NHKマイルカップ2019 展望

出てきてほしいのはこちらの方々。

アドマイヤマーズ

ダノンキングリー

ビーチサンバ

出てきそうな有力馬は他に、

ファンタジスト

ディキシーナイト

グランアレグリア

アウィルアウェイ

プールヴィル

権利取りが必要ないところでは、

ヴァルディゼール

ハッピーアワー

展開の読みは、出てくるその他の快速型の動向如何で大きく変化するが、最近は、極端なハイペースになったところで、全体の時計そのものが速いから、無茶苦茶な追い込みはバシバシ決まらない。

むしろ厄介�なのが、ここ数年のヴィクトリアマイルだとか、10年程前のこのレースで起こった雨によるトラックバイアスである。

これは外差しも決まれば、内残りも結構あるという厄介なもので、5月のレースだけに、まとまった雨量になることも決して少なくない。

ダイワメジャー産駒で、いかにもタフな展開を好みそうなシングスピールやリファール系の血を持つアドマイヤマーズには、これまであまり活躍はしてないまでも、見せ場はしっかり作る2歳王者らしい走りを、どの状況でも期待できそうだ。

差し馬となれば、当然ダノンキングリーを挙げねばならないが、再度、皐月賞でその2歳王者を完封するようだと、九分九厘ダービーに直行か安田記念以降の出番だろう。

実績上位馬に対し、昨年の前走2着馬のワンツーという結果に今年も期待した場合、ニュージーランドT組がかなりの混戦模様で、期待出来そうなアガラスやややテレンコの2勝馬ながら東京で強烈な上がりを使ってきたヴィッテルスバッハなど、ほぼ全員が賞金加算、権利獲りが必須。

明らかに、アーリントンCに今後は偏っていく傾向になるだろうし、東京時代のNZT復活の図が見えつつある。

昨年のようにレベルが高い年であれば、バラエティーに富んだ選択肢は存在するが、2歳重賞が増えた昨今、結果的にしても、重賞実績が重要になりつつある。

余裕が残っているかも重要だが、ポイントの本質は、スピード能力の質を重賞というフィルターで証明するべきという、対比する技量が今はファンに求められているように感じる。