き返すことはあっても、前年優勝馬が中京開催分に限定すると【0・1・0・3】なので、そもそも、ダートのレースなのに連続参戦が少ないということと、昨年の2着の価値が怪しい6馬身差負けのチュウワウィザードは、勝ったテーオーケインズとの対比で、今年は我が身となる。
さて、この評価をどうするのか。一旦保留。

JBCクラシックウイナーが2勝しているものの、いずれも制覇の翌年以降の勝利

テーオーケインズの減点材料をもう一つ。
というより、チャンピオンズC勝ちの記録を否定するより、ずっと合理的解釈可能な要素と言える。

ホッコータルマエは5歳時に、一昨年のチュウワウィザードも同じ馬齢でこのレースを制したわけだが、JBCクラシックを勝ったのはいずれも4歳時。
前者は金沢の不良馬場、後者は浦和の渋馬場で大井巧者のオメガパフュームを際どく抑え込んだ。

一方、翌年も前走は両者ともJBCだったのだが、ホッコータルマエは盛岡の高速馬場をドバイ以来の実戦でひと叩きされ、一変。
前年は阪神開催時代であり、相手のキレが一枚上だった。
チュウワウィザードはJBC回避のクリソベリルに完敗だった翌年、クリソベリルに大井で敗れた後に、見事に逆襲して見せた。
以降の両者の関係性は、皆が知るところ。

要するに、潮目が変わるレースなのである。
潮目を変えられるのはJBCクラシック参戦の3歳馬だろうが、良馬場で盛岡らしい高速決着。
テーオーケインズは衰えていないし、4歳で勝ったその他唯一の存在であるゴールドドリームは、5歳時は回避も、翌年以降は渋とく連続2着。
常識的観点で、クラウンプライドだけがチャンスありの組だろう。

G1級のウイナーで最も信用できるのは、意外と川崎記念勝ちの馬

ホッコータルマエは1度目を制した秋に、このレースをただ一度制し、川崎記念でその後も連勝。
意外にも、チュウワウィザードもJBC勝ち→中京完敗→川崎記念圧勝…→チャンピオンズC快勝という流れ。

大体は消えるわけだが、路線のコンセプトとレース間隔が絶妙に、寒い時期とはいえ、2か月ほど開くから、砂の王道路線で、東京大賞典で楽だったか負けてしまったくらいの馬が川崎のタフな消耗戦を勝ち切ると、以降の展望が開ける。

流れとして、寒い時期の結果であるということが一定の適性の部分で、強調材料として暮れの時季にフィットするのかもしれないという以外、レースの性質がまるで違うので、適当に繋がるとは言えないわけだが、全くその舞台と縁のない馬ばかりの馬が中心の組み合わせであるから、変に2000くらいで能力全開の馬を狙う年ではないという考え方もあっていいか。

1番人気になるのはJBCクラシックを勝ったからであり…、という年以外は堅い

JBCクラシックを前走で制した馬が1番人気に推されたというのは、コパノリッキーの悲劇<4年連続挑戦でクラシックに出なかった年の3着があるのみ>に代表されるように、アウォーディーの2着があるのみで、4頭とも全敗。

ただし、アウォーディーを含めて、その他別ローテ組の1番人気馬は全て連対。
この時点でオートマチック切りのテーオーケインズという構図だが、アウォーディーが連に絡んだ理由を考えると、ここに至るまでダート無敗ということで、大不発の連覇失敗・クリソベリルの国内に限れば8戦8勝だった記録とよく似ているが、それは負けてる。

では、フェブラリーSは勝てて、中京では普通の馬になったコパノリッキーはどうだったかと言えば、春も元気なのに、秋も大きなレースを買っていつも挑んできていた反動があった。
帝王賞で遠征後の叩き台を快勝した反動が出たテーオーケインズは、昨年とは違って、JBCを快勝だったが、どこかしらでG1級のレースを勝っている馬がサンライズノヴァを除くと、まず3歳では勝てないジャパンダートダービー勝ちのノットゥルノくらいで、ほとんど未対戦の未知なる勢力に賭けるしかない状況では、崩れる図は無理筋であろう。

