宝塚記念2019 展望

おいっ!いいのがいねぇじゃねえか。

大阪杯GⅠ昇格の弊害以外にも、様々なレベル低下の理由はあるだろうが、まずは主要戦の好走馬について、考察をする。

有馬記念の上位3頭

①ブラストワンピース 大阪杯⑥→目黒記念

②レイデオロ ドバイシーマC⑥

③シュヴァルグラン ドバイシーマC②

レイデオロも昨年より怪しい感じだし、秋の消耗度合いを考慮すると、今年もパスすると思ったが…。

秋天のステップにするつもりだろう。

大阪杯

①アルアイン 金鯱賞⑤→

②キセキ 有馬記念⑤→

③ワグネリアン 東京優駿①→

秋のGⅠで好走した5歳馬が、同期や4歳世代に完封されていることは、しっかりと念頭において、力関係を吟味しないといけない。

昨年勝ったのは、突然春に絶好調となったミッキーロケット。パンチ不足…。

例年好勝負の2、3月重賞連対馬

*日経新春杯

①グローリーウェイズ →天皇賞(春)②

*アメリカJCC

②フィエールマン →天皇賞(春)①

京都記念

②ステイフーリッシュ →大阪杯⑬

中山記念

②ラッキーライラック →阪神牝馬S⑧→Vマイル④

金鯱賞

②リスグラシュー →QEⅡC③

日経賞

①メイショウテッコン →天皇賞(春)⑪

②エタリオウ →天皇賞(春)④

?? ああ、5歳馬とか、別路線の4歳馬が勝ったりとか、怪我とか…。

まあ、日経賞の2頭に1月GⅡの人気馬2頭、色々混ぜ合わせても、ここからは4歳馬しか浮上しない。

有馬記念のタフな内容をそのまま互換できないようなメンバー構成になりがちで、昔より、春のGⅠの重要度が低下。

生産者側というか、社台グループでもノーザンファームのほぼ独占状態であることも影響し、使い分けの果てに、このレースは脈なしだと絶対使わないという流れになっている。

無理に使ったのはジェンティルドンナくらい。これもJCとか、翌年のドバイに向けたステップといった使われ方であった。

調子重視、順調さの証明、中距離重賞の実績といったところが、人気の度合いとのマッチングで、七夕賞的妙味を生み出している。

ノーザンファームはずっとこのレースを勝てなかったことで知られる。

もう勝ってしまったし、日高の馬にもかなりのチャンスはあるだろう。

エアウィンザーは鳴尾使いなら脈ありだったが…。