POG反省会〜毎年6月の恒例行事

コアな競馬ファンにとって、毎年6月の恒例行事といえば、ドラフト会議よりも重要な、「POG反省会」なのです。

POG反省会(2019年6月)

今年も優駿じゃない方の競馬雑誌が6月号で特集しているPOGの写真資料を利用し、結果分析をするのだ。ちなみに、ダノンファンタジーグランアレグリアアドマイヤマーズロジャーバローズらの2歳春の写真は、写っていなかった。

ただ、サートゥルナーリアカテドラルシュヴァルツリーゼファンタジストリオンリオンラヴズオンリーユークロノジェネシスイベリスらの立ち姿はきっちりあったから、例年よりも、比較の仕方が容易な面は大いにある。

折角なので、無敗<だった>のクラシックホースについて、反省文を連ねたい。

サートゥルナーリア4月の時点ではもう完成されている印象で、馬格からして、同期の中で抜きん出ている。当然、育成部門の評価は最上級のもので、競馬をする前に、牧場の一番馬という位置づけ。だから、厩舎サイドのあれこれはあったが、皐月賞までは極めて順調な流れで勝ち進めることができた。

毎年思うのだが、馬のフォルムが一変するというのは、最初に使った後に持つイメージであり、仕上げたダービーの作りは、その使う前の姿といい意味で変化は少ない。

ならば、最初は目立たない馬の方が、激闘を戦い抜く上では有利なのだろう。ラヴズオンリーユーオークスに至るまで、一度も追い詰められた雰囲気が感じられないことで、伸びしろを重視した余裕残しの仕上げを繰り返してきた印象が強く、血統面の短所である筋肉質に出過ぎる性質は、早い段階から感じさせなかった半面、オークスだけ締めるところをしめただけで、完成度合いを今ベストに持っていかないように、ずっと成長するためのエネルギーを使わないような仕上げを心掛けてきたことを実証するかのごとき、1年で背も伸びたはずなのに、余計な肉だけ削って、長距離仕様の胴長に見せたから、最初から2400Mへのこだわりはなかったように思う。

それでもまだ、緩さを残している感じだから、昨年春との比較では、明らかに成長途上であり、本来のフォルムではないのだと確信した。大事に使わなければ…。

POG反省会(2018年6月)

今年のクラシックは、皐月賞や桜花賞を展望する段階で、1年前の見立てと大分異なる結果に終わるだろうことが見えていた。

例えば、ここ数年このPOGごっこの総括をしてきた筆者にしても、これでは…、という感じでほとんどお手上げの状況。

アーモンドアイという実に分かりやすいタレントが、写真付きで紹介されている以外、箸にも棒にも掛からないのでは、その他6500頭余りの血統から探し当てるより他はない。

当のアーモンドアイは、筆者史上3度目となる、桜花賞対抗評価のマイPOG馬による制覇を成し遂げ、ほとんど卒倒しそうな状況。

一度2着、シンハライトのパターンも対抗であり、オークスでの回収は叶ったものの、今度はチェッキーノを▲にして、夢のPOG馬のワンツーでやや煮え切らない結果に終わったことがある。

全力のラッキーライラック推しで、全く歯が立たない直線の攻防では、ほとんど大外しだ。

アーモンドアイという馬は、1年前の段階で、すでに完成度合いが違うといった佇まいであった。パワー全開でもおかしくない配合だけに、全体像は父がロードカナロアであることを示すようなやや胴の詰まった馬体ながら、あの決め手は、そんな体形でありあがら、トモの辺りの筋肉にも母父サンデーサイレンスの影響を感じさせるしなやかさが備わっていた。

いかにも、牝馬タイトル向きの決め手を秘めたマイラーのフォルム。だから、新潟の1400戦で下したのだろうが、これは失敗だった。

思われているより、末の持続力で勝負するタイプ。少しスマートに作れば、同期同士の対決で消耗戦にも対応できる馬だったことは、想像できなくもない。

一方、ラッキーライラック<オルフェーヴル×フラワーアレイ>ダノンプレミアム<ディープインパクト×インティカブ>エポカドーロ<オルフェーヴル×(ダイワパッション)−フォーティナイナー>ケイアイノーテック<ディープインパクト×(ケイアイガーベラ)−スマーティジョーンズ>ワグネリアン<ディープインパクト×キングカメハメハ×(ブロードアピール)>といったタイトルホルダー大多数が漏れてしまったが、低レベルではないと思う。

POG反省会(2017年6月)

某雑誌のPOG企画に必須アイテムとなっている「別冊2歳馬写真一覧」を、それが目的で今年も購入したので、では昨年のはどうだっただろうかと、ちょっと見返してみたのだが…。

筆者はその冊子の中から、ソウルスターリングという才能を見つけ、一目惚れしたというサインが残されていた。今にして思うと、社台ファームの生産馬は最近ではノーザンファームの数分の一程度しか活躍していないから、実質外国産馬のような存在である彼女に惹かれたというのは至極当然のことだったのだろう。

ヨーロッパのノーザンダンサー系が共通して持つ重厚さは、当時から480kg超えの体躯だったので、改めて記すまでもないことなのだが、やはり血統馬である。

稽古する前だから、幾らかまだシャープさを欠く場合の印象ながら、今期は当時より10kg以上削っているだけではなく、走る牝馬特有の腹がいい意味で切れ上がった体つきになり、正直別馬である。馬格に恵まれ、その上1年経ることで、競走馬らしいフォルムを作り出せたのは、名伯楽の腕だけではないだろう。