中京移設後は、どこかでG1と名乗る大レースを勝っている馬しか、このレースの優勝馬にはなっていない。
グロリアムンディやジュンライトボルトにはそのチャンスはあるとみて、底を見せていない馬や惜敗癖はあっても安定している馬を除き、そもそも、テーオーケインズは自滅以外には敗因が存在しないという組み合わせに思う。
重厚なライバルは年々減ってきていて、周囲が、チャンピオンズCはテーオーケインズのモノという評価であるから、こういうメンバー構成になっているように思うので、連覇以外の図はむしろ、あまりにも望み過ぎのように感じてしまう。

2022年チャンピオンズカップ予想- 出走予定馬の血統/成績/タイム

どう考えても、前回以上というほど相手が強化したわけではないので…

テーオーケインズの血統

3代母ピノシェットは、その母ピンクタートルが日本に来る前に産んだ最初の仔。
ピンクタートルがその後、オークス快勝のレディパステルの母になったわけだが、その発展性は、ストームキャット産駒である姉の方がいくらか有利に見える。

ナスルーラのクロスは当然、その直系であるトニービン・レディパステルの父 でも発生するが、ピノシェットの良いところは、ノーザンダンサーが遠すぎず、また濃いところに入ることのない位置に最初からあったから、ストームキャットの名はあっても、ストームキャットやその父ストームバードがクロスしない限り、余計な部分でクロスされることはない。

ということは、意図しないと掛からないから、自然と入ったシニスターミニスター×マキシムカフェで生ずる6×6・6は、母の代では掛からないため、一時的に分断された、見た目通りのアウトクロス。
その代わり、母母父ジェイドロバリーにより発生するミスタープロスペクターの5×4だけが顕在化し、鬱陶しい主流同士の交雑というような、種牡馬選定の邪魔になる要素がほとんどない。

とはいえ、シニスターミニスターはボールドルーラー系×ヴァイスリージェント系、母マキシムカフェはサンデーサイレンス系×ミスプロ系と、ナスルーラからヘイルトゥリーズンまでネアルコ総まとめであるだけでなく、他のファラリス系で最高のポジションを作るミスプロのラインもあるから、クロスしないだけで、味は決して薄まっていない。
それでも、北米圏でもノーザンダンサー系の同系配合が流行るようになり、実績のあるストームキャット系やヴァイスリージェント系の種牡馬が輸入される時代にあって、すでに、何でも付けられる万能種牡馬の可能性を、ダートG1の結果だけでなく、血統図の中でも証明しかかけている段階にあって、ムラな面を出すのはよくない。

母父マンハッタンカフェは、G2全戦馬券外の本番徹底型で、父とは違って、前哨戦から連勝のG1馬というのは複数登場しているが、シングルタイトルの馬ばかりだった。
母父に入ると、阪神でよく頑張ったソウルラッシュやテーオーロイヤル、実は同系で母父共通のメイショウハリオという感じで、ちょっとだけマンハッタンカフェっぽさが強く出ている傾向。
アウトサイダー色の強いマンハッタンカフェに、ようやく日本に浸透してきたスピード型のボールドルーラー・シアトルスルー系との組み合わせで、ハイブリッドタイプでいいとこどりの馬が今後また出てきて不思議ない。
テーオーケインズとメイショウハリオの果たした役割はあまりにも大きい。

2022年チャンピオンズカップ予想 - レース展開と最終予想

今更ながら、チャンピオンズC連覇を達成しようとも、それに価値があるようなクラスの馬ではすでにないという印象のテーオーケインズは、昨年圧勝した舞台で、更に勝機濃厚のメンバー構成とあって、前年を超える支持を集めることはほぼ確実。

第一、昨年の2着馬は前年覇者であるチュウワウィザードであり、今年帝王賞を制したメイショウハリオも参加していた。
チュウワウィザードは川崎記念を快勝後、ドバイワールドCで再び好走を見せた。
もう再戦は叶わないが、それに1秒の差をつけたテーオーケインズが、サウジC・1800Mに自信をもって挑戦するのは当然のこと。

そのサウジアラビア遠征は、揉まれるというかスピード負けというか、総合力の点で北米圏のトップホースや地元の北米血統馬などに全く歯が立たなかったものの、帰国初戦の平安Sは、さすがに相手が軽かったとはいえ、かなりの楽勝だった。

ところがローテ的にはほとんど無理のなかった中3週強の帝王賞が、いささか不甲斐なく、大いに不安にさせるものがあったから、困った感じに。
逃げるべきではないオーヴェルニュにペースを握らせてしまったことで、伏兵陣の捲りを誘発したことで悪循環に。
それを受けるしかない好位ポジションのテーオーケインズは、一応の反動もあったのだろうが、直線は余力なく、メイショウハリオやチュウワウィザード、まだまだ元気なオメガパフュームなどの差し馬勢の台頭を許してしまった。

フレッシュな状態であれば何もないだろうテーオーケインズは、休んで完全にリフレッシュされた盛岡のJBCクラシックを完勝。
3歳でドバイにも行って勝っていたクラウンプライドやパフォーマンスの振れ幅は若干大きいものの着順はいつも悪くないペイシャエス、ノットゥルノなど、前途の明るい挑戦者たちに何もさせなかった。

今回はそれらのうち、ペイシャエスを除いた2頭に加え、主に裏路線転戦でも好敵手と何度も対戦しているハピが登場。
無論、ハピらを破ってシリウスS完勝のジュンライトボルトや不振を急に脱したような勝負強さを前回見せたサンライズホープなど、出世そのものはやや遅れた同期の候補も登場してくるわけだが、残念ながら、まともに主役級は仕事をしたのでは、まるで相手になりそうな構成ではない。
外に出して、丁寧に追い出された時、他馬が食い下がっていきそうな雰囲気さえない。

であるからこそ、JBCクラシック勝利直後の馬が、悉く惨敗してきた反動という結果の積み重ねに対し、相手関係の面に不安がない以上、己の中にある明確な死角を見つけていく必要性は、一定レベルであるだろう。
最大の不安は、出が悪くて流れに乗れずに終わった昨年のJBCと終始万全のエースの競馬を体現したことのレースとの対比に、今年は妙にズブさが加わったことで、万全ではない可能性も秘めつつ、置かれる危険性はやや感じてしまう。

楽勝だった平安Sは、当然、全く仕上げていないことはないにせよ、意外な感じで、エンジンを全開にさせようとすると少々バランスを崩して、モタレながら後ろを少しずつ離していった。
爆発的な才能が3歳秋以降は、勝ちパターンとセットだったが、休み明けだった前走の盛岡JBCでも、相手を見た仕上げというかレースという感じで、追い出しのタイミングをかなり我慢していた印象。
追われてからは、体調がよかったのだろうが、前回に関してはまるで危なげのないエースの競馬だった。

力のある所を内容というより結果で示す、東京大賞典4連覇のオメガパフュームのような型が、少しずつ、古馬になって上手になる事で身についたとすると、あまりにも簡単なレースであるからこそ、意外な形で苦戦を強いられる可能性もあるのだが…。
中京は1800、1900では3戦無敗、全て古馬オープン完勝で、何となくオメガパフュームの大井適性と似た雰囲気。
他のコースならともかく…、という論法で、相手探しが本筋の一戦であろう。

宝塚記念以来のグロリアムンディは注目。
休み明けが合うとも思えないが、ダート路線のスタンダードである1800を中京でのみ使われ、もう少し長いところからダートでおろされた時の内容より、ずっと中身が濃かった。
奇しくも、今年の名古屋城S勝ち馬と昨年の勝ち馬との対決。
そんなものは最強馬決定の場面で重要な要素とはなりえないが<東海Sも開催されるわけだし>、アンタレスSでも調子落ちにも思えた状態で、着は外さなかったのだから、相手筆頭に相応しいだろう。
3歳秋からいい競馬ができるようになったことも共通点である両者に、今後のJRAダート部門を背負って行ってもらいたいという期待を込め、この伏兵を取り込んだ3連単を軸とした買い目を中心に据えたい。