早来のノーザンファームのページには、煌びやかな血統馬の中に混じって、掲載された牡馬20頭の内、唯一の重賞馬・アルアインの姿がそこにあった。

ディープらしくないガッチリさで、当時はまだ500kg超えのパワー型。母がBC競走の牝馬スプリント王者ということとバネを感じさせる走りが魅力で、身が入ったら楽しみだ、云々と書かれているのだが、同期のライバルがあまりにも多いから、これが全然目立たない。

社台グループの活躍馬さえ、今年のクラシック路線で最初から期待されていたような存在は多くなかったことを物語るように、そうですかと聞き流す眼力のなさを反省しつつ、この時点で牡馬戦線の混戦は見せていたという印象は否めない。

何せ、リスグラシューやミスエルテは期待馬として紹介されているのだ。成長力を見抜けたかどうかが今季は重要だった。18クラシック組はオルフェーヴル産駒も登場し、その良血馬がまた好馬体を誇示していた。ハイレベルの予感もする。

POG反省会(2016年6月)

例年比3割増しくらいなところで収束し、上位勢の組み合わせに破綻は生じなかった今季の牝馬クラシック戦線。

ただ、メジャーエンブレム、ジュエラーが主役になるクラシックは想定されていなかったのか、200頭余りピックアップされた候補生の写真が載った冊子に、その姿はなかった。

良血シンハライトは、掲載されていた。ただ、今より気持ち多いだけの420kg台中盤の馬体は、血統馬らしい均整の取れたフォルムであっても、インパクトを欠いていた。

小さい馬はオークスでは強い。しかし、その個性がプラスになった結果、ここまで穏当な浮き沈みのない戦績に繋がったのだとすれば、未掲載の2頭は、やはり自力では彼女以上にあったのだと思う。

同じディープなら、クイーンC2番人気のサプルマインドの方が期待感はあった。一方、牡馬に関しては、血統も見栄えもエース級がわさわさいる状況。

リオンディーズ、サトノダイヤモンドの立ち姿からは、重厚ながら、しなやかさも感じさせる、今の高速クラシック向きの適性が見て取れた。

筆者は、シンハライトのような小柄が馬の伸びしろは推し量ることは、一定程度ならできるが、こういう、タフな競馬を好むだろう500kg近辺の総合力タイプの推挙には、いつも失敗してしまう。

ディーマジェスティは、ヘイルトゥリーズン系の同系配合馬で中型馬。背が伸びたせいか、今よりはっきりとがっしり型のブライアンズタイム的要素は、変化していると言えばそうだが、一変したわけでもない。

ちょっとは脚を長く見せるようになり、ディープらしさが加わった分だけ、あの高速決着への対応力も身に着けたということか。それらを負かしてダービー馬となったマカヒキも、牝馬マイルタイトルホルダー同様、その姿はなく、比較できず。

ラニは、サンデーサイレンスが肌の配合のせいか、ダート馬のイメージに囚われるものはなかった。仕上がり早でも速さは感じさせないが、先行型として成功する感じはしない体型というのは、血統の印象も含めて、概ね予測できた結果にも思える。最強世代は、軽い血統の方が距離が延びて強いことがある。

POG反省会(2015年6月)

ダービー、オークスが終了後、今年の思い残しはないだろうかと、昨年のPOG関連の記事を見返して、クラシックホースの1年前の姿を再確認してみることにした。

「やっぱり」今年大当たりだったマンハッタンカフェ産駒のほとんどは、写真掲載されることなく、母の名から血統でしか判断できない大多数の2012年産馬の中に入っていた。

桜花賞前までは多分に注目を集めていたルージュバックの姿も、他誌にはあったのかもしれないが、そこで見つけ出すことはついにできなかった。

一方、ノーザンファームの生産馬がずらりと並んだページの最初の方に名を連ねるドゥラメンテは、ポルトドートウィユやトゥザヴィクトリーの娘、キングカメハメハの半弟などに続くそれこそ第一グループに既に組み入れられていた。

今では、風変わりな茶色いメンコで耳も覆われているから表情の変化を見極めるのは難しくなってしまったのだが、どうも立ち姿に本質的な変化はないように思う。

体高云々は写真とテレビで見え方が変化するから断言できないが、本格的な稽古を始める前に今より10kg軽い程度の馬体重だから、フォルムに違いが出ることはない。

小顔で首は長く見せ、骨量豊かに映しつつもしなやかを兼備した胴長の馬体は、当時から異質さを漂わせていた。それがアンバランスに見えた筆者の眼力のなさは言うまでもないが、何とか百頭余の写真の中から厳選した30頭の中には入れることができた。

軽すぎても重々しすぎてもだめ。選ばれし馬とはそういうもの。

巻末の方には、ミッキークイーンの姿もあった。小さいのにバランスが取れてて、でもスピード型の胴詰まりの体。大物感なら、その下にいるリアルスティールの方が、ディープらしくて恰好いい馬なのだが。

ここらを拾えていないということは、相馬眼がないと言えるわけで、成長というファクターと調教で無駄なものが削られた後の姿を想像する力を身に着けなければと、今更だが猛省している。

